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アスペルガーと定型を共に生きる: 危機から生還した夫婦の対話 単行本 – 2012/7/24
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一方が障がいをもった夫婦が長年のコミュニケーション齟齬の経験を当事者どうしで語り合う。二人がいかに認め合い,その関係を大切なものと感じるに至ったか,ネットブログを主宰する編者の司会で二人の経過を立体的に浮かび上がらせ,アスペ-定型問題に留まらない,万人のコミュニケーション問題とのつながりを探る。
■語り手:東山(伸夫・カレン)夫妻からのメッセージ
夫婦でいることは、がまんの連続でしかないと思っている一人の男がいました。ドラマに出てくるような幸せな結婚生活などというものは、「絵空事」だと信じて疑わなかったのです。一方、その妻は、深い嘆きの中にあっても、何か「解決」の糸口はないか探し求めていました。
「絶対に埋められない」と思われた二人の間の溝は、「アスペルガーと定型」ゆえのものでした。
それに気づいた時の驚きと不思議な安堵感。一方がアスペルガーであることが、「福音」になるかもしれないという直観。気づいてからの二人の足取り…。私たち二人が当事者として、存分に語り合っています。
いま、誰かと通じ合えなくて悩んでいるたくさんの方々に読んでいただければ、何かのお役にたてるかもしれません。
■編者:パンダからのメッセージ
「どうして私の思いを分かってくれないの?」 「それを俺に言って、何の意味があるの?」 通じない、夫婦のコミュニケーション……
どんな夫婦にも通じ合えないことはある。そこにアスペルガーと定型というズレが本人も気づかず加わると、わけのわからない混乱の中で激しく傷つけ合い、「死」さえ身近になることもある。そんな夫婦が「アスペルガーと定型」という問題に気づき、一緒に向き合ったとき、全く違う感性を持った二人に新しい共生の道が見え始めたのです。
それは奇跡なのでしょうか! ?。 通じ合うことに絶望している方に、一度ここに語られた生き様を見て欲しい。異質な者どうし、ズレを抱えてどうお互いを活かし合い、生きていくのか。
皆さんとお二人の語り合いが、きっとどこかで響き会うことでしょう。
私が主宰しているブログ「アスペと定型:アスペルガーと定型のコミュニケーションを考える」にもぜひお越しください。http://communicative.cocolog-nifty.com/blog/
■語り手:東山(伸夫・カレン)夫妻からのメッセージ
夫婦でいることは、がまんの連続でしかないと思っている一人の男がいました。ドラマに出てくるような幸せな結婚生活などというものは、「絵空事」だと信じて疑わなかったのです。一方、その妻は、深い嘆きの中にあっても、何か「解決」の糸口はないか探し求めていました。
「絶対に埋められない」と思われた二人の間の溝は、「アスペルガーと定型」ゆえのものでした。
それに気づいた時の驚きと不思議な安堵感。一方がアスペルガーであることが、「福音」になるかもしれないという直観。気づいてからの二人の足取り…。私たち二人が当事者として、存分に語り合っています。
いま、誰かと通じ合えなくて悩んでいるたくさんの方々に読んでいただければ、何かのお役にたてるかもしれません。
■編者:パンダからのメッセージ
「どうして私の思いを分かってくれないの?」 「それを俺に言って、何の意味があるの?」 通じない、夫婦のコミュニケーション……
どんな夫婦にも通じ合えないことはある。そこにアスペルガーと定型というズレが本人も気づかず加わると、わけのわからない混乱の中で激しく傷つけ合い、「死」さえ身近になることもある。そんな夫婦が「アスペルガーと定型」という問題に気づき、一緒に向き合ったとき、全く違う感性を持った二人に新しい共生の道が見え始めたのです。
それは奇跡なのでしょうか! ?。 通じ合うことに絶望している方に、一度ここに語られた生き様を見て欲しい。異質な者どうし、ズレを抱えてどうお互いを活かし合い、生きていくのか。
皆さんとお二人の語り合いが、きっとどこかで響き会うことでしょう。
私が主宰しているブログ「アスペと定型:アスペルガーと定型のコミュニケーションを考える」にもぜひお越しください。http://communicative.cocolog-nifty.com/blog/
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社北大路書房
- 発売日2012/7/24
- ISBN-104762827797
- ISBN-13978-4762827792
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商品の説明
出版社からのコメント
■出版社:編集者からのメッセージ
「アスペルガー」という言葉は、以前に比べずいぶん知られるようになってきました。でも言葉としての偏ったイメージが一人歩きしている感じもあります。大部分の平均的な発達をしてきた「定型発達者」には直接関係ないと思われているかも知れません。この、本書のタイトルにも入れられた「定型(発達者)」という言葉を聞き慣れた方は限られるかも知れませんが、自閉系の「障がい」といわれるアスペルガーに対し、自閉的でない典型的な発達を遂げてきた、いわゆるふつうの人のことを言います。
本書で紹介されているアスペルガーと定型発達者の夫婦の物語(対話)をお読みいただくと、意外にもかなり深い部分で、読者ご自身の日常のコミュニケーションや生き方の問題とのつながりに気がつかれることが多いと思います。
私たちは誰一人としてまったく同じ人はいない、個性的な人生を歩んでいます。本書がそんな皆さんの「自分自身」を改めて見つめ直す一つのきっかけとなりますよう。
「アスペルガー」という言葉は、以前に比べずいぶん知られるようになってきました。でも言葉としての偏ったイメージが一人歩きしている感じもあります。大部分の平均的な発達をしてきた「定型発達者」には直接関係ないと思われているかも知れません。この、本書のタイトルにも入れられた「定型(発達者)」という言葉を聞き慣れた方は限られるかも知れませんが、自閉系の「障がい」といわれるアスペルガーに対し、自閉的でない典型的な発達を遂げてきた、いわゆるふつうの人のことを言います。
本書で紹介されているアスペルガーと定型発達者の夫婦の物語(対話)をお読みいただくと、意外にもかなり深い部分で、読者ご自身の日常のコミュニケーションや生き方の問題とのつながりに気がつかれることが多いと思います。
私たちは誰一人としてまったく同じ人はいない、個性的な人生を歩んでいます。本書がそんな皆さんの「自分自身」を改めて見つめ直す一つのきっかけとなりますよう。
著者について
■人物紹介(全員ペンネーム)
斎藤パンダ
日本国に生まれる。現在:日本国在住。人なつっこい中年のオスのパンダ。2010年12月以降,ブログ「アスペと定型」を主催。自分の気持ちの整理のために始めた素人ブログが同じ悩みを持つ沢山の皆さんの語り合いの場になって予想外のことにとても喜んでます。
東山 伸夫
九州に生まれる。 現在:九州在住。公立高校の国語科教諭。さまざまな職場を経験するも,いまだに試行錯誤の連続。いろいろな年代になった「教え子」さんたちとたまに会うのが楽しみ。
東山カレン
山陰に生まれる。 現在:九州在住。元公立高校の英語科教諭。現在は仕事も家庭も遊びも,自分のペースでエンジョイ中。何事も「今・ここ」を大切に,ひとつひとつ積み重ねていきたいと思っています。
東山はる菜
九州に生まれる。 現在:関西在住。行ってみたい土地,やってみたいことたくさんの大学3年生。バイト,サークル,勉強,遊びに奔走中。そろそろ就活も。
東山 暁
九州に生まれる。 現在:九州在住。陸上に打ち込み,最近引退した高校3年生。勉強しなくてはと思いつつ,まだそこまで切り替えられていない・・・。
斎藤パンダ
日本国に生まれる。現在:日本国在住。人なつっこい中年のオスのパンダ。2010年12月以降,ブログ「アスペと定型」を主催。自分の気持ちの整理のために始めた素人ブログが同じ悩みを持つ沢山の皆さんの語り合いの場になって予想外のことにとても喜んでます。
東山 伸夫
九州に生まれる。 現在:九州在住。公立高校の国語科教諭。さまざまな職場を経験するも,いまだに試行錯誤の連続。いろいろな年代になった「教え子」さんたちとたまに会うのが楽しみ。
東山カレン
山陰に生まれる。 現在:九州在住。元公立高校の英語科教諭。現在は仕事も家庭も遊びも,自分のペースでエンジョイ中。何事も「今・ここ」を大切に,ひとつひとつ積み重ねていきたいと思っています。
東山はる菜
九州に生まれる。 現在:関西在住。行ってみたい土地,やってみたいことたくさんの大学3年生。バイト,サークル,勉強,遊びに奔走中。そろそろ就活も。
東山 暁
九州に生まれる。 現在:九州在住。陸上に打ち込み,最近引退した高校3年生。勉強しなくてはと思いつつ,まだそこまで切り替えられていない・・・。
登録情報
- 出版社 : 北大路書房 (2012/7/24)
- 発売日 : 2012/7/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 212ページ
- ISBN-10 : 4762827797
- ISBN-13 : 978-4762827792
- Amazon 売れ筋ランキング: - 715,262位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,582位ストレス・心の病気
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身、主人が何か人と違う・口ではその不自然さが言い表せなくて7年悩んできました。あるきっかけでアスペルガーの事を知り、沢山の本・サイトを調べたり、実際にアスペルガーの自助団体に行ったこともありました。主人はアスペルガーのグレーゾーンにいるのですが、症状は軽く?ても大なり小なり一緒にいるのは苦痛で仕方なく、調べたものの殆どが上手くいかない傾向のものが多い中、唯一この本だけは上手くいったご夫婦の本でした。共感する部分は多かったですが、正直、稀なケースだと思います。この本の中ご主人が自覚があることが上手くいった一つの要因だと思います。一般的にグレーゾーンにいる人は公の診断が出ていないので自覚がない事の方が多いですし、本人に自覚がなければ、パートナーがいくら対応を学んだとしても感情やコミュニケーションの欠落がある分とても難しいことだと感じます。参考にはなりましたが、アスペルガーもその人によって症や出方が違うのでそれぞれ夫婦の方法を健常者が探していくしかないと思いました。
2013年6月2日に日本でレビュー済み
この本がどういう本か、実物を見てすらも、わかりづらいのでまとめておきます。
60年代前半生まれの高校教師の夫婦がいます。夫は国語、妻は英語教師です。
二人は職場で出会って89年に結婚、91年と95年に長女と長男が生まれます。98年には妻のご両親との二世帯住宅を建てます。
いたって普通のどこにでもあるような夫婦でした。
2003年、妻が過労で倒れて休職します。
そこで、自分をいたわってほしいという気持ちを優先させる妻と、妻が倒れたから家事を事務的にこなして家庭生活を回すことを優先する夫との間に溝が発生します。
長女の中学生時代、二人は喧嘩を繰り返します。妻はうつ病にもなったようです。
2005年、妻がショックを受けたのはこんな会話です。
妻「こんなんでも、私が家にいた方がいいかな?」(あなたは私を必要としてくれるの?)
夫「別に、いてもいなくても、どっちでもいい」(あなたが家にいようがいまいが、僕が家事をするよ)
表面上はやりとりになっていますが、意味的にはまったくかみあっていません。
入退院を繰り返す妻は、ある日、ネットでアスペルガーについて知り、夫がアスペルガーではないかと疑います。
夫は妻に勧められて、専門医を二カ所訪れますが、どちらも「判断できない」との診断でした。つまり、正確に言えば、夫にアスペルガーの診断は下っていません。
2008年、口論の末に「離婚したい」という妻に対し、じゃあ仕方ないと夫は離婚の手続きを進めようとします。
ここでも妻の「離婚したい」(それほど辛いのだと理解してほしい)を、言葉通りにしか受け止められない夫がいます。
2008年、夫はとりあえず家を出て一人住まいを始めます。
2009年、夫婦はアスペルガー本『一緒にいてもひとり』を読んで理解を深め、妻はアスペルガーの掲示板に書き込みを始め、アドバイスなどをもらい、夫は家に戻ります。
2010年、夫婦はお互いへの理解を深め、家庭は再び円満になります。
2011年、妻の掲示板への描き込みを見た、ブログ主(アスペルガー妻を持つ定型夫)が書籍化を提案します。ブログ主がインタビュアーとなって、第三者的な視点から夫婦と家族を描いた本がつくられます。
2012年、本が出版されました。
アスペルガー夫への不満をつづった本は多いですが、本書は両方の言い分を(読者層を考慮してやや定型よりだけど)客観的に載せているので、どちらが読んでも相手を理解するのに役立ちます。
60年代前半生まれの高校教師の夫婦がいます。夫は国語、妻は英語教師です。
二人は職場で出会って89年に結婚、91年と95年に長女と長男が生まれます。98年には妻のご両親との二世帯住宅を建てます。
いたって普通のどこにでもあるような夫婦でした。
2003年、妻が過労で倒れて休職します。
そこで、自分をいたわってほしいという気持ちを優先させる妻と、妻が倒れたから家事を事務的にこなして家庭生活を回すことを優先する夫との間に溝が発生します。
長女の中学生時代、二人は喧嘩を繰り返します。妻はうつ病にもなったようです。
2005年、妻がショックを受けたのはこんな会話です。
妻「こんなんでも、私が家にいた方がいいかな?」(あなたは私を必要としてくれるの?)
夫「別に、いてもいなくても、どっちでもいい」(あなたが家にいようがいまいが、僕が家事をするよ)
表面上はやりとりになっていますが、意味的にはまったくかみあっていません。
入退院を繰り返す妻は、ある日、ネットでアスペルガーについて知り、夫がアスペルガーではないかと疑います。
夫は妻に勧められて、専門医を二カ所訪れますが、どちらも「判断できない」との診断でした。つまり、正確に言えば、夫にアスペルガーの診断は下っていません。
2008年、口論の末に「離婚したい」という妻に対し、じゃあ仕方ないと夫は離婚の手続きを進めようとします。
ここでも妻の「離婚したい」(それほど辛いのだと理解してほしい)を、言葉通りにしか受け止められない夫がいます。
2008年、夫はとりあえず家を出て一人住まいを始めます。
2009年、夫婦はアスペルガー本『一緒にいてもひとり』を読んで理解を深め、妻はアスペルガーの掲示板に書き込みを始め、アドバイスなどをもらい、夫は家に戻ります。
2010年、夫婦はお互いへの理解を深め、家庭は再び円満になります。
2011年、妻の掲示板への描き込みを見た、ブログ主(アスペルガー妻を持つ定型夫)が書籍化を提案します。ブログ主がインタビュアーとなって、第三者的な視点から夫婦と家族を描いた本がつくられます。
2012年、本が出版されました。
アスペルガー夫への不満をつづった本は多いですが、本書は両方の言い分を(読者層を考慮してやや定型よりだけど)客観的に載せているので、どちらが読んでも相手を理解するのに役立ちます。
2018年3月30日に日本でレビュー済み
たぶん双方ともアスペルガーだろうカップルの当事者の一方だが、同じ非定型でも温度差があるのを感じている。この本を読んで、自分はやはり非定型であることに気づき、定型の人たちの感じ方や考え方が少しわかるような気がした。また、そういう他者配慮や他者の気持ちを推し量ったりするのは精神的にかなりキツイものがあるのではないかと思った。私自身には身近な相手に対して、言語化しなくてもわかってほしいという気持ちが多少はあるぶん、定型寄りな感じがする。
このご夫婦の娘さんの見方が非常に貴重だと思う。カップルの両方がアスペルガーであっても、スペクトラムのどのあたりにあるかは個々に異なっていて、感じ方や考え方も違いがあり、お互い自分が標準と思わず相対化する必要があるとあらためて感じている。このような本を企画された編者の方に深く感謝したい。
このご夫婦の娘さんの見方が非常に貴重だと思う。カップルの両方がアスペルガーであっても、スペクトラムのどのあたりにあるかは個々に異なっていて、感じ方や考え方も違いがあり、お互い自分が標準と思わず相対化する必要があるとあらためて感じている。このような本を企画された編者の方に深く感謝したい。
2015年8月31日に日本でレビュー済み
興味深い内容でした。
いわゆる高機能と言われるグレーゾーンのアスペルガー症候群のご主人と、定型発達タイプの奥さんの夫婦の危機が、対談式に表現されています。
ご夫婦の離婚の話し合いの時に書かれた手紙を載せていて、凄いと思いました。
ご主人は仕事では良いカウンセラー役が出来るのに、家では全く違っていたり、奥さんが全てを決めて最後まで言葉にしないと、全く察しなかったりと、アスペルガー症候群と定型発達の間ならではの行き違いがたくさん語られています。
2度ほど専門医のところにも行っているのに、「アスペルガー症候群とは診断しがたい」と言われて、却ってもめる所には考えさせられます。
専門医の所からの帰りに、
「アスペルガーでないのに、今までのような言動を取ったなんて、もうやってられない」と奥さんが怒り心頭に発する場面は、共感するところがあります。
(つまりアスペルガー症候群的言動は、定型の人から見ると、時にものすごく性格が悪いようにしか見えないということです。)
のちに自分たちでご主人がアスペルガー症候群である事を自覚して、それなりの対応方法を探るようになるまでが、どん底の状態だったのでしょう。
本人もパートナーもアスペルガー症候群と自覚し、理解を深められたからこそ、このお二人はなんとかやり直す道にたどり着いたのでしょう。
それでも、第3者がいる場面では時々難しい場面もあるようですが。
グレーゾーンのアスペルガー症候群の人の感じ方や行動については、バリエーションの幅が大きくて、このご夫婦一例ですべては解決できないでしょう。
でも、本人の自覚と定型発達の家族への理解、パートナーの理解があれば、うまくいく例もあるのだと思えました。
いわゆる高機能と言われるグレーゾーンのアスペルガー症候群のご主人と、定型発達タイプの奥さんの夫婦の危機が、対談式に表現されています。
ご夫婦の離婚の話し合いの時に書かれた手紙を載せていて、凄いと思いました。
ご主人は仕事では良いカウンセラー役が出来るのに、家では全く違っていたり、奥さんが全てを決めて最後まで言葉にしないと、全く察しなかったりと、アスペルガー症候群と定型発達の間ならではの行き違いがたくさん語られています。
2度ほど専門医のところにも行っているのに、「アスペルガー症候群とは診断しがたい」と言われて、却ってもめる所には考えさせられます。
専門医の所からの帰りに、
「アスペルガーでないのに、今までのような言動を取ったなんて、もうやってられない」と奥さんが怒り心頭に発する場面は、共感するところがあります。
(つまりアスペルガー症候群的言動は、定型の人から見ると、時にものすごく性格が悪いようにしか見えないということです。)
のちに自分たちでご主人がアスペルガー症候群である事を自覚して、それなりの対応方法を探るようになるまでが、どん底の状態だったのでしょう。
本人もパートナーもアスペルガー症候群と自覚し、理解を深められたからこそ、このお二人はなんとかやり直す道にたどり着いたのでしょう。
それでも、第3者がいる場面では時々難しい場面もあるようですが。
グレーゾーンのアスペルガー症候群の人の感じ方や行動については、バリエーションの幅が大きくて、このご夫婦一例ですべては解決できないでしょう。
でも、本人の自覚と定型発達の家族への理解、パートナーの理解があれば、うまくいく例もあるのだと思えました。
2012年7月31日に日本でレビュー済み
語り手夫婦の奥様 東山カレンさんは、生粋の日本人です。
聞き手の 斎藤パンダさんは、人間です。(笑)
アスペルガーのご主人と、定型=普通の奥さんは感情がかみ合わない事に違和感を感じ、身体に不調をきたしたり、具体的に離婚を話し合うほどの苦しい状況にありました。
けれど「そもそも感じ方が違っていたのだ」と双方がお互いをありのままに受け入れた時から、一緒に進む方向が見え始めました。
この実録を生育歴から丹念に語っています。
インタビュー形式なので、その場で一緒に聴いているかのように解りやすいです。
そして、読み終えたあと、アスペルガーや定型を越えて人は本来みな違う感じ方をするものではないかと思わされます。
「みんなちがってみんないい。」有名なこの言葉は 言うは易く、行うは難し ですね。
受け入れる事ができた時に、東山夫妻のように
『アスペルガーだから離婚』ではない真の解決策が見つかるのかもしれませんね。
夫婦だけでなく、家族・友人・仕事等の人間関係も考えさせられます。
私は、自分以外の誰かを非難して、自分自身が生き辛くなっていないかを確認しました。
聞き手の 斎藤パンダさんは、人間です。(笑)
アスペルガーのご主人と、定型=普通の奥さんは感情がかみ合わない事に違和感を感じ、身体に不調をきたしたり、具体的に離婚を話し合うほどの苦しい状況にありました。
けれど「そもそも感じ方が違っていたのだ」と双方がお互いをありのままに受け入れた時から、一緒に進む方向が見え始めました。
この実録を生育歴から丹念に語っています。
インタビュー形式なので、その場で一緒に聴いているかのように解りやすいです。
そして、読み終えたあと、アスペルガーや定型を越えて人は本来みな違う感じ方をするものではないかと思わされます。
「みんなちがってみんないい。」有名なこの言葉は 言うは易く、行うは難し ですね。
受け入れる事ができた時に、東山夫妻のように
『アスペルガーだから離婚』ではない真の解決策が見つかるのかもしれませんね。
夫婦だけでなく、家族・友人・仕事等の人間関係も考えさせられます。
私は、自分以外の誰かを非難して、自分自身が生き辛くなっていないかを確認しました。
2017年3月19日に日本でレビュー済み
何冊かアスペルガーや発達障害関連の本を読んだ中で希望を感じた本でした。
大抵アスペルガーやaddはこんなに大変な人だと言うことが残るだけだったのですが、パンダさんのスタンスがそうではない、強く愛のある方なんだな〜と
もちろん主役の東山さんもそう感じました。
自分の中の愛情が枯渇する前にこういう考え方もあることを気づけたら良かったなぁ、と思います。
世の中アスペを批判する情報が溢れていて、定型の自分の意見だけが絶対的尺度で正しいと思ってしまうなら行き着くとこは恨みのこもったあきらめか別れしかないでしょう。
それが全てなのか?パンダさん、東山夫妻と一緒に考えてみる機会となりました。
大抵アスペルガーやaddはこんなに大変な人だと言うことが残るだけだったのですが、パンダさんのスタンスがそうではない、強く愛のある方なんだな〜と
もちろん主役の東山さんもそう感じました。
自分の中の愛情が枯渇する前にこういう考え方もあることを気づけたら良かったなぁ、と思います。
世の中アスペを批判する情報が溢れていて、定型の自分の意見だけが絶対的尺度で正しいと思ってしまうなら行き着くとこは恨みのこもったあきらめか別れしかないでしょう。
それが全てなのか?パンダさん、東山夫妻と一緒に考えてみる機会となりました。
2012年9月16日に日本でレビュー済み
カレンさんが、伸夫さんに惹かれた気持ち、よく分かります。例えば、P146にある「プロポーズして断られるというのこそ、それこそドラマだろう。現実の結婚するカップルで、プロポーズして断るというのは、なんか変だ。」ということば。確信的で説得力のあるこんな言葉を語る人が近くにいれば、惚れてしまいます、きっと。でも、このすぱっとした確信的なところが、また、カレンさんの「どうしてわかってくれないの。」という悩みにもなっていったのかな。これが、アスペルガーの方の思考の特徴ってことなのでしょうか。だとしたら、アスペルガーって、かなり、魅力的です、不謹慎にも。
アスペルガーのことが分かったと言うよりも、出会えてよかったと思える一冊。分かり合えないことに、こんなにも向き合って、あきらめず、解決の糸口を求めていくカップルの姿は、感動的です。お二人のひたむきさの最高の理解者がお子様たちというのも、苦しんだ時間が報われる思いでしょう。
アスペルガーのことに感心がある人だけしか読まないとしたら、なんだか、もったいない気がします。
アスペルガーのことが分かったと言うよりも、出会えてよかったと思える一冊。分かり合えないことに、こんなにも向き合って、あきらめず、解決の糸口を求めていくカップルの姿は、感動的です。お二人のひたむきさの最高の理解者がお子様たちというのも、苦しんだ時間が報われる思いでしょう。
アスペルガーのことに感心がある人だけしか読まないとしたら、なんだか、もったいない気がします。
2015年11月20日に日本でレビュー済み
傍目からはみえない、実体験が インタビューという生の声を通じてよく理解できる良本だった。
子ども目線や離婚のことも 実際どうだったかが リアルにわかった。
最初、どちらが妻か夫か?とか、性別や、どちらが定型側なのか?とか
インタビュアー誰?みたいに 3人の仮名がややこしくて、少々わかりずらかったが、読むに連れて
それも気にせずに読みすすめることができ、深い内容であった。イラストも入っていたほうが、
箸休めに良いのかな、とも思った。
子ども目線や離婚のことも 実際どうだったかが リアルにわかった。
最初、どちらが妻か夫か?とか、性別や、どちらが定型側なのか?とか
インタビュアー誰?みたいに 3人の仮名がややこしくて、少々わかりずらかったが、読むに連れて
それも気にせずに読みすすめることができ、深い内容であった。イラストも入っていたほうが、
箸休めに良いのかな、とも思った。