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コンビニだけが、なぜ強い? (朝日新書) 単行本 – 2012/2/10
吉岡秀子
(著)
不況にあえぐ小売業界のなかで唯一右肩上がりの業績のコンビニ。「小売」だけに留まらず「サービスステーション」の道を歩みだしたコンビニの現在を徹底取材。セブン-イレブン「御用聞きへの道」、ローソン「多面化で個性のある店舗展開」、ファミリーマートの「グローバル展開」……。三者三様の戦略から、不況日本の生きる道が見えてくる。
- ISBN-10402273437X
- ISBN-13978-4022734372
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2012/2/10
- 言語日本語
- 本の長さ256ページ
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2012/2/10)
- 発売日 : 2012/2/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 402273437X
- ISBN-13 : 978-4022734372
- Amazon 売れ筋ランキング: - 740,705位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,001位朝日新書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気になる汚れや折り目などもありませんでした。良い買い物ができました。
2018年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コンビにがここまで伸びたのは、まさしく流通改革を果たしたセブンイレブンの存在は大きいと思います。記載してある内容は、ビジネス誌の総論といえるでしょう。
2018年11月20日に日本でレビュー済み
コンビニはこんなに素晴らしいのです!と言ってるだけで、単に太鼓持ちしているだけの本です。コンビニジャーナリストを自称していますが、多面的に見る事をせず、「ジャーナリズム」があるかは疑問です。他の著書でもネットでの記事も、どれもコンビニの良い(と著者が考えている)面を書き連ねているだけ。ジャーナリズムというより、コンビニの応援団、ないしはフリーのコンビニ広報というのが相応しいかと。
2012年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3社の目指すところの違いは分かりましたが、営業利益の違いはどこから来るのでしょう。何処にどれだけ、セブンとの力の差が有るのかが、知りたいですね。
2012年2月22日に日本でレビュー済み
進化を続けるコンビニ業界トップ3の姿勢と戦略が、硬軟とりまぜ、とても読みやすくまとめられています。著者が取材対象へ多角的に、念入りな取材を繰り返していることが感じられて、好感が持てます。各社の社長さんのインタビューを読んでいると、自軍を率いて戦う個性豊かな戦国武将みたいで「いろんなこと考えて、工夫しているんだなあ、コンビニって」と感心しました。スーパーとコンビニって、店舗の規模の大小だけであまり違いはないのでは?と思っていましたが、「スーパー=メーカーの商品を工夫して売る」に対して、「コンビニ=工夫して自社開発した商品を売る」という図式も明快でした。ファミマのスローガンは「あなたと、コンビニ…」と、ずっと思い込んでいたので(正しくは、コンビに、だそうです)、読んでいて、一人で赤面しましたが、企業人としての誇り、ビジネスヒントが凝縮された“コンビニエンス”な新書です。
2012年2月19日に日本でレビュー済み
おでん部会著書のコンビにフリークであられる吉岡秀子さんが、3大コンビニの心臓部に入り込んで、客観的に著書されてます。それぞれのコンビニに強みがあり、その強みを活かした戦略をしっかりと把握されているところがこの著書の良いところです。コンビニ関係の仕事をされている方は是非読んだほうがいいと思います。コンビニはあと5年で10,000店舗以上増えると思われます。いろいろなスキームや仕組みを信頼関係を構築して、アウトソーシングしながら拡大するコンビニ、自社内にスキームや仕組みを取り込み、採算に苦しむ量販店や百貨店。50年後には、量販店はもしかしたら無くなっているかもしれない、そんな時代だからこそ、コンビニの考え方は知っておいたほうがいいと思います。
2018年7月30日に日本でレビュー済み
本書は一体どのような読者層を想定して書かれたものなのだろうか?
経済に関するニュースに日頃から積極的に接している方には、本書の内容は目新しいものはほとんど無いだろう。そういう情報に継続的に接触する事の苦手な学生向けなのだろうか。わざわざ本にして読ませるに値する内容なのか、そこがまず疑問。
そして、既に他のレビュアーの方もご指摘の通り、あまりに無邪気なコンビニ礼賛に終始している。本書はコンビニの「右肩上がりの成長」の時代が「最後の輝き」を放っていた2012年の出版であるという事情を割り引いても、著者には問題意識が無さすぎないか。もちろん、本書で触れられている、コンビニは今や単なる「販売店」に留まらない「社会インフラ」の役割を担っている点を否定する気持ちは毛頭無いし、「便利」なだけでは競争に生き残れない事を自覚したコンビニが「商品力」のアップに注力しているのも事実だろう。ただ「コンビニウォッチャー」を自認する著者は、コンビニに入れあげる余り、それ以外の小売業がコンビニの牙城を揺るがそうと虎視眈々と狙っている事など全く視野に無い様だ。「コンビニだけが」というタイトルが象徴するように、何があってもコンビニの天下は安泰だとたかをくくっていたのだろうか。
それから5年以上経ち、最早コンビニという業態の限界も弊害もハッキリ見えている今、著者には是非「如何に自分の見立てが甘かったか」という「自己批判」も含めて、これからのコンビニはどのようにすべきなのかに関して、美辞麗句ばかりで無い、辛口な検証と提言を是非お願いしたいと思う。人口は減り続け、個人消費はサッパリ盛り上がらず、消費者の節約志向がますます強まる今、コンビニの既存店売り上げは伸び悩み、「店数を増やし続ける」事で何とか「全体の売上」を伸ばしていこうという「需給のバランス」など全く無視した無茶な事を続けているのが今の業界の実情では無いか。
私の自宅から徒歩圏内にセブンイレブンだけで6軒(笑)、それ以外のチェーンまで含めると一体何軒あるのかわからないような状態。しかもその半数近くはここ1~2年で新設された店で、地域人口が増えている訳でも何でも無いのに店舗数だけ増え続け、当然ながらどの店も閑古鳥が鳴く惨状である。限られた(しかも縮小しつつある)パイを奪い合って、このままでは「共倒れ」になりかねないが、そんな商売がマトモな事と思っているのだろうか。
スーパーに行けば60~70円で買えるようなものを100円以上で売るような商売で、この先も「他店のチラシの売価の方が安ければ、その価格でお売りします!」と苛烈な競争を繰り広げる世界で「独り勝ち」していけると考えるなら、あまりにお気楽だ。そして、劣悪な労働環境、エネルギーの浪費、膨大な食品ロスなど、コンビニ業界が(目先の成長や売上ばかりでなく)真剣に取り組まねばならない課題は山積している筈では無いか。売れもしない「恵方巻」などを店に押し付け、売れなければ薄給のアルバイトに身銭で買わせるようなバカな事を横行させていながら、それで「成長」ばかりを謳っていればしっぺ返しを喰らう事になる。残念ながら「今」読む価値は極めて薄い1冊と判定せざるを得ない。
経済に関するニュースに日頃から積極的に接している方には、本書の内容は目新しいものはほとんど無いだろう。そういう情報に継続的に接触する事の苦手な学生向けなのだろうか。わざわざ本にして読ませるに値する内容なのか、そこがまず疑問。
そして、既に他のレビュアーの方もご指摘の通り、あまりに無邪気なコンビニ礼賛に終始している。本書はコンビニの「右肩上がりの成長」の時代が「最後の輝き」を放っていた2012年の出版であるという事情を割り引いても、著者には問題意識が無さすぎないか。もちろん、本書で触れられている、コンビニは今や単なる「販売店」に留まらない「社会インフラ」の役割を担っている点を否定する気持ちは毛頭無いし、「便利」なだけでは競争に生き残れない事を自覚したコンビニが「商品力」のアップに注力しているのも事実だろう。ただ「コンビニウォッチャー」を自認する著者は、コンビニに入れあげる余り、それ以外の小売業がコンビニの牙城を揺るがそうと虎視眈々と狙っている事など全く視野に無い様だ。「コンビニだけが」というタイトルが象徴するように、何があってもコンビニの天下は安泰だとたかをくくっていたのだろうか。
それから5年以上経ち、最早コンビニという業態の限界も弊害もハッキリ見えている今、著者には是非「如何に自分の見立てが甘かったか」という「自己批判」も含めて、これからのコンビニはどのようにすべきなのかに関して、美辞麗句ばかりで無い、辛口な検証と提言を是非お願いしたいと思う。人口は減り続け、個人消費はサッパリ盛り上がらず、消費者の節約志向がますます強まる今、コンビニの既存店売り上げは伸び悩み、「店数を増やし続ける」事で何とか「全体の売上」を伸ばしていこうという「需給のバランス」など全く無視した無茶な事を続けているのが今の業界の実情では無いか。
私の自宅から徒歩圏内にセブンイレブンだけで6軒(笑)、それ以外のチェーンまで含めると一体何軒あるのかわからないような状態。しかもその半数近くはここ1~2年で新設された店で、地域人口が増えている訳でも何でも無いのに店舗数だけ増え続け、当然ながらどの店も閑古鳥が鳴く惨状である。限られた(しかも縮小しつつある)パイを奪い合って、このままでは「共倒れ」になりかねないが、そんな商売がマトモな事と思っているのだろうか。
スーパーに行けば60~70円で買えるようなものを100円以上で売るような商売で、この先も「他店のチラシの売価の方が安ければ、その価格でお売りします!」と苛烈な競争を繰り広げる世界で「独り勝ち」していけると考えるなら、あまりにお気楽だ。そして、劣悪な労働環境、エネルギーの浪費、膨大な食品ロスなど、コンビニ業界が(目先の成長や売上ばかりでなく)真剣に取り組まねばならない課題は山積している筈では無いか。売れもしない「恵方巻」などを店に押し付け、売れなければ薄給のアルバイトに身銭で買わせるようなバカな事を横行させていながら、それで「成長」ばかりを謳っていればしっぺ返しを喰らう事になる。残念ながら「今」読む価値は極めて薄い1冊と判定せざるを得ない。
2015年10月30日に日本でレビュー済み
会社の横にファミマがある(+ヤフオクで発送サービスを使う)ので自分はファミマユーザーだ。最近特にお気に入りなのが、ファミマPBのドーナツ類。会社帰りに買って帰ることもしばしば(買い食いといえば高校生みたいだけど…)。2年前まではナチュラルローソンユーザーで、会社の昼ごはんは毎日そこで買って賄っていた。安くておいしかったし、手作り感が気に入っていた。(セブンは全然使っていないなぁ…)
最近知ったことに、コンビニではどこでも切手が売っているということ。知るまでは郵便局で買っていました。今や歴とした社会インフラです。
セブンは「近くて便利」、ファミマは「究極のホスピタリティで海外展開」、ローソンは「イノベーションで脱コンビニ」。もちろん、企業はごとに特性をもって活動しており棲み分けができていると言えば、できているのかな?ユーザー(自分)からすれば、色好みしている気はないけれど、それぞれの戦略があって、それで成功している結果だ。
コンビニ業界に詳しい著者がインタビューや実際に会議に潜入して語るそれぞれの方向性の違いは中々興味深かった。今はどのコンビニも景気が上がり調子だ(今のうちに株を買っておくのもいいかも)。客層の幅が増え、サービス内容が充実し、大型小売店よりも使用頻度が増えており、今や社会インフラにもなっているコンビニ。彼らが今可能性を広げているのが中国だという。確かに、世界一の人口を抱え、高齢化が問題視され始めている状況は、コンビニ業態にとっては格好のマーケットだ。
今後、コンビニが発信するCMや新商品・新サービスに対して見る目が変わるかもしれない契機を与えてくれた一冊でした。
巻末の鈴木敏文会長(セブン)のインタビューも非常に有益でした。
(あと、セブンのマルチコピー機で住民票の写しが300円で手に入るとは知らなかった!役所で買えば1,000円します!)
───そこで、思いました。コンビニは私たちの暮らしに欠かせない存在になっていることはもちろんですが、何となく手持ちぶさたなとき、一呼吸入れたいとき、「コンビニに行けば、何か楽しいことがあるのでは?」「新しい商品や発見があるのでは?」と、期待させる“エンターテイメント性=娯楽性”があるのだ、と。(p.224)
著者:吉岡秀子(関西大学社会学部卒、フリーライター)
発行:2012.2.29 第1刷
読了:2015年/122冊(10月/7冊)★3.4
最近知ったことに、コンビニではどこでも切手が売っているということ。知るまでは郵便局で買っていました。今や歴とした社会インフラです。
セブンは「近くて便利」、ファミマは「究極のホスピタリティで海外展開」、ローソンは「イノベーションで脱コンビニ」。もちろん、企業はごとに特性をもって活動しており棲み分けができていると言えば、できているのかな?ユーザー(自分)からすれば、色好みしている気はないけれど、それぞれの戦略があって、それで成功している結果だ。
コンビニ業界に詳しい著者がインタビューや実際に会議に潜入して語るそれぞれの方向性の違いは中々興味深かった。今はどのコンビニも景気が上がり調子だ(今のうちに株を買っておくのもいいかも)。客層の幅が増え、サービス内容が充実し、大型小売店よりも使用頻度が増えており、今や社会インフラにもなっているコンビニ。彼らが今可能性を広げているのが中国だという。確かに、世界一の人口を抱え、高齢化が問題視され始めている状況は、コンビニ業態にとっては格好のマーケットだ。
今後、コンビニが発信するCMや新商品・新サービスに対して見る目が変わるかもしれない契機を与えてくれた一冊でした。
巻末の鈴木敏文会長(セブン)のインタビューも非常に有益でした。
(あと、セブンのマルチコピー機で住民票の写しが300円で手に入るとは知らなかった!役所で買えば1,000円します!)
───そこで、思いました。コンビニは私たちの暮らしに欠かせない存在になっていることはもちろんですが、何となく手持ちぶさたなとき、一呼吸入れたいとき、「コンビニに行けば、何か楽しいことがあるのでは?」「新しい商品や発見があるのでは?」と、期待させる“エンターテイメント性=娯楽性”があるのだ、と。(p.224)
著者:吉岡秀子(関西大学社会学部卒、フリーライター)
発行:2012.2.29 第1刷
読了:2015年/122冊(10月/7冊)★3.4