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きみはなぜ働くか。: 渡邉美樹が贈る88の言葉 文庫 – 2010/4/1
- ISBN-104532195373
- ISBN-13978-4532195373
- 版New
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2010/4/1
- 言語日本語
- 寸法10.7 x 0.9 x 15.1 cm
- 本の長さ205ページ
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2010/4/1)
- 発売日 : 2010/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 205ページ
- ISBN-10 : 4532195373
- ISBN-13 : 978-4532195373
- 寸法 : 10.7 x 0.9 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 884,309位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 182,526位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について

1959年生まれ。
小学校5年生の時、父親が経営する会社を清算したことから「自分は将来、社長になる」と決意する。
明治大学を卒業後、財務や経理を習得するため、経理会社に半年間勤務。その後1年間運送会社で働き資本金300万円を貯める。
1984年、ワタミを創業。
2000年には東証一部上場を果たす。「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」という理念のもと、外食・介護・宅食・農業・環境など、人が差別化となる独自の「6次産業モデル」を構築してきた。
実名企業小説「青年社長 上・下」「新青年社長 上・下」(高杉良著)の実在モデルでもある。
日本経団連理事、政府教育再生会議委員、神奈川県教育委員会教育委員、日本相撲協会「ガバナンスの整備に関する独立委員会」委員、観光庁アドバイザーを歴任。
現在、「学校法人郁文館夢学園」理事長、「公益財団法人School Aid Japan」代表理事としてカンボジア・ネパール・バングラデシュでの学校建設(308校)・孤児院運営、「公益財団法人みんなの夢をかなえる会」代表理事として、実践経営塾「渡美塾」や若者の夢の支援、「公益財団法人Save Earth Foundation」代表理事として、限りある自然資源を有効利用し、持続可能な循環型社会づくりにも携わる。「医療法人盈進会岸和田盈進会病院」理事長として、病院経営も経験。
2011年、行政に経営を持ち込むため東京都知事選に立候補。101万票を獲得。
同年6月より、岩手県陸前高田市参与(震災復興支援)に就任。
2013年、参議院選挙(全国比例区)において、104,176票を獲得し当選。
財政再建と脱原発をはじめ、6年間、経営者の視点で政策提言を続け、「外交防衛委員長」も経験する。
2019年7月、参議院議員を退任し、ワタミ株式会社取締役ファウンダーとして経営復帰。
2019年10月、ワタミ代表取締役会長兼グループCEOとして本格経営復帰。
2021年3月、復興推進委員会委員に就任。
2021年10月、ワタミ代表取締役会長 兼 社長に就任(現任)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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わたみさんは、素晴らしいと思います。
勇気、ファイトがわきます。
基本的にワタミで働く若手社員またはアルバイト向けのメッセージとなっています。
どのように仕事と向かい合うかということの基本的な考えや、ワタミという会社の理念というのが伝わってきます。
これから社会で働こうという前に読むといいかもしれません。
この疑問に渡邉社長は明確な答えを与えている。
「私は人間の幸せとは、自分以外の誰かのためになること、誰かのありがとうを
集めること、そのことによって人として大きく成長することだと思っています。
その幸せを実現するための手段は働くことしかありません。」
実際、生きてくためには働かねばならず、人は1日のうちの大半を仕事に費やしている。
人の一生にとってそれほど重要な働くということを、ただ金のためと考えていいものか。
渡邉社長は、自身が夢をもって起こした「ワタミ」という会社での経験を通して、
また、職場で起こる様々なトラブルや社員教育の実際を通して、
働くことの持つ意味を明らかにしている。
挨拶はすれど客の方を見もせず、笑顔のない従業員に対して、
「お金をもらっているのだから、ちゃんと働きなさい」とつまらないことを言うつもりはない。
むしろ声を大に、人間として優しく、人間として誠実に、人間として
責任を果たしなさい、と言いたい。」
働くだけではロボットと同じだ。「いらっしゃいませ」は作業ではなく、心の表現なのだ。
アルバイトの若者の貴重な1時間を、時給千円などで買い取れるものではない。
お金では決して得ることのできない体験を通して、時給以上に大切なものを
吸収してもらいたい。一生抱えていける財産を渡したい。
ワタミでの数多くの経験から、渡邉社長は「仕事は手段じゃない、
きみたちの人生だ。」と語りかける。
高校生に、大学生に、まだ働くことの意味が見出せない社会人に、
部下の人生に責任を負う管理職に、社長に、
多くの人にぜひとも読んでもらいたい本だ。
村上「一週間」
ワタミ「そうすればその人はもう無理とは口が裂けても言えないでしょう」
村上「・・・んん??」
ワタミ「無理じゃなかったって事です。実際に一週間もやったのだから。
『無理』という言葉は嘘だった」
村上「いや、一週間やったんじゃなくやらせたって事でしょ。鼻血が出ても倒れても」
上記は数年前の有名なテレビ番組・カンブリアでの村上龍との対談内容です。この時点でかなり異様なのですが、要するに怖いのは理路整然(ソトからだと割合に突っ込みどころは多いがパッと見)としていることです。
睡眠時間を2,3時間、また15時間以上働きづめで休憩が15分程度と言う中で「仕事=人生だから」できるかと言うことですね。
出来ません。
この本を読むと、1日8時間、あるいは10時間と言う考えで実践するイメージです。
しかし「給料が30万程度で月1,2日の休みで24時間365日仕事のことだけを考えろ、自殺や過労死は”すいません”で終わり」と言う中での仕事への考え方なんですよ。
ムリですよね。
「それはワタミに合わなかっただけですよ」では済まないんです。
多くの人が犠牲になっている以上、社会に害悪を与えるワタミを許してはいけないんですね。
やくざのフロント企業が「お前とは関わりがないから言われる筋合いがない」と言ってるのと同じなんですよ。僕やあなたの代わりに多くの善良な人が犠牲になっているわけで存在は許してはいけないんですよ。
ただ、「なぜ働くのか」ということを考えさせられたし、プロフェッショナルを目指す姿勢には感銘を受けた。
これから就職をしようとする学生にはおススメの1冊。
のうち一項目を削除し、「まえがき」を加えた、著者の仕事観を示した
自己啓発書である。
本書の内容としては、タイトルにある「なぜ働くか」という部分に限った
ものではなく、一日一生の心構えで生きてみること、人は三秒で人を判断
する、謝る人はカッコイイ、シゴトは慣れるな、仕事と思うな人生と思え、
まわりの人と比較するな、臨界期を知れ等々、著者の仕事観、さらには
人生観までが書かれた内容になっている。
読めば、必ず著者の熱意や心意気といった「熱さ」を感じることだろう。
本書の最大の特徴はそこにあるといっていい。著者の考え方を、これでも
か、というくらいに熱く熱く語っているのが伝わってくる。
ただ気になる点がある。それは、こういった話題や例示の9割以上がワタミ
の話なのである。もちろん、それにより具体的になるし、著者のご経験を
最大限に盛り込むためには有効である。
しかし、本書のタイトルから期待される内容は、もっと広く一般的なもの
であることを鑑みれば、著者のご経験をもう少し一般化なり統一化して
まとめてほしかった、というのが正直なところである。すなわち、次々
ワタミの話題が出てくると、(ワタミの社員やアルバイトでない人にと
っては)しつこい印象を受けるし、宣伝をしているのではないのか、と
いう印象さえ抱く読者の方もいらっしゃることだろう。
総じて言えば、著者の仕事観、人生観を知るためにはいいが、いささか
内容の偏りが気になる本である。
こういう真摯な問いかけに対して、渡邊社長の言葉で、
渡邊社長の考える回答が、熱く語られている。
サービス業の原点とは何か? 働くとはどういうことか?人生の目的とは何か?
それらは、どれもひとつの哲学につながっている。
・誰かの「ありがとう」を集めること。
・そのことによって、人として成長すること。
とても深い哲学がこの本には、ある。
私たちは、47歳でこういう「達観」というか「開眼」ができるだろうか?
修行が足らんなぁ、と感じさせてくれます。ご一読をお薦めします。