本編のシリアスシーンを忘れさせるほど戦闘や憂鬱になるシーンはほとんどありません
特に、シャドウゲールの素顔を見てクランテイルが驚いた理由が笑えます
でも、一番好きなのはゲームが始まる前のチェルナーマウスの活動ですね、これは必見です
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魔法少女育成計画 episodes (このライトノベルがすごい! 文庫) 文庫 – 2013/4/10
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『魔法少女育成計画』『魔法少女育成計画restart』で、過酷な死のゲームを繰り広げた魔法少女たち。そんな彼女たちに魅せられた読者の声に応えて、本シリーズの短編集がついに登場! 少女たちのほんわかした日常や、不思議な縁や、やっぱり殺伐とした事件などなど、エピソード山盛りでお届けします! 本編と合わせて楽しんでいただきたい一冊ですが、この本からシリーズを読み始めるというのもアリ、かも!?
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2013/4/10
- 寸法10.7 x 1.5 x 15.2 cm
- ISBN-10480020934X
- ISBN-13978-4800209344
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著者について
遠藤 浅蜊 (えんどう あさり) プロフィール
魔法少女達のエピソードとともにやってきました遠藤浅蜊です。本編では描かれなかった彼女達の一面をお楽しみください。意外と可愛いかったりするんですよ、あの娘。
魔法少女達のエピソードとともにやってきました遠藤浅蜊です。本編では描かれなかった彼女達の一面をお楽しみください。意外と可愛いかったりするんですよ、あの娘。
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2013/4/10)
- 発売日 : 2013/4/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 284ページ
- ISBN-10 : 480020934X
- ISBN-13 : 978-4800209344
- 寸法 : 10.7 x 1.5 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 650,279位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 48位このライトノベルがすごい!文庫
- - 140,974位文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年4月18日に日本でレビュー済み
本編では描かれなかった意外な組み合わせ、交流があったり、実は交戦もあったりで見所が多いです。
特に好きな話は、自由奔放な家族に悩まされるあの娘のお話。
本編でのギャップもあってか余計におかしく、ラストの挿絵は
(この娘はこんな表情が出来るんだ)というより、(これこそが彼女本来の表情なんだ)と感じ、本編を含んでも一番好きな挿絵でした。
他にも読むと印象が変わるキャラもおり、本編と比較してみるのも面白いと思います。
本編が好きな方は勿論、キャラに思い入れのある方は是非読んでみてください。
特に好きな話は、自由奔放な家族に悩まされるあの娘のお話。
本編でのギャップもあってか余計におかしく、ラストの挿絵は
(この娘はこんな表情が出来るんだ)というより、(これこそが彼女本来の表情なんだ)と感じ、本編を含んでも一番好きな挿絵でした。
他にも読むと印象が変わるキャラもおり、本編と比較してみるのも面白いと思います。
本編が好きな方は勿論、キャラに思い入れのある方は是非読んでみてください。
2014年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作品は『魔法少女育成計画』および、『魔法少女育成計画restart』に登場する魔法少女――その数なんと33名――が全員登場する短編集。15ものエピソードが収録されており、ボリューム感、オトク感は十分。
本編の殺伐とした雰囲気はほぼなく、彼女らの日常を扱ったほのぼのとしたエピソードが多い。
本編で早々に死亡してしまい、見せ場のなかった魔法少女が活躍したり、無口で無愛想と思っていたキャラの意外な一面を知ることができたり、本編では謎に包まれていたキャラクターの素性が明らかになるなど、世界感・キャラ造詣の理解をぐんと広げてくれる。ファンにはうれしい一冊だと思う。
本編の殺伐とした雰囲気はほぼなく、彼女らの日常を扱ったほのぼのとしたエピソードが多い。
本編で早々に死亡してしまい、見せ場のなかった魔法少女が活躍したり、無口で無愛想と思っていたキャラの意外な一面を知ることができたり、本編では謎に包まれていたキャラクターの素性が明らかになるなど、世界感・キャラ造詣の理解をぐんと広げてくれる。ファンにはうれしい一冊だと思う。
2019年8月24日に日本でレビュー済み
「魔法少女育成計画」シリーズの番外編に当たる短編集。15もの短編が収録されており、それらを全て合わせると、これまでシリーズに登場した魔法少女が30人以上も登場しています。本編で出番が多かったスノーホワイトやペチカ等の出番は抑えられており(特に、ペチカに至っては回想にしか出てきません)、その代わりに本編で出番が少なかった魔法少女の出番が多い傾向にあり、今巻は本編で語り切れなかった面を掘り下げるためのものと言えるかもしれません。
やはり興味深いのは、「魔法少女」というファンタジックな要素にリアリティが上手く融合しているところと言えるでしょう。今巻は短編集ということもあって、魔法少女、もしくはその変身前の日常を描いたものが多く、本編よりもその傾向が強いように思えます。特に、変身前の魔法少女の境遇は「こんな人実際にいるんじゃないか」と思いたくなるほどリアリティがあるものが多く、そんな人がフィクションじみた要素の集合体である「魔法少女」として活動しているという状況自体が面白く感じられます。その中でも、中卒のフリーターである真琴(マジカロイド44の変身前)に関しては短い描写の中で「適当さの中にある信念」を上手く表現しており、彼女を主人公にしてもっと長い話を書けるのではないかと思うほどでした。また、「マジカルデイジー第二十二話」に関しては、話全体がまるで「表現規制に対する皮肉」のように感じられ、ある意味リアルを反映した短編と言えるでしょう。
ただし、今巻はあくまでも日常を描いたものが多く、本編のように「生きるか死ぬかを描いたヒリヒリした雰囲気」は少なく(「ゾンビウェスタン」のようにグロテスクさを徹底的に追求した話もあるのですが)、物語としてのインパクトは少し弱めに感じられます。「トップスピードと遊ぼう」や「青い魔法少女の記憶」のように本編を知っていればかなり残酷に見える話もあるのですが、それはあくまでも「本編を知っていれば」の話であり、そのうえである程度の「深読み」をする必要もあり、これらのエピソード単体の印象はそこまで強いものではありません。
紹介文に「この本からシリーズを読み始めるというのもアリ、かも!?」とありますが、個人的にはあまりお薦めしません(だからこそ「かも」なのかもしれませんが)。「このシリーズの世界観をより広げるための副読本」的な立ち位置の作品と言えるのではないでしょうか。
やはり興味深いのは、「魔法少女」というファンタジックな要素にリアリティが上手く融合しているところと言えるでしょう。今巻は短編集ということもあって、魔法少女、もしくはその変身前の日常を描いたものが多く、本編よりもその傾向が強いように思えます。特に、変身前の魔法少女の境遇は「こんな人実際にいるんじゃないか」と思いたくなるほどリアリティがあるものが多く、そんな人がフィクションじみた要素の集合体である「魔法少女」として活動しているという状況自体が面白く感じられます。その中でも、中卒のフリーターである真琴(マジカロイド44の変身前)に関しては短い描写の中で「適当さの中にある信念」を上手く表現しており、彼女を主人公にしてもっと長い話を書けるのではないかと思うほどでした。また、「マジカルデイジー第二十二話」に関しては、話全体がまるで「表現規制に対する皮肉」のように感じられ、ある意味リアルを反映した短編と言えるでしょう。
ただし、今巻はあくまでも日常を描いたものが多く、本編のように「生きるか死ぬかを描いたヒリヒリした雰囲気」は少なく(「ゾンビウェスタン」のようにグロテスクさを徹底的に追求した話もあるのですが)、物語としてのインパクトは少し弱めに感じられます。「トップスピードと遊ぼう」や「青い魔法少女の記憶」のように本編を知っていればかなり残酷に見える話もあるのですが、それはあくまでも「本編を知っていれば」の話であり、そのうえである程度の「深読み」をする必要もあり、これらのエピソード単体の印象はそこまで強いものではありません。
紹介文に「この本からシリーズを読み始めるというのもアリ、かも!?」とありますが、個人的にはあまりお薦めしません(だからこそ「かも」なのかもしれませんが)。「このシリーズの世界観をより広げるための副読本」的な立ち位置の作品と言えるのではないでしょうか。
2013年4月29日に日本でレビュー済み
群像劇として異常なぐらい良質なラノベ「魔法少女育成計画」。今回は、一人一人を掘り下げる仕組みになっています。大体の小説は、これで失敗します。
ですが、この短編に関しては、作品の奥深さ、ようはキャラクターの二面性、立場、関係性を描いているので、各エピソードの魔法少女がほんとうに主人公になっています。本編を読んでいれば、それがよくわかると思います。これは本編を補完するレベルではなく、互いに相乗効果を生み出している稀有な作品群です。
だからこそ
酷いといえます。
しかし、魔法少女育成計画の続編が出たときも思ったのですが、なんで当たらし作品を書かさないのか?確かに、おもしろのは認めるが、他のシリーズも読みたい!なので、この本が出たときはがっかりしました。
だから、★は一つです。どんなにおもしろくてもです!!
後、一番酷い話はアカネだと思います
ですが、この短編に関しては、作品の奥深さ、ようはキャラクターの二面性、立場、関係性を描いているので、各エピソードの魔法少女がほんとうに主人公になっています。本編を読んでいれば、それがよくわかると思います。これは本編を補完するレベルではなく、互いに相乗効果を生み出している稀有な作品群です。
だからこそ
酷いといえます。
しかし、魔法少女育成計画の続編が出たときも思ったのですが、なんで当たらし作品を書かさないのか?確かに、おもしろのは認めるが、他のシリーズも読みたい!なので、この本が出たときはがっかりしました。
だから、★は一つです。どんなにおもしろくてもです!!
後、一番酷い話はアカネだと思います