美しさ、知性、踊り、善良さ…眠れる森の美女が貰ったギフトと比べると、残念で自信のない「姫」。内弁慶で僻みもするし、わざと聡さを抑える節もある。
コンプレックスの一番は天狗であることなんだろう。だからと言って家族を否定はしない。英雄的な姫ではなく、等身大の高校生の物語である。
ただ穏やかに無条件に愛されながら、ゆっくり自分を受け入れて大人になっていく。
高い空から覗いたような広い世界、箱庭のような小さな町、ぎゅっと詰まっていて豊かなおとぎ話。
紅葉ちゃんや緑ちゃんの気持ちを考えて再読したくなる。

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町でうわさの天狗の子 1 (フラワーコミックスアルファ) コミック – 2007/12/21
岩本 ナオ
(著)
天狗と人の娘・秋姫たちの青春ファンタジー
緑峰山(りょくほうざん)の天狗の娘、秋姫(あきひめ)は、下界で母親と暮らしながら中学校に通っている。お山で修行にはげむ幼なじみの瞬(しゅん)ちゃんから、天狗になるための修行をするようにいわれるが、断り続ける毎日だ。そんな秋姫の心の中は、同級生の“タケル君”のことでいっぱいなのだが…。ヘンテコ青春ファンタジー、第1巻♥ 短編「手をとって、そのままで」も収録。
緑峰山(りょくほうざん)の天狗の娘、秋姫(あきひめ)は、下界で母親と暮らしながら中学校に通っている。お山で修行にはげむ幼なじみの瞬(しゅん)ちゃんから、天狗になるための修行をするようにいわれるが、断り続ける毎日だ。そんな秋姫の心の中は、同級生の“タケル君”のことでいっぱいなのだが…。ヘンテコ青春ファンタジー、第1巻♥ 短編「手をとって、そのままで」も収録。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/12/21
- ISBN-104091313930
- ISBN-13978-4091313935
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後まで読みましたがとっても好きな漫画でした。
絵がかわいい。
あとくそでかい愛…
絵がかわいい。
あとくそでかい愛…
2019年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
天狗のこども・・・見た目は普通のかわいい女の子
ちょっと力があるだけよく食べるだけ
天狗の修行に誘われているけど、天狗の修行するのかな
ちょっと力があるだけよく食べるだけ
天狗の修行に誘われているけど、天狗の修行するのかな
2017年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後まで読んでの感想としては、
繰り返し読みたくなる話です。
ありえないじゃんというよりは、
ありそうなカンジがなんとも面白いです。
もし、そうだったらという状況のなかで、
登場人物たちが、動き回るのが面白い。
でも、ないよねーという、現実感覚の欠如がないので、
リアルに感じます。
読み終わったあとでも、
いろいろ思い返してみたりするので、
つまりキャラが立っているということでしょうか。
佐藤さとる先生のコロボックルシリーズに通じるものを感じます。
無料部分だけでなく、ぜひ、最後まで読んでみてほしい作品です。
繰り返し読みたくなる話です。
ありえないじゃんというよりは、
ありそうなカンジがなんとも面白いです。
もし、そうだったらという状況のなかで、
登場人物たちが、動き回るのが面白い。
でも、ないよねーという、現実感覚の欠如がないので、
リアルに感じます。
読み終わったあとでも、
いろいろ思い返してみたりするので、
つまりキャラが立っているということでしょうか。
佐藤さとる先生のコロボックルシリーズに通じるものを感じます。
無料部分だけでなく、ぜひ、最後まで読んでみてほしい作品です。
2019年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
無料版で読ませてもらいました
心が温かくなりました
場所を問わず読めます
心が温かくなりました
場所を問わず読めます
2018年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1巻から12巻まであります。どこの本屋にも売ってなくてAmazonで買いました。
天狗がメインの話ですが、眷属の動物達や瞬ちゃん、友達達が魅力的。
本当に全巻まで話しがしっかり出来てて泣けるマンガなのでぜひ読んでみてください。
もっと早くに、このマンガに出会っていたかったです!
天狗がメインの話ですが、眷属の動物達や瞬ちゃん、友達達が魅力的。
本当に全巻まで話しがしっかり出来てて泣けるマンガなのでぜひ読んでみてください。
もっと早くに、このマンガに出会っていたかったです!
2017年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公は天狗と人間とのハーフという特異な設定ですが、周囲もナチュラルにそれらを受け入れる世界観は、優しさにあふれていてとてもいいです。ある意味、多様性が受け入れられる理想の世界ってこういうところなのかもと思ってしまいます。
周囲とちょっと違う「天狗の子」である自分に悩みつつも、それが思春期の普通の少女の悩みのように描かれていくので、自然に感情移入できてしまいます。
そして、ちょいちょい挟まれるギャグのセンスも最高。何回でも繰り返し読みたくなる作品。
周囲とちょっと違う「天狗の子」である自分に悩みつつも、それが思春期の普通の少女の悩みのように描かれていくので、自然に感情移入できてしまいます。
そして、ちょいちょい挟まれるギャグのセンスも最高。何回でも繰り返し読みたくなる作品。
2016年3月1日に日本でレビュー済み
とっても長生きな天狗の一人娘だけど天狗にはなりたくなくて、葛藤しつつ向き合っていくお話です。
でも、普段抱えてる悩みはそこらの中高生となんら変わりなくて、友達の些細な言葉に傷ついたり一喜一憂したりして、キュンキュンさせてくれます。
きっと、自分自身が当時抱えてた悩みとかコンプレックスとか、好きな人の事とかを思い出すからなんだと思います。
設定はリアリティ無いのに、登場人物の心の動きはすごいリアリティがあります。
でも、普段抱えてる悩みはそこらの中高生となんら変わりなくて、友達の些細な言葉に傷ついたり一喜一憂したりして、キュンキュンさせてくれます。
きっと、自分自身が当時抱えてた悩みとかコンプレックスとか、好きな人の事とかを思い出すからなんだと思います。
設定はリアリティ無いのに、登場人物の心の動きはすごいリアリティがあります。