3月5日に東京でシンポジウムがあり、出席した。
城南信用金庫の吉原毅相談役の講演であり、深い感銘を受けた。
このとき、吉原さんの慶応大学の恩師である加藤寛名誉教授の本書の紹介があった。
私はガス会社で36年間、エネルギー利用・安全環境問題に取り組んだ。
2000年に退職して現在はシンクタンクとして
原発に代わりうる」高効率な天然ガス火力発電所の実現に向けて取り組んでいる。
本書は明治維新以降、日本の電力事業がどのように推移・変遷していったか、
その社会的な意義や制度などについて、大変わかりやすく書かれている。
その中で原発問題の光と影を明確に示している。
●「原発に代わりうる」火力発電の実現に向けてシンクタンクとして、
社会全般の理解と支援を得るために出版を計画している。
基本となる考え方は、本書がそのまま適用できる。
この本に巡り合えたことに感謝している。
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日本再生最終勧告 ‐原発即時ゼロで未来を拓く 単行本 – 2013/3/8
加藤寛
(著)
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小泉純一郎元首相、竹中平蔵氏推薦!
国鉄民営化によって戦後日本最大の危機を救った加藤寛。米寿を前にして起きたフクシマ原発事故に、これでは日本は破滅する、このままでは死ぬに死に切れないとの強い想いから、慶応屈指のカトカンゼミで育ち各界で活躍する 弟子たちと「緊急ゼミ」を開催してきた。本書はそこから生まれた日本救済の書であり、加藤寛氏の日本への最後通牒となる。
【巻末座談会】
なぜ地域密着の金融機関が脱原なのか 城南信用金庫理事長・吉原 毅
脱原発なんて簡単だ 東京大学大学院教授 江崎 浩
討論型世論調査でわかったこと 慶応大学教授 曽根泰教
はじめにより― ただちに原発ゼロにすべきだ。そしてかつての国鉄改革のように、電力の独占体制にメスを入れ、官庁の許認可に頼らない、真の自由化を実現し、国民の手に安全な電気を取り戻さなければならない。
国鉄民営化によって戦後日本最大の危機を救った加藤寛。米寿を前にして起きたフクシマ原発事故に、これでは日本は破滅する、このままでは死ぬに死に切れないとの強い想いから、慶応屈指のカトカンゼミで育ち各界で活躍する 弟子たちと「緊急ゼミ」を開催してきた。本書はそこから生まれた日本救済の書であり、加藤寛氏の日本への最後通牒となる。
【巻末座談会】
なぜ地域密着の金融機関が脱原なのか 城南信用金庫理事長・吉原 毅
脱原発なんて簡単だ 東京大学大学院教授 江崎 浩
討論型世論調査でわかったこと 慶応大学教授 曽根泰教
はじめにより― ただちに原発ゼロにすべきだ。そしてかつての国鉄改革のように、電力の独占体制にメスを入れ、官庁の許認可に頼らない、真の自由化を実現し、国民の手に安全な電気を取り戻さなければならない。
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社ビジネス社
- 発売日2013/3/8
- ISBN-10482841701X
- ISBN-13978-4828417011
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登録情報
- 出版社 : ビジネス社 (2013/3/8)
- 発売日 : 2013/3/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 223ページ
- ISBN-10 : 482841701X
- ISBN-13 : 978-4828417011
- Amazon 売れ筋ランキング: - 832,957位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 80,998位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「原発即時ゼロ」が筆者の最後の主張であることに、違和感を覚える向きもあるかもしれないが、非常に読み応えのある、堂々たる遺作である。本書は、筆者のこれまでの言論活動・政策提言活動の集大成とも呼ぶべきものであり、民間の自立こそが背骨であった「福沢思想」を、電力問題に当てはめて、論じたものだ。
本書では、結論としての「原発即時ゼロ」は当然であり、その先こそが論じられている。しかし(たとえば、発送電分離で問題解決というような)安易な民営化万能論でもなければ、単なる官僚批判・電力会社批判に堕してもいない。ただ、民間の自由な活動に基づく技術革新・社会変革への信頼がそこにある。しかし、情緒に流されず、経済学者・実践する経済政策論者としての具体的な提言だ。政府が、本書の入り口にすら立っていないのが、悔しくてならない。
本書は、電力事業における官・民の役割を歴史的に紐解いて、原発政策が構造的に抱える問題を明らかにし、且つ、未来に向けた提言を行なっている。民間の自主独立を説いた福沢諭吉の思想の電力事業における体現者として、福沢門下であり現代の電力体制の礎を築いた二人、「電力王」福沢桃介と「電力の鬼」松永安左エ門の功績を現代的に再評価することを通して、現在の電力各社を「国策民営」会社とすることににつながった原子力発電政策の根本問題を明らかにしていくくだりは、まさに圧巻。つづいて、現在の電力政策については、筆者が国鉄の分割民営化等に手腕を振るう学問的基盤となった「公共選択論」のフレームで「原子力ムラ」のレント・シーキング(たかり)構造を論じ、それこそが福島原発の悲劇につながったことを示す。更に、脱原発によって新たに切り開かれる未来にむけて「自律分散型電源社会」の構築を訴える。しかし、筆者の主張は、それも、ひとつの可能性としてだ。大切なのは、民間の自由な発想が活かされて、民間の手で社会が変革していくことであり、失敗(倒産)する可能性すら視野に、だからこそ、真に民間が力を発揮し、イノベーションを産んでいく、新たなエネルギー供給システムへの変革が主張されている。
震災後、「脱原発」論は様々に論じられているが、本書は、電力政策・原発問題を考える人々に、確実に、新しい視座を与えるものと思う。享年86、最後の最後まで社会に貢献しようとしたひとりの偉大な経済学者の言葉に、感動をもって本書を読了した。
本書では、結論としての「原発即時ゼロ」は当然であり、その先こそが論じられている。しかし(たとえば、発送電分離で問題解決というような)安易な民営化万能論でもなければ、単なる官僚批判・電力会社批判に堕してもいない。ただ、民間の自由な活動に基づく技術革新・社会変革への信頼がそこにある。しかし、情緒に流されず、経済学者・実践する経済政策論者としての具体的な提言だ。政府が、本書の入り口にすら立っていないのが、悔しくてならない。
本書は、電力事業における官・民の役割を歴史的に紐解いて、原発政策が構造的に抱える問題を明らかにし、且つ、未来に向けた提言を行なっている。民間の自主独立を説いた福沢諭吉の思想の電力事業における体現者として、福沢門下であり現代の電力体制の礎を築いた二人、「電力王」福沢桃介と「電力の鬼」松永安左エ門の功績を現代的に再評価することを通して、現在の電力各社を「国策民営」会社とすることににつながった原子力発電政策の根本問題を明らかにしていくくだりは、まさに圧巻。つづいて、現在の電力政策については、筆者が国鉄の分割民営化等に手腕を振るう学問的基盤となった「公共選択論」のフレームで「原子力ムラ」のレント・シーキング(たかり)構造を論じ、それこそが福島原発の悲劇につながったことを示す。更に、脱原発によって新たに切り開かれる未来にむけて「自律分散型電源社会」の構築を訴える。しかし、筆者の主張は、それも、ひとつの可能性としてだ。大切なのは、民間の自由な発想が活かされて、民間の手で社会が変革していくことであり、失敗(倒産)する可能性すら視野に、だからこそ、真に民間が力を発揮し、イノベーションを産んでいく、新たなエネルギー供給システムへの変革が主張されている。
震災後、「脱原発」論は様々に論じられているが、本書は、電力政策・原発問題を考える人々に、確実に、新しい視座を与えるものと思う。享年86、最後の最後まで社会に貢献しようとしたひとりの偉大な経済学者の言葉に、感動をもって本書を読了した。
2013年4月29日に日本でレビュー済み
(1)読んで良かった点。
経済学者らしく原発が何故利権となり、原子力村と言われるような原発利権集団ができるのかということを、公共選択理論というフレームワークを使ってモデルとして解説していること。
原発政策が本質的に利権の温床になりやすいということがよく分かります。
(2)本書で物足りない点
○原発などエネルギー問題の素人しか本書の執筆にはかかわっていないこと。
著者の加藤氏は経済学者であって原発やエネルギー問題の専門家ではありません。
同書に対談者として登場の吉原毅氏は城南信用金庫の理事長、同じく対談者として登場の江崎浩東大大学院教授も通信関係の専門家、寄稿している曽根泰教氏は政治学者でありどの人も原発やエネルギー問題の専門家ではありません。
○そもそも執筆に当たって加藤氏自身が経済学や政策論の観点からしか問題を検討してないことが推察されること。
巻末の参考文献欄を見ますと、経済学とか政策に関する本ばかりでその内3分の1くらいが加藤氏自身の著作です。そしてエネルギー関係の専門家や技術者の書いた本はほとんどありません。参考文献欄のリストを見ただけでも本書の性格がわかります。
そもそも原発のような高度に技術的な問題に対して、主として経済学のフレームワークだけで切り込むことの試み自体に限界があると思います。
(3)原発村と利害関係のない著書だからこその意見
原発の専門家の視点が加わっていれば本書の説得力もより増すとは思いまが、逆に原発の専門家ではなくかつ原発村と利害関係のない著書だからこそ原発即時廃止とまで書けたのかもしれません。
(4)原発存続派を説得するには力不足の内容
原発廃止の意見を元々持っていた人には本書はその確信を強めることとなるでしょう。
しかし例えば今原発を即時停止して電気料金が10%上がったら事業継続できなくなる企業はたくさんあります。原発即時停止とは単なるイデオロギーの問題だけではなく、存続の可否に直結する人が大勢いるからです。そんな人たちにとって、原発村が利害関係の中から生まれた産物とか、福沢桃介や松永安左エ門の精神の話を持ちだされても説得力はないでしょう。本書は本質を考えさせてくれる内容だが逆にいえば抽象的でもあり、具体性に欠ける内容となっているからです。
経済学者らしく原発が何故利権となり、原子力村と言われるような原発利権集団ができるのかということを、公共選択理論というフレームワークを使ってモデルとして解説していること。
原発政策が本質的に利権の温床になりやすいということがよく分かります。
(2)本書で物足りない点
○原発などエネルギー問題の素人しか本書の執筆にはかかわっていないこと。
著者の加藤氏は経済学者であって原発やエネルギー問題の専門家ではありません。
同書に対談者として登場の吉原毅氏は城南信用金庫の理事長、同じく対談者として登場の江崎浩東大大学院教授も通信関係の専門家、寄稿している曽根泰教氏は政治学者でありどの人も原発やエネルギー問題の専門家ではありません。
○そもそも執筆に当たって加藤氏自身が経済学や政策論の観点からしか問題を検討してないことが推察されること。
巻末の参考文献欄を見ますと、経済学とか政策に関する本ばかりでその内3分の1くらいが加藤氏自身の著作です。そしてエネルギー関係の専門家や技術者の書いた本はほとんどありません。参考文献欄のリストを見ただけでも本書の性格がわかります。
そもそも原発のような高度に技術的な問題に対して、主として経済学のフレームワークだけで切り込むことの試み自体に限界があると思います。
(3)原発村と利害関係のない著書だからこその意見
原発の専門家の視点が加わっていれば本書の説得力もより増すとは思いまが、逆に原発の専門家ではなくかつ原発村と利害関係のない著書だからこそ原発即時廃止とまで書けたのかもしれません。
(4)原発存続派を説得するには力不足の内容
原発廃止の意見を元々持っていた人には本書はその確信を強めることとなるでしょう。
しかし例えば今原発を即時停止して電気料金が10%上がったら事業継続できなくなる企業はたくさんあります。原発即時停止とは単なるイデオロギーの問題だけではなく、存続の可否に直結する人が大勢いるからです。そんな人たちにとって、原発村が利害関係の中から生まれた産物とか、福沢桃介や松永安左エ門の精神の話を持ちだされても説得力はないでしょう。本書は本質を考えさせてくれる内容だが逆にいえば抽象的でもあり、具体性に欠ける内容となっているからです。
2013年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サブタイトルが「原発即時ゼロで未来を拓く」とあったので、著者がどういう人物か知らずにアマゾンで購入したら、帯に「小泉純一郎氏竹中平蔵氏推薦!」とあったので頭の中に?マークが点滅してしまった。経済政策に影響大の著名な学者だそうで、存じ上げなくて失礼いたしました。今年の1月に亡くなられたというのが本当に惜しまれる。冒頭に「本書は私の遺言である。少なくとも「原発即時ゼロ」の端緒を見届けないかぎり、私は死んでも死にきれない。」とあるが、現政権叱り飛ばして下さい先生、と頼みたくなる気迫の語り口だ。福沢諭吉・桃介と松永安左ヱ衞門の名前がいささか出過ぎのようには思うが、じっくり推敲する間もなく逝去されたのでは無理もないか。
原子力ムラを「独善的で横暴な反社会集団」とばっさり斬る一方で、選挙における投票者としての一般人にも厳しい。「合理的無知」という言葉はぐさっときた。国民は民主主義の政治プロセスの悪しき性向を理解し、鉄のトライアングル(政治家・官僚・企業)とマスコミの結託から作為される「神話」が文字通り神話であることを知り、意思表示しなければならない。ここに至ってはじめて「民間自立」し、国民が自らを利する政治・行政を手にするのである、と。
越えなければならないハードルはとてつもなく高い。
原子力ムラを「独善的で横暴な反社会集団」とばっさり斬る一方で、選挙における投票者としての一般人にも厳しい。「合理的無知」という言葉はぐさっときた。国民は民主主義の政治プロセスの悪しき性向を理解し、鉄のトライアングル(政治家・官僚・企業)とマスコミの結託から作為される「神話」が文字通り神話であることを知り、意思表示しなければならない。ここに至ってはじめて「民間自立」し、国民が自らを利する政治・行政を手にするのである、と。
越えなければならないハードルはとてつもなく高い。
2013年3月8日に日本でレビュー済み
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題名はともあれこの本に書かれていることは「社会的情熱」である。
「カーライルはいった。哲学のはじまりは驚きである。しかし、経済学のはじめは驚きではなく、むしろみすぼらしい街の汚さと、しなびた生活のわびしさに憤る社会的情熱である」この言葉は厚生経済学の創始者ピグーの言葉である。
経済政策とはこの社会的情熱に支えられていることが重要である。加藤寛は日本の経済政策のフロントランナーでありラストランナーであったのかもしれない。
人を愛し、教育こそが全ての源と考え、扱いやすい科学や数学に踊らされることなく、扱いずらい人こそをテーマに、福澤諭吉精神を誰よりも実践した人物であった。
この本は加藤寛の「遺言」にあたる。国を思い、民間の自立(独立自尊)を説き続け、いつも学生のそばにいて教育をその中心に据えられる「先生」。まさに昭和の「福澤諭吉!」であったといえる。
「カーライルはいった。哲学のはじまりは驚きである。しかし、経済学のはじめは驚きではなく、むしろみすぼらしい街の汚さと、しなびた生活のわびしさに憤る社会的情熱である」この言葉は厚生経済学の創始者ピグーの言葉である。
経済政策とはこの社会的情熱に支えられていることが重要である。加藤寛は日本の経済政策のフロントランナーでありラストランナーであったのかもしれない。
人を愛し、教育こそが全ての源と考え、扱いやすい科学や数学に踊らされることなく、扱いずらい人こそをテーマに、福澤諭吉精神を誰よりも実践した人物であった。
この本は加藤寛の「遺言」にあたる。国を思い、民間の自立(独立自尊)を説き続け、いつも学生のそばにいて教育をその中心に据えられる「先生」。まさに昭和の「福澤諭吉!」であったといえる。
2013年4月29日に日本でレビュー済み
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科学的経営の先駆けであった福澤桃介と松永安左ヱ門の生き方を初めて知りました。国家と企業の係わりのあり方を示すものとして感心しました。こういうバックボーンのなかで,事業を展開することの貴重さが身にしみます。お勧めします。
2013年3月20日に日本でレビュー済み
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目先の利便性、損得につい目を奪われますが、構造の本質を見る重要性を感じます。