プラハ・ソビエト学校で小学生時代を過ごし、ロシア語会議通訳として活躍し、面白そうなエッセーを沢山書き、2年前56歳で亡くなった人。
何かで最近初めて知って、初めて読んだが、相当おもしろい。
日本語は最後まで聞かないとはっきりしない言葉だが、ロシア語をはじめ、欧米語は主語の後にすぐ述語がくるので、同時通訳はむずかしい。それを瞬時にこなしていると、やがて心臓に毛が生えてくるらしい。
そういう分かりやすい話が手短に語られる。
きっとパキパキした人だったのでしょう。
今、ロシアとグルジアできな臭いことになっているようなのだが、東欧の複雑な民族的・文化的な事情にも触れていて参考になる。
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心臓に毛が生えている理由 (角川文庫) 文庫 – 2011/4/23
米原 万里
(著)
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ユーモア、毒舌、愛情がたっぷり! 米原万里、最後の本格エッセイ
ロシア語通訳として活躍しながら考えたこと。在プラハ・ソビエト学校時代に得たもの。日本人のアイデンティティや愛国心――。言葉や文化への洞察を、ユーモアの効いた歯切れ良い文章で綴る最後のエッセイ。
ロシア語通訳として活躍しながら考えたこと。在プラハ・ソビエト学校時代に得たもの。日本人のアイデンティティや愛国心――。言葉や文化への洞察を、ユーモアの効いた歯切れ良い文章で綴る最後のエッセイ。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2011/4/23
- 寸法10.5 x 1.2 x 15 cm
- ISBN-104043944365
- ISBN-13978-4043944361
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商品の説明
著者について
●米原 万里:1950年東京生まれ。作家。在プラハ・ソビエト学校で学ぶ。東京外国語大学卒、東京大学大学院露語露文学専攻修士課程修了。ロシア語会議通訳、ロシア語通訳協会会長として活躍。『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川文庫)ほか著書多数。2006年5月、逝去。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 一般文庫版 (2011/4/23)
- 発売日 : 2011/4/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4043944365
- ISBN-13 : 978-4043944361
- 寸法 : 10.5 x 1.2 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 234,183位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 579位ロシア・東欧文学研究
- - 3,749位日本文学研究
- - 4,372位日本のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
著者について
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1950年生まれ。元ロシア語会議通訳、作家。
59~64年、在プラハ・ソビエト学校に学ぶ。東京外国語大学ロシア語学科卒業、東京大学大学院露語露文学修士課程修了。80年設立のロシア語通訳協会の初代事務局長を務め、95~97年、03~06年会長。92年、報道の速報性に貢献したとして、日本女性放送者懇談会賞を受賞した。著書『不実な美女か貞淑な醜女か』(徳間書店、新潮文庫)で読売文学賞、『魔女の1ダース』(読売新聞社、新潮文庫)で講談社エッセイ賞、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川書店、角川文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『オリガ・モリソヴナの反語法』(集英社、集英社文庫)でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。2006年5月、逝去
(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 終生ヒトのオスは飼わず (ISBN-13: 978-4167671051 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年4月3日に日本でレビュー済み
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自分には全然わからない東欧の近代を、違う目線から教えてくれたエッセイ。ぜひテレビの東欧・ロシアのコメンテーターとして話をしてほしい。講演会があれば聞きに行きたい。
2014年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
米原万里さんは最も好きなエッセイストでした。
著書はほとんど持っていますが、本著はまだでしたのでkindleで購入しました。
通訳・翻訳家として日本語にも精通している人だからこそできる流麗な文章。
そして異文化を見てきた人だからこそできる目からウロコの発想。
本当に惜しい方を失いました。
著書はほとんど持っていますが、本著はまだでしたのでkindleで購入しました。
通訳・翻訳家として日本語にも精通している人だからこそできる流麗な文章。
そして異文化を見てきた人だからこそできる目からウロコの発想。
本当に惜しい方を失いました。
2011年4月29日に日本でレビュー済み
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私は米原氏のファンで、一つの小説を含む多くのエッセイを愛読している。幼少時代や同時通訳の体験を通じての広い意味での比較文化論、民族のアイデンティティーの大切さをユーモアを交えて辛口に語る姿勢に小気味良さを覚えていた。「所変れば、"常識"も変る」という基本思想に啓発される点も多かった。本作もその路線上にあるのだが、従来作に比べ物足りなさを感じた。
止むを得ない事情もあると思うが、端的に言えば文章にいつもの勢いがなく全体的に生彩を欠いているのである。主にロシアの諺を用いた得意の下ネタ混じりのジョークも大人しく、執筆依頼に対し、無理やり内容を整えたという印象が強い。新しく啓発されるような話題もないし、何より全編を枯淡としたムードが覆っているのがやるせない。読み手側の感傷かも知れないが。
この時期にこうした内容のエッセイを刊行する必要があったのか大いに疑問である。才気とユーモアと刺激に溢れたエッセイを期待した読者にとっては、拍子抜けの感を抱かせる内容ではないかと思う。
止むを得ない事情もあると思うが、端的に言えば文章にいつもの勢いがなく全体的に生彩を欠いているのである。主にロシアの諺を用いた得意の下ネタ混じりのジョークも大人しく、執筆依頼に対し、無理やり内容を整えたという印象が強い。新しく啓発されるような話題もないし、何より全編を枯淡としたムードが覆っているのがやるせない。読み手側の感傷かも知れないが。
この時期にこうした内容のエッセイを刊行する必要があったのか大いに疑問である。才気とユーモアと刺激に溢れたエッセイを期待した読者にとっては、拍子抜けの感を抱かせる内容ではないかと思う。
2015年1月17日に日本でレビュー済み
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米原万里が生きてきた環境がわかる。
米原万里の他の小説とは違う。
別な興味がわく本。
米原万里の他の小説とは違う。
別な興味がわく本。
2020年12月12日に日本でレビュー済み
米原万理さんのエッセイとして初期の「不実な美女…」と「魔女の1ダース」(読んだのはこちらが先)に次いで読む。
初期より文章が簡潔かつ小慣れて読みやすい。反面勢いがなくなった印象も受ける。また既視感ならぬ、実際に筆者の他の本で読んだエピソードもちらほら出てくる。
印象に残ったのはタイトルと同名の章よりも最終章「ドラゴン・アレクサンドラの尋問」。表題のチェコのソビエトスクールでの体験談もさることながら、花に関するいくつかの話や父母に対する思いが綴られている。
ご本人もお父さん子であることは認めているが、母親に対しては若干距離を感じていたようである。老いゆく母親に対する眼差しも当初冷ややかだったものが変化していく。
また、本書の大きな収穫の一つは「嘘つきアーニャ」執筆の経緯について自ら語っていること。
こちらの作品の元になっているのはNHKのドキュメンタリー番組で筆者自ら三人の同級生と再会したことにあるが、番組と著書、各々のアーニャの印象は著しく異なる。テレビのアーニャは国や言語、民族を超越した人物として好意的に描かれているが、本のアーニャに対しては筆者が最後まで違和感を覚えている様子が伺われる。
ここら辺に筆者の執筆理由があるのだが、詳しくは本書を読んで確認して頂きたい。
初期より文章が簡潔かつ小慣れて読みやすい。反面勢いがなくなった印象も受ける。また既視感ならぬ、実際に筆者の他の本で読んだエピソードもちらほら出てくる。
印象に残ったのはタイトルと同名の章よりも最終章「ドラゴン・アレクサンドラの尋問」。表題のチェコのソビエトスクールでの体験談もさることながら、花に関するいくつかの話や父母に対する思いが綴られている。
ご本人もお父さん子であることは認めているが、母親に対しては若干距離を感じていたようである。老いゆく母親に対する眼差しも当初冷ややかだったものが変化していく。
また、本書の大きな収穫の一つは「嘘つきアーニャ」執筆の経緯について自ら語っていること。
こちらの作品の元になっているのはNHKのドキュメンタリー番組で筆者自ら三人の同級生と再会したことにあるが、番組と著書、各々のアーニャの印象は著しく異なる。テレビのアーニャは国や言語、民族を超越した人物として好意的に描かれているが、本のアーニャに対しては筆者が最後まで違和感を覚えている様子が伺われる。
ここら辺に筆者の執筆理由があるのだが、詳しくは本書を読んで確認して頂きたい。
2015年6月9日に日本でレビュー済み
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米原万里さんのファンになって久しい、と言っても今年になってからのこと。とりこになってます。50歳台で鬼籍に入ったとのことですが、たくさん作品を残して欲しかった。
2014年7月12日に日本でレビュー済み
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まとまった作品とは言い難いのだけれども、海外でそれも東欧諸国で育ってきた著者の文化的背景がさまざまに見えるような文章がいろいろ見られて大変面白かったです