面白いスペースオペラが読みたくて、色々検索してる内に本作のレビューを見つけました。
曰く、老人と宇宙のスコルジーがスタートレック愛で書き上げたオマージュ?即買いです。
いやあ、面白かった。スタートレックは私世代では宇宙大作戦です。深夜番組だったので
(親からさっさと寝ろとのチェックが入らない場合)眠いのを我慢しながら見ていました。
本作を読んでいる間、あの、番組冒頭のナレーションが思い出されて懐かしいやら嬉しいやら。
内容は他のレビュアーさんのコメントどおりですが、人類の(読者の)想像を絶する荒唐無稽の面白さ、
ハチャメチャさが待ち受けている、驚異に満ちた物語です。
昭和世代のスペースオペラ好きのご同輩、即買いでまちがいなしです。

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レッドスーツ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 新書 – 2014/2/7
〈ヒューゴー賞/ローカス賞受賞〉
新任少尉が探査任務中の宇宙艦で直面した奇妙な謎とは!?
大人気〈老人と宇宙〉シリーズの著者が贈る冒険SF
銀河連邦の新任少尉ダールは、憧れの宇宙艦隊の旗艦イントレピッド号に配属される。未知なる宇宙への冒険の旅のはじまりだ。しかし、彼と新人仲間はすぐに艦で奇妙なことが起きていると気づく。任務でのクルーの死亡率が異常に高いのに、艦長たち上級士官はまるで死なず、緊急時には謎の装置に頼って問題を解決しているのだ。この世界では何が起こっているのか? 自分たちの命がなにものかに操られていると疑い、イントレピッド号の謎を解こうとするダールたちは、やがてとんでもない真実と直面することになる……。アメリカSF界屈指の人気作家による、宇宙冒険ユーモアSF。
新任少尉が探査任務中の宇宙艦で直面した奇妙な謎とは!?
大人気〈老人と宇宙〉シリーズの著者が贈る冒険SF
銀河連邦の新任少尉ダールは、憧れの宇宙艦隊の旗艦イントレピッド号に配属される。未知なる宇宙への冒険の旅のはじまりだ。しかし、彼と新人仲間はすぐに艦で奇妙なことが起きていると気づく。任務でのクルーの死亡率が異常に高いのに、艦長たち上級士官はまるで死なず、緊急時には謎の装置に頼って問題を解決しているのだ。この世界では何が起こっているのか? 自分たちの命がなにものかに操られていると疑い、イントレピッド号の謎を解こうとするダールたちは、やがてとんでもない真実と直面することになる……。アメリカSF界屈指の人気作家による、宇宙冒険ユーモアSF。
- 本の長さ342ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2014/2/7
- ISBN-104153350133
- ISBN-13978-4153350137
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2014/2/7)
- 発売日 : 2014/2/7
- 言語 : 日本語
- 新書 : 342ページ
- ISBN-10 : 4153350133
- ISBN-13 : 978-4153350137
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,021,690位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,577位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 65,915位新書
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トップレビュー
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2014年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初はSFパロディかと思ったけどこれはこれでなかなか・・・
スタトレIVを思い出しました
スタトレIVを思い出しました
2014年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絶望的な状況でも死なない主人公級の人たち。
死なないけど、いつも怪我したり疫病に侵されたり、その割に復活が異様に早い人物。
その周りの使い捨てキャラである、エキストラ達。必然的に、エキストラ達の死亡率は異様に高くなる。
この異常な状況に気づいたエキストラ達が、本書の主人公。生き延びるために足掻き始める。。。
いや、楽しめました。オススメです。
死なないけど、いつも怪我したり疫病に侵されたり、その割に復活が異様に早い人物。
その周りの使い捨てキャラである、エキストラ達。必然的に、エキストラ達の死亡率は異様に高くなる。
この異常な状況に気づいたエキストラ達が、本書の主人公。生き延びるために足掻き始める。。。
いや、楽しめました。オススメです。
2018年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スタートレックのマニア的知識があれば面白いですが、それでなければ面白くないとこ多すぎです
このネタは何なのかを、わざわざ調べながら見ないと理解できないトレッキー用の小説。
このネタは何なのかを、わざわざ調べながら見ないと理解できないトレッキー用の小説。
2017年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宇宙船に乗り込んだ士官がやがて奇妙な事実に気づき・・・というお話。
最初に読み始めた時は、よくある通俗SFかと思いましたが、ドンドン逸脱してメタフィクションの様な展開になり・・・という一筋縄ではいかない奇妙なSF小説でありました。あまり色々書くと、読んでいない人の興を削ぐ恐れがあるので書きませんが、かなり変な展開をする作品でした。何でも前述のスタートレック風のSFドラマを揶揄した作品だそうですが、それと同時にそういうSFドラマへの愛を感じましたが私だけでしょうか。SFではないですが、ジェニファー・イーガン氏の「ならずものがやってくる」を想起しました。
著者に関しては本書を読むまであまり知りませんでしたが、世界のSF界では割と名のある著名な作家だそうで、他の小説も読みたくなります。本書もユーモアSFに分類される様な変わった作品として一読の価値はあると思いました。
変なSFとして記憶に残るSF小説。機会があったらどうぞ。
最初に読み始めた時は、よくある通俗SFかと思いましたが、ドンドン逸脱してメタフィクションの様な展開になり・・・という一筋縄ではいかない奇妙なSF小説でありました。あまり色々書くと、読んでいない人の興を削ぐ恐れがあるので書きませんが、かなり変な展開をする作品でした。何でも前述のスタートレック風のSFドラマを揶揄した作品だそうですが、それと同時にそういうSFドラマへの愛を感じましたが私だけでしょうか。SFではないですが、ジェニファー・イーガン氏の「ならずものがやってくる」を想起しました。
著者に関しては本書を読むまであまり知りませんでしたが、世界のSF界では割と名のある著名な作家だそうで、他の小説も読みたくなります。本書もユーモアSFに分類される様な変わった作品として一読の価値はあると思いました。
変なSFとして記憶に残るSF小説。機会があったらどうぞ。
2024年1月17日に日本でレビュー済み
B級SF小説として、さくさくストーリーは進んでいたのに、ラストで台無しに…。
最後まで力技で押し切る度胸と気迫が作者になかった模様です。
おなじスタートレックのオマージュならば、映画『ギャラクシー・クエスト』がお薦め。
こちらはB級ではあるものの、制作者が「だからなによ?」と開き直って細部まで手を抜かず、
予算も相当に掛けて作られたB級映画の傑作でした。
最後まで力技で押し切る度胸と気迫が作者になかった模様です。
おなじスタートレックのオマージュならば、映画『ギャラクシー・クエスト』がお薦め。
こちらはB級ではあるものの、制作者が「だからなによ?」と開き直って細部まで手を抜かず、
予算も相当に掛けて作られたB級映画の傑作でした。
2018年7月6日に日本でレビュー済み
これはスタートレックのパロディー小説ではありません。何人かの人間が、もう一人の自分と時空を超えて出会い、それを契機に自分の生き方を見つめ直し、意味のある人生を生きたいと願うに至る、ロマンティックで切ない群像劇です。
中盤を過ぎるまで主人公的存在であったダール少尉とその仲間達が属する世界は、遙か未来の実在世界のはずですが、なぜか2012年にケーブルテレビで放映中の『イントレピット航宙記』という連続テレビドラマの影響下にあります。出来の良くない脚本に翻弄され、次々に仲間の命を奪われていくことに業を煮やした登場人物達は、この理不尽な状況がある種のメタフィクションであることに気づき、そこから脱却することを目指して大胆な行動を開始します。それがどういう結果を生むかは読んでのお楽しみ。
かなりトリッキーな構造の小説であるにも関わらず、終盤の展開は、読者をあっと言わせることを狙ってはおらず、作者の建設的な人生観や人間愛が滲み出た心温まるものです。
一つだけ若干ネタバレですが、もう一人の自分について。『老人と宇宙』で、主人公ジョン・ペリーは亡き妻キャシーのDNAから作られた女性兵士ジェーンと出会います。彼女は姿こそ最愛の妻と瓜二つですが、人格は全く別人です。経験と記憶が異なるから当然です。ジェーンは最初こそ激しくペリーを拒むものの、次第にもう一人の自分が生きた人生に惹かれ、自分の中のキャシーを愛おしく思い始めます。スコルジーはこういうパターンを好きなんでしょう。本作でも、しみじみと「もう一人の自分」を展開しています。
スタートレックの元ネタを知っている必要はないです。知っていれば尚楽しめますが、スタートレックのパロディーは本作の楽しみのほんの一部です。安心してこの妙ちくりんな世界で翻弄されてください。
中盤を過ぎるまで主人公的存在であったダール少尉とその仲間達が属する世界は、遙か未来の実在世界のはずですが、なぜか2012年にケーブルテレビで放映中の『イントレピット航宙記』という連続テレビドラマの影響下にあります。出来の良くない脚本に翻弄され、次々に仲間の命を奪われていくことに業を煮やした登場人物達は、この理不尽な状況がある種のメタフィクションであることに気づき、そこから脱却することを目指して大胆な行動を開始します。それがどういう結果を生むかは読んでのお楽しみ。
かなりトリッキーな構造の小説であるにも関わらず、終盤の展開は、読者をあっと言わせることを狙ってはおらず、作者の建設的な人生観や人間愛が滲み出た心温まるものです。
一つだけ若干ネタバレですが、もう一人の自分について。『老人と宇宙』で、主人公ジョン・ペリーは亡き妻キャシーのDNAから作られた女性兵士ジェーンと出会います。彼女は姿こそ最愛の妻と瓜二つですが、人格は全く別人です。経験と記憶が異なるから当然です。ジェーンは最初こそ激しくペリーを拒むものの、次第にもう一人の自分が生きた人生に惹かれ、自分の中のキャシーを愛おしく思い始めます。スコルジーはこういうパターンを好きなんでしょう。本作でも、しみじみと「もう一人の自分」を展開しています。
スタートレックの元ネタを知っている必要はないです。知っていれば尚楽しめますが、スタートレックのパロディーは本作の楽しみのほんの一部です。安心してこの妙ちくりんな世界で翻弄されてください。
2020年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に面白いが、トレッキーの方が内容に入れ込めるでしょう。