すごく評価が高かったので気になって買ってみました。
少し期待していたんですが、それ以上に面白かったです。
今、二巻まで読んだんですが、人物の心情がほんとに人間らしくて先が読めない展開に引き込まれました
この先どうなるんだろうとほんとワクワクできました
おもしろくなかったら売ろうとも考えていたのですが、この作品は最後まで読んでみたいと思います!
けっこうグロテスクな部分がありますが、ここまで考えさせられる漫画にはなかなか出合えないと思うので、
気になっている方は購入してみることをお勧めします。

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寄生獣(完全版)(1) (KCデラックス) コミック – 2003/1/21
岩明 均
(著)
「人生、2度目の衝撃でした」??鶴見俊輔氏(哲学者)、驚愕!!
累計部数1000万部の大ベストセラー!
カラー原稿を完全カラー収録の完全版!
シンイチ……
『悪魔』というのを本で調べたが……
いちばんそれに近い生物はやはり人間だと思うぞ……
他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物。高校生・新一と誤って彼の右手に寄生したミギーは互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物と戦い始めた。
累計部数1000万部の大ベストセラー!
カラー原稿を完全カラー収録の完全版!
シンイチ……
『悪魔』というのを本で調べたが……
いちばんそれに近い生物はやはり人間だと思うぞ……
他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物。高校生・新一と誤って彼の右手に寄生したミギーは互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物と戦い始めた。
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/1/21
- 寸法15 x 1.9 x 21 cm
- ISBN-104063346641
- ISBN-13978-4063346640
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商品の説明
著者について
岩明 均
1960年7月28日生まれ。東京都出身。1985年、ちばてつや賞入選作品『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。『寄生獣』で第17回講談社漫画賞(1993年)、第27回星雲賞コミック部門(1996年)受賞。2003年より「アフタヌーン」にて『ヒストリエ』の連載中。
1960年7月28日生まれ。東京都出身。1985年、ちばてつや賞入選作品『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。『寄生獣』で第17回講談社漫画賞(1993年)、第27回星雲賞コミック部門(1996年)受賞。2003年より「アフタヌーン」にて『ヒストリエ』の連載中。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2007年12月8日に日本でレビュー済み
大学生の時にこの漫画に出会い、それから
10年近く経ちましたが未だにこの漫画を
超えるような、深く考えさせられた漫画に
出会えていません。
あの時から漫画に対する観念が変わりました。
アフタヌーンに出会って、今まで自分の読んでいた
漫画が急に幼く思えました。
それまでの私が漫画に求めていたものは
理想や憧れの世界で、現実とは違うものとして
楽しむものだと思っていました。
だけど寄生獣は全然かわいくないのに、
絵がきれいなわけでもないのに、
セリフやストーリーがとても自然に頭に入ってきて
本当に面白い漫画とはこういうものかとショックを
受けました。
作ったお話とは思えないほど、リアルで読者を
シラけさせません。
漫画とは子供が読むためだけのものではなく
漫画でしか表現できない人生観や宇宙観、哲学や人間の
心の謎を描き問うこともできるのだと感じました。
岩明先生は寄生獣の中でそれを具体的に
訴えているわけではありませんが、読んだ人は必ず
人間とは何であるかを考えさせられると思います。
そして化け物のミギーがかわいくて仕方なくなり、
田宮良子の本心が気になって仕方なくなり、
その時点で気が付きました。
人間だけが他の生物を気にかけるヒマな動物であり
心に余裕があることが最大の取り柄なんですよね。ミギー。
10年近く経ちましたが未だにこの漫画を
超えるような、深く考えさせられた漫画に
出会えていません。
あの時から漫画に対する観念が変わりました。
アフタヌーンに出会って、今まで自分の読んでいた
漫画が急に幼く思えました。
それまでの私が漫画に求めていたものは
理想や憧れの世界で、現実とは違うものとして
楽しむものだと思っていました。
だけど寄生獣は全然かわいくないのに、
絵がきれいなわけでもないのに、
セリフやストーリーがとても自然に頭に入ってきて
本当に面白い漫画とはこういうものかとショックを
受けました。
作ったお話とは思えないほど、リアルで読者を
シラけさせません。
漫画とは子供が読むためだけのものではなく
漫画でしか表現できない人生観や宇宙観、哲学や人間の
心の謎を描き問うこともできるのだと感じました。
岩明先生は寄生獣の中でそれを具体的に
訴えているわけではありませんが、読んだ人は必ず
人間とは何であるかを考えさせられると思います。
そして化け物のミギーがかわいくて仕方なくなり、
田宮良子の本心が気になって仕方なくなり、
その時点で気が付きました。
人間だけが他の生物を気にかけるヒマな動物であり
心に余裕があることが最大の取り柄なんですよね。ミギー。
2013年10月14日に日本でレビュー済み
僕の人生にとって最高の幸運は思春期にリアルタイムで「寄生獣」を読めたことだ。
90年代初頭に地球の環境破壊が問題視され「地球に優しい」というくそったれなキャッチフレーズのもと、環境保護、エコロジー運動が活発になった。
僕が中学生だった頃、エコロジー運動の一環として全校生徒で川辺のゴミ拾いや空き缶拾いという申し訳程度の「地球に優しい」行動をさせられた。
地球の環境を破壊するのは誰だ?人間だ。じゃあ人間の数が減れば地球の環境はよくなるのではないか?ゴミ拾い空き缶拾いなんてせずに人間を淘汰すればいいじゃないか。
今でいう中2病的な考えに至った僕が偶然書店で手にした「寄生獣」第1巻の冒頭にまさしく同じような文章があり、一気に最後まで読み、その後既刊だった3巻までまとめ買いした。
当時ドラゴンボールやスラムダンクを読んでいたクラスメートからはキモい漫画を読んでる変人扱いされたが、それでも僕は少年ジャンプの漫画よりも寄生獣にのめり込んでいた。
ミギーの印象的なセリフ「地球上で最も悪魔に近いのは人間だと思うぞ」に同感し、人間なんて悪魔だ、もっとどんどん戦争でもやって死んでしまえば地球は救われるんだ、などとあさはかなことを考えていた。
そして田宮良子=田村玲子というキャラの存在。私=寄生生物はなぜ生まれてきたかと哲学し続ける彼女にも、また共感した。人間はなぜ存在するのか、地球を破壊するために存在するのなら最初から誕生しなければよかったじゃないかと。
物語のテーマの深さとエンターティメント性の高いストーリー展開に惹きこまれて1年に2冊という刊行スペースに焦らされながらも僕はこの作品を最後まで読み続けたいと熱望した。
僕が思春期を終える年齢になって最終巻を読み終え、それまでの自分なりの人間の存在意義について、大きく変えさせられた。
「寄生獣」の作品内容をシンプルに書けばこうだ。
人間以外の生命による人間の存在への疑問から始まり、人間による人間の存在否定に発展し、紆余曲折を経て、最後に人間以外の生命による人間肯定によって幕を閉じる。
良い意味で、たかが人間なんて地球にとってどうでもいい存在なのだ。
人類が滅亡したところで地球が哀しむことはなく、人類が世界平和達成したところで地球が喜ぶわけでもない。
この漫画はたんなるカルトホラーではない。この先もずっと読み継がれていくだろう。
人間とは何か?自分とは何か?という誰もが通る哲学的な疑問に直面したときにはこれを読めばいい。
きっと心が救われ、人間を、自分を愛せる気持ちがもてるはずだから。
90年代初頭に地球の環境破壊が問題視され「地球に優しい」というくそったれなキャッチフレーズのもと、環境保護、エコロジー運動が活発になった。
僕が中学生だった頃、エコロジー運動の一環として全校生徒で川辺のゴミ拾いや空き缶拾いという申し訳程度の「地球に優しい」行動をさせられた。
地球の環境を破壊するのは誰だ?人間だ。じゃあ人間の数が減れば地球の環境はよくなるのではないか?ゴミ拾い空き缶拾いなんてせずに人間を淘汰すればいいじゃないか。
今でいう中2病的な考えに至った僕が偶然書店で手にした「寄生獣」第1巻の冒頭にまさしく同じような文章があり、一気に最後まで読み、その後既刊だった3巻までまとめ買いした。
当時ドラゴンボールやスラムダンクを読んでいたクラスメートからはキモい漫画を読んでる変人扱いされたが、それでも僕は少年ジャンプの漫画よりも寄生獣にのめり込んでいた。
ミギーの印象的なセリフ「地球上で最も悪魔に近いのは人間だと思うぞ」に同感し、人間なんて悪魔だ、もっとどんどん戦争でもやって死んでしまえば地球は救われるんだ、などとあさはかなことを考えていた。
そして田宮良子=田村玲子というキャラの存在。私=寄生生物はなぜ生まれてきたかと哲学し続ける彼女にも、また共感した。人間はなぜ存在するのか、地球を破壊するために存在するのなら最初から誕生しなければよかったじゃないかと。
物語のテーマの深さとエンターティメント性の高いストーリー展開に惹きこまれて1年に2冊という刊行スペースに焦らされながらも僕はこの作品を最後まで読み続けたいと熱望した。
僕が思春期を終える年齢になって最終巻を読み終え、それまでの自分なりの人間の存在意義について、大きく変えさせられた。
「寄生獣」の作品内容をシンプルに書けばこうだ。
人間以外の生命による人間の存在への疑問から始まり、人間による人間の存在否定に発展し、紆余曲折を経て、最後に人間以外の生命による人間肯定によって幕を閉じる。
良い意味で、たかが人間なんて地球にとってどうでもいい存在なのだ。
人類が滅亡したところで地球が哀しむことはなく、人類が世界平和達成したところで地球が喜ぶわけでもない。
この漫画はたんなるカルトホラーではない。この先もずっと読み継がれていくだろう。
人間とは何か?自分とは何か?という誰もが通る哲学的な疑問に直面したときにはこれを読めばいい。
きっと心が救われ、人間を、自分を愛せる気持ちがもてるはずだから。
2011年8月12日に日本でレビュー済み
評価が高かったので購読してみましたが、
既にデビルマンや幽遊白書(仙水編)を
読んでいたので、あまりインパクトはありませんでした。
絵も似た様な構図が多く躍動感もあまり無かったのが残念です。
話が進むにつれ主人公とミギーがどんどん変化し
魅力的になっていく所はよかったです。
既にデビルマンや幽遊白書(仙水編)を
読んでいたので、あまりインパクトはありませんでした。
絵も似た様な構図が多く躍動感もあまり無かったのが残念です。
話が進むにつれ主人公とミギーがどんどん変化し
魅力的になっていく所はよかったです。
2013年2月15日に日本でレビュー済み
人の脳味噌を喰らい、その人に成り代わり、『成り代わったモノを捕食し生きながらえる』寄生するイキモノ。
そいつに右手を浸食された主人公の物語。
尋常じゃないちからで相手をたたきのめしたり、放られた石とかをキャッチできたり。そんなイキモノは頭部を侵食できず、主人公と奇妙な共同生活を送ることになる。
名前は、ミギー。右手に浸食したから、ミギーw
そいつに右手を浸食された主人公の物語。
尋常じゃないちからで相手をたたきのめしたり、放られた石とかをキャッチできたり。そんなイキモノは頭部を侵食できず、主人公と奇妙な共同生活を送ることになる。
名前は、ミギー。右手に浸食したから、ミギーw
2008年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この漫画の面白さはテーマ性、メッセージ性の強さだけではありません
意外とバトル描写や心理戦が上手く描かれています
伝えたいテーマと漫画的なバトルの面白さが融合した素晴らしい作品です
あと作者の岩明先生、コマ割や演出がとてもシンプルな方です
これを味気ないと考える方もいるかもしれませんが、シンプルだからこそ一瞬の感情の浮き沈みやセリフにインパクトを出せているとも思います
ぜひ読んでみて下さい
意外とバトル描写や心理戦が上手く描かれています
伝えたいテーマと漫画的なバトルの面白さが融合した素晴らしい作品です
あと作者の岩明先生、コマ割や演出がとてもシンプルな方です
これを味気ないと考える方もいるかもしれませんが、シンプルだからこそ一瞬の感情の浮き沈みやセリフにインパクトを出せているとも思います
ぜひ読んでみて下さい
2018年3月31日に日本でレビュー済み
私は結構漫画好きで色々よみますけど
もっとも好きな漫画はと聞かれたら寄生獣と答えますね
ハンターファンの間ではユピーのモデルは後藤と言われているので有名ですね
ベスト10あたりには色々入り乱れますが
寄生獣は文句無しで面白いです
あまり漫画を読まない人ほど寄生獣は読んでほしいです
岩明先生の別の作品ヒストリエもおすすめです(こちらは万人受けはしないか)
映画は見てません
もっとも好きな漫画はと聞かれたら寄生獣と答えますね
ハンターファンの間ではユピーのモデルは後藤と言われているので有名ですね
ベスト10あたりには色々入り乱れますが
寄生獣は文句無しで面白いです
あまり漫画を読まない人ほど寄生獣は読んでほしいです
岩明先生の別の作品ヒストリエもおすすめです(こちらは万人受けはしないか)
映画は見てません
2006年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はこの『寄生獣』は今まで読んだマンガの中で1番素晴らしいものだと思います。
何が凄いのかというとマンガでしか表現できないような描写を描くことが上手で、「面白い」というだけではなく「人類とは、人間とは何なのか?」というのを深く考えさせられる内容だからです。
その中でもこの1巻は、「寄生生物の能力や特徴」や「寄生生物から見た人間はどのように見えるのか」という内容が多く、物語の単なる『始まり』に過ぎません。
この1巻を読んでいただいたのなら是非、最後まで読んでほしいです。
『寄生獣』は1〜8巻で一つの物語になっているので、最後まで読まずに終えた人は「作者が何を言いたかったのか、作者の本当に伝えたかったこと」と、いうのを知ることなく終わってしまいます。
何が凄いのかというとマンガでしか表現できないような描写を描くことが上手で、「面白い」というだけではなく「人類とは、人間とは何なのか?」というのを深く考えさせられる内容だからです。
その中でもこの1巻は、「寄生生物の能力や特徴」や「寄生生物から見た人間はどのように見えるのか」という内容が多く、物語の単なる『始まり』に過ぎません。
この1巻を読んでいただいたのなら是非、最後まで読んでほしいです。
『寄生獣』は1〜8巻で一つの物語になっているので、最後まで読まずに終えた人は「作者が何を言いたかったのか、作者の本当に伝えたかったこと」と、いうのを知ることなく終わってしまいます。