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虹の戦士 単行本 – 1999/9/1
北山 耕平
(著)
- 本の長さ197ページ
- 言語日本語
- 出版社太田出版
- 発売日1999/9/1
- ISBN-104872334795
- ISBN-13978-4872334791
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
地球が病んで動物たちが姿を消しはじめるときまさにそのときみんなを救うために虹の戦士たちがあらわれる…。アメリカ・インディアンが信じつづけてきた最後の再生への物語。1991年河出書房新社刊の改訂版。
登録情報
- 出版社 : 太田出版 (1999/9/1)
- 発売日 : 1999/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 197ページ
- ISBN-10 : 4872334795
- ISBN-13 : 978-4872334791
- Amazon 売れ筋ランキング: - 145,970位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 32位海外の民俗
- - 50位その他の外国文学作品
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年7月1日に日本でレビュー済み
本書は上製本で,表紙に山の尾根に沿ったカットがなされたオビがかけられ,さらにその上にビニールのカバーがかけられています。小学校高学年から中学生ぐらいを年頭に置いて作られた本のようで,本が傷まないよう,随分気を遣った造本がなされています。オビには「アメリカ・インディアンが信じ続けてきた、最後の再生への物語」とあります。
『コモンズの思想』とか『インディアンの箴言』とか,文明社会のあり方が問われたときによくこういった本が出ますが,本書は1999年9月1刷,私の手元にあるのは2008年9月の8刷です。ちょっと引用。147〜148ページ。
「その昔、わたしたち一族の者はみんな、愛と知恵においてひとつに結ばれていた。(中略)
誰もこの大地を所有しようとはせず、土地は一族全員のものとされていて、子供らにとっては男はみんな父親であり、女はみんな母親だった。少なくともみんなそう感じていたのだ。
したがって、愛されることもなく、一人ぼっちにされたまま深く傷ついている子供などただの一人もいなかった。
それにいくら年をとっても、昔なら必ず誰かが面倒を見てくれた。」
私が生まれたのは1958年ですが,少なくとも子供に関しては,1970年頃までは,男はみんな父親か兄であり,女はみんな母親か姉だったような気がします。
ときおりこんな文章に接すると,心が浄化されますね。
『コモンズの思想』とか『インディアンの箴言』とか,文明社会のあり方が問われたときによくこういった本が出ますが,本書は1999年9月1刷,私の手元にあるのは2008年9月の8刷です。ちょっと引用。147〜148ページ。
「その昔、わたしたち一族の者はみんな、愛と知恵においてひとつに結ばれていた。(中略)
誰もこの大地を所有しようとはせず、土地は一族全員のものとされていて、子供らにとっては男はみんな父親であり、女はみんな母親だった。少なくともみんなそう感じていたのだ。
したがって、愛されることもなく、一人ぼっちにされたまま深く傷ついている子供などただの一人もいなかった。
それにいくら年をとっても、昔なら必ず誰かが面倒を見てくれた。」
私が生まれたのは1958年ですが,少なくとも子供に関しては,1970年頃までは,男はみんな父親か兄であり,女はみんな母親か姉だったような気がします。
ときおりこんな文章に接すると,心が浄化されますね。
2020年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
忘れ去られた自然との共生の大切さについて思い出させてくれます。また、為政者から見た歴史というものが、いかに一方的なものであるのかについても知ることができます。
2014年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず装丁がすごく素敵。帯が山脈の形になっていて、ビニールカバーがかけてあり、永く読み継がれていくことへの配慮も素晴らしい!
この本の素晴らしさは、言葉では説明しきれません。まず手にとって読んでいただきたいので、以下に少し抜粋させていただきます。
「いずれ、将来、動物たちが姿を消しはじめるだろう。人々はオオカミの姿も目にすることがなくなる。熊も、鷲も、見なくなるだろう。姿を消しはじめるのは動物だけではないぞ。大きな木たちもまた消えてゆく。人々は互いに争うことばかりで、愛しあうこともなくなるだろう。空にかかっていた美しい虹も色あせ、人々はもう虹を目にすることはなくなるだろう。
そしてそうなったとき、そこに一群の子どもたちがあらわれる。この子どもたちは動物を愛する。消えた動物たちを呼び戻すことになるだろう。この子どもたちは木を愛し、もう一度大きな木を呼び戻すだろう。この子どもたちは人間として互いに愛しあい、もう一度人々がみんなで互いに幸せに暮らせるように力を貸すことになるだろう。この子どもたちは、空にかかる虹を愛する。もう一度大きな虹を大空に呼び戻してくれることだろう。だからこそ、われわれインディアンは、この子どもたちのことを『虹の戦士』と呼ぶのだ」
「…そのとき、東の方より一本の偉大なる光が差し込んでくる。その光はインディアンのハートに届くはずだ。火は大草原の野火のごとく勢いよく燃え上がるだろう。かれらは人種と人種のあいだに愛を広げるだけでなく、それぞれ異なった宗教のあいだにも愛を広げていく……その光をおまえは見つけなくてはならない……おまえの探しているものは、とてつもなく大きく、しかも素晴らしいものだ。世界中のすべての人が、そのなかに安息の場所を見つけられよう。その日が来たときには、ここにあるいくつもの丸い円は理解と調和の大きな丸のもとに集まるのだ」
「虹は、すべてのもののなかにおられるあのお方からのメッセージだ。すべての人間がひとつの家族のようにつながることを、虹は教えている……愛と喜びをみんなのあいだに広げることだけが、この世界の憎しみを、理解と優しさに変えることができる。この世からいっさいの戦争と破壊をなくすために、残された道はもはやそれひとつしかない!」
平和憲法を改正して、若者を戦争へ駆り立てようとしている今の政治家たち、原発事故により、放射能で美しい自然を損なわれ、被害に苦しむ国民をよそに、強欲に原発を推進する権力者たち、少子化問題や働く女性の擁護をけんめいに訴える若い女性議員に、心ない性差別的で下品なヤジを飛ばす国会議員と呼ばれる〃選ばれた人たち〃。その一端をになうある知人に「里山資本主義って知ってますか?」とたずねたら、「えっ? さとやま? 鳩山なら知ってるけど」という返事に、目が点になりました。
世界の進む方向に対して、なにもできず無力感ばかりがつのります。けれどもこの「虹の聖書」を草の根レベルでもいいから読み継いでいくことで、やがて「百匹目の猿現象」が世界中に広がっていくのではないかと、一縷の希望を抱いています。一読者として、どうか皆さん、読んでいただけますよう、よろしくお願いします!
この本の素晴らしさは、言葉では説明しきれません。まず手にとって読んでいただきたいので、以下に少し抜粋させていただきます。
「いずれ、将来、動物たちが姿を消しはじめるだろう。人々はオオカミの姿も目にすることがなくなる。熊も、鷲も、見なくなるだろう。姿を消しはじめるのは動物だけではないぞ。大きな木たちもまた消えてゆく。人々は互いに争うことばかりで、愛しあうこともなくなるだろう。空にかかっていた美しい虹も色あせ、人々はもう虹を目にすることはなくなるだろう。
そしてそうなったとき、そこに一群の子どもたちがあらわれる。この子どもたちは動物を愛する。消えた動物たちを呼び戻すことになるだろう。この子どもたちは木を愛し、もう一度大きな木を呼び戻すだろう。この子どもたちは人間として互いに愛しあい、もう一度人々がみんなで互いに幸せに暮らせるように力を貸すことになるだろう。この子どもたちは、空にかかる虹を愛する。もう一度大きな虹を大空に呼び戻してくれることだろう。だからこそ、われわれインディアンは、この子どもたちのことを『虹の戦士』と呼ぶのだ」
「…そのとき、東の方より一本の偉大なる光が差し込んでくる。その光はインディアンのハートに届くはずだ。火は大草原の野火のごとく勢いよく燃え上がるだろう。かれらは人種と人種のあいだに愛を広げるだけでなく、それぞれ異なった宗教のあいだにも愛を広げていく……その光をおまえは見つけなくてはならない……おまえの探しているものは、とてつもなく大きく、しかも素晴らしいものだ。世界中のすべての人が、そのなかに安息の場所を見つけられよう。その日が来たときには、ここにあるいくつもの丸い円は理解と調和の大きな丸のもとに集まるのだ」
「虹は、すべてのもののなかにおられるあのお方からのメッセージだ。すべての人間がひとつの家族のようにつながることを、虹は教えている……愛と喜びをみんなのあいだに広げることだけが、この世界の憎しみを、理解と優しさに変えることができる。この世からいっさいの戦争と破壊をなくすために、残された道はもはやそれひとつしかない!」
平和憲法を改正して、若者を戦争へ駆り立てようとしている今の政治家たち、原発事故により、放射能で美しい自然を損なわれ、被害に苦しむ国民をよそに、強欲に原発を推進する権力者たち、少子化問題や働く女性の擁護をけんめいに訴える若い女性議員に、心ない性差別的で下品なヤジを飛ばす国会議員と呼ばれる〃選ばれた人たち〃。その一端をになうある知人に「里山資本主義って知ってますか?」とたずねたら、「えっ? さとやま? 鳩山なら知ってるけど」という返事に、目が点になりました。
世界の進む方向に対して、なにもできず無力感ばかりがつのります。けれどもこの「虹の聖書」を草の根レベルでもいいから読み継いでいくことで、やがて「百匹目の猿現象」が世界中に広がっていくのではないかと、一縷の希望を抱いています。一読者として、どうか皆さん、読んでいただけますよう、よろしくお願いします!
2016年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカ・インディアンのお話には素敵なものがたくさんありますが、有名なお話だけあって、わかりやすいというか、伝わりやすい感じがします。少年がだんだん成長していく様子が順を追って描かれているので、親近感も感じやすい。
9歳前後の小学生の子供たちに、動きながらの語りでやりたいと思っています。
9歳前後の小学生の子供たちに、動きながらの語りでやりたいと思っています。
2016年3月9日に日本でレビュー済み
世界が終わる時、虹の戦士が現れ、世界を救うという伝説がアメリカ・インディアンにおいて語り継がれているという。
大祖母から曽孫へと語りかける形で、物語は進んでいく。当然、スピリチュアルな内容で、インディアンのことなのだが不思議と日本人のことに思えてきて、もしかしたら、日本人とインディアンはルーツを辿ると同じ祖先に行き着くのではとまで考えさせられた。
全てのモノに神が宿ると考える日本人、全てのモノにスピリットが宿ると考えるインディアン、全ての人間はひとつの家族のように繋がることを、本書の中で虹は教えてくれた。
雨上がりの或る日に、虹を見てみたくなった。
以下、気にいったフレーズ
『白人はまずその宗教の中心にある愛するという考え方を持ち込んできたのだ。それは素晴らしい考え方ではあったが、実際に愛することを行動に移すものはほとんどいなかった』
『夜は友だち 俺の姿を隠してくれる 俺は夜になると 狼になる』
『崖のよじ登り、食べものや薬になる薬草探し、世界の見方、自然の読み方、浄化の仕方、魔法の言葉、呼吸法、身のこなし方、ランニング』
大祖母から曽孫へと語りかける形で、物語は進んでいく。当然、スピリチュアルな内容で、インディアンのことなのだが不思議と日本人のことに思えてきて、もしかしたら、日本人とインディアンはルーツを辿ると同じ祖先に行き着くのではとまで考えさせられた。
全てのモノに神が宿ると考える日本人、全てのモノにスピリットが宿ると考えるインディアン、全ての人間はひとつの家族のように繋がることを、本書の中で虹は教えてくれた。
雨上がりの或る日に、虹を見てみたくなった。
以下、気にいったフレーズ
『白人はまずその宗教の中心にある愛するという考え方を持ち込んできたのだ。それは素晴らしい考え方ではあったが、実際に愛することを行動に移すものはほとんどいなかった』
『夜は友だち 俺の姿を隠してくれる 俺は夜になると 狼になる』
『崖のよじ登り、食べものや薬になる薬草探し、世界の見方、自然の読み方、浄化の仕方、魔法の言葉、呼吸法、身のこなし方、ランニング』
2014年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネイティブインディアンについて気になっていて、
Amazonで見つけて購入。
これはネイティブインディアンの言い伝えと思われますが、
現代の予言本でしょう。
子供にも読めるし、字も大きく分かりやすい。
自分にはスピリチュアル本でベスト3に入る本です。
Amazonで見つけて購入。
これはネイティブインディアンの言い伝えと思われますが、
現代の予言本でしょう。
子供にも読めるし、字も大きく分かりやすい。
自分にはスピリチュアル本でベスト3に入る本です。