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JAZZ JAPAN (ジャズジャパン) Vol.45 雑誌 – 2014/4/21
■B'z ギタリスト・松本孝弘が見据えるインスト表現の新たなる地平
B'zでの音楽性とは異なるスタンスでソロ・プロジェクトを展開する松本孝弘。ソロ最新作『ニュー・ホライズン』を核に、ギタリスト/プロデューサーとしての姿に迫る。ロックをベースにブルース/ジャズ/フュージョンの要素も含む豊かなサウンドには松本の純粋な音楽への愛情と、ギタリストしてのあるべき姿勢が垣間見える。プレイヤーとして、またプロデューサーとしてシンプルでいて味わい深いインスト表現に託したものは何なのか? 複合的な観点から音楽家・松本孝弘を解剖し、より広い音楽ファンにその実像を伝える。
■マイルス・デイビスのロック人脈
帝王マイルス・デイビスの計り知れない影響力は、ジャズにとどまらずロックの台頭と歩調を合わせるように、当時の音楽シーン全般に拡大していき、マイルス自身もまたジャズ以外のアーティストらとの交流を通じて積極的に時代の空気を自らの音楽に取り入れていった。ここでは現代にも通じるジャンルを超越した音楽表現の発端ともなった、マイルスとロック・アーティストとの刺激的な相関関係を紐解き、そこから見えてくる当時の濃密かつボーダーレスな音楽シーンを考察していく。
■ケーブルのない音楽リスニング
日本を除く世界各国では音楽を聴くためのメディアとして既にディスクが主役の座を降りている。ディスクが最も愛されてきた日本でも、配信やインターネットラジオに加え、サブスクリプションサービスの上陸に伴い大きな変化が予測されている中、ケーブルレスでありながら、録音された情報量が鮮明に届く音楽体験の方法とワイファイ・オーディオの今を、ポップスからジャズまで世代やジャンルを超えた録音を行うエンジニアに聞く。
■クオシモードが考えるジャズ・スタンダードの未来形
クラブ・ミュージックの視点からジャズの概念を変革してきたクオシモードが7作目となる新作をリリースした。今回はジャズにおける“スタンダード"の概念を彼らのスタイルで捉え直すもので、メンバーそれぞれが選曲・アレンジを行なうなど、そこには自分たちの流儀でジャズ・シーンを変革していくという決意と矜持が滲み出ている。このクオシ流スタンダード・アルバムについてリリースを目前に控えた彼らに話を聞いた。
■桑原あい
天才ドラマー、石若駿を加えた新作録音現場を密着リポート!
昨年リリースの『ザ・シックスス・センス』で本誌アワードの《アルバム・オブ・ザ・イヤー:ニュー・スター部門》を獲得した桑原あいトリオ・プロジェクトの新作『ザ・ウィンドウ』の録音現場に立ち会い、いま最も旬なピアニスト桑原あいが紡ぎ出す色とりどりな“音のランドスケープ"をお伝えする。
■中平穂積 Jazz Photography
マイルス、エバンス、コルトレーン、モンク…etc.
60年代から続くジャズ喫茶のオーナーであり、長年にわたり国内外のジャズマンの写真を撮り続けてきた中平穂積氏の最新写真集には、ジャズ・ジャイアンツの有名ショットはもちろん、未公開写真も含まれる。本号ではこの写真集の中から数点を提供してもらい、中平氏の語る撮影秘話とともに紹介する。
■好評連載
(1)山中千尋COOL TALK
(2)中野俊成 そして、ジャケ買いしてしまった
(3)寺島靖国/岡崎正通 JAZZ IN GOOD'N OLD DAYS~我が愛しのジャズ・アルバム ほか