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特攻 ハードカバー – 2011/9/16
寺田 晶
(著)
昭和19年、太平洋戦争の難局を突破するために人間爆弾と呼ばれた「桜花」特攻隊が創設される。
この「征きて帰らざる」といわれた攻撃に志願した青年の記録が本書である。
上官からは熟考を促されたが青年はわずか2時間で志願を決意。
「悠久の日本民族史への足跡、世界に対する日本人の意地の表示などに思いを巡らせつつ戦勢挽回のために心から希望した」というのが、弱冠23歳の兵士の思い。
60余年前、日本にはこのように潔くてスケールの大きな青年がいたのである。
主人公は89歳となり、いまなお健在。
戦後は幸せな家庭も築き「自分だけ申し訳ない」と吐露しつつ、戦友と過ごした時間は「楽しかった」と振り返る爽やかさもあり、本書に湿っぽさはない。
終戦時に軍からの密命である温泉街に潜伏したことなど、本書で明かされる真実は多い。
戦争を知らない全世代にいまこそ読んでいただきたい一冊である。
この「征きて帰らざる」といわれた攻撃に志願した青年の記録が本書である。
上官からは熟考を促されたが青年はわずか2時間で志願を決意。
「悠久の日本民族史への足跡、世界に対する日本人の意地の表示などに思いを巡らせつつ戦勢挽回のために心から希望した」というのが、弱冠23歳の兵士の思い。
60余年前、日本にはこのように潔くてスケールの大きな青年がいたのである。
主人公は89歳となり、いまなお健在。
戦後は幸せな家庭も築き「自分だけ申し訳ない」と吐露しつつ、戦友と過ごした時間は「楽しかった」と振り返る爽やかさもあり、本書に湿っぽさはない。
終戦時に軍からの密命である温泉街に潜伏したことなど、本書で明かされる真実は多い。
戦争を知らない全世代にいまこそ読んでいただきたい一冊である。
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社致知出版社
- 発売日2011/9/16
- ISBN-104884749073
- ISBN-13978-4884749071
登録情報
- 出版社 : 致知出版社 (2011/9/16)
- 発売日 : 2011/9/16
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 269ページ
- ISBN-10 : 4884749073
- ISBN-13 : 978-4884749071
- Amazon 売れ筋ランキング: - 546,724位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 75,946位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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2013年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で読み出しましたが、内容に惹かれました。自宅で置いておきたく購入しました。戦争を違う角度からみれる一冊と思います。
2013年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なかなか良い小説。読み応えがあります。最近の中ではお勧めです。
2017年12月26日に日本でレビュー済み
湯川れい子さんが巻末に書いている通り、男の中の男っていう風な湯川れい子さんのお兄さんの
半生をまとめたもの。
半生をまとめたもの。
2011年7月31日に日本でレビュー済み
戦中・戦後史というものに、いつもねずみ色にくすんだフィルターが
かかっているような印象を覚えていましたが、
この本を読んで初めて爽やかな時代の側面を見た気がします。
海軍兵学校の教育、特攻を志願した者たちの思い、
終戦直後に隠密裏に執行された皇統護持計画など、史料としての意義深さに加え、
主人公を支えた母・妻・妹など、激動の時代を生きた女性たちの
しなやかな強さも心に残りました。
かかっているような印象を覚えていましたが、
この本を読んで初めて爽やかな時代の側面を見た気がします。
海軍兵学校の教育、特攻を志願した者たちの思い、
終戦直後に隠密裏に執行された皇統護持計画など、史料としての意義深さに加え、
主人公を支えた母・妻・妹など、激動の時代を生きた女性たちの
しなやかな強さも心に残りました。
2011年1月7日に日本でレビュー済み
今まで、戦争はファンタジーであって欲しい!という無責任で平和ボケな日本人でした。寺田さんの本で湯野川氏をはじめ多くの方の命を懸けた国防の上に、今の平和な暮らしが築かれていたことに気付けました。戦争に無関心で無知では平和は創れないのか。日本人としての誇りと精神力を私は持っているのか。己の命に懸けてまで護りたいものは。意識改革をもたらす1冊となりました。