バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版 Blu-ray
フォーマット | Blu-ray, 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | クリスティーネ・カウフマン, CCHパウンダー, モニカ・カローン, ジャック・パランス, マリアンネ・ゼーゲブレヒト, ダロン・フラッグ, ジョージ・アキラー, パーシー・アドロン |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 48 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
"20年たった今も、彼女たちはあなたを呼んでいる。
【解説】●『バグダッド・カフェ』って?
〔ニュー・ディレクターズ・カット版〕までの20年間
●1987年に製作された映画『バグダッド・カフェ』〔オリジナル版=91分〕。アメリカ西部・モハーヴェ砂漠のモーテルにたむろする個性的な人々と、ドイツから来た旅行者ジャスミンの触れ合いが起こす小さな奇跡は、まるで自分もそこにいたかのように多くの人々の胸に刻まれ、斬新な映像と美しい音楽の魅力もあいまって、世界中に熱狂的なファンを生み出しました。 日本では『レインマン』『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』『ニュー・シネマ・パラダイス』ら多くのヒット作が並んだ1989年に公開され、全国で興行収入3億円の大ヒットを記録、当時のミニシアター・ブームを代表する一作となりました。“♪ア~~~~イ・アム・コ~~~~リン・ユ~~~~”というサビのフレーズが耳から離れない主題歌「コーリング・ユー」はアカデミー賞最優秀主題歌賞にノミネートされ、その後、80組を超えるアーティストがカバーするほどのスタンダード・ナンバーに。映画は観たことないけれど歌は知っている、という方も多いことでしょう。1994年には、オリジナル版よりも長い〔ノーカット版=104分〕が『バグダッド・カフェ〔完全版〕』としてリバイバル上映、新たなファンを呼んでまたまた大ヒットとなりました。そして製作から20年、この名作を後世に残すべく、パーシー・アドロン監督自らが再編集、なんと全てのカットについて色と構図(トリミング)を新たに調整し直し、最高に美しいバージョンの『バグダッド・カフェ 〔ニュー・ディレクターズ・カット版』が誕生しました。2008年のカンヌ国際映画祭で初上映され、2009年12月には日本でも劇場公開。大ヒットとなった東京を皮切りに、現在も日本の各都市での公開が続いています。そしてこの6月、ついにこの 〔ニュー・ディレクターズ・カット版〕がブルーレイ・ディスクでリリース。パーシー・アドロン監督自らが完成させたHDマスターの美しい画質が、ご家庭でも楽しめるようになります。
【ストーリー】アメリカ西部、ラスヴェガスとロサンゼルスを結ぶ長距離道路が通過する砂漠のど真ん中で、ドイツの寂れた田舎町ローゼンハイムから旅行にやってきた夫婦は喧嘩の果てに、妻のジャスミンは夫を残し一人で車を降りた。砂漠には不似合いのハイヒールと大きなトランクを引きずって歩き続けるジャスミン。そこからそう遠くはない、道路脇にたたずむ寂れたカフェ兼モーテル兼ガス・ステーション。そこでは女主人のブレンダが家族にもお客にも不機嫌に怒鳴り散らし、亭主さえも追い出したところだった。砂漠を歩き続けたジャスミンがやっとの思いで、その店にたどり着く。看板に書かれた文字は“BAGDAD CAFE”。ここから2人の女性の物語が始まる。"
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 17.2 x 14.2 x 1 cm; 140.61 g
- EAN : 4523215038973
- 監督 : パーシー・アドロン
- メディア形式 : Blu-ray, 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 1 時間 48 分
- 発売日 : 2010/6/26
- 出演 : マリアンネ・ゼーゲブレヒト, CCHパウンダー, ジャック・パランス, クリスティーネ・カウフマン, モニカ・カローン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (PCM)
- 販売元 : 紀伊國屋書店
- ASIN : B003G0EKKW
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 46,549位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,266位外国のドラマ映画
- - 4,596位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー

-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
主人公をカリフォルニア旅行中のドイツ人夫婦で喧嘩別れした超肥満の高年の女性に設定し、その女性が居座るカフェの店長をこれまた喧嘩別れしたヤンキーな黒人女性というキャラクターも配役設定のうまさである。いかにもひと騒動起こりそうなことが見え見え、それでも最後はお互いを理解しあっていく。途中途中でさりげなく笑わせてくれるのも演出のうまさではないでしょうか。
1960年代に西部劇の悪役俳優として名を馳せたジャックパランスが出ていたのには驚いたが、このカフェに居座る男として妙にいい味を出していて、最後はいい所だけをかっさらっていったという印象です。
プライム解除前に見つけて鑑賞。
砂漠の中で殺気立つ描写から、ジャスミンが浄化して少しずつ打ち解けてゆく流れ。
不思議と優しい気持ちや笑顔が染みわたり、癒やされる映画でした。
名曲Calling youは冒頭では夫を呼んでいると思ったのが、最後にはブレンダとジャスミンが呼び合っているように感じました。
初めは距離のある2人が、ミセス呼び→ミス呼び→呼びすてへと近づいていくのも素敵でした。
減点は最後にブレンダの夫は出てこなくてよかったような。
ディレクターズカット版のサービスなのかもしれませんが。
愛は与えるほどあふれる、欲しがるほど枯れる。
画面のなかに、人とモノが本当に絶妙に配置されるというか出入りするのが素晴らしい。サロモが弾くバッハの平均律は基本へたくそなんだけれど、ジャスミンが聴いてくれたC-Durのプレリュードだけは、ほんとうにステキな音楽になっていて、このあたりもこの映画の大好きなところです。
しかしハッピーエンドは流れを作るのに結構苦労します。
相当長いストーリーを描かないとハッピーエンドへの筋道が立てづらくなります。
対してこの映画は時間枠内にハッピーエンドへちゃんと導いています。脚本が上手ですね。
興行収益は5億円。製作費がその半額ですから成功した作品とは言えませんが後を引いた作品と考えれば製作者サイドは満足なのではないでしょうか?
未だに名作の一つとして数えられている点を考えると金字塔を打ち立てた作品と言って申し分ないと思います。
感情の流れは不安と退廃から始まって疑惑と打ち解け、幸福の絶頂からの失望、そして新たな希望という流れです。
大人なら楽しめる作品ですが多分子供だと退屈な作品でしょう。
以下ネタバレ気味になりますが重要なので書きます。
ホノボノとしたイイ話ではあるんでしょう。外部からやってきた「異人」がコミュニティを活性化させるというテーマは悪くありません。しかし、優等生的臭みもさることながら、「底辺の有色人種たちに幸福をもたらす女神である白人」という設定にはちょっと嫌なものを感じてしまいました。穿った見方のし過ぎですかね。
落としどころなど要らないんだなと思った。
中盤はシュールでクスッと笑えるポイントが散りばめられていて、コメディの演劇を見ているみたい。
終盤は音楽が鳴り響いていてミュージカルテイスト。ハッピーエンドで終わるのが良い。