一言でいうと、お金を稼いでこない、家事ばかりさせられている(という意識に落とされてしまっている)主婦よりも、お金を稼ぐほうが大切だという価値観が世の中にある事実(しかしそれを選択するかどうかはあなた次第)をにおわせつつ
一流大学を卒業しても単調な事務仕事にしかつけなかったり、長時間労働でこき使われる。社会に出て働いていてもあくせくするばかりで給料アップも見込めない、それよりは家にいて何でも手作りしちゃう☆方がいいのだ、みたいな女性を取材したもののようなので、そういう新たな女性たちを、新しい主婦という意味合いをこめて「ハウスワイフ2.0」と呼んでいる。
途中には、過度に安全な食事に固執している女性、という風に表現して、気にしすぎじゃないの?という思いも透けて見える。
また何を食べさせて育てているのか分からない工場生産のように作ったブロイラーなどの食肉などには信頼がおけないので、経済社会に頼らずにジャムから野菜から肉まで何でも手作りするほうがいいという女性(男性もそうだとは書いてあるが、主に女性を書いている)を取材した模様。
こういったハウスワイフ2.0はネットを利用して在宅起業するというが、多くが手作り品をちまちま売っているだけで、家族を養えるレベルの起業が出来た人はほんの一握り。と書いている。
この著者の結論は、女性だって社会で活躍して世界を変えていって欲しいし、家にこもって何でも自分で創るというスキルの高さも素晴らしいけれどそれだけでは淋しい、というようなもので終わっているが、人の意識は間違いなく変化しており、経済を中心にするのではなく自然と調和した生活でなければ、私たちは近い未来に生きていけなくなる事も多くの人が気付いている。
人々が安全なものを食べたいと願うのは、単に自己防衛だけからではない。この意識変化の大きな流れの一環でもあるのに、単なる「出世できなかった→もう頑張ってもしょうがない→家にこもる」、そうではなくて「社会全体のことを考えながら家庭のことに取り組もう」「外にでてさまざまなものを吸収して、家庭にどんどん取り込もう」という分析しかしないので、本当のこの意識変化の意味合いを問うところまで突っ込めていないのは残念なところである。
しかしながら編集部の解説では「近未来においては一つの会社でしか通用しない今までの働き方よりも、職人的な技術を持つハウスワイフ2.0の方が有利となる」と書いている。
そして「ウェブを活用してチームを組んで、大きなプロジェクトを成し遂げることも可能である」と示唆している。
編集部がちゃんとつっこんでくれていたので救われたが
本当は、ハウスワイフ2.0現象はこちらの社会へのシフトの一つの流れ。
世界は明らかに変わりつつある、そのことを、著者のように、出世できないし疲れるし、一世代前の「バリキャリ」みたいな男性中心の価値観に合わせないと認められない社会で働くのは馬鹿らしいからと人間らしい選択を自らしたといいつつ、家にこもって手作りしている、かのような書き方に終わらせるのではなく
人間本来としての生き方、自然になるべく近いものを(とはいえ加工したものによる便利な生活で私たちは確かに豊かさを得ている部分もあるのだから)食べ、つくり、地球と調和して生きていくための社会にシフトする、そのための活動も、ハウスワイフ2.0的な生き方は、男性でも選択している人がいるように、非常にポテンシャルが大きいものなのである。
という現象を「ハウスワイフ2.0」と名づけて取り扱っているのが興味深い。
なぜなら、食や生活の智恵というのは、人間の叡智だからである。
外に出て働いてみて本当に人にとって価値ある叡智は、食事や家事の中に引き継がれていたと気付き、意識して選択している層が増えている現象を呼ぶものでもあるのだが、この本ではどうもそこまで突っ込めていないようだ。
あと10年ほど観察すると分かるかも。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,600¥1,600 税込
ポイント: 16pt
(1%)
無料お届け日:
3月30日 土曜日
発送元: Amazon 販売者: 岡崎書店屋
新品:
¥1,600¥1,600 税込
ポイント: 16pt
(1%)
無料お届け日:
3月30日 土曜日
発送元: Amazon
販売者: 岡崎書店屋
中古品: ¥10
中古品:
¥10

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ハウスワイフ2.0 単行本 – 2014/2/24
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,600","priceAmount":1600.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,600","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"azP3E01AcaYRObYbwPsucvjNEldtyxbUiFy%2F8jQpPJ5qiUGUJJ93mlOnsbnoPfyNt4t7G3CCakRWkrADSjVKjatALMd6n66nGw7hXLOuX%2BvoQ2iJp4O4FWzvLUN1tOqVA7zrtrfrFOoxK4RP0YrwApD%2FrdXzPTzYonEjxsTEDl7JA2rVqYrTMiuaGUlsifqx","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥10","priceAmount":10.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"10","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"azP3E01AcaYRObYbwPsucvjNEldtyxbUMofKzunFvZe9QBL4YVllzOPkEEdTveh5onIyaUN88gUTEo4RqNlJH2I5RntkAV6UBW8ntF%2FZ8u7TTafsdtjub08aN6NovaQnV2v3S0O%2BKnmWAP40AbtndGiGX5AF45KTqU%2BxfujrIKlAgv%2FP5InIxg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
「私たちは会社に使われない新しい生き方を求めている」
――ハーバード、エールなど一流大学を出ていながら
投資銀行、広告代理店、官庁などの職を捨て
続々と主婦になるアメリカの若い世代。
けれども彼女達は、これまでの主婦とはまったく違う。
自分で生き方を選択するハウスワイフ2・0なのだ。すなわち
・会社を選択的に離脱する
・企業社会で燃え尽きた母親の世代を反面教師にする
・田舎生活を楽しみ、ジャムをつくり、編み物をする
・ストレスのある高報酬より、ほっとできる暮らしをする
・ウェブ、SNSを使いワークシェアを利用する
・ブログで発信し、起業する
・家事を夫と分担し余裕をもった子育てをする
著者自身も、ハーバード大学を卒業しながら、不況に直面した世代。
地元大学の事務職を辞め、現在はノースカロライナの田舎で
夫とともに手作りライフを楽しむ。
ニューヨーク・タイムズ紙、ニューヨーカー誌は本書を絶賛。
アメリカのメディアで大論争を呼んだ話題の書。
――ハーバード、エールなど一流大学を出ていながら
投資銀行、広告代理店、官庁などの職を捨て
続々と主婦になるアメリカの若い世代。
けれども彼女達は、これまでの主婦とはまったく違う。
自分で生き方を選択するハウスワイフ2・0なのだ。すなわち
・会社を選択的に離脱する
・企業社会で燃え尽きた母親の世代を反面教師にする
・田舎生活を楽しみ、ジャムをつくり、編み物をする
・ストレスのある高報酬より、ほっとできる暮らしをする
・ウェブ、SNSを使いワークシェアを利用する
・ブログで発信し、起業する
・家事を夫と分担し余裕をもった子育てをする
著者自身も、ハーバード大学を卒業しながら、不況に直面した世代。
地元大学の事務職を辞め、現在はノースカロライナの田舎で
夫とともに手作りライフを楽しむ。
ニューヨーク・タイムズ紙、ニューヨーカー誌は本書を絶賛。
アメリカのメディアで大論争を呼んだ話題の書。
- 本の長さ293ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2014/2/24
- ISBN-104163900276
- ISBN-13978-4163900278
よく一緒に購入されている商品

対象商品: ハウスワイフ2.0
¥1,600¥1,600
最短で3月30日 土曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
¥968¥968
最短で3月30日 土曜日のお届け予定です
残り12点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2014/2/24)
- 発売日 : 2014/2/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 293ページ
- ISBN-10 : 4163900276
- ISBN-13 : 978-4163900278
- Amazon 売れ筋ランキング: - 665,600位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女性の社会進出は進んだと言われているが、現実は出産後も順調にキャリアを積んでいる人がどれほどいるだろうか。
最近は専業主婦になりたいと考えている女性が増えているという。アメリカでもその流れがあり、特に学歴が高いキャリアのある女性がきっぱりと仕事を辞めて専業主婦となる現象が起きている。料理や裁縫にいそしみ、さらに野菜や鶏を育てたり、かなり本格的である。また、子育てに対してはアタッチメント育児、ホームスクーリングを実践しとことん手間をかける。そして「充実してる私」をブログで発信する。
昨今の日本においてもオーガニックにこだわったり、母乳育児を崇めたり、料理上手なママブロガーがもてはやされたり、共通する部分が多い。
家庭を大事にするのはいいが、完全に社会からドロップアウトしてしまうことに著者は警鐘を鳴らす。夫が突然死んでしまったら、離婚を言い渡されたら、ジャムやキルトをネット販売して生活していけるのか?と。
私も同感である。
多様な生き方を互いに容認しつつ、キャリアを全く捨ててしまうのではなく社会に関わり、貢献していこう。
子供が生まれて今後のキャリアに悩んでいる人にぜひ薦めたい。
最近は専業主婦になりたいと考えている女性が増えているという。アメリカでもその流れがあり、特に学歴が高いキャリアのある女性がきっぱりと仕事を辞めて専業主婦となる現象が起きている。料理や裁縫にいそしみ、さらに野菜や鶏を育てたり、かなり本格的である。また、子育てに対してはアタッチメント育児、ホームスクーリングを実践しとことん手間をかける。そして「充実してる私」をブログで発信する。
昨今の日本においてもオーガニックにこだわったり、母乳育児を崇めたり、料理上手なママブロガーがもてはやされたり、共通する部分が多い。
家庭を大事にするのはいいが、完全に社会からドロップアウトしてしまうことに著者は警鐘を鳴らす。夫が突然死んでしまったら、離婚を言い渡されたら、ジャムやキルトをネット販売して生活していけるのか?と。
私も同感である。
多様な生き方を互いに容認しつつ、キャリアを全く捨ててしまうのではなく社会に関わり、貢献していこう。
子供が生まれて今後のキャリアに悩んでいる人にぜひ薦めたい。
2014年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本では、専業主婦となるのが当たり前の時代が長かったが、海外の流れを受けていつの間にか会社で華やかに活躍するのがトレンディになったようである。ところが、その本家のアメリカでは、高学歴層の女性の専業主婦を志向するという回帰が大きな流れになっているとのことである。
(尤も、アメリカで「ウーマンリブ運動」が盛んだった頃にも、その反対に「かわいいママ」運動が根強くあったということを聞いたことがある。)
現象面では「専業主婦が主流」という意味では昔と同じだが、その背景には社会の歪みが顕著となったことがあり、できれば子供のためにも親がしっかり世話をしてあげよう/(キャリアウーマンよりも専業主婦となることで)自分で人生を楽しもうという積極的な観点があるところに大きな違いがある。
アメリカでこのような流れが変わっているということには驚いたが、古き時代の日本人が持っていた様式と似たものと思われ、コンセプト自体は特に真新しいとは思わない。ただ、経済が停滞している中で、日米とも、高学歴層からどこまで広い階層に広がっていくかは分からない。
(尤も、アメリカで「ウーマンリブ運動」が盛んだった頃にも、その反対に「かわいいママ」運動が根強くあったということを聞いたことがある。)
現象面では「専業主婦が主流」という意味では昔と同じだが、その背景には社会の歪みが顕著となったことがあり、できれば子供のためにも親がしっかり世話をしてあげよう/(キャリアウーマンよりも専業主婦となることで)自分で人生を楽しもうという積極的な観点があるところに大きな違いがある。
アメリカでこのような流れが変わっているということには驚いたが、古き時代の日本人が持っていた様式と似たものと思われ、コンセプト自体は特に真新しいとは思わない。ただ、経済が停滞している中で、日米とも、高学歴層からどこまで広い階層に広がっていくかは分からない。
2014年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
話題ほど内容がありません。題名やサブタイトルから予想できる通りの内容でした
2014年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「会社に使われない新しい生き方」というコピーに惹かれてこの本を手に取りました。が、この本に出てくる女性たちの生き方が本当に「新しい」かは、疑問です。彼女たちは、不景気の中、産休制度がないアメリカ社会で、育児と仕事の両立の困難さに直面し、やむにやまれず企業で働くのをあきらめたような面があります。実際、していることは昔の主婦と変わらないように傍目からは見えるでしょう。たとえ経歴や本人のマインドは違うとしても。
「ハウスワイフ2.0」とされる彼女たちは、おカネを稼ぐのは大黒柱たる夫に頼りきりで、昔ながらの家事と育児に明け暮れます。昔の専業主婦と違うのは、環境に配慮すること、ブログで発信すること、なんて定義されていますが、社会へのプラスのインパクトは与えられていません。
自作の手芸作品をインターネットで売ってみたり、田舎で自給自足の生活を始めたり、新世代フェミニストを名乗ってみたり。でも隣の困窮したシングルマザーに手を差し伸べる度量はないし、稼ぐのはささやかな小遣い程度、子どもの進学資金の足しには到底なりません。
高学歴高キャリアの果てにつかんだのは、対極にいる敬虔なモルモン教徒の若ママたちと同じ、前近代的な専業主婦生活というのは、まぁなんて皮肉なことでしょう。
この本の良い点は、著者が、彼女たちのこうした現状を美化することなく客観的にレポートし、冷静に問題を分析している点です。著者は、この現象を生み出した要因として、アメリカに産休制度がないこと、食品業界に対し不信感が広がっていることを挙げています。要はワークライフバランス達成の困難さに原因があるのでしょうね。
妊娠すると、食への不安が生じ、家庭菜園をつくってニワトリを飼い、母乳育児にこだわり、そしてそれらすべてを一人で背負い込んで仕事を辞めざるを得ないところまで追い詰められる女性たち。すべては子供のため、家族のため、そしてストレスフルな社会で疲弊した自分を癒すため。・・・凄すぎて、なんだか逆にヒステリックな感じも受けるのは、私だけでしょうか?
ロハス、といえばホッコリに聞こえますが、そんな穏やかなものではないような気もします。母親としての高尚な理想を追求することが、高学歴高収入スペックから「降り」たことに対する、自己弁護になっているのではないでしょうか。
なぜ彼女達は、その有り余る能力を、育児中でも企業で働ける制度をつくることに使わないのでしょう。なぜ彼女達は、同胞と繋がり社会を変えるアクションを起こさないのでしょう。なぜ経済社会から離脱する方向に向かうのでしょう。やはり本当は、意識高い系に見せかけた高学歴女性達の保守反動の兆候ではないか?
そこにこそ、著者が追求すべき研究テーマがあると思います。
著者の次作を待ちます。
「ハウスワイフ2.0」とされる彼女たちは、おカネを稼ぐのは大黒柱たる夫に頼りきりで、昔ながらの家事と育児に明け暮れます。昔の専業主婦と違うのは、環境に配慮すること、ブログで発信すること、なんて定義されていますが、社会へのプラスのインパクトは与えられていません。
自作の手芸作品をインターネットで売ってみたり、田舎で自給自足の生活を始めたり、新世代フェミニストを名乗ってみたり。でも隣の困窮したシングルマザーに手を差し伸べる度量はないし、稼ぐのはささやかな小遣い程度、子どもの進学資金の足しには到底なりません。
高学歴高キャリアの果てにつかんだのは、対極にいる敬虔なモルモン教徒の若ママたちと同じ、前近代的な専業主婦生活というのは、まぁなんて皮肉なことでしょう。
この本の良い点は、著者が、彼女たちのこうした現状を美化することなく客観的にレポートし、冷静に問題を分析している点です。著者は、この現象を生み出した要因として、アメリカに産休制度がないこと、食品業界に対し不信感が広がっていることを挙げています。要はワークライフバランス達成の困難さに原因があるのでしょうね。
妊娠すると、食への不安が生じ、家庭菜園をつくってニワトリを飼い、母乳育児にこだわり、そしてそれらすべてを一人で背負い込んで仕事を辞めざるを得ないところまで追い詰められる女性たち。すべては子供のため、家族のため、そしてストレスフルな社会で疲弊した自分を癒すため。・・・凄すぎて、なんだか逆にヒステリックな感じも受けるのは、私だけでしょうか?
ロハス、といえばホッコリに聞こえますが、そんな穏やかなものではないような気もします。母親としての高尚な理想を追求することが、高学歴高収入スペックから「降り」たことに対する、自己弁護になっているのではないでしょうか。
なぜ彼女達は、その有り余る能力を、育児中でも企業で働ける制度をつくることに使わないのでしょう。なぜ彼女達は、同胞と繋がり社会を変えるアクションを起こさないのでしょう。なぜ経済社会から離脱する方向に向かうのでしょう。やはり本当は、意識高い系に見せかけた高学歴女性達の保守反動の兆候ではないか?
そこにこそ、著者が追求すべき研究テーマがあると思います。
著者の次作を待ちます。
2014年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「会社に使われない新しい生き方」という副題に思わず、読みたくなりました。アメリカの社会背景が女性をそうさせる?でもまって、自分だけさえよければいいの?幸せな日々は、続かないかもしれないよ!そのあとあなたたちは、どうするの?すべてを手に入れられるほど人間は、完璧ではない。家族の幸せ、自分の幸せを真剣に考えている人ほど陥りやすい「専業主婦」への選択。これからの自分の人生を考えさせられました。日本は、幸いこれほどじゃない社会環境です。(産休が数週間しか取れないとか)日本社会のいいところもみつけられた一冊でありました。
2014年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半はひたすらハウスワイフ2.0のインタビューと、その実態についてでした。
後半に作者の意見があるのですが、言いたいことはここに集約してるかと思われます。
日本でも起こる(起こってる)であろうハウスワイフ2.0現象。
多少、行き過ぎた感のあるアメリカの現象が、日本でどこまで適応するのか見守るのも楽しいかなと思いました。
後半に作者の意見があるのですが、言いたいことはここに集約してるかと思われます。
日本でも起こる(起こってる)であろうハウスワイフ2.0現象。
多少、行き過ぎた感のあるアメリカの現象が、日本でどこまで適応するのか見守るのも楽しいかなと思いました。
2014年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み切らなくなってから、父親にも貸しました。先進的な考えには、周りも調和しないといけないです。