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職人 (岩波新書 新赤版 464) 新書 – 1996/10/21
永 六輔
(著)
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「職業に貴賎はないというけれど,生き方には貴賎がありますねェ」モノをつくる職人さんたちならではの知恵に満ちた言葉の数々を軸に,対談・インタビュー,そして講演録などで構成する紙上バラエティ.『大往生』『二度目の大往生』に続く,ご存じ永六輔ワールド第3弾.著者いわく,「僕はこれを一番書きたかった」.
- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1996/10/21
- ISBN-104004304644
- ISBN-13978-4004304647
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1996/10/21)
- 発売日 : 1996/10/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 210ページ
- ISBN-10 : 4004304644
- ISBN-13 : 978-4004304647
- Amazon 売れ筋ランキング: - 120,961位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 189位労働問題社会学
- - 630位岩波新書
- - 3,866位エッセー・随筆 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み始めたらやめられない面白さ。永さんの本は初めて読んだのですが、この方のクセの強い頑固な味と職人の世界観とのマッチングがとても素敵でした。
2020年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人が読むべき本だと思います。
2022年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分が職人であると認識していて興味を持ったが、読み物としては面白いが、これは役立つと思える箇所は少ない感じ!
2014年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
威勢の良い、粋な姿・言葉を表現する職人たち。自分の名を売ろうとせず、目立とうとせず謙虚に、小さな町工場や工房、商店等で働き「清貧」を表す職人たち。利益・儲けよりも、誇り・意地・遣り甲斐を優先し大事にする職人たち。目利きを持ち、物事の真偽や人の才能や能力を見分けて育てる力を持つ職人たち。
本書は、著者自身が以前にある雑誌に連載していた「無名人語録」の中から、職人たちの言葉の数々を再び取り上げて編集しまとめたものが中心となっています。その江戸言葉等で語られる職人たちの言葉や、怒ったり叱ったりする職人たちの言葉に触れるだけでも、その活気や意気の盛んな様子が伝わって来て、私自身がその元気をもらっている様に感じます。
「職人」と「作家」との違い。また同様に、「芸人」と「芸術家」との違い。消費税が導入される前までは、「職人」の作るモノには物品税が掛けられていた様で、反対に「作家」の作るモノには物品税は掛けられなかったとの事。また、一つの名も無き地方の田舎で作られた小さな「雑器」が、都会の有名な「工芸館」に暫く飾られるだけで、世間の見る目が変わってしまうとの事。その様に日本では、法律や世間体等によって、職人が生きにくい様な状態に陥らされています。
職人(や芸人)の世界は徒弟制度であるのだが、最近は労働基準法がそれを認めていないせいもあって、本来は弟子が親方に月謝を払うべきところを、修行中の弟子にも月給を払わなければならないとの事。
最近はテレビ等でもよく職人が人前に出演してその腕前を披露している番組が有りますが、しかし著者はその様にテレビ等に出て名を売ったり目立ったりする事は、「粋」では無く「野暮」だと言います。
「粋」は「いき」でもあり「すい」でもあります。腕の良さ、技能の良さだけでは無く、その「粋(いき)」な姿・言葉と同時に、「粋(すい)」な心、純粋な心を持って働く事からの、単なる労働者とは異なった職人の素晴らしさが有る様に思います。
江戸時代においての江戸や上方等では、職人たちは大事にされたとの事。その名残として、紺屋町・鍛冶屋町・大工町等が現在も地名として残っているとの事。名古屋の徳川美術館には職人衆を優遇する伝統が残っており、職人は入館無料との事。
本来は旅芸人である落語家の噺である落語の主人公は、大抵が職人たちとの事。
著者は、「職人というのは職業じゃなくて、『生き方』(及び考え方)」と言います。そして、「『人間国宝』と書いてあると、それだけで良く見えちゃうっていうの、あるじゃないですか。…(中略)…。むずかしいけれど、自分自身の基準をもたなくちゃね。他人があまり評価しないものをいいなと思っちゃう場合もあるし、だれもが認めているものを、なんでこれがいいの?ということもあるでしょう。そのとき、自分のほうを大事にする。自分の目に自信を持つ。ときには失敗しますけど、その失敗が月謝になるんです。……(後略)。」。
本書に在る「職人語録」の内の、私の共感する一例の言葉を次に記します。
「ウチナーの人間は、その日が楽しければいいの。明日はもっと楽しくしようとは思わないのさ。だからヤマトの仕事は合わないの。余計に儲けなくたっていいんだ。向上心がないのとはちがうのさ。欲がないだけのことさ。」(沖縄でゆっくりと仕事をする、ある大工さんの言葉。)
「人間、ヒマになると悪口を言うようになります。悪口を言わない程度の忙しさは大事です。」
「職業に貴賤はないと思うけど、生き方には貴賤がありますねェ。」
「人間、<出世したか><しないか>ではありません。<いやしいか><いやしくないか>ですね。」
「残らない職人の仕事ってものもあるんですよ。えェ、私の仕事は一つも残ってません。着物のしみ抜きをやってます。着物のしみをきれいに抜いて、仕事の跡が残らないようにしなきゃ、私の仕事になりません。」・・・政治家等が自分の名・業績を残す為に、名声を得る為に、あえて無駄な大事業を起こしたり自分の銅像を建てる事とは正反対に、陰徳を行なう様に名を出さず密かに善い仕事を行なっている職人の言葉。
「怒ってなきゃダメだよ、年寄りは。」
「昔は伜(せがれ)に他人の飯を食わせるということをやったもんです。職人や芸人なんか、とくにそうやって修業したもんです。ところがマイホーム主義なんていうようになって、親の手元で修業する例が増えています。つまり、修業が甘くなっているんです。」
「褒められたい、認められたい、そう思い始めたら、仕事がどこか嘘になります。」・・・この言葉と同様に、今の世の中、人の為だとか世の為だとか言って行われている事は、とかく「偽善」である事が多い様に私は思います。
「職人が愛されるっていうんならいいですよ。でも、職人が尊敬されるようになっちゃァ、オシマイですね。」(役人等のお上の決める黄綬褒章等についての言葉。)
「批評家が偉そうに良し悪しを言いますけど、あれは良し悪しじゃなくて、単なる好き嫌いを言っているだけです。」
「職人の仕事そのものが名前だと思うんですけどねェ。名前だけをありがたがる人がいるのも、困ったもんですよ。」
「名声とか金は、歩いた後からついてくるものだった。名声と金が欲しくて歩いている奴が増えてますねェ。」
「自分の評判なんて気にするんじゃない!気にしたからって、何の得もない。」
本書は、著者自身が以前にある雑誌に連載していた「無名人語録」の中から、職人たちの言葉の数々を再び取り上げて編集しまとめたものが中心となっています。その江戸言葉等で語られる職人たちの言葉や、怒ったり叱ったりする職人たちの言葉に触れるだけでも、その活気や意気の盛んな様子が伝わって来て、私自身がその元気をもらっている様に感じます。
「職人」と「作家」との違い。また同様に、「芸人」と「芸術家」との違い。消費税が導入される前までは、「職人」の作るモノには物品税が掛けられていた様で、反対に「作家」の作るモノには物品税は掛けられなかったとの事。また、一つの名も無き地方の田舎で作られた小さな「雑器」が、都会の有名な「工芸館」に暫く飾られるだけで、世間の見る目が変わってしまうとの事。その様に日本では、法律や世間体等によって、職人が生きにくい様な状態に陥らされています。
職人(や芸人)の世界は徒弟制度であるのだが、最近は労働基準法がそれを認めていないせいもあって、本来は弟子が親方に月謝を払うべきところを、修行中の弟子にも月給を払わなければならないとの事。
最近はテレビ等でもよく職人が人前に出演してその腕前を披露している番組が有りますが、しかし著者はその様にテレビ等に出て名を売ったり目立ったりする事は、「粋」では無く「野暮」だと言います。
「粋」は「いき」でもあり「すい」でもあります。腕の良さ、技能の良さだけでは無く、その「粋(いき)」な姿・言葉と同時に、「粋(すい)」な心、純粋な心を持って働く事からの、単なる労働者とは異なった職人の素晴らしさが有る様に思います。
江戸時代においての江戸や上方等では、職人たちは大事にされたとの事。その名残として、紺屋町・鍛冶屋町・大工町等が現在も地名として残っているとの事。名古屋の徳川美術館には職人衆を優遇する伝統が残っており、職人は入館無料との事。
本来は旅芸人である落語家の噺である落語の主人公は、大抵が職人たちとの事。
著者は、「職人というのは職業じゃなくて、『生き方』(及び考え方)」と言います。そして、「『人間国宝』と書いてあると、それだけで良く見えちゃうっていうの、あるじゃないですか。…(中略)…。むずかしいけれど、自分自身の基準をもたなくちゃね。他人があまり評価しないものをいいなと思っちゃう場合もあるし、だれもが認めているものを、なんでこれがいいの?ということもあるでしょう。そのとき、自分のほうを大事にする。自分の目に自信を持つ。ときには失敗しますけど、その失敗が月謝になるんです。……(後略)。」。
本書に在る「職人語録」の内の、私の共感する一例の言葉を次に記します。
「ウチナーの人間は、その日が楽しければいいの。明日はもっと楽しくしようとは思わないのさ。だからヤマトの仕事は合わないの。余計に儲けなくたっていいんだ。向上心がないのとはちがうのさ。欲がないだけのことさ。」(沖縄でゆっくりと仕事をする、ある大工さんの言葉。)
「人間、ヒマになると悪口を言うようになります。悪口を言わない程度の忙しさは大事です。」
「職業に貴賤はないと思うけど、生き方には貴賤がありますねェ。」
「人間、<出世したか><しないか>ではありません。<いやしいか><いやしくないか>ですね。」
「残らない職人の仕事ってものもあるんですよ。えェ、私の仕事は一つも残ってません。着物のしみ抜きをやってます。着物のしみをきれいに抜いて、仕事の跡が残らないようにしなきゃ、私の仕事になりません。」・・・政治家等が自分の名・業績を残す為に、名声を得る為に、あえて無駄な大事業を起こしたり自分の銅像を建てる事とは正反対に、陰徳を行なう様に名を出さず密かに善い仕事を行なっている職人の言葉。
「怒ってなきゃダメだよ、年寄りは。」
「昔は伜(せがれ)に他人の飯を食わせるということをやったもんです。職人や芸人なんか、とくにそうやって修業したもんです。ところがマイホーム主義なんていうようになって、親の手元で修業する例が増えています。つまり、修業が甘くなっているんです。」
「褒められたい、認められたい、そう思い始めたら、仕事がどこか嘘になります。」・・・この言葉と同様に、今の世の中、人の為だとか世の為だとか言って行われている事は、とかく「偽善」である事が多い様に私は思います。
「職人が愛されるっていうんならいいですよ。でも、職人が尊敬されるようになっちゃァ、オシマイですね。」(役人等のお上の決める黄綬褒章等についての言葉。)
「批評家が偉そうに良し悪しを言いますけど、あれは良し悪しじゃなくて、単なる好き嫌いを言っているだけです。」
「職人の仕事そのものが名前だと思うんですけどねェ。名前だけをありがたがる人がいるのも、困ったもんですよ。」
「名声とか金は、歩いた後からついてくるものだった。名声と金が欲しくて歩いている奴が増えてますねェ。」
「自分の評判なんて気にするんじゃない!気にしたからって、何の得もない。」
2010年5月9日に日本でレビュー済み
放送作家らしく、外野からみた職人論。とはいえ、職人気質の人のエピソードも交え語る口は、職人はいいな、と思わせる。本質に迫るというよりも六輔さんの職人論です。
2018年5月15日に日本でレビュー済み
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永さんの本読み漁りです。為になりそして知恵がつきます。尺 貫 法改正反対とか本当に私も同じです。
2016年9月29日に日本でレビュー済み
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昭和世代とすると共感、多々。
もっと永さんのラジオも聞いておけば良かった、と後悔しています。
もっと永さんのラジオも聞いておけば良かった、と後悔しています。