デモテープをそのままアルバムにしたような印象。でもそれで流通するのだからいいか。学園祭、文化祭の延長的なバンドがほとんどをしめる現在。なんともこの現状はまずいのではないのか。メディアミックスで売れるのはいいのだが。本当に長くやるなら地道にライブやったほうがいいのでは。
アルバムはアコーステックテイストを前面に出したソフトロック&フォークミュージック。ミスチルみたいといえばいえないことはない。そこが『売れセンのストライクゾーンなら』。軟弱なAORに聞こえるものが多いので、もっとパワー注入したほうがいいのでは。
問題なのは安易に消費ブツみたいに音楽家を待遇している、その現実である。助走を長くしてじっくり育てた方がはやくつぶれないと思うよ。
10!点中8点