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陰陽師 (文春文庫 ゆ 2-1) 文庫 – 1991/2/9
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映画、舞台、漫画にもなった超人気シリーズの記念すべき第一作。
ずっと以前から、書きたくて書きたくてたまらなかったのが、平安時代の話である。
闇の話を書きたかったのだ。
鬼の話を書きたかったのだ。
その頃には、まだ、闇も鬼も、人の居る空間に残っていたからである。
そして、安倍晴明という男の話を書きたかったのである。
その思いがかなって、およそ、足かけ三年ほどかけて、あちらこちらに、ぽつりぽつりと書いてきた、安倍晴明という陰陽師の話が、ようやく本になることになった。
こんな嬉しいことはない。
晴明と博雅のかけあいは、書いていても楽しかったよ。
いい気分だ。
(著者あとがきより)
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1991/2/9
- ISBN-104167528010
- ISBN-13978-4167528010
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商品の説明
商品説明
本書に収録された6つの短編も、連綿と続くその伝奇ロマンの一片。鬼や死霊、生霊などさまざまな「ものの怪」が登場するが、彼らがものの怪であることには、それなりの理由があるのだ。人間をたばかり、殺すことだけが彼らの目的ではない。この世に「怨み」があるから、ものの怪は存在するのである。
安倍晴明は、そんな彼らを退治することはしない。ものの怪の存在理由を明確にし、彼ら自身を納得させるのである。派手な活劇は登場しない。「蟇」では、我が子を殺された両親の怨みを、「鬼のみちゆき」では、男に捨てられた女の怨みを、晴明はじっくりと聞く。そして彼らの怨念を解きほぐしてやるのだ。
決しておどろおどろしいストーリーではない。むしろ、知らず知らずのうちに「怨み」を生んでしまう人間の哀しさが、一編一編の話からにじみ出ている。陰鬱(いんうつ)でもない。各話中で交わされる、晴明と博雅の会話が実にひょうひょうとしていて、ときにおかしさを物語に添えているのだ。
哀しさとおかしさの真ん中で、安倍晴明が涼やかに平安の人間と闇とを見つめている。(文月 達)
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1991/2/9)
- 発売日 : 1991/2/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 4167528010
- ISBN-13 : 978-4167528010
- Amazon 売れ筋ランキング: - 39,239位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 199位歴史・時代小説 (本)
- - 230位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 570位文春文庫
- カスタマーレビュー:
著者について

1951年、神奈川県小田原市生まれ。77年に作家デビュー後、“キマイラ・吼”“魔獣狩り”“闇狩り師”“陰陽師”シリーズ等人気作品を発表し、今日に 至る。89年『上弦の月を喰べる獅子』で、第10回日本SF大賞を、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。日本SF作家クラブ会員(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 天海の秘宝(上) (ISBN-13: 978-4022507631 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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人と鬼と物の怪が共存していた時代が現実にあったのなら今のような世界ではなかったんだろうなぁと。
平安時代がとにかく気になってしまった素敵な本でした。続刊もこの刹那に魅了されるなら。
生きている限り哀しいから幸せが噛み締められ、そこを求めて躍起に生きる
それでいいのかもしれないと しみじみと感じさせられた。
易学はさておき、特に天文学や気象学、そこに医学、おそらくは薬学などの知識も加わってこそ 森羅万象を読め、人々に救いを求められたのであって、その視点の弱い妖怪退治譚に、読後の満足感の ★ ひとつ欠いたところ。
大好きな夢枕 獏 さんの大ベストセラーに、失礼をいたしました。
続編に、進みます。
「生成り姫」などを読み終えた後に、読み始めた陰陽師シリーズの第一作ですが、惹き込まれますね。
単なる妖怪が暴れるお話とは違って、人情のもつれから出る恨みや悲しみのお話です。
とてもヒューマニズムに溢れておりました。

「生成り姫」などを読み終えた後に、読み始めた陰陽師シリーズの第一作ですが、惹き込まれますね。
単なる妖怪が暴れるお話とは違って、人情のもつれから出る恨みや悲しみのお話です。
とてもヒューマニズムに溢れておりました。

6つの物語が載ってますが、簡潔な文章でも情景が浮かべやすく、するすると読めました。どの物語から読んでも話に入りやすいです。おどろおどろしいのに、情景が美しく、晴明と雅博の風情を楽しむ場面が良かったです。この世で1番短い呪は「名」という言葉に納得です。
読みたいと思っておりましたが、波に乗り損ねた感じで読めませんでした。
が、ついに、ついに、kindle読了しましたよ。
長編シリーズになるだけの理由もよく~分かりました。
ひとえに、時代背景と怨霊と陰陽師との闘いや心情を描く巧みな
面白みに引っ張られますね!
当然、二作へ手は伸びます。
昨年、陰陽師全巻を手放して後悔して、電子版で買い直しました。
買って良かったです。