ソフトバンクからペッパー君発売の紹介があり、
人工知能はここまで進んでいたかと衝撃を受けた。
会話の様子を見ていたら、見た目で
IQ130以上はあり、すでに人口の上位2%くらいの
知能を有しているように見えた。こどもの
教育や会話などを手助けするという。
競合の雇用を奪うのは確実だろう。
またビックデータを活用した自己学習による
進化が恐ろしく感じられる。
ところで本書はAI(artificial intelligence)の
解説書である。1950年台の研究の開始から
2013年現在に至るまでのAi研究の歴史を
端的に説明している。最近の研究のメインは
脳の情報処理を模擬したニューロコンピューティングだ。
ベイズ統計や最近の脳科学、ビックデータを
駆使してできるのが人工知能であり、すでに
成果をおさめはじめている。(チェス、将棋で
名人に勝利等)
またテクノロジーの発展により
人間の5感に対応する各種センサーができた。
これと人工知能を組み合わせることで
自動走行自動車やロボットができあがる。
すでに自動走行車の事故は人間が運転するより
少ないという。自動走行車が実現するということは
運転にかけてはすでに人間の性能を上回っていることを
意味する。
このように、人工知能および各種最先端センサーを
組み合わせることで、意識を持ったロボットが
近い将来誕生するのではないかとの期待をもたせられた。

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クラウドからAIへ アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場 (朝日新書) 新書 – 2013/7/12
小林雅一
(著)
秘書のように問いかけに応えるスマホ、自動運転車、ビッグデータ──。
時代を読み解くキーワードは「クラウド」から「AI=人工知能」へ。
人間が機械に合わせる時代から、機械が人間に合わせる時代が到来しつつある。
IT、家電、自動車など各業界のAI開発競争の裏側を描きつつ、その可能性と未来に迫る。
【目次】
第1章 なぜ今、AIなのか?
──米IT列強の思惑
第2章 “知性"の正体
──AIの歴史から見る、進化の方向性と実力
第3章 “知性"の正体
──AIが生み出す巨大なビジネス・チャンス
第4章 “知性"の陥穽
──AIにまつわる諸問題
時代を読み解くキーワードは「クラウド」から「AI=人工知能」へ。
人間が機械に合わせる時代から、機械が人間に合わせる時代が到来しつつある。
IT、家電、自動車など各業界のAI開発競争の裏側を描きつつ、その可能性と未来に迫る。
【目次】
第1章 なぜ今、AIなのか?
──米IT列強の思惑
第2章 “知性"の正体
──AIの歴史から見る、進化の方向性と実力
第3章 “知性"の正体
──AIが生み出す巨大なビジネス・チャンス
第4章 “知性"の陥穽
──AIにまつわる諸問題
- 本の長さ247ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2013/7/12
- ISBN-104022735155
- ISBN-13978-4022735157
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2013/7/12)
- 発売日 : 2013/7/12
- 言語 : 日本語
- 新書 : 247ページ
- ISBN-10 : 4022735155
- ISBN-13 : 978-4022735157
- Amazon 売れ筋ランキング: - 803,824位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,056位朝日新書
- - 3,253位コンピュータ・IT関連の一般・入門書
- カスタマーレビュー:
著者について
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1963年、群馬県生まれ。
作家・ジャーナリスト、KDDI総合研究所リサーチフェロー、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。
東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科・修士課程を修了後、東芝、日経BPなどを経てボストン大学に留学、マスコミュニケーションの修士号を取得。ニューヨークで新聞社勤務、帰国後、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などで教鞭をとった後、現職。写真@IFIT
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
AI(人工知能)技術の応用製品が、もう世の中に出廻っているそうです。
全く存じ上げませんでしたので、本書を手にして良かったと思います。
たいへん、お勉強になりました。
本書では、先ず開発の歴史を解説し、
次に、現状の主な応用製品と、その基礎となる技術内容を解説し、
参入企業の近況を紹介しています。
戦後から数度の期待(ブーム)と失望を繰り返したAI開発の経緯と、
ビッグデータ処理技術が進んだ事を受けて、
これを応用する形でようやく身近に応用製品を目にするようになった成り行きの説明はわかりやすいと思いました。
また、主にスマートフォンのインターフェイスと、自動車の自動運転に的を絞っての技術解説もグッドです。
人との関わり合いで懸念すべき点を、頼りすぎる面と、競合する面に分けて解説した第4章「知性の陥穽」では、
懸念については話題となっていることを簡単に解説するに留め、
将棋について述べています。
AIとの対戦をプロ棋士へ提案している箇所は、大変楽しい読書となりました。
全く存じ上げませんでしたので、本書を手にして良かったと思います。
たいへん、お勉強になりました。
本書では、先ず開発の歴史を解説し、
次に、現状の主な応用製品と、その基礎となる技術内容を解説し、
参入企業の近況を紹介しています。
戦後から数度の期待(ブーム)と失望を繰り返したAI開発の経緯と、
ビッグデータ処理技術が進んだ事を受けて、
これを応用する形でようやく身近に応用製品を目にするようになった成り行きの説明はわかりやすいと思いました。
また、主にスマートフォンのインターフェイスと、自動車の自動運転に的を絞っての技術解説もグッドです。
人との関わり合いで懸念すべき点を、頼りすぎる面と、競合する面に分けて解説した第4章「知性の陥穽」では、
懸念については話題となっていることを簡単に解説するに留め、
将棋について述べています。
AIとの対戦をプロ棋士へ提案している箇所は、大変楽しい読書となりました。
2019年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クラウド・コンピューティングの次に来るキー・テクノロジーは、実はビッグデータというより(それを処理するための)AI技術。
AIが産業の表舞台に再登場してきたのか?その技術的ブレークスルーをもたらしたものは何か?過去と現在のAIとでは何がどう違うのか?新たに生まれ変わったAIは、どのようなビジネス・チャンスをもたらしてくれるのか?あるいは逆に、どのような問題と危険性を抱えているのか?のテーマでAIをわかりやすく解説しています。
「AIの本質はインタフェース革命にあると筆者は考えています。つまり「機械と人間の関係を新たなフェーズ(局面)へと導く技術」こそがAIと呼べるものです。」
AIが産業の表舞台に再登場してきたのか?その技術的ブレークスルーをもたらしたものは何か?過去と現在のAIとでは何がどう違うのか?新たに生まれ変わったAIは、どのようなビジネス・チャンスをもたらしてくれるのか?あるいは逆に、どのような問題と危険性を抱えているのか?のテーマでAIをわかりやすく解説しています。
「AIの本質はインタフェース革命にあると筆者は考えています。つまり「機械と人間の関係を新たなフェーズ(局面)へと導く技術」こそがAIと呼べるものです。」
2014年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近のAIに関する本だ。
とても分かりやすく書いてある本だ。
テーマは、人工知能、人工知性。
最近、インターネットやスマホに盛んに利用されている技術についても、
詳しく書いてある。
最スマホやパソコンで音声で入力してみて、
最近の技術の進歩に感心する。
とんでもない間違った回答が出ることもあるが、
こちらが音声で要求したことが、
なぜこんなに正確に実行されるのかと思うことが多い。
この本は、新しい本ではあるが、
すでに去年の7月末に発行されている。
ところで、私の知能は年々衰えてきている。
本を数行読むと、いつの間にか眠って、目をつぶってしまっている。
このようにわかりやすい本を1冊読むのに何か月もかかるようになった。
とても分かりやすく書いてある本だ。
テーマは、人工知能、人工知性。
最近、インターネットやスマホに盛んに利用されている技術についても、
詳しく書いてある。
最スマホやパソコンで音声で入力してみて、
最近の技術の進歩に感心する。
とんでもない間違った回答が出ることもあるが、
こちらが音声で要求したことが、
なぜこんなに正確に実行されるのかと思うことが多い。
この本は、新しい本ではあるが、
すでに去年の7月末に発行されている。
ところで、私の知能は年々衰えてきている。
本を数行読むと、いつの間にか眠って、目をつぶってしまっている。
このようにわかりやすい本を1冊読むのに何か月もかかるようになった。
2015年5月23日に日本でレビュー済み
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『次世代のキーはAI』という予測は、コンピュータやネットに通じていないとなかなか具体的に理解することはできないでしょう。
この本は専門的な知識がなくてもAIがどういう物で、どういうことに役立つかを詳しく説明してくれています。
同じ著者の『AIという衝撃』も読んだのですが、個人的には『クラウドからAIへ』のほうがわかりやく感じました。
内容は両方ほぼ一緒です。
この本は専門的な知識がなくてもAIがどういう物で、どういうことに役立つかを詳しく説明してくれています。
同じ著者の『AIという衝撃』も読んだのですが、個人的には『クラウドからAIへ』のほうがわかりやく感じました。
内容は両方ほぼ一緒です。
2016年8月3日に日本でレビュー済み
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Google Apple Facebook MicrosoftがなぜAI に力を注ぐのかというと言う疑問から、そこから見えるビッグビジネスの様相を垣間見させてくれる。Siriなどの音声認識をもちいることで、モバイルのユーザインターフェースを押さえたい、つまりモバイル・インターネットへのゲートウェイを押さえることで、個々人の嗜好・趣味などのデータを自社に蓄積することが出来る。なぜ、データを集めるのか、その前に、AIの歴史的流れをおさらいする。AIの第一期は、アカデミックな興味から始まり、簡単なゲームなどは出来るようになったが,それ以上の発展ができなかった。次のブームはエキスパートとして次の流行を迎える。日本では第5世代コンピュータとして国が主導するプロジェクトがおこる。しかし、ルールベースのAIではあくまでもルールを機械的に適用するだけで,本来の知性にはほど遠かった。結果、またAIの冬の時代を迎える。一方、ベイズ理論(主観確率を出発点)をもちいてベイジアンネットワークで因果関係を確率的に表現する手法をもちいて、大量のデータにある種のパターンを見いだすアルゴリズムが開発された。これがGoogleの機械翻訳、セマンティック検索などを発展させた。(これに対しては従来のAI派からは批判される、チョムスキーなどは人間の思考プロセスとは別種だと批判する。が、確率・統計でのAIは結果を出しているのでいいではないかと反論)
で、最近ではニューラルネットワークが2006年ディープラーニングとして行きを吹き返す。結果、ビッグデータから機械学習をすることで新たなパターンを見いだすことが出来る。これが知性かどうかという議論はあるが、有用な知見を生み出し、それで猫を認識する、ルールベースの翻訳でなくピボットに基づく翻訳などを可能にしつつある。
本書ではこれ以降、ロボットへの応用などが続く。
最初の疑問に戻ろう、なぜモバイルのUIに音声認識などのAIを使うか、それは様々な個人データをち癖期したいからであり、そのビッグデータからディープラーニングなどで新たな知見を見いだし、様々な機器の自律的な働きを可能にする。その知見=知識が大きなビジネスになると考えるからであると言うことになる、AIで始まるデータのクラウドへの収集、そのビッグデータから新たな知見をAIで生み出すことがこれからの大きなビッグビジネスとなるということである。
盛り込みすぎだと思うが、一連の流れを知ることが出来た。一読あれ!!
で、最近ではニューラルネットワークが2006年ディープラーニングとして行きを吹き返す。結果、ビッグデータから機械学習をすることで新たなパターンを見いだすことが出来る。これが知性かどうかという議論はあるが、有用な知見を生み出し、それで猫を認識する、ルールベースの翻訳でなくピボットに基づく翻訳などを可能にしつつある。
本書ではこれ以降、ロボットへの応用などが続く。
最初の疑問に戻ろう、なぜモバイルのUIに音声認識などのAIを使うか、それは様々な個人データをち癖期したいからであり、そのビッグデータからディープラーニングなどで新たな知見を見いだし、様々な機器の自律的な働きを可能にする。その知見=知識が大きなビジネスになると考えるからであると言うことになる、AIで始まるデータのクラウドへの収集、そのビッグデータから新たな知見をAIで生み出すことがこれからの大きなビッグビジネスとなるということである。
盛り込みすぎだと思うが、一連の流れを知ることが出来た。一読あれ!!
2018年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待ほどには記述がなかった。人工知能はチューリングテストですでに人間と間違えられるレベルに達している模様。ニコラス・G・カーが「ネットバカ」で指摘するように人間自身の考え方が人工知能的になっていく事により人間と機械の差はより見分けにくくなるのではないかと思う。
2014年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
難しい話は一切なしで、これまでの流れが簡単・簡潔に説明されています。
AI入門編としてもってこい!
AI入門編としてもってこい!