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機関車先生 (講談社文庫) 文庫 – 1997/6/12
伊集院 静
(著)
瀬戸内の小島・葉名(はな)島の、児童わずか七人の小さな小学校にやって来た、大きな先生。病気が原因で口をきけなくなったこの先生では……、という声もあがる。数々の事件が起こるなかで、子供たちは逆に心の交流を深め、自然の大切さや人間の優しさについて学んでいく。柴田錬三郎賞に輝いた、涙と感動の名作。
- 本の長さ244ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1997/6/12
- 寸法10.8 x 1 x 14.8 cm
- ISBN-104062635372
- ISBN-13978-4062635370
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1997/6/12)
- 発売日 : 1997/6/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 244ページ
- ISBN-10 : 4062635372
- ISBN-13 : 978-4062635370
- 寸法 : 10.8 x 1 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 370,658位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テストに使われていたのが気になり、出典から購入。息子がすんごくいい話でこれは本当にかってもらってよかった。と感想をのべておりました。
2018年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この小説の舞台が好きです 年に数回泊まりに行きます 友人に「土産」として配っています 先日は、韓国で日本語を勉強している中学生にも「これおもしろいよ」と。
2013年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中1の息子のために購入しましたが、親である私が読んでも楽しめました。
素晴らしい本なので、多くの子ども達に読んでもらいたい〜
素晴らしい本なので、多くの子ども達に読んでもらいたい〜
2010年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「心」とは人間の持つ「精神のあらゆる側面」の総称をいうということを何かの本で読んだが、そしてまた人は人を知り意思疎通を図るために言葉(文字)で考え「声」という「音」により相手に伝える。と一般的には理解されているが、機関車先生は「音声」を持っていない。
イギリスの桂冠詩人ワーズワースの「虹」の一節に“The Child is father of the Man ”という言葉がある。機関車先生を読んでいて、この詩人の言葉を思い出したが、子供の延長線上である大人である機関車先生は純な心を失うことなく持っており、子供達は大人がすぐには理解できなくなっていた「機関車先生の心」をいち早く受けとめている。言葉にならない「言外の言」である先生の子供を思う心を素直に自分達の心に感じ慕うようになっていった。
伊集院さんの本には最近の作品を呼んでも、ずっと氏の心の内面にある「人としてのまこと」が出てくるように感じられる。どの作品にも共通していると感じられるのである。
イギリスの桂冠詩人ワーズワースの「虹」の一節に“The Child is father of the Man ”という言葉がある。機関車先生を読んでいて、この詩人の言葉を思い出したが、子供の延長線上である大人である機関車先生は純な心を失うことなく持っており、子供達は大人がすぐには理解できなくなっていた「機関車先生の心」をいち早く受けとめている。言葉にならない「言外の言」である先生の子供を思う心を素直に自分達の心に感じ慕うようになっていった。
伊集院さんの本には最近の作品を呼んでも、ずっと氏の心の内面にある「人としてのまこと」が出てくるように感じられる。どの作品にも共通していると感じられるのである。
2007年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
言葉を発することが出来ない先生が瀬戸内に浮かぶ小さな島「葉名島」にやってきた。言葉が話せない分、子供達と心で話をする。言葉がない分だけ、子供達に伝わる速度は遅いかもしれない。しかし、言葉がない分、先生の体を張った態度で表されるため、子供達に伝わるものは非常に大きい。島の子供達の純粋な心と、機関車先生の熱心さとが上手く絡み合って心温まる小説になっています。そして最後はちょっぴりセンチメンタルです。
2004年8月5日に日本でレビュー済み
島にやってきたとても大柄な先生は、言葉が不自由だ。剣道と喧嘩が強い。
生徒たちの尊敬を集め、島民から慕われる。老婆からはこう言われる。
「人間にはこの世に生を受けてやらねばならんことがいくつかあります。そのひとつが
家族をもつということと、この婆さまは信じております」
現代はこういう設定がが標準なんでしょう。障碍者で、生い立ちが不幸である。
体が大きくて、強いことが男らしさである。結婚観は伝統的。
現代を定位するような作品です。
生徒たちの尊敬を集め、島民から慕われる。老婆からはこう言われる。
「人間にはこの世に生を受けてやらねばならんことがいくつかあります。そのひとつが
家族をもつということと、この婆さまは信じております」
現代はこういう設定がが標準なんでしょう。障碍者で、生い立ちが不幸である。
体が大きくて、強いことが男らしさである。結婚観は伝統的。
現代を定位するような作品です。
2018年4月16日に日本でレビュー済み
舞台の”葉名島”は、山口県防府市の野島(筆者出身地)
瀬戸内海に浮かぶ小さな島
戦後十数年しかたっていないまだまだ貧しい日本
北海道からやってきた口の聞けない(耳は聞こえる)大きな先生と子供達のお話し
”正しいと思ったらそのことをはっきり口に出して言える人に、私はなってほしい。相手に石を投げられたり、殴られても、それをすぐにやり返さずに我慢ができる人になってほしいんじゃ。本当に強い人間は決して自分で手を上げないものじゃ”
アニメ化、映画化(実写)されているようだ
瀬戸内海に浮かぶ小さな島
戦後十数年しかたっていないまだまだ貧しい日本
北海道からやってきた口の聞けない(耳は聞こえる)大きな先生と子供達のお話し
”正しいと思ったらそのことをはっきり口に出して言える人に、私はなってほしい。相手に石を投げられたり、殴られても、それをすぐにやり返さずに我慢ができる人になってほしいんじゃ。本当に強い人間は決して自分で手を上げないものじゃ”
アニメ化、映画化(実写)されているようだ