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風と共に去りぬ (1) (新潮文庫) 文庫 – 1977/6/3
輝く美貌と、火のような気性の持主スカーレット・オハラが、南北戦争時代に波瀾の人生と立ち向い、真実の愛を求める壮大なドラマ。
- ISBN-104102091017
- ISBN-13978-4102091012
- 版改
- 出版社新潮社
- 発売日1977/6/3
- 言語日本語
- 本の長さ445ページ
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1977/6/3)
- 発売日 : 1977/6/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 445ページ
- ISBN-10 : 4102091017
- ISBN-13 : 978-4102091012
- Amazon 売れ筋ランキング: - 518,115位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
忠実に原作のままぽいところと、絵が風と共に去りぬにすごく合っている。一生に一度は読んでおきたい。
2014年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に感動的な物語で、映画より良かったと思う。長編ではあるが、気にせずに
引き込まれた。
引き込まれた。
2013年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生時代に映画を見て感動しましたので今回は文庫本を読んで感動を再び味わうことが出来ました。
2020年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結構痛み具合がひどいですね。
これは可のレベルでは?
他のお店だと良でわりと綺麗な本がきますけどね。
これは可のレベルでは?
他のお店だと良でわりと綺麗な本がきますけどね。
2017年4月12日に日本でレビュー済み
「風と共に去りぬ」という題名なら、文学を普段読まない人間でも聞いたことはあるだろう。私も文学を読み始める前からも名前は知っていたが、分量が多いこともあり、今まで読まずにいた。それから岩波文庫版が出たことをきっかけに、文学・哲学の世界に入って9年近く経ってから読み始め、そして三週間かけて読み終えた。
結論から言えば私はこの本を読んで、いい読書体験になったと感じている。古典の本を相応に読んできたと私は自負しているのだが、中にはなぜ歴史の淘汰を生き残ってきたのかという疑問を抱く作品、つまりは何らかの才能が感じられない作品に出会ってきたが、この作品については間違いなく才能があると私は断言できる。
才能といえどもそれは様々な形で現れるものだが、この作品にあたっては「筆力」と表現することができるのではないか。単に文体や描写力というのではなく、うまく表現できないが、雰囲気、いやオーラというものがあふれるばかりに込められている。それは様々な形であらわれる。南北戦争そのものの描写がその最もたるものだし、主人公の恋愛や主人公を取り巻く人々との軋轢、あるいは主人公の戦おうとする「意志」、そして予想できない展開、それらが、読者を物語の中へと引き込み、物語ものとして最も重要な要素である「ページをめくる楽しさ」を提供するのである。
濃厚なドラマであるこの物語は何より主人公に負っている。彼女は平凡な恋愛小説において見られるような天使であったり、聖女であったりするわけではなく、むしろ俗物である。意志の力が他の女は勿論、他の男の殆どより強いという点では一線を画しているが、それでも現実に言れば好感はもてないであろう人物である。彼女の抱く恋愛感情も天上的なものではない。それ故彼女が苦境に陥っても感情移入こそはするものの、応援したくなるという感情が読み手には湧かず、それが逆に物語を普通とは違った角度で眺めることに貢献している。
「恋愛においては両性ともにお互いを空想し騙しあう」というニーチェの言葉があるように、主人公の恋愛はどこかぬるいものがある、と私は読みながら感じていたが、それは決して作者の力量不足ではなく、そのことを踏まえた上で筆を進めていたことを物語の最後で知った時私はいたく感心した。
感じた欠点としては、冗長な部分があり(といっても1000ページを超える物語はたいていそうなのだが)、それゆえなかなかページをめくっても展開が進まないため、ついつい読み飛ばしてしまうことがあった。他にも探せばいくつかあるような気もしたが、重箱の隅をつつくようなことをするつもりはないし、したからといってこの作品の価値が減ずるものではない。
登場人物の大半は物語において翻弄されていく。戦争もそうだが、それ以上に人生の渦というものに。最初は比較的温和な雰囲気ではあったが次第に嵐が起こり、そこから皆生きようと奔走するようになる。そこには例外というものはなかったことを読み手は最後に知るのだが、それがまた実人生を描いているようでもある。何人も人生の渦からは逃れらない、というわけである。
結論から言えば私はこの本を読んで、いい読書体験になったと感じている。古典の本を相応に読んできたと私は自負しているのだが、中にはなぜ歴史の淘汰を生き残ってきたのかという疑問を抱く作品、つまりは何らかの才能が感じられない作品に出会ってきたが、この作品については間違いなく才能があると私は断言できる。
才能といえどもそれは様々な形で現れるものだが、この作品にあたっては「筆力」と表現することができるのではないか。単に文体や描写力というのではなく、うまく表現できないが、雰囲気、いやオーラというものがあふれるばかりに込められている。それは様々な形であらわれる。南北戦争そのものの描写がその最もたるものだし、主人公の恋愛や主人公を取り巻く人々との軋轢、あるいは主人公の戦おうとする「意志」、そして予想できない展開、それらが、読者を物語の中へと引き込み、物語ものとして最も重要な要素である「ページをめくる楽しさ」を提供するのである。
濃厚なドラマであるこの物語は何より主人公に負っている。彼女は平凡な恋愛小説において見られるような天使であったり、聖女であったりするわけではなく、むしろ俗物である。意志の力が他の女は勿論、他の男の殆どより強いという点では一線を画しているが、それでも現実に言れば好感はもてないであろう人物である。彼女の抱く恋愛感情も天上的なものではない。それ故彼女が苦境に陥っても感情移入こそはするものの、応援したくなるという感情が読み手には湧かず、それが逆に物語を普通とは違った角度で眺めることに貢献している。
「恋愛においては両性ともにお互いを空想し騙しあう」というニーチェの言葉があるように、主人公の恋愛はどこかぬるいものがある、と私は読みながら感じていたが、それは決して作者の力量不足ではなく、そのことを踏まえた上で筆を進めていたことを物語の最後で知った時私はいたく感心した。
感じた欠点としては、冗長な部分があり(といっても1000ページを超える物語はたいていそうなのだが)、それゆえなかなかページをめくっても展開が進まないため、ついつい読み飛ばしてしまうことがあった。他にも探せばいくつかあるような気もしたが、重箱の隅をつつくようなことをするつもりはないし、したからといってこの作品の価値が減ずるものではない。
登場人物の大半は物語において翻弄されていく。戦争もそうだが、それ以上に人生の渦というものに。最初は比較的温和な雰囲気ではあったが次第に嵐が起こり、そこから皆生きようと奔走するようになる。そこには例外というものはなかったことを読み手は最後に知るのだが、それがまた実人生を描いているようでもある。何人も人生の渦からは逃れらない、というわけである。
2004年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めて読んだのは女子高生の頃。主人公のスカーレットが全く
好きになれず、感情移入できなくて途中で投げてしまいました。
思えば、大人の女性とは、優しくて思いやりがあって控えめで
あるべきだと思っていた。
それは刷り込みでしたね、今にして思うと。
30代半ばの今読むと、叩かれても死なないゴキブリみたいな
(失礼)、本音のまま生きるスカーレットの強さがもう爽快!!
あきれつつ、感心するばかりです。
女性を主人公にした小説としては特異な、本当にユニークな小説
です。
好きになれず、感情移入できなくて途中で投げてしまいました。
思えば、大人の女性とは、優しくて思いやりがあって控えめで
あるべきだと思っていた。
それは刷り込みでしたね、今にして思うと。
30代半ばの今読むと、叩かれても死なないゴキブリみたいな
(失礼)、本音のまま生きるスカーレットの強さがもう爽快!!
あきれつつ、感心するばかりです。
女性を主人公にした小説としては特異な、本当にユニークな小説
です。
2017年10月14日に日本でレビュー済み
映画の作品があまりにも有名であるが、実は、映画より何倍も素晴らしい。この原作の重みや厚みに引き比べると、映画は少し単純に過ぎるというくらいに、この小説「風と共に去りぬ」は傑作中の傑作であると、言い切りたい。
戦争前の貴族的な暮らしから、敗戦後、転落から、歯を食いしばって復興を遂げる主人公スカーレットに襲いかかる災難の数々。生きて帰りさえすれば、必ず母が待っていて助けてくれると一途にタラを目指した彼女が、母の死と、痴呆状態の父と、病人となった妹たちと飢餓に苦しみ、畑に倒れこんで、一人泣くくだり、また、疲れて倒れながら眠りにつく瞬間に、先祖たちに励まされる声を聞いている場面など、生き抜く事の尊さが滲み出ていて切なくなる。戦前のアメリカ南部の貴族的風物詩的暮らしから始まって、背景は、戦争、人種問題、またこの時代に女が事業を興すという、どこまでも必死な女の得るものと失ううものの物語なんである。
戦争前の貴族的な暮らしから、敗戦後、転落から、歯を食いしばって復興を遂げる主人公スカーレットに襲いかかる災難の数々。生きて帰りさえすれば、必ず母が待っていて助けてくれると一途にタラを目指した彼女が、母の死と、痴呆状態の父と、病人となった妹たちと飢餓に苦しみ、畑に倒れこんで、一人泣くくだり、また、疲れて倒れながら眠りにつく瞬間に、先祖たちに励まされる声を聞いている場面など、生き抜く事の尊さが滲み出ていて切なくなる。戦前のアメリカ南部の貴族的風物詩的暮らしから始まって、背景は、戦争、人種問題、またこの時代に女が事業を興すという、どこまでも必死な女の得るものと失ううものの物語なんである。
2011年4月13日に日本でレビュー済み
風と共に去りぬは、有名な作品ですね。ちょうど、南北戦争前後の頃を描いた物語です。黒人奴隷の話も書いてあって、社会性のあるものです。このマンガやはり、見所は、スカーレットが、時代の波に翻弄されながらも、強くたくましく生き抜いていくところだと思います。作者の津雲さんの絵がうまいので、引き込まれること受け合いです。やっぱり、スカーレットは美女に描いてくれないと、見る気もなくなりますからね。その点、いい作者さんが、描いてくれたと思います。内容は、みんな知ってますよね。マンガですけど、かなりよく描けていて、良作だと思います。是非、自分の本棚のコレクションに加えてください。名作は、いつ読んでも、面白いものです。保存価値ありです。宝物のひとつに加えましょう。