人が生きるためのどんなものが必要かと言う事を教えてくれます。
多分、本所だけ読んで理解できる問う事は傲慢でしょうが、ちょっと触れるように読むだけでもなかなか面白く考えさせてくれます。
おすすめです。

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謎の独立国家ソマリランド 単行本 – 2013/2/19
高野 秀行
(著)
第35回(2013年)講談社ノンフィクション賞受賞
第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞
BOOK OF THE YEAR2013 今年最高の本 第1位(dacapo)
本屋さん大賞ノンフィクション部門 第1位(週刊文春)
西欧民主主義敗れたり! ! 著者渾身の歴史的<刮目>大作 終わりなき内戦が続き、無数の武装勢力や海賊が跋扈する「崩壊国家」ソマリア。その中に、独自に武装解除し十数年も平和に暮らしている独立国があるという。果たしてそんな国が存在しえるのか? 事実を確かめるため、著者は誰も試みたことのない方法で世界一危険なエリアに飛び込んだ──。世界をゆるがす、衝撃のルポルタージュ、ここに登場!
プロローグ 地上に実在する「ラピュタ」へ
第1章 謎の未確認国家ソマリランド
1 ラピュタへのビザはどこで取得できるのか
2 ソマリ人は傲慢で、いい加減で、約束を守らず、荒っぽい
3 市場に札束がごろごろ
4 動物だらけの遊牧都市
5 世界でいちばん暑い町
6 海賊に拉致されたドイツ人と刑務所の海賊
第2章 奇跡の平和国家の秘密
1 ソマリランド観光案内
2 天変地異には要注意
3 知られざる覚醒植物カート
4 ソマリランドはなぜ治安がいいのか
5 ワイルド・イースト
6 だいたいソマリランド最高峰登頂記
7 ソマリランドが和平に成功した本当の理由
8 独立は認められないほうがいい?
9 「地上のラピュタ」は、ライオンの群れが作る国家
第3章 大飢饉フィーバーの裏側
1 ソマリア三国志
2 北斗の拳を知らずしてラピュタは語れない
3 世話役はカートの輸出業者
4 被差別民の意見
5 ハイエナには気をつけろ
6 アル・シャバーブの影
第4章 バック・トゥ・ザ・ソマリランド
1 奇跡の政権交代
2 ソマリの超速離婚
3 血の代償
4 ワイヤッブの裏切り
第5章 謎の海賊国家プントランド
1 海賊の首都ボサソ
2 氏族の伝統が海賊を止められない理由
3 籠の中のカモネギ
4 プントランドも民主主義国家?
5 ソマリランドの「宿敵」はこう語る
6 世紀末都市ガルカイヨ
7 謎の源氏国家ガルムドゥッグ
8 史上最大の作戦
9 続・史上最大の作戦
第6章 リアル北斗の拳 戦国モガディショ
1 モガディショ京都、二十年の大乱
2 世界で最も危険な花の都
3 剛腕女子支局長ハムディ
4 旧アル・シャバーブ支配区を見に行く
5 完全民営化社会
6 現場に来て初めてわかること
7 カートとイスラム原理主義
8 アル・シャバーブを支持するマイノリティ
9 アル・シャバーブはマオイスト?
10 すべては「都」だから
第7章 ハイパー民主主義国家ソマリランドの謎
1 戦国時代のソマリランド
2 「地上のラピュタ」に帰る
3 アフリカTV屋台村
4 ソマリランド和平交渉の全てを知る長老に弟子入り
5 ソマリの掟「ヘール」の真実
6 ソマリ人化する
7 世界に誇るハイパー民主主義
8 伊達氏の異能政治家・エガル政宗の恐るべき策謀
9 地上のラピュタを越えて
エピローグ 「ディアスポラ」になった私
第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞
BOOK OF THE YEAR2013 今年最高の本 第1位(dacapo)
本屋さん大賞ノンフィクション部門 第1位(週刊文春)
西欧民主主義敗れたり! ! 著者渾身の歴史的<刮目>大作 終わりなき内戦が続き、無数の武装勢力や海賊が跋扈する「崩壊国家」ソマリア。その中に、独自に武装解除し十数年も平和に暮らしている独立国があるという。果たしてそんな国が存在しえるのか? 事実を確かめるため、著者は誰も試みたことのない方法で世界一危険なエリアに飛び込んだ──。世界をゆるがす、衝撃のルポルタージュ、ここに登場!
プロローグ 地上に実在する「ラピュタ」へ
第1章 謎の未確認国家ソマリランド
1 ラピュタへのビザはどこで取得できるのか
2 ソマリ人は傲慢で、いい加減で、約束を守らず、荒っぽい
3 市場に札束がごろごろ
4 動物だらけの遊牧都市
5 世界でいちばん暑い町
6 海賊に拉致されたドイツ人と刑務所の海賊
第2章 奇跡の平和国家の秘密
1 ソマリランド観光案内
2 天変地異には要注意
3 知られざる覚醒植物カート
4 ソマリランドはなぜ治安がいいのか
5 ワイルド・イースト
6 だいたいソマリランド最高峰登頂記
7 ソマリランドが和平に成功した本当の理由
8 独立は認められないほうがいい?
9 「地上のラピュタ」は、ライオンの群れが作る国家
第3章 大飢饉フィーバーの裏側
1 ソマリア三国志
2 北斗の拳を知らずしてラピュタは語れない
3 世話役はカートの輸出業者
4 被差別民の意見
5 ハイエナには気をつけろ
6 アル・シャバーブの影
第4章 バック・トゥ・ザ・ソマリランド
1 奇跡の政権交代
2 ソマリの超速離婚
3 血の代償
4 ワイヤッブの裏切り
第5章 謎の海賊国家プントランド
1 海賊の首都ボサソ
2 氏族の伝統が海賊を止められない理由
3 籠の中のカモネギ
4 プントランドも民主主義国家?
5 ソマリランドの「宿敵」はこう語る
6 世紀末都市ガルカイヨ
7 謎の源氏国家ガルムドゥッグ
8 史上最大の作戦
9 続・史上最大の作戦
第6章 リアル北斗の拳 戦国モガディショ
1 モガディショ京都、二十年の大乱
2 世界で最も危険な花の都
3 剛腕女子支局長ハムディ
4 旧アル・シャバーブ支配区を見に行く
5 完全民営化社会
6 現場に来て初めてわかること
7 カートとイスラム原理主義
8 アル・シャバーブを支持するマイノリティ
9 アル・シャバーブはマオイスト?
10 すべては「都」だから
第7章 ハイパー民主主義国家ソマリランドの謎
1 戦国時代のソマリランド
2 「地上のラピュタ」に帰る
3 アフリカTV屋台村
4 ソマリランド和平交渉の全てを知る長老に弟子入り
5 ソマリの掟「ヘール」の真実
6 ソマリ人化する
7 世界に誇るハイパー民主主義
8 伊達氏の異能政治家・エガル政宗の恐るべき策謀
9 地上のラピュタを越えて
エピローグ 「ディアスポラ」になった私
- 本の長さ520ページ
- 言語日本語
- 出版社本の雑誌社
- 発売日2013/2/19
- 寸法3.5 x 13.8 x 19.5 cm
- ISBN-104860112385
- ISBN-13978-4860112387
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登録情報
- 出版社 : 本の雑誌社 (2013/2/19)
- 発売日 : 2013/2/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 520ページ
- ISBN-10 : 4860112385
- ISBN-13 : 978-4860112387
- 寸法 : 3.5 x 13.8 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 118,365位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 22,615位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。
早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。
「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションや旅行記のほか、東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。
1992-93年にはタイ国立チェンマイ大学日本語科で、2008-09年には上智大学外国語学部で、それぞれ講師を務める。
主な著書に『アヘン王国潜入記』『巨流アマゾンを遡れ』『ミャンマーの柳生一族』『異国トーキョー漂流記』『アジア新聞屋台村』『腰痛探検家』(以上、集英社文庫)、『西南シルクロードは密林に消える』『怪獣記』(講談社文庫)、『イスラム飲酒紀行』(扶桑社)、『未来国家ブータン』(集英社)など。
『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)で第一回酒飲み書店員大賞を受賞。
『謎の独立国家ソマリランド』(本の雑誌社)で第35回講談社ノンフィクション賞を受賞。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年10月26日に日本でレビュー済み
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2024年3月9日に日本でレビュー済み
ソマリアに関してここまで深く関わっている人は日本はおろか世界でもほとんどいないのでは?と思いました。現地の方とのカード交流会を通して現在ソマリアと呼ばれている地域の複雑な構造が分かりました。欧米的な感覚で世の中で見ているとなぜ色々な国で紛争が解決しないのか見えてこないのですが、ソマリアの方との対話を読みそりゃ欧米が外から色んなことしても解決しないし泥沼化するのは当然だなと深く感じました。氏族の構造なんて他の国じゃ絶対わからないですもん笑
2021年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
事実は小説より奇なり。実際にその世界に踏み込まなければ見えなかった事実。ソマリランドという国があることすら知らなかったが、本当にあったのだ! しかもそこに暮らすソマリ人たちも、その平和の保ち方も独特。これは、外から見ているだけでは決して書けない本だ。
2022年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
遠いアフリカにあるソマリランド、世界にはいろいろな国があって興味深く、読みました。私には遠いアフリカまで行く事もなかなか出来ないので,本で知らない世界を知る事ができました。
2022年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ソマリランドでは、2回の内戦を経た後は、平和を維持。2003年の大統領選挙では、わずか80票差で現職が勝利。一触即発という雰囲気になったが、対立候補は最高裁判所の判定を受け入れたので、暴力行為などは起きなかった。単純に字面だけを追うと、エジプトなんかよりちゃんとした民主主義国家なのだ。選挙制度などは、日本も参考にすべきではないかと感じたくらい。
それではソマリランドの人々は、平和を愛する牧歌的な人なのかというと、全く違う!まあ望んで平和を達成したのではあるが、平和的というより戦闘的であり、牧歌的とは真逆の人々。作品の中でも、「ソマリ人は傲慢で、いい加減で、約束を守らず、荒っぽい」と書かれているくらいだ。読み進めて浮かんできたのは、北斗の拳でバギーに乗って走り回っている連中か、サイヤ人のようなイメージ。実際、内戦時は、機関銃を設置したピックアップトラックが走り回っていたようで、まさにリアル北斗の拳、またはリアルマッドマックス。
そんな荒っぽい人々がどうやって内戦を終わらせて平和を達成し、維持してきたのか。著者はソマリランドだけではなく、海賊の拠点があるとされるブントランド、戦国状態の南部ソマリアも取材しており、分厚い本だが読み応えがあった。
それではソマリランドの人々は、平和を愛する牧歌的な人なのかというと、全く違う!まあ望んで平和を達成したのではあるが、平和的というより戦闘的であり、牧歌的とは真逆の人々。作品の中でも、「ソマリ人は傲慢で、いい加減で、約束を守らず、荒っぽい」と書かれているくらいだ。読み進めて浮かんできたのは、北斗の拳でバギーに乗って走り回っている連中か、サイヤ人のようなイメージ。実際、内戦時は、機関銃を設置したピックアップトラックが走り回っていたようで、まさにリアル北斗の拳、またはリアルマッドマックス。
そんな荒っぽい人々がどうやって内戦を終わらせて平和を達成し、維持してきたのか。著者はソマリランドだけではなく、海賊の拠点があるとされるブントランド、戦国状態の南部ソマリアも取材しており、分厚い本だが読み応えがあった。
2021年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近アフリカに興味があって買ってみました。
ソマリランドがピックアップされた内容になっていますが、隣国のプントランド、ソマリアといったソマリ人の暮らす地域も詳細に描かれており、興味深かったです。
著者自身の体験で説得力のある文章と、ソマリ人の歴史や文化が徐々に紐解かれていく構成は非常に面白いです。
ソマリの氏族を説明するのに日本の戦国武将をあてていて、日本人にも理解しすいように工夫されている点も素晴らしいと思います。
ソマリアの続編の本も出ているみたいなので、そちらも購読したいです。
ソマリランドがピックアップされた内容になっていますが、隣国のプントランド、ソマリアといったソマリ人の暮らす地域も詳細に描かれており、興味深かったです。
著者自身の体験で説得力のある文章と、ソマリ人の歴史や文化が徐々に紐解かれていく構成は非常に面白いです。
ソマリの氏族を説明するのに日本の戦国武将をあてていて、日本人にも理解しすいように工夫されている点も素晴らしいと思います。
ソマリアの続編の本も出ているみたいなので、そちらも購読したいです。
2021年12月11日に日本でレビュー済み
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現代の日本で生活していると、国家が露出してくることはほとんどないが、この本を読んで国家について考えさせられた。現地に溶け込んで捉えた圧倒的なルポルタージュだ。しかも、とことん面白い。
2017年3月1日に日本でレビュー済み
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高野さんの本は5、6冊読みました。アヘンのが一番好きです。その次は納豆。
このソマリランドのは、ちょっと値段が高いなと思いましたがレビューが良かったので買いました。しかし、他の本に比べて正直あまり楽しめなかったです。面白い事は面白いんですが、こんなに長くなくて良かったし、歴史もそんなに掘り下げられてもあまり興味が持てなかった。なかなか危ない所で、あまり自由に動けなかったみたいですし。でもソマリの氏族を日本の氏族に例えたのは、僕的にはありでした。たぶんアレがなかったらほんとに混乱して、かなり飛ばして読んだかもしれません。僕は頭があまり良いほうじゃないので。しかしそれでも、けっこう飛ばして読んでしまいました。
あくまで私の予想ですが、高野さんは今回かなりのお金を遣い込んでしまったので、採算を取るためにネタはあまりないけど色々重複させて内容を長くし、その分本を高くしたのでは。勝手な事言って申し訳ないですが、読みながらそんな事をずっと考えていました。なんか同じ事ばっかり書いてるように感じたんですもん。
あとこれもほんとにしょうもない予想ですが、高野さんがその後もソマリランドによく行くようになったというのは、現地に親しい(好意をよせている)女性ができたんじゃないでしょうか。私は読んでいてそう感じました。違いますかね?
男ってだいたいみんなそういう思考回路ですよね。
でも本の好みは別にして、たしかにこの値段に相当する内容はありましたね。そうとう調べてこんで書かれてますし。労力もお金も相当つぎ込まれた事だと思います。本当におつかれさまでした。また他の本も読ませてもらいます。
そんな感じです。
このソマリランドのは、ちょっと値段が高いなと思いましたがレビューが良かったので買いました。しかし、他の本に比べて正直あまり楽しめなかったです。面白い事は面白いんですが、こんなに長くなくて良かったし、歴史もそんなに掘り下げられてもあまり興味が持てなかった。なかなか危ない所で、あまり自由に動けなかったみたいですし。でもソマリの氏族を日本の氏族に例えたのは、僕的にはありでした。たぶんアレがなかったらほんとに混乱して、かなり飛ばして読んだかもしれません。僕は頭があまり良いほうじゃないので。しかしそれでも、けっこう飛ばして読んでしまいました。
あくまで私の予想ですが、高野さんは今回かなりのお金を遣い込んでしまったので、採算を取るためにネタはあまりないけど色々重複させて内容を長くし、その分本を高くしたのでは。勝手な事言って申し訳ないですが、読みながらそんな事をずっと考えていました。なんか同じ事ばっかり書いてるように感じたんですもん。
あとこれもほんとにしょうもない予想ですが、高野さんがその後もソマリランドによく行くようになったというのは、現地に親しい(好意をよせている)女性ができたんじゃないでしょうか。私は読んでいてそう感じました。違いますかね?
男ってだいたいみんなそういう思考回路ですよね。
でも本の好みは別にして、たしかにこの値段に相当する内容はありましたね。そうとう調べてこんで書かれてますし。労力もお金も相当つぎ込まれた事だと思います。本当におつかれさまでした。また他の本も読ませてもらいます。
そんな感じです。