レヴューの中には偏りがあるという意見もあるようですが、普段あまり親近感がない東欧のイメージをとらえるのには良書だと思います。ニュースでもこの問題はよく取り上げられましたが、本当にその実情を知ると、同じ女性として怒りが湧いてくるとともに、なぜこんなおかしな妄想に加害者側が捉われたのかということが明らかになっていきます。何より焦点を絞って書かれているので、東欧の歴史を知らない人でも比較的入りやすい本ではないかと思います。本自体も分厚くありませんので、かさばりません。ちょっとタイトルに引きますが、カバーを裏返しにして携帯するのもよいでしょう。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ユーゴスラヴィア民族浄化のためのレイプ 単行本 – 2001/5/1
このページの読み込み中に問題が発生しました。もう一度試してください。
- 本の長さ166ページ
- 言語日本語
- 出版社柘植書房新社
- 発売日2001/5/1
- ISBN-104806804541
- ISBN-13978-4806804543
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
1992年の旧ユーゴスラビアにおいて、「民族浄化」と称しイスラム教徒の少女や女性がボスニアのセルビア人兵士に妊娠するまでレイプされ、殺された事実をまとめ、明らかにする。
登録情報
- 出版社 : 柘植書房新社 (2001/5/1)
- 発売日 : 2001/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 166ページ
- ISBN-10 : 4806804541
- ISBN-13 : 978-4806804543
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,410,228位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 73位東欧のエリアスタディ
- - 9,849位政治入門
- - 206,070位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
3グローバルレーティング
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星5つ63%37%0%0%0%63%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星4つ63%37%0%0%0%37%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星3つ63%37%0%0%0%0%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星2つ63%37%0%0%0%0%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星1つ63%37%0%0%0%0%
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中にエラーが発生しました。ページを再読み込みしてください。
- 2018年4月9日に日本でレビュー済みAmazonで購入民族浄化にレイプを使う手法は、かつてもあったかもしれないが、現代でそれを告発されたのが、ユーゴスラビア紛争だ。この本では、その実態が詳らかに描かれている。普通の殺戮は、征服国の女性をレイプしてのち殺してしまうが、ユーゴではそうならなかった。女性は生かされ、妊娠するまでレイプされる。そして、中絶できなくなってのち、元のコミュニティへと返される。女性には産む選択しかなく、生まれた子はレイピスト、敵国の血を継ぎ、祝福はされない。女性は育児を拒否、コミュニティは当惑する。この瞬間から、古い共同体の崩壊ははじまり、一つのジェノサイドとなる。これほどの悪意は、そうはなかろう。東欧の民族・宗教対立の救いがたさを描いた本でもある。