序盤はヘビーでなかなか読み進まなかった。
最後まで読んで良かったです。
高野作品、全部読んでしまった。
やっぱジェノサイドが個人的にイイです。

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K・Nの悲劇 (講談社文庫) 文庫 – 2006/2/16
高野 和明
(著)
精神の異変か、それとも死霊の憑依か?
ホラーを超えた衝撃
若くして成功した夫との新しい生活。だが予期せぬ妊娠に中絶という答を出した時から、夏樹果波(なつきかなみ)の心に異変が起こり始める。自分の中に棲みついた別の女――精神の病か、それとも死霊の憑依なのか。治療を開始した夫と精神科医の前には想像を絶する事態が待ち受けていた。乱歩賞作家が描く、愛と戦慄の物語。
ホラーを超えた衝撃
若くして成功した夫との新しい生活。だが予期せぬ妊娠に中絶という答を出した時から、夏樹果波(なつきかなみ)の心に異変が起こり始める。自分の中に棲みついた別の女――精神の病か、それとも死霊の憑依なのか。治療を開始した夫と精神科医の前には想像を絶する事態が待ち受けていた。乱歩賞作家が描く、愛と戦慄の物語。
- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/2/16
- 寸法10.8 x 1.6 x 14.8 cm
- ISBN-104062753235
- ISBN-13978-4062753234
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/2/16)
- 発売日 : 2006/2/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 432ページ
- ISBN-10 : 4062753235
- ISBN-13 : 978-4062753234
- 寸法 : 10.8 x 1.6 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 66,844位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2018年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年3月21日に日本でレビュー済み
13階段でファンになった高野さんの本なので、手にしました。
専門職ですが、その視点からも非常に良く書けていると思います。
男としては、怖い内容が含まれていますが、どんどん引き込まれていきました。
ただ、表紙の絵がインパクトが強すぎで、周りの目が気になりました。
専門職ですが、その視点からも非常に良く書けていると思います。
男としては、怖い内容が含まれていますが、どんどん引き込まれていきました。
ただ、表紙の絵がインパクトが強すぎで、周りの目が気になりました。
2014年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
13階段が素晴らしかったので、他も読みたい!という衝動にかられて何冊か一気に読んだ。
共通して思うのは、メッセージを作品を通して読者に伝えようという意思がとても感じられるという点。
本作はオカルト風の色合いを帯びていて、あまり馴染めなかったが、中絶というテーマについてのメッセージ性を伝えるという意味では成功しているのかなと思う。ただ、氏の作品は「説教くさく」なくて、白黒つけがたい問題を、無理矢理白にしてしまったり黒にしてしまったりするのでなくて、読みながら一緒にどうしたものかと悩ませてくれるところが好きだ。
共通して思うのは、メッセージを作品を通して読者に伝えようという意思がとても感じられるという点。
本作はオカルト風の色合いを帯びていて、あまり馴染めなかったが、中絶というテーマについてのメッセージ性を伝えるという意味では成功しているのかなと思う。ただ、氏の作品は「説教くさく」なくて、白黒つけがたい問題を、無理矢理白にしてしまったり黒にしてしまったりするのでなくて、読みながら一緒にどうしたものかと悩ませてくれるところが好きだ。
2012年2月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
妻に起きた異常現象はミステリーかオカルトか、両者のせめぎあいで話は進んでいきます。
ここまでは面白いです。
しかし、結局、一番つまらない結末に向かってしまいました。
途中、旦那さんに纏わる驚きの描写があり、一瞬、面白い結末を予想しましたが、おいおい…の肩透かしです。
ミステリー好きには読む事をやめろと言いたいし、ホラー好きには物足りない。
そんな中途半端なボンヤリ本ですが、単純な文体で読みやすいので一気にすぐ読めるので、暇潰しに。
ここまでは面白いです。
しかし、結局、一番つまらない結末に向かってしまいました。
途中、旦那さんに纏わる驚きの描写があり、一瞬、面白い結末を予想しましたが、おいおい…の肩透かしです。
ミステリー好きには読む事をやめろと言いたいし、ホラー好きには物足りない。
そんな中途半端なボンヤリ本ですが、単純な文体で読みやすいので一気にすぐ読めるので、暇潰しに。
2006年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夏樹修平と果波夫婦は妊娠中絶を決意する。が、妻に憑依人格ができあがり、中絶を拒み始める。
患者が自殺未遂をして、休職中だった精神科の磯貝医師が修平の依頼によって果波の治療にあたることとなる。
あつかわれているものは不妊治療、妊娠中絶、出産、といった重いものです。
にもかかわらず、話の展開が速く、登場人物がそれぞれ好ましい性格なので感情移入がしやすく、どんどん読み進むことが出来ます。
面白い本でした。
患者が自殺未遂をして、休職中だった精神科の磯貝医師が修平の依頼によって果波の治療にあたることとなる。
あつかわれているものは不妊治療、妊娠中絶、出産、といった重いものです。
にもかかわらず、話の展開が速く、登場人物がそれぞれ好ましい性格なので感情移入がしやすく、どんどん読み進むことが出来ます。
面白い本でした。
2012年3月26日に日本でレビュー済み
修平と果波が子供が受胎した時のシーンに嫌悪感を覚えたので、「これはあまり期待できないかな」と思いながら読み進めていった。
しかし、物語が進行していくうちにそんなことは忘れ、どんどんのめりこんでいった。
本作で作者が読者に訴えたいことは、いろいろあると思うが、私が感じたのは「自分の世界で他人を縛り付けてはいけない」、ということだ。
人は誰でも自分の世界を持っている。
そして、人は(人それぞれではあるが)それを他人に強要したり、縛りつけたがるものだ。
今までは、そういったことは人間の真理のようなものだと思っていたが、今はそれは良くないことだと思っている。
作中では、たくさんの人物が自分の世界を他人に強要している。
修平、磯貝、戸田麻衣子の義母・夫、・・・などたくさんの人物がそれをしている。
そしてその結果、多くの人が不幸に見舞われている。
これは小説の話だが、誰でも、いつ起きてもおかしくないことだ。
そのことを覚えていかなくてはいけない。
高野和明の作品はどれも素晴らしいが、この『K・Nの悲劇』もご多分に漏れない。
作者の作品が好きな人ならば読むべきだろう。
そして、自己中心的な性格を自覚している人にもお勧めしたい。
きっと少しは視野を広げることができると思う。
しかし、物語が進行していくうちにそんなことは忘れ、どんどんのめりこんでいった。
本作で作者が読者に訴えたいことは、いろいろあると思うが、私が感じたのは「自分の世界で他人を縛り付けてはいけない」、ということだ。
人は誰でも自分の世界を持っている。
そして、人は(人それぞれではあるが)それを他人に強要したり、縛りつけたがるものだ。
今までは、そういったことは人間の真理のようなものだと思っていたが、今はそれは良くないことだと思っている。
作中では、たくさんの人物が自分の世界を他人に強要している。
修平、磯貝、戸田麻衣子の義母・夫、・・・などたくさんの人物がそれをしている。
そしてその結果、多くの人が不幸に見舞われている。
これは小説の話だが、誰でも、いつ起きてもおかしくないことだ。
そのことを覚えていかなくてはいけない。
高野和明の作品はどれも素晴らしいが、この『K・Nの悲劇』もご多分に漏れない。
作者の作品が好きな人ならば読むべきだろう。
そして、自己中心的な性格を自覚している人にもお勧めしたい。
きっと少しは視野を広げることができると思う。
2014年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
話のスケールが小さいし、大きな展開が予想できなくファンタスチックでない
2012年9月27日に日本でレビュー済み
最近起きた、渋谷セレブ妻子事件を考えてしまった。
なんであんな事件が起きたんだろう…
小説の中とはいえ、修平の判断は正しい、途中で応援しながら読みました。もちろん最後も。
内容は怖いですよ。
オカルト系に慣れていない人は、ご注意を。
なんであんな事件が起きたんだろう…
小説の中とはいえ、修平の判断は正しい、途中で応援しながら読みました。もちろん最後も。
内容は怖いですよ。
オカルト系に慣れていない人は、ご注意を。