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姉飼 (角川ホラー文庫 123-1) 文庫 – 2006/11/10
遠藤 徹
(著)
蚊吸(かすい)豚(ぶた)による、村の繁栄を祝う脂(あぶら)祭りの夜。まだ小学生だった僕は、縁日で初めて「姉」を見る。姉は皆、体を串刺しにされ、髪と爪を振り回しながら、凶暴にうめき叫んでいた!
- 本の長さ172ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2006/11/10
- ISBN-104043838018
- ISBN-13978-4043838011
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 一般文庫版 (2006/11/10)
- 発売日 : 2006/11/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 172ページ
- ISBN-10 : 4043838018
- ISBN-13 : 978-4043838011
- Amazon 売れ筋ランキング: - 280,132位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グロいけど面白くて3時間で読んだ!
2014年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単純なストーリーゆえに、不気味な世界観に入り込みやすい。
謎が残っているけど、謎は謎のままでいい。
ホラーとはそういうものだし。
私が小説を評価する上で大切にしているのは、読後感が持続するかどうか。
まだそこまでは今わからないが。
謎が残っているけど、謎は謎のままでいい。
ホラーとはそういうものだし。
私が小説を評価する上で大切にしているのは、読後感が持続するかどうか。
まだそこまでは今わからないが。
2022年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初の数ページはわくわくした
でもどんどん萎んでいった
はっきり言って微妙です
でもどんどん萎んでいった
はっきり言って微妙です
2017年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初の数ページは「これはとんでもない小説だ!」と思ったのだが、読後感は思ったより平凡な印象。
設定は確かに非凡であり、この人にしか描けない独特な悪夢のイメージがあるのだが、ストーリー運びは平凡であり、多くの読者は途中でラストが予測できるであろう。これだけ滅茶苦茶な設定で、ラストが予測可能って逆に凄い。
審査員の高橋克彦は、「ひょっとして75点かもしれないが、もしかすると150点かも知れない。今までとは違う別の次元から送られてきた作品と言う気もする。この作者に賭けてみようと言う思いが強まって大賞が決まった。」などと言っているが、その後のパッとしなさを見る限り、賭けは審査員の負けだろう。著者は普通に75点だった。ここに収録されている他の短編を読む限り、他の作家に埋没してしまってのは仕方が無いと思う。ホラーと言うよりブラックユーモアと言う印象が強い。
勿論、75点も立派なもんですが、つまるところ非凡なのは設定だけでストーリー作りは平凡な人なのだ。非凡な設定がまるで生かされずに終わる。
理解を受け付けない恐るべき設定を持ちながら、予測可能なラストに落ちてしまうのは非常にもったいない。理解可能なものに人は恐怖を覚えない。
この作家はいっそ、設定だけ語ってストーリー性は排した方が良いのかもしれない。
設定は確かに非凡であり、この人にしか描けない独特な悪夢のイメージがあるのだが、ストーリー運びは平凡であり、多くの読者は途中でラストが予測できるであろう。これだけ滅茶苦茶な設定で、ラストが予測可能って逆に凄い。
審査員の高橋克彦は、「ひょっとして75点かもしれないが、もしかすると150点かも知れない。今までとは違う別の次元から送られてきた作品と言う気もする。この作者に賭けてみようと言う思いが強まって大賞が決まった。」などと言っているが、その後のパッとしなさを見る限り、賭けは審査員の負けだろう。著者は普通に75点だった。ここに収録されている他の短編を読む限り、他の作家に埋没してしまってのは仕方が無いと思う。ホラーと言うよりブラックユーモアと言う印象が強い。
勿論、75点も立派なもんですが、つまるところ非凡なのは設定だけでストーリー作りは平凡な人なのだ。非凡な設定がまるで生かされずに終わる。
理解を受け付けない恐るべき設定を持ちながら、予測可能なラストに落ちてしまうのは非常にもったいない。理解可能なものに人は恐怖を覚えない。
この作家はいっそ、設定だけ語ってストーリー性は排した方が良いのかもしれない。
2021年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何やらおどろおどろしい雰囲気は、ある程度出せている。
しかし、本作の要である「姉」という存在が、あまりに観念的で、イメージがわかない。
そのため、話全体にリアリティが伴わないし、いわんや、恐怖など微塵も感じられない。
選者は、一見グロテスクな世界に幻惑されたのだろうか?
大賞の名が泣く。
一緒に収められている「キューブガールズ」、「ジャングル・ジム」、「妹の島」のいずれも、印象に残らない、詰まらない作品だ。
しかし、本作の要である「姉」という存在が、あまりに観念的で、イメージがわかない。
そのため、話全体にリアリティが伴わないし、いわんや、恐怖など微塵も感じられない。
選者は、一見グロテスクな世界に幻惑されたのだろうか?
大賞の名が泣く。
一緒に収められている「キューブガールズ」、「ジャングル・ジム」、「妹の島」のいずれも、印象に残らない、詰まらない作品だ。
2017年9月6日に日本でレビュー済み
素晴らしかったです。オススメのホラー小説を聞かれたらこれを勧めます。何作品の小説が入ってましたが、どれも独特で、すごく雰囲気があって、まさに世界に引き込まれました。
2005年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルに惹かれて読み出し、
この恐ろしげで不思議な雰囲気に期待が高まっていった・・・のに、
だんだんと落ち着いてしまい、ラストは期待はずれの感がありました。
(私自身が「ホラー」に対する感性が少々鈍いせいもあるのですが)
2作目は「今時のおんなのこ言葉」で語られる、これまた不思議な印象の作品でした。言葉の印象通りにスピード感に満ちていて、あっという間に、そしていきなりテレビの電源を切ったかのように終わってしまいました。
3作目、この時点で同じ人が書いてるのかと感じるほど、雰囲気が変わりました。へえ~と思うような主人公とのどかな日常から始まり、そしてありえない展開。個人的にはこの3作目が一番面白かったです。
3作品収録されていますが、それぞれ全く違う感じのファンタジーです。
短編なので深くは書かれていないため、何となくすっきりしない読後感がありますが、歪な世界を少し覗いてみたい人には良いのではないでしょうか。
この恐ろしげで不思議な雰囲気に期待が高まっていった・・・のに、
だんだんと落ち着いてしまい、ラストは期待はずれの感がありました。
(私自身が「ホラー」に対する感性が少々鈍いせいもあるのですが)
2作目は「今時のおんなのこ言葉」で語られる、これまた不思議な印象の作品でした。言葉の印象通りにスピード感に満ちていて、あっという間に、そしていきなりテレビの電源を切ったかのように終わってしまいました。
3作目、この時点で同じ人が書いてるのかと感じるほど、雰囲気が変わりました。へえ~と思うような主人公とのどかな日常から始まり、そしてありえない展開。個人的にはこの3作目が一番面白かったです。
3作品収録されていますが、それぞれ全く違う感じのファンタジーです。
短編なので深くは書かれていないため、何となくすっきりしない読後感がありますが、歪な世界を少し覗いてみたい人には良いのではないでしょうか。
2012年10月20日に日本でレビュー済み
普段は心の奥底に潜んでいるが、きっかけがあると、突如こみ上げてくる妖しい感情がある。このきっかけとなるのが、『姉飼(あねかい)』(遠藤徹著、角川ホラー文庫)である。
第10回日本ホラー小説大賞を受賞した際、荒俣宏、高橋克彦、林真理子といった選考委員の間に紛糾をもたらした問題作である。
蚊吸豚(かすいぶた)による、村の繁栄を祝う脂(あぶら)祭りの夜。まだ小学生だったぼくは、縁日で初めて「姉(あね)」を見る。姉らは皆、体を串刺しにされ、伸び放題の髪と爪を振り回しながら、凶暴に呻き叫んでいた。その姿に魅入られたぼくは、同じクラスの美少女・芳美から、隣の家で姉を買ったらしいという話を聞かされる。
この短篇を読むと心身ともに疲弊するので、本棚のこの本にはできるだけ目を向けないようにしている。
第10回日本ホラー小説大賞を受賞した際、荒俣宏、高橋克彦、林真理子といった選考委員の間に紛糾をもたらした問題作である。
蚊吸豚(かすいぶた)による、村の繁栄を祝う脂(あぶら)祭りの夜。まだ小学生だったぼくは、縁日で初めて「姉(あね)」を見る。姉らは皆、体を串刺しにされ、伸び放題の髪と爪を振り回しながら、凶暴に呻き叫んでいた。その姿に魅入られたぼくは、同じクラスの美少女・芳美から、隣の家で姉を買ったらしいという話を聞かされる。
この短篇を読むと心身ともに疲弊するので、本棚のこの本にはできるだけ目を向けないようにしている。