巨匠ベルナルド・ベルトルッチの完全復活を告げ、監督デビュー50周年を飾るメモリアルな青春映画!
■巨匠ベルナルド・ベルトルッチ 『ドリーマーズ』(03)から10年振りとなる、世界が待ち望んだ最新作にして、監督生活50周年を記念するメモリアル作品!
『ドリーマーズ』発表後、重い病に苦しみ、一時は引退さえ覚悟したベルナルド・ベルトルッチが、車椅子とともに生きる自らの現実を受け入れた ことで映画作りへの意欲が再燃。そんなときガブリエレ・サルヴァトレス監督作品『ぼくは怖くない』(03)の原作者でもあるニッコロ・アンマニーティの小説に触れ、「読んで、たちまち恋に落ちた」というベルトルッチは、迷うことなくその映画化を決意!かくして完成した10年ぶりの新作『孤独な天使たち』は、ベルトルッチが30年ぶりに母国のイタリア語で撮った映画であり、くしくも監督デビュー作『殺し』(62)から50周年の節目を飾るメモリアル作品となった。
■デヴィッド・ボウイ、ザ・キュアーなど挿入曲にも注目!
オープニングに鳴り響くのは、ザ・キュア-の名曲「ボーイズ・ドント・クライ」。さらにデヴィッド・ボウイが歌う「スペイス・オディティ」のイタリア語ヴァージョン「ロンリー・ボーイ、ロンリー・ガール」(2010年リリース『スペイス・オディティ/40周年記念エディション』収録)がダンス・シーンに挿入されるなど、音楽にも注目!
■原作は映画化もされた「ぼくは怖くない」のニッコロ・アンマニーティの小説「孤独な天使たち」(原題:IO E TE)
【ストーリー】アパートの地下倉庫で過ごした秘密の1週間。ふたりにとっては忘れられないあの場所、あの時間。ロレンツォは、少し風変わりで独りが好きな14歳。彼は両親に嘘をついて、学校のスキー旅行に行かずに、自分の住むアパートの地下で暮らそうと計画する。まるまる一週間、好きな音楽と本だけで過ごそうと思っていたが、思いがけず異母姉妹のオリヴィアが現れたことで、すべてが一変する。少し年上で、世の中の経験も彼より豊富な彼女のおかげで、ロレンツォは少年時代に別れを告げて、大人の世界に飛び込めるような気持ちになっていくが‥。
【キャスト】ヤコポ・オルモ・アンティノーリ、テア・ファルコ
【スタッフ】監督:ベルナルド・ベルトルッチ、原作:ニッコロ・アンマニーティ、脚本:ニッコロ・アンマニーティ、ベルナルド・ベルトルッチ
【映像特典】●メイキング(約47分)●予告編(約2分)●ビジュアルパンフレット(静止画)●キャスト・スタッフ プロフィール(静止画)