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汚れた英雄 第3巻 黄金編 (角川文庫 緑 362-31) 文庫 – 1979/8/1
大薮 春彦
(著)
- 本の長さ358ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1979/8/1
- ISBN-104041362318
- ISBN-13978-4041362310
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1979/8/1)
- 発売日 : 1979/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 358ページ
- ISBN-10 : 4041362318
- ISBN-13 : 978-4041362310
- Amazon 売れ筋ランキング: - 281,705位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,685位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 5,686位角川文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
家内に粗大ごみで捨てられ探していた、これぞモルセコの原点。何度も読み返しています。
2024年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数十年振りに読みたくなって、少し高価だと思ったが、楽しめた。
年代物なので、質感は納得出来ました。
年代物なので、質感は納得出来ました。
2022年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ読んでない。キンドルに入れて欲しい。
2017年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今でも十分通じる内容と思います。 残念ですが第四巻が手に入りません。
2015年5月9日に日本でレビュー済み
北野晶夫(20歳)が1959年6月のマン島TTレースを初観戦してから翌60年6月の同レースの125/250/350ccの3クラスに出場し、うち125ccで2位、250/350ccでどちらも優勝するまでを描く.その直前の5月にはフランスGPの350ccクラスにて鮮やかなデビューウィンを飾ってます.晶夫が日本にいるとき夢にまで見たマン島TTレースの初観戦が、ホンダが初めて世界GPに挑戦したレースである事は作者の構成力の確かさを示していると思います.この1年間は、ハリウッドのスター女優との結婚とその死、その莫大な遺産相続、ライディングのトレーニングにプライヴェートジェット機の購入とその操縦免許取得、MVアグスタとのライダー契約、スイス銀行の紹介で上流階級のスキークラブに入会しスキーや射撃の腕を磨くとともに、クウェート石油王の娘、フランス映画のスター女優、イギリス貴族の若妻と浮き名を流し、海運王オナシスの豪華ヨットのパーティに招待されるまでに至る、まさに「黄金篇」にふさわしい躍進ぶりです.また本巻中盤でのダイアローグでは、本小説「汚れた英雄」の主題がヴィアンキの口を借りてズバリと読者に提示されてます.それにしても、2巻の後ろの方、スタンフォード大にて全学連に対する深いシンパシーを表明していた晶夫が、2ヶ月半ほど経った本巻にてマン島のスタンド店員に、いずれ日本メーカーのバイクがレースを席巻するようになると胸を張るという不思議なメンタリティーは、当時の日本人青年の共通の心象風景なのでしょうか?
(2022年2月5日追記)本巻でスイスのスキークラブに入会した昌夫が敷地内を案内されている中にカーリング場が出てきます.本作が連載されていた昭和43、44年時点で「カーリング」でピンときた読者って何人いたのだろうか?と想像しました.これは著者がヨーロッパ上流社会の生活空間をどれほど調べ上げた上で小説を書いているのかを示す小さな箇所ですが、その他、射撃競技に関する詳細な蘊蓄や銃の機関部の焼き入れ処理に関する論文の引用など、大藪春彦さんが文字通り心血注いで本作の完成に打ち込んだ様の一端が伺えます.
(2022年2月5日追記)本巻でスイスのスキークラブに入会した昌夫が敷地内を案内されている中にカーリング場が出てきます.本作が連載されていた昭和43、44年時点で「カーリング」でピンときた読者って何人いたのだろうか?と想像しました.これは著者がヨーロッパ上流社会の生活空間をどれほど調べ上げた上で小説を書いているのかを示す小さな箇所ですが、その他、射撃競技に関する詳細な蘊蓄や銃の機関部の焼き入れ処理に関する論文の引用など、大藪春彦さんが文字通り心血注いで本作の完成に打ち込んだ様の一端が伺えます.