ウェルネスシリーズもついに8冊目。今回は個人的に好きなキャラ、
レオンメインの続編とあって期待したのだが、案の定パンチが薄く
文章力も低い実に残念な内容だった。レオンの魅力で星二つ半。
まず辟易したのが、前巻「獅子の黒炎」の回想説明の多さ。この本から
購入する読者などまずいないのだから、こんなに無駄なページをレオンと
梶谷の出会い・ヨシュアと梶谷の因縁などに1/3近く割く必要は全く無い。
相変わらず「傲岸不遜で裏社会の大物」である攻が、彼より弱い立場の受
を好き放題に引きずり回す展開のワンパターン。
レオンは確かに魅力的な背景を持つ攻め男だが、頑なにツンデレで
ヒステリックな、プライドばかりの梶谷に刺青を彫るほど惚れたのか分からない。
レオンも高柳に対しては包容力有る兄貴分だったのに、何故梶谷には
冷酷勝手にふるまうのかもきちんと描写されていない。
今回新キャラとしてアンジェが登場するが、途中まで魅力的にも思われた彼が
ラストには陳腐な三流悪役に成り下がってしまうのも興ざめ。
結局レオンが最初から梶谷に全て諭していれば納まっていただけの話である。
最近は「キャラがそこそこ魅力なのに、何故こういう関係になるのか描写不足」
という作品ばかりアニメや小説・漫画に氾濫している。
製作側の疲労なのか、業界自体が疲弊しているのか…。
次回は再び「龍シリーズ」に舞台が戻るようだが、なんだか期待出来ない。
一番地味に見えて、実は人物の心理描写が最高に丁寧だった「嘘つきな天使」
の方がずっとずっと「心」があったと思う。
ラヴァーズ文庫はエロ度は高いが、明らかにドラマ性でSHYやルチル文庫に劣る。
もっと苛烈で胸熱くなれる作品造りを目指して欲しい。
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獅子の爪牙 (ラヴァーズ文庫) 文庫 – 2009/5/25
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- 本の長さ218ページ
- 言語日本語
- 出版社竹書房
- 発売日2009/5/25
- ISBN-104812438225
- ISBN-13978-4812438220
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登録情報
- 出版社 : 竹書房 (2009/5/25)
- 発売日 : 2009/5/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 218ページ
- ISBN-10 : 4812438225
- ISBN-13 : 978-4812438220
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,032,232位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,758位ボーイズラブノベルス (本)
- - 205,161位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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10月10日生まれ。1993年「冷たい瞳のプリンス」でデビュー。東京都下在住(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『あなたの嘘と恋の真実(ホント)』(ISBN-10:4862638082)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
怒りっぽくて、常に不機嫌な梶谷。
愛の言葉も口にはしていたけれど、身勝手で、何度も簡単に姿を消すレオン。
何で?どこが?互いに良いわけ?と、疑問さえ持ってしまうほど、
どちらの取る行動にも、最初から最後まで納得がいかなかった。
また、背景は世界中を股にかける凄い企業、凄い人たち・・・ばかりなのだが、
内容は、恋人を守るために互いがそれぞれ身を呈し、でもピンチには自分が助ける!
・・・と、ありふれていて、いたって単純。
愛の言葉も口にはしていたけれど、身勝手で、何度も簡単に姿を消すレオン。
何で?どこが?互いに良いわけ?と、疑問さえ持ってしまうほど、
どちらの取る行動にも、最初から最後まで納得がいかなかった。
また、背景は世界中を股にかける凄い企業、凄い人たち・・・ばかりなのだが、
内容は、恋人を守るために互いがそれぞれ身を呈し、でもピンチには自分が助ける!
・・・と、ありふれていて、いたって単純。
2009年5月26日に日本でレビュー済み
アメリカにある大企業・ウェルネスマートに関わる人たちのシリーズで、『獅子の黒炎』の続編になります。タトゥーアーティストで上海マフィアのトップ・レオン×弁護士・梶谷のカップル。
ストーリー自体は割と単純。色々恨みを買ってるレオンのエサにするべく弱点の梶谷が狙われ、それを阻止すべく単独行動するレオン。自分を夢中にさせといて、失踪しちゃったレオンを追う梶谷。
ただ、時系列が前後するのが分かりにくいのと、あまりにも前作の回想?引用?状況説明がダラダラ続くので前半退屈しました。
この巻のみでも話がわかるように、との読者への思いやりなのか……?でも続けて読んでる身にすれば「早く話を進めてよ〜!」
しかもラストはあっさり・いきなりで。
後書きによれば、まだ続くみたいなので、ぜひシリーズ中一番かっこいい『龍』のティエンの活躍を期待しております。
奈良千春さんのイラストは相変わらずキレイで、もう彼女の描く刺青は最高ですね。イラスト見たさに買ってる読者、半分以上じゃないですか?
ストーリー自体は割と単純。色々恨みを買ってるレオンのエサにするべく弱点の梶谷が狙われ、それを阻止すべく単独行動するレオン。自分を夢中にさせといて、失踪しちゃったレオンを追う梶谷。
ただ、時系列が前後するのが分かりにくいのと、あまりにも前作の回想?引用?状況説明がダラダラ続くので前半退屈しました。
この巻のみでも話がわかるように、との読者への思いやりなのか……?でも続けて読んでる身にすれば「早く話を進めてよ〜!」
しかもラストはあっさり・いきなりで。
後書きによれば、まだ続くみたいなので、ぜひシリーズ中一番かっこいい『龍』のティエンの活躍を期待しております。
奈良千春さんのイラストは相変わらずキレイで、もう彼女の描く刺青は最高ですね。イラスト見たさに買ってる読者、半分以上じゃないですか?