仕事の出先でうまくいかず、「もう仕事やめたい…」と落ちこんでいたところ、偶然入った本屋で見つけ、即購入した。
TVでアスリートを熱く応援する松岡修造を見てて、「こんな私を励まして〜」といった、すがるような気持ちもあった。
タイトルもずばり「応援する力」だし。
結論から言うと、「もう一回、頑張ってみっか!」と、会社に戻る元気、そしてやる気をくれた。
新書ならではの造りで、目次を読んだだけでも「そうそう、それが聞きたかった!」のオンパレードなのも購入したポイントだった。
私のような現代社会に疲れきっている人間にとって、この本の内容は、びしびし心に響いた。
応援する内容も、伝説の伊達公子VSグラフ(知られざる後日エピソードがあって、グラフファンの私にはたまらなかった')から始まって、
浅田真央、羽生ユズル、''橋大輔と、松岡修造ならではの豪華な顔ぶれへの応援エピソードが満載。
有名人好きにも満足な内容だが、それだけじゃないのが本書の素晴らしいところ。
なぜ応援するのか、どんな応援が効果的なのか、そして応援することで自分が何が得られるのか…
う〜ん、さすが松岡修造。心がきれい!きれいすぎる!!
でも、読んでいるうちに、不思議と私の心も浄化され「素直に頑張ってみよう、私も人を応援してみよう」と納得してしまった。
新書だから、やっぱり手軽に、そして的確なアドバイスがほしいと思っている人にもおすすめ。
でも、きっと何回も読み直したくなるだろうと思わせる内容だ。
たった720円で、仕事を辞めずにとどまれたのだから、超お得な一冊に出会えたといえよう(笑)
くよくよなやんでしまう人を、(意外にも)そっと温かく、そして熱く、応援してくれます!

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応援する力 (朝日新書) 新書 – 2013/12/13
松岡修造
(著)
アスリートに向かって声を掛けることだけが応援じゃない!
テレビで観戦しながら勝利を祈ることも応援、
親に黙って心の中で感謝するのも応援、
子どもを思って苦言を呈するのも、時には応援だ……
自他共に認める「日本一、応援を愛する男」松岡修造が、「応援」に力を込める理由とは?
自身が目にした数々の応援が起こした奇跡の逸話から、
インタビューをしたアスリートたちを応援することで学んだこと、
家族、同僚、部下といった身近な人への応援の仕方、
自分自身を鼓舞する方法まで、
修造式「応援の流儀」を、具体例を挙げながら語る。
あなたの大事な人が元気がないとき、
自分自身を励ましたいとき、力になってくれる1冊。
【著者紹介】
松岡修造(まつおか・しゅうぞう)
1967年、東京都生まれ。
10歳から本格的にテニスを始め、86年、プロに転向。
ウィンブルドン選手権で日本男子としては62年ぶりのベスト8に輝くなど活躍。
現在はテニス界の発展のため、ジュニア育成などに力を尽くす。
その一方で、レポーター、スポーツキャスターなど、幅広く活動中。
『挫折を愛する』など著書多数。
【もくじ】
はじめに
第1章 応援の力って凄い!
―僕が「応援」の力を信じる理由―
・人生を変えた応援
・応援の頂点
・人生最高のスーパーショット
・現役時代に始めた応援
・修造式・オリンピック応援の流儀
・オリンピック中は大忙し
・応援のハシゴ
・クロスカントリーの過酷な応援
・伊達vs.女王グラフ戦での応援
・応援団長
・応援でもぎ取った勝利
・感服した女王の反応
・応援の科学的な力
・応援は自分のため ・一つのメダルの力
・「頑張れ」ではなく「頑張っているね! 」
・かけ声のタイミング
・応援は「きっかけ」
・応援はプレッシャーか
・応援をプラスに変える
・気持ちの伝染
・オリンピックの魔物
第2章 アスリートを応援することで学んだこと
―応援する力が、返ってくる時―
・インタビューも「応援」
・浅田真央さんの「伝達力」
・真央さんの「試練を乗り越える力」
・「ノーミスの演技」の意味
・聞いてはいけなかった質問
・北島康介さんの「強さ」
・励まさない応援もある
・羽生結弦(はにゅうゆづる)さんの「自立心」
・コミュニケーション能力を磨く理由
・高橋大輔さんの勇気
・野口みずきさん「自分を認める」
・言い訳をしない室伏広治さん
・「弱さ」はあっていい ・石川遼さんの「ていねいさ」
・高橋尚子さんの「誰かのために頑張る」
・荒川静香さんの「無欲」
・シャラポワの苦労
・伊達公子さんの「テニス愛」
・“応援"することで得られるもの
第3章 身近な人への応援は難しい
―家族、友人への応援方法―
・身近な人への応援のし方とは?
・子どもへの応援は難しい
・父の口癖「テニスを辞めろ! 」
・父は世界一のコーチ
・父と一緒に戦った準決勝
・家族へ手紙を書こう
・妻への応援
・相手ではなく自分を変える
・部下への応援
・本気で向き合う
・鬼コーチの心
・身近な人からの苦言は最大の応援
第4章 人を、自分を励まそう
―毎日の暮らしへの「応援」の取り入れ方―
・「応援される人」って、どんな人?
・プロフェッショナルな人
・自分で自分を応援してみよう
・ネガティブ思考を断つ
・他人と比較しない
・全力を尽くす
・つらいこともエンタテイメントに
・不平不満は「毒」
・緊張を喜ぼう
・プレッシャーはコントロールできない
・応援のツボを掴む
・理不尽だと感じても
・いい勘違いはどんどんしよう
・ライバルの意味
・自分を追い詰める
・君ならできる!
おわりに
テレビで観戦しながら勝利を祈ることも応援、
親に黙って心の中で感謝するのも応援、
子どもを思って苦言を呈するのも、時には応援だ……
自他共に認める「日本一、応援を愛する男」松岡修造が、「応援」に力を込める理由とは?
自身が目にした数々の応援が起こした奇跡の逸話から、
インタビューをしたアスリートたちを応援することで学んだこと、
家族、同僚、部下といった身近な人への応援の仕方、
自分自身を鼓舞する方法まで、
修造式「応援の流儀」を、具体例を挙げながら語る。
あなたの大事な人が元気がないとき、
自分自身を励ましたいとき、力になってくれる1冊。
【著者紹介】
松岡修造(まつおか・しゅうぞう)
1967年、東京都生まれ。
10歳から本格的にテニスを始め、86年、プロに転向。
ウィンブルドン選手権で日本男子としては62年ぶりのベスト8に輝くなど活躍。
現在はテニス界の発展のため、ジュニア育成などに力を尽くす。
その一方で、レポーター、スポーツキャスターなど、幅広く活動中。
『挫折を愛する』など著書多数。
【もくじ】
はじめに
第1章 応援の力って凄い!
―僕が「応援」の力を信じる理由―
・人生を変えた応援
・応援の頂点
・人生最高のスーパーショット
・現役時代に始めた応援
・修造式・オリンピック応援の流儀
・オリンピック中は大忙し
・応援のハシゴ
・クロスカントリーの過酷な応援
・伊達vs.女王グラフ戦での応援
・応援団長
・応援でもぎ取った勝利
・感服した女王の反応
・応援の科学的な力
・応援は自分のため ・一つのメダルの力
・「頑張れ」ではなく「頑張っているね! 」
・かけ声のタイミング
・応援は「きっかけ」
・応援はプレッシャーか
・応援をプラスに変える
・気持ちの伝染
・オリンピックの魔物
第2章 アスリートを応援することで学んだこと
―応援する力が、返ってくる時―
・インタビューも「応援」
・浅田真央さんの「伝達力」
・真央さんの「試練を乗り越える力」
・「ノーミスの演技」の意味
・聞いてはいけなかった質問
・北島康介さんの「強さ」
・励まさない応援もある
・羽生結弦(はにゅうゆづる)さんの「自立心」
・コミュニケーション能力を磨く理由
・高橋大輔さんの勇気
・野口みずきさん「自分を認める」
・言い訳をしない室伏広治さん
・「弱さ」はあっていい ・石川遼さんの「ていねいさ」
・高橋尚子さんの「誰かのために頑張る」
・荒川静香さんの「無欲」
・シャラポワの苦労
・伊達公子さんの「テニス愛」
・“応援"することで得られるもの
第3章 身近な人への応援は難しい
―家族、友人への応援方法―
・身近な人への応援のし方とは?
・子どもへの応援は難しい
・父の口癖「テニスを辞めろ! 」
・父は世界一のコーチ
・父と一緒に戦った準決勝
・家族へ手紙を書こう
・妻への応援
・相手ではなく自分を変える
・部下への応援
・本気で向き合う
・鬼コーチの心
・身近な人からの苦言は最大の応援
第4章 人を、自分を励まそう
―毎日の暮らしへの「応援」の取り入れ方―
・「応援される人」って、どんな人?
・プロフェッショナルな人
・自分で自分を応援してみよう
・ネガティブ思考を断つ
・他人と比較しない
・全力を尽くす
・つらいこともエンタテイメントに
・不平不満は「毒」
・緊張を喜ぼう
・プレッシャーはコントロールできない
・応援のツボを掴む
・理不尽だと感じても
・いい勘違いはどんどんしよう
・ライバルの意味
・自分を追い詰める
・君ならできる!
おわりに
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2013/12/13
- 寸法1 x 10.7 x 17.2 cm
- ISBN-104022735384
- ISBN-13978-4022735386
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著者について
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1967年、東京都生まれ。10歳から本格的にテニスを始め、慶應義塾高等学校2年生の時、テニスの名門である福岡県の柳川高等学校に編入。その後、単身渡米、86年にプロに転向。95年のウィンブルドン選手権で、日本人男子としては62年ぶりのベスト8進出を果たすなど活躍。98年に現役から卒業。現在はテニス界の発展のため、テニス活性化プロジェクト「修造チャレンジ」などを通じてジュニア育成に尽力。また、オリンピックのキャスターを務めるなど、メディアでも幅広く活躍している。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
応援したくなる人いますよね。一つのことに向かって必死に努力して、いい結果を残したり、かと思えば少し失敗して落ち込んだり、本気で頑張ってきたからこそ本番前に不安になったり...でも諦めず挑み続け、疾走していける人。私はそんな人を応援したくなります。
修造さんが様々なアスリートを応援して、関わりあって行く中で学んだことが沢山載っています。それを読んで私も今までのことを振り返ったり、色々感じたり。そうしていく中で色々学ぶことがありました。
読んでいて胸が熱くなる所もありました。逆に耳が痛くなるところも。
読んだ後はすごく清々しい気持ちになりました。おすすめですよ(*^^*)
修造さんが様々なアスリートを応援して、関わりあって行く中で学んだことが沢山載っています。それを読んで私も今までのことを振り返ったり、色々感じたり。そうしていく中で色々学ぶことがありました。
読んでいて胸が熱くなる所もありました。逆に耳が痛くなるところも。
読んだ後はすごく清々しい気持ちになりました。おすすめですよ(*^^*)
2016年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
応援とは人の能力を引き出すもの。ただし、応援するにしても本気で応援しなければ意味が無い。
著者は、1995年のウィンブルドンの3回戦で、気持ちの上で完全に負けていた時に、観客席から「修造、自分を信じろ!」という言葉をかけられ、自分が奮い立ったという経験があるという。
そのタイミングにふさわしい応援があるというのは、応援というのも一つのコーチングのあり方なのかもしれないと思った。
大人も子どもも、家族や教師、上司、仲間などさまざまな人から、期待され、応援される場面がある。
でもその期待や応援を重圧に感じ、振り回されてしまい、一体何のためにやっているのか、自分の目標は何だったのか、わからなくなってしまうこともある。
そんな時は、一回立ち止まって、冷静に自分自身を見つめ直し、応援を自分の力に変えることができるよう考えてみることが大事。
というところも、学びになった。何かプレッシャーが掛かるようなことが会った時は原点に立ち返って、人の応援をパワーに変えられる力が大事だなと。
応援を力に変える方法について興味がある方におすすめ。
著者は、1995年のウィンブルドンの3回戦で、気持ちの上で完全に負けていた時に、観客席から「修造、自分を信じろ!」という言葉をかけられ、自分が奮い立ったという経験があるという。
そのタイミングにふさわしい応援があるというのは、応援というのも一つのコーチングのあり方なのかもしれないと思った。
大人も子どもも、家族や教師、上司、仲間などさまざまな人から、期待され、応援される場面がある。
でもその期待や応援を重圧に感じ、振り回されてしまい、一体何のためにやっているのか、自分の目標は何だったのか、わからなくなってしまうこともある。
そんな時は、一回立ち止まって、冷静に自分自身を見つめ直し、応援を自分の力に変えることができるよう考えてみることが大事。
というところも、学びになった。何かプレッシャーが掛かるようなことが会った時は原点に立ち返って、人の応援をパワーに変えられる力が大事だなと。
応援を力に変える方法について興味がある方におすすめ。
2018年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は構成がシンプルで明快、エピソードも具体的で
わかりやすいです。95年のウィンブルドンで感じた「応援」の力を、松岡さんは現役を退く前から実践し深めて来ました。その哲学の深化と出会いの旅路はまだ続いています。約20年目の「応援論」の到達点として、非常に応援された一冊です。
わかりやすいです。95年のウィンブルドンで感じた「応援」の力を、松岡さんは現役を退く前から実践し深めて来ました。その哲学の深化と出会いの旅路はまだ続いています。約20年目の「応援論」の到達点として、非常に応援された一冊です。
2014年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
修造さんのもとからのファンです。彼のように熱い気持ちでいろんな人を応援したいし、応援されるような人間になりたいです。
2014年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数年前に、たまたま仕事の関係でお会いしたことがあった松岡修造さん。テレビで観ていたままの、さわやかで礼儀正しい態度に驚かされたのを今でも忘れません。
人を元気にする仕事をするのは、応援上手にならなければならない、コミュニケーション能力を高めなければならないと改めて実感しました。また、自分自身を応援して自分を強くするという視点は、周りとの軋轢に困っている自分にとって、あまり意識していなかったもので、明日から人と向かい合うための具体的な方法と勇気を与えてくれるものでした。
彼の素直な生き方がそのまま伝わってくる、とても素晴らしい内容で、早速家族にも読むのを勧めました。
彼の本はほとんど全て読んでいますが、私の中では、これまででベストの本です。
人を元気にする仕事をするのは、応援上手にならなければならない、コミュニケーション能力を高めなければならないと改めて実感しました。また、自分自身を応援して自分を強くするという視点は、周りとの軋轢に困っている自分にとって、あまり意識していなかったもので、明日から人と向かい合うための具体的な方法と勇気を与えてくれるものでした。
彼の素直な生き方がそのまま伝わってくる、とても素晴らしい内容で、早速家族にも読むのを勧めました。
彼の本はほとんど全て読んでいますが、私の中では、これまででベストの本です。
2015年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段、何気なくやってることも、文字に著すことは難しいものです。この本は、それに気付かせてくれ、文字として教えてくれる本でした。語り調の文章が、松岡さんの姿を見せてくれ、明日からの生活に応援する力を与えてくれます。おすすめです。
2013年12月17日に日本でレビュー済み
いまや、バラエティーにCM、スポーツ番組にひっぱりだこの松岡さん。
私はテニス選手時代からのファンなのだが、
ここまで人気者になるとは…正直びっくり。
その秘密が、本書を読んで分かったような気がする。
人を応援することに、これほど一所懸命になり、
それを力、パワーにしている人はいないだろう。
本書を読んで、その秘訣を少し分けてもらったし、
これからも松岡さんのファンでいたい、私も松岡さんを応援し続けよう!
と思った。
裏切らない本、裏切らない松岡修造が、つまっている本だと思う。
私はテニス選手時代からのファンなのだが、
ここまで人気者になるとは…正直びっくり。
その秘密が、本書を読んで分かったような気がする。
人を応援することに、これほど一所懸命になり、
それを力、パワーにしている人はいないだろう。
本書を読んで、その秘訣を少し分けてもらったし、
これからも松岡さんのファンでいたい、私も松岡さんを応援し続けよう!
と思った。
裏切らない本、裏切らない松岡修造が、つまっている本だと思う。