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平和のエネルギートリウム原子力II 世界は“トリウム”とどう付き合っているか? 単行本(ソフトカバー) – 2011/10/11
亀井敬史
(著)
大好評「平和のエネルギートリウム原子力~ガンダムは“トリウム”の夢をみるか」第二弾! メルトダウンも核兵器転用も水素爆発も「あり得ない」第4世代「トリウム溶融塩炉」の技術と世界の動向を伝える。その安全性からフクシマ後に脚光を浴びたトリウム溶融塩だが、2011年1月、すでに中国科学院は2011年度業務会議で正式に開発を表明した。中国だけではない。今なぜ世界がトリウム溶融塩炉に注目するのか? 本書はその疑問にこたえる。
- 本の長さ112ページ
- 言語日本語
- 出版社雅粒社
- 発売日2011/10/11
- ISBN-104990138872
- ISBN-13978-4990138875
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商品の説明
レビュー
ガンダム富野由悠季監督も注目! コメントをいただきました『フクシマまでの原発は軍事優先の思想、つまりオールドタイプの発想のものです。トリウム型は完璧といえないまでも、自然再生エネルギーの実用化までをつなぐ技術としては必須のものと信じます。』 --帯より
脱原発依存…でもその前に、日本だけでも200トンも溜まった「プルトニウム」はどうする? その処理を、できうる限り安全に可能にする―それが第4世代の原子炉「トリウム溶融塩炉」だ。 太陽光発電にも、風力発電にも、電気自動車にも欠かせないレアアース。しかし、レアアースには放射性物質“トリウム”が含まれている。レアアース産地が処理に頭を悩ますこの放射性物質を活用し、さらにプルトニウムを燃やすことができるトリウム原子力は、脱原発でも原発推進でもない第3の道なのだ。 --出版社からのコメント
脱原発依存…でもその前に、日本だけでも200トンも溜まった「プルトニウム」はどうする? その処理を、できうる限り安全に可能にする―それが第4世代の原子炉「トリウム溶融塩炉」だ。 太陽光発電にも、風力発電にも、電気自動車にも欠かせないレアアース。しかし、レアアースには放射性物質“トリウム”が含まれている。レアアース産地が処理に頭を悩ますこの放射性物質を活用し、さらにプルトニウムを燃やすことができるトリウム原子力は、脱原発でも原発推進でもない第3の道なのだ。 --出版社からのコメント
著者について
立命館大学衣笠総合研究機構 研究員。 1970年大阪生まれ、京都暮らしのガンダム世代。二人の娘を育てるイクメン(厚生労働省・育MENプロジェクト)。 1994年京都大学工学部原子核工学科卒業、1999年同大学院工学研究科博士課程認定退学、工学博士。 1999年より天理大学非常勤講師、2002年よりローム株式会社、2006年より京都大学生存基盤科学研究ユニット助教、2010 年より財団法人国際高等研究所・招へい研究員、立命館グローバル・イノベーション研究機構・研究員を経て現職。2010 年よりスウェーデンのNPO国際トリウム・エネルギー機構(IThEO)の日本代表も務める。 地球温暖化対策など、持続可能な世界の実現に向けた包括的な研究活動を行っている。
登録情報
- 出版社 : 雅粒社; A5版 (2011/10/11)
- 発売日 : 2011/10/11
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 112ページ
- ISBN-10 : 4990138872
- ISBN-13 : 978-4990138875
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,122,199位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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<経歴>
1994年京都大学工学部原子核工学科卒業
1999年同大学院工学研究科博士課程認定退学、工学博士(2002年)
2006年京都大学生存基盤科学研究ユニット助教
2010年財団法人国際高等研究所・招へい研究員
2010年立命館大学・研究員。
2010年スウェーデンのNPO国際トリウム・エネルギー機構(IThEO)日本代表
2012年公益財団法人応用科学研究所・特別研究員
2012年特定非営利活動法人シンビオ社会研究会・理事
<著書>
「混相流計測法」(部分執筆、森北出版、2003)
「フッ素化学入門〈2010〉基礎と応用の最前線」(部分執筆、三共出版、2010)
「核なき世界を生きる~トリウム原子力と国際社会~」(高等研選書、2010)
「平和のエネルギー トリウム原子力 ガンダムは"トリウム"の夢を見るか?」(雅粒社、2010)
「都市・農村連携と低炭素社会のエコデザイン」(部分執筆、技報堂出版、2011)
「平和のエネルギートリウム原子力II 世界は"トリウム"とどう付き合っているか?」(雅粒社、2011)
「トリウム溶融塩炉で野菜工場をつくる-北海道中川町の未来プロジェクト-」(雅粒社、2012)
「トコトンやさしいレアアースの本」(日刊工業新聞社、2012)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Ⅰと合わせて買い読んだ。読みやすい。みんなこの存在を知るべきだ。
2013年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙と内容がそぐわない。
日本のトリウムに対する取り組み(世界戦略)のお粗末さが良く分かった。
日本のトリウムに対する取り組み(世界戦略)のお粗末さが良く分かった。
2011年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
豊かな生活のためには電気エネルギーは不可欠である。しかし今、地球温暖化を追求しながらの電力の安定確保が日本の命題になっている。しかし、ウラン原発は半世紀以上の間の政府のまずいマネージメントとそれを黙認してきた国民の大勢によって、その運用継続は危機に瀕している。電気自動車産業、高度電子産業の世界制覇は日本の今後の命運になっている。日本の最先端産業にはレアメタルが必須。しかし、レアメタルの生産には放射性のトリウムが大量に副産される。日本をはじめ先進国は、この生産を中国に委ねて安閑としてきた付けを中国から突き付けられている。この本の著者;亀井敬史氏はトリウムの核燃料化によって、(1)レアメタル生産のコスト改善、(2)核兵器やウラン原発で大量に蓄積されたプルトニウムや核廃棄物をトリウム炉の火種として活用して、無害な熱エネルギーに変換し、(3)電気自動車エネルギーに利用する「日本サバイバル戦略」を提案している。「脱原発依存」、「脱原発」、「縮原発」を客観的に思考するには見逃せない教科書的な貴重な一書である。併せて、「平和のエネルギー トリウム原子力」(1)、「核なき世界を生きる〜トリウム原子力と国際社会〜」を推奨する。