トランプ政権前の本ですので、いろいろ世界情勢も変わっていますが、特筆すべきは中東の複雑な問題を非常に解りやすく解説している所です。
専門誌の様なご高説を垂れることなく、よくまとまっているのも良い点かと思います。
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知らないと恥をかく世界の大問題5 どうする世界のリーダー?~新たな東西冷戦~ (角川SSC新書) Kindle版
プーチン動く――ウクライナ、クリミア問題は世界のパワーバランスに大きな影響を与えた。ロシアVS欧米という対立構造は、かつての「東西冷戦」の再現だ。「敵の敵は味方」、「昨日の敵は今日の友」。敵を挟んで、まるで世界地図上で自国のエゴを実現するためのオセロゲームをしているかのような世界が、危険な一歩を大きく踏み出した。世界の大問題を知るためには、こうした国と国との位置関係による国際政治の「地政学」的観点を持つことが大事だ。私たちは何をすべきなのか? めまぐるしく変化する“世界のいま”を俯瞰する大人気シリーズの最新版にして、ウクライナ問題以降、最初の池上ニュース解説本。第2次世界大戦以降、最大の大国衝突の危機を池上彰が斬る!・新たな東西冷戦の始まり・大きく内向きになるアメリカ・EU混沌の主役はロシア!?・過酷な"アラブの夏"の深刻化・"物騒"になってきた東アジア情勢・小泉元首相も脱原発派に・アベノミクスはどこへ向かうのか?・自分なりの意見を持とう 【著者紹介】池上彰:ジャーナリスト、東京工業大学教授。1950年、長野県生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。1994年から11年、「週刊こどもニュース」のお父さん役で活躍。2005年よりフリーに。
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2014/5/9
- ファイルサイズ8613 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
ジャーナリスト、東京工業大学教授。1950年、長野県生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。1994年から11年、「週刊こどもニュース」のお父さん役で活躍。2005年よりフリーに。『知らないと恥をかく世界の大問題』シリーズが累計127万部突破。
登録情報
- ASIN : B00K7TB4PY
- 出版社 : KADOKAWA (2014/5/9)
- 発売日 : 2014/5/9
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 8613 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 190ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 193,598位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 677位角川新書
- - 1,560位政治 (Kindleストア)
- - 1,588位政治入門
- カスタマーレビュー:
著者について
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ジャーナリスト。1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリーに。今さら聞けないニュースの本質をズバリ解説。テレビでも大活躍中(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 池上彰の知らないと恥をかく世界の大問題37 イラスト図解版 (ISBN-13: 978-4047318229 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やはり良書。難しい世界の事柄も池上氏の視点でわかりやすく学ぶことができた。出版が8年前で古く、現在では変わっていることもあると思うので、その部分は再度自分で学び直す必要があるのには注意。シリーズの他の本もできるだけ早く読んで、知識をアップデートしたい。
2015年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容はいつも通り勉強になりましたけど、一番印象に残っているのは「あとがき」でした。
世界のルールが変った時に、はたして今の日本は生き残れるのか?
国際感覚を持たずに何を世界に発信していくのか?
政治や産業に、ではなく、日本人全体に警鐘を鳴らしている気がしてなりませんでした。
世界のルールが変った時に、はたして今の日本は生き残れるのか?
国際感覚を持たずに何を世界に発信していくのか?
政治や産業に、ではなく、日本人全体に警鐘を鳴らしている気がしてなりませんでした。
2014年6月24日に日本でレビュー済み
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池上流の解説は定義は大事、彼の主観からは静観すべきでしょう。もしくは彼の主義、思想を読み飛ばす。
私は彼の著作を何冊か読み、現代史の知らない事実を知り、驚愕しました。その点私は彼の著作を読み通して
収穫はあったと自負しています。
しかし本書を含めて彼の著作は彼の主張というフィルターを通して見ると非常にバイアスのかかった偏見があることも
否めません。
そして彼の一連の著作には同じ内容がかなり重複して出てきます。特に彼のバイアスのかかった主義、思想が溢れている。
どうしても人間はその住む国によって特有のバイアスが出てくるものであり、彼の人格を否定するものではありませんが、
どうか彼の一連の著作、特にその国の歴史を読み解く、他国との外交に関しては批判的に読んでいただきたい。
私は彼の著作を何冊か読み、現代史の知らない事実を知り、驚愕しました。その点私は彼の著作を読み通して
収穫はあったと自負しています。
しかし本書を含めて彼の著作は彼の主張というフィルターを通して見ると非常にバイアスのかかった偏見があることも
否めません。
そして彼の一連の著作には同じ内容がかなり重複して出てきます。特に彼のバイアスのかかった主義、思想が溢れている。
どうしても人間はその住む国によって特有のバイアスが出てくるものであり、彼の人格を否定するものではありませんが、
どうか彼の一連の著作、特にその国の歴史を読み解く、他国との外交に関しては批判的に読んでいただきたい。
2016年8月25日に日本でレビュー済み
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世界情勢についてニュースを聞くとしても、流れた情報だけを鵜呑みにするのは危険だ!と常々池上さんは言っている。自分で、起きた事象について判断する材料を出来るだけたくさん用意いした方がいいよと言っている。私の本を読むにしても、ニュースを読み解く、自分の判断をする材料にしてくださいね、といっている。徹底してジャーナリストなんだなと思う。
2014年10月20日に日本でレビュー済み
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2014年・5月、ジャーナリスト、東京工業大学教授、池上彰さんの著書です。
このシリーズも5冊目に入り(あるいは現政権への不満からか?)、一段と良くなってると感じました。
本書で出てくるトピックは、、
米国(オバマケア、スノーデン、シリア etc)、EU(ロシア、ウクライナ情勢、ドイツ、スイス、スコットランド etc)、
アラブ(シリア、イラン、サウジ、イスラエル、エジプト etc)、韓国(スーダンでの銃弾提供、ロビー活動、建国)、
China(防空識別圏、バブル、周永康)、北朝鮮(張成沢処刑)、
日本(福島、エネルギー問題、原発輸出、アベノミクス、TPP、消費税増税、靖国神社、特定秘密、辺野古移転 etc)。。。と盛りだくさん。
最新の話、メディアではあまり聞かないお話から、基本的なお話、過去のおさらいまであって、
シリーズを初めて読む人にも、かなり読みやすくできてます。
また、勘所がいいというか、結構、ポイントは押さえてあります。
浅広いタイプなので、読み方は、大事になるかな?と。
例えば、「景気をよくするためには消費税増税はタブーだと考える人は多いのですが、
税収を増やさなければ財政再建ができません。(P188)」とありますが、本書には、消費税増税はタブーという考え方は載ってません。
このように「こういう考え方もあるけど〜」とさらっと紹介して、スルーしていく箇所が多くあり、そこに池上さんの考えが窺えます。
しかしながら、ちゃんと、このような入口を沢山示してくれているわけですから、そこを学ぶか否かは読者次第です。
ネットについての否定的な記述については、「道具は使いよう」としか言いようがありません。
「ネットを活用するのか? or ネットに利用されるのか?」、それはアクセスする人次第ですし、
テレビ、新聞、雑誌、書籍、学校の授業 etcについても、同じことが言えます。
ちなみに、私の場合、「○○」で検索、次に「○○ ウソ」で検索したり、
「×× 賛成」で検索、次に「×× 反対」で検索。。。という具合に、「対」にして検索します。ご参考までに。
「日本は『大人の学力』は世界一」(P227)についても、「学力は使いよう」としか言いようがない。
基礎学力はあるけど、一般教養がない。だから、池上さんの本が売れるという現実。
。。。なんだか、「猫に小判」「豚に真珠」なんて言葉が頭に浮かんできて、悲しくなってきます。
池上信者になることなく、池上さんから多くを学んだり、学ぶきっかけを得たり、自分の思考回路や意見を鍛えていくのが大事。
最終的には、「選ぶ力」が付いていきます。
仮に、いい政治家がいたとしても、有権者にその政治家を選ぶ力がなければ、「猫に小判」「豚に真珠」で終わりますから。
評価は、読み手次第でより良くするスペースがあるということで、余白残して「☆4」とさせていただきました。
このシリーズも5冊目に入り(あるいは現政権への不満からか?)、一段と良くなってると感じました。
本書で出てくるトピックは、、
米国(オバマケア、スノーデン、シリア etc)、EU(ロシア、ウクライナ情勢、ドイツ、スイス、スコットランド etc)、
アラブ(シリア、イラン、サウジ、イスラエル、エジプト etc)、韓国(スーダンでの銃弾提供、ロビー活動、建国)、
China(防空識別圏、バブル、周永康)、北朝鮮(張成沢処刑)、
日本(福島、エネルギー問題、原発輸出、アベノミクス、TPP、消費税増税、靖国神社、特定秘密、辺野古移転 etc)。。。と盛りだくさん。
最新の話、メディアではあまり聞かないお話から、基本的なお話、過去のおさらいまであって、
シリーズを初めて読む人にも、かなり読みやすくできてます。
また、勘所がいいというか、結構、ポイントは押さえてあります。
浅広いタイプなので、読み方は、大事になるかな?と。
例えば、「景気をよくするためには消費税増税はタブーだと考える人は多いのですが、
税収を増やさなければ財政再建ができません。(P188)」とありますが、本書には、消費税増税はタブーという考え方は載ってません。
このように「こういう考え方もあるけど〜」とさらっと紹介して、スルーしていく箇所が多くあり、そこに池上さんの考えが窺えます。
しかしながら、ちゃんと、このような入口を沢山示してくれているわけですから、そこを学ぶか否かは読者次第です。
ネットについての否定的な記述については、「道具は使いよう」としか言いようがありません。
「ネットを活用するのか? or ネットに利用されるのか?」、それはアクセスする人次第ですし、
テレビ、新聞、雑誌、書籍、学校の授業 etcについても、同じことが言えます。
ちなみに、私の場合、「○○」で検索、次に「○○ ウソ」で検索したり、
「×× 賛成」で検索、次に「×× 反対」で検索。。。という具合に、「対」にして検索します。ご参考までに。
「日本は『大人の学力』は世界一」(P227)についても、「学力は使いよう」としか言いようがない。
基礎学力はあるけど、一般教養がない。だから、池上さんの本が売れるという現実。
。。。なんだか、「猫に小判」「豚に真珠」なんて言葉が頭に浮かんできて、悲しくなってきます。
池上信者になることなく、池上さんから多くを学んだり、学ぶきっかけを得たり、自分の思考回路や意見を鍛えていくのが大事。
最終的には、「選ぶ力」が付いていきます。
仮に、いい政治家がいたとしても、有権者にその政治家を選ぶ力がなければ、「猫に小判」「豚に真珠」で終わりますから。
評価は、読み手次第でより良くするスペースがあるということで、余白残して「☆4」とさせていただきました。
2014年9月7日に日本でレビュー済み
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これほどタイムリーな情報が載っている本とは思わず驚いた。
池上さんの本は色々と読んでいるが、社会人として物事を考える上で必要な情報がコンパクトにまとめられていると思う。
もちろん、より知りたい人は、そのような本を読めばいいだろう。これは、現代事情に関してまず、広く知ることができるので、一読を薦めたい。
インターネット上にある、推測や主観だけで書かれた数多くの記事を読む暇があれば、この本で、ファクトを掴む方が良いのではないだろうか。
池上さんの本は色々と読んでいるが、社会人として物事を考える上で必要な情報がコンパクトにまとめられていると思う。
もちろん、より知りたい人は、そのような本を読めばいいだろう。これは、現代事情に関してまず、広く知ることができるので、一読を薦めたい。
インターネット上にある、推測や主観だけで書かれた数多くの記事を読む暇があれば、この本で、ファクトを掴む方が良いのではないだろうか。
2020年1月5日に日本でレビュー済み
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多角的な見方がいかに大事か知らない事がたくさん書かれていることから学びました。