最終巻まで持っているのですが、久々に読み返し。
王道和風SFボーイミーツガールです。スチームパンクになるのかな?
ラノベによくあるハーレムにもならないストイックさが良いです。戦闘シーンカッコイイしアニメ化やコミカライズしたらすごく映えるんだろうな〜と思いながら読んでました。
普段SFは殆ど読まないけど文章読みやすいし世界観も頭に入りやすくてオススメ。
主役2人の雰囲気が彗星のガルガンティアに似てるからガルガンティアが好きならこれも好きそう。
イラストもとても良い。大好き。
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エスケヱプ・スピヰド (電撃文庫 く 9-1) 文庫 – 2012/2/10
昭和一○一年夏。極東の島国《八洲(やしま)》は、二十年前の戦争で壊滅状態にあった。廃墟の町《尽天(じんてん)》では、人々が暴走した戦闘機械の脅威にさらされながら生きていた。
少女・叶葉(かなは)は戦闘兵器から逃れる最中、棺で眠る奇妙な少年と巨大な《蜂》に出会い、自分を助けるよう頼む。それは、少女と少年が“主従関係の契約”を結んだ瞬間だった──。
少年の名は、金翅(きんし)の九曜(くよう)。《蜂》と少年は、《鬼虫(きちゅう)》と呼ばれる、超高性能戦略兵器であった。叶葉は、兵器であるがゆえに人の感情が存在しない九曜を一人の人間として扱い、交流していく。 徐々に心を持ち始める九曜だったが、九曜と同じ鬼虫である《蜻蛉》四天(してん)の竜胆(りんどう)が飛来し ── !?
少女・叶葉(かなは)は戦闘兵器から逃れる最中、棺で眠る奇妙な少年と巨大な《蜂》に出会い、自分を助けるよう頼む。それは、少女と少年が“主従関係の契約”を結んだ瞬間だった──。
少年の名は、金翅(きんし)の九曜(くよう)。《蜂》と少年は、《鬼虫(きちゅう)》と呼ばれる、超高性能戦略兵器であった。叶葉は、兵器であるがゆえに人の感情が存在しない九曜を一人の人間として扱い、交流していく。 徐々に心を持ち始める九曜だったが、九曜と同じ鬼虫である《蜻蛉》四天(してん)の竜胆(りんどう)が飛来し ── !?
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2012/2/10
- 寸法10.7 x 1.7 x 15 cm
- ISBN-104048863436
- ISBN-13978-4048863438
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2012/2/10)
- 発売日 : 2012/2/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 344ページ
- ISBN-10 : 4048863436
- ISBN-13 : 978-4048863438
- 寸法 : 10.7 x 1.7 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 843,219位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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waru-90
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実のところ、小学生には明らかに読み辛い文体は大人向け。
内容は子供向けです。大人が読んで感動するとか、世界観が変わるとか、なにかしら意味を持つということはないと思います。
子供のようにはしゃぐにはもってこいの作品です。
そのせいで損をしているような印象があります。
架空の大河小説の冒頭のような読み味です。物語を成したというよりも、生活していたらそうなっちゃったみたいな作り方ですので。
でも残念な部分を上回る気持ちにさせてくれる技量はあると思います。おそろしく上手な書き手だと思います。
アニメで見たいです。というのはそこが長所であり、短所であるという感想です。
内容は子供向けです。大人が読んで感動するとか、世界観が変わるとか、なにかしら意味を持つということはないと思います。
子供のようにはしゃぐにはもってこいの作品です。
そのせいで損をしているような印象があります。
架空の大河小説の冒頭のような読み味です。物語を成したというよりも、生活していたらそうなっちゃったみたいな作り方ですので。
でも残念な部分を上回る気持ちにさせてくれる技量はあると思います。おそろしく上手な書き手だと思います。
アニメで見たいです。というのはそこが長所であり、短所であるという感想です。
文月煉
Amazonで購入
ジャンル:SF、あるいはファンタジー
おすすめ度:☆☆☆☆☆(5/5)
ようやく、電撃文庫にこういう作品が戻ってきた。
感慨深くなるほど、王道アクションファンタジー。
戦争によって日本(作中では八州、という)が壊滅した20年後、
荒廃した世界で生き抜く人々の物語。
主人公は、軍の最終兵器であった、昆虫型戦闘機械「鬼虫」の生き残り。
ターミネーターよろしくの、サイボーグ的なキャラクターだ。
撃墜されて活動を停止していたが、20年間の冷凍睡眠から醒めた少女によって再起動され、
その際に少女を「司令」に仮登録する。
健気で真っ直ぐな少女を守る、最強の兵器。
設定は王道。
ただし丁寧でよく整理されているため、とても感情移入がしやすい。
そして、とにかく素晴らしいのがその文章力。
情緒的な文章と実用的な解説の絶妙なバランス。
読み手の「体感速度」を自在に操る、戦闘描写。
不器用で偏ってはいながらも、それぞれが「ご都合主義」な「キャラクター」ではなく、
ひとりひとりの「人間」であり、「人生」を想像させる、登場人物たちの心情。
王道として、勘所を外さない世界設定も秀逸だ。
蜂や蜻蛉の形をした兵器「鬼虫」がすごくいい。
虫の形状を活かしたそれぞれの特性や、「電磁制御」「神経加速」といった、機体ごとの能力。
今後のシリーズ展開にも期待できる魅力的な仕掛けだ。
とにかくも、期待の新シリーズ、そして新しい作家さん。
「新刊が出たらすぐに買いたい」と思えたライトノベル作家は、10年ぶりくらいかもしれない。
おすすめ度:☆☆☆☆☆(5/5)
ようやく、電撃文庫にこういう作品が戻ってきた。
感慨深くなるほど、王道アクションファンタジー。
戦争によって日本(作中では八州、という)が壊滅した20年後、
荒廃した世界で生き抜く人々の物語。
主人公は、軍の最終兵器であった、昆虫型戦闘機械「鬼虫」の生き残り。
ターミネーターよろしくの、サイボーグ的なキャラクターだ。
撃墜されて活動を停止していたが、20年間の冷凍睡眠から醒めた少女によって再起動され、
その際に少女を「司令」に仮登録する。
健気で真っ直ぐな少女を守る、最強の兵器。
設定は王道。
ただし丁寧でよく整理されているため、とても感情移入がしやすい。
そして、とにかく素晴らしいのがその文章力。
情緒的な文章と実用的な解説の絶妙なバランス。
読み手の「体感速度」を自在に操る、戦闘描写。
不器用で偏ってはいながらも、それぞれが「ご都合主義」な「キャラクター」ではなく、
ひとりひとりの「人間」であり、「人生」を想像させる、登場人物たちの心情。
王道として、勘所を外さない世界設定も秀逸だ。
蜂や蜻蛉の形をした兵器「鬼虫」がすごくいい。
虫の形状を活かしたそれぞれの特性や、「電磁制御」「神経加速」といった、機体ごとの能力。
今後のシリーズ展開にも期待できる魅力的な仕掛けだ。
とにかくも、期待の新シリーズ、そして新しい作家さん。
「新刊が出たらすぐに買いたい」と思えたライトノベル作家は、10年ぶりくらいかもしれない。
blood12
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昨今の電撃文庫の大賞作品に比べると
『エスケヱプ・スピヰド』はかなりましと思われます
『86』のように振り仮名いっぱいでもないですし
ただ、称賛されている文章も
もっと削れるはずです
またマンガでやれといいたくなるような
「うおおおおおおっっっ」
「【危険】【危険】【危険】」
という表現の寒いこと
九岡さんにはたしかに文才はあると思うのですが
周りの過剰な持ち上げに甘えることなく
本人がどこまで自制して作品に向かえるかが
今後の生き残りに重要になってくるのではないでしょうか
作品の持つ雰囲気と
ご本人が好きなのか知りませんが萌え要素と
それらをどううまく料理するのかが問われますね
……しかし、仮にも大賞受賞者だというのに
このいまの状態を九岡さんはどう思っていらっしゃるのか
本人の問題なのか
電撃のサポートが足りないのか
若い作家が育たないという状態は不幸だ
『エスケヱプ・スピヰド』はかなりましと思われます
『86』のように振り仮名いっぱいでもないですし
ただ、称賛されている文章も
もっと削れるはずです
またマンガでやれといいたくなるような
「うおおおおおおっっっ」
「【危険】【危険】【危険】」
という表現の寒いこと
九岡さんにはたしかに文才はあると思うのですが
周りの過剰な持ち上げに甘えることなく
本人がどこまで自制して作品に向かえるかが
今後の生き残りに重要になってくるのではないでしょうか
作品の持つ雰囲気と
ご本人が好きなのか知りませんが萌え要素と
それらをどううまく料理するのかが問われますね
……しかし、仮にも大賞受賞者だというのに
このいまの状態を九岡さんはどう思っていらっしゃるのか
本人の問題なのか
電撃のサポートが足りないのか
若い作家が育たないという状態は不幸だ
temple
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良い点
綺麗で簡潔な文体から薫るエレガントな中二病的雰囲気がとても魅力的です。
機械と人間の違い、自らの意志で運命を選択する事、未来を切り拓く事の出来る人の素晴らしさというテーマの盛り込み方が自然でグッと来ます、さすが大賞を受賞した作品だなぁ、と感じました。
日常描写を丁寧に描写する事で、廃墟の中で探索をしている場面がイメージし易く物語世界に没入できるのも良かったです。
主人公はかっこよく嫌味もなく、読後感も大変爽やかで素直に買って良かった、読んで良かったと思わせてくれます。続刊でどういう話になるのか期待がもてるシリーズです。いずれ2巻以降も読んでみたいと思います。
悪い点
映像媒体を意識して書かれているのかわかりませんが唐突な視点変更や時系列の前後があまりにも頻繁に行われるので多少読むのが辛かったです。唐突な回想も含めての構成なので手直しするのは難しそうなのが残念です。
漫画やアニメーションならば映像で補完してくれるので映像化前提ならばこういう演出も欠点にはならないかも知れません。
また、おおまかな構成や描写は良いのですが背景設定は正直わかりにくく、受け入れにくいものでした。
蜻蛉様を倒さないと人間が外に出られないのは何故?
臣民が20年前後冷凍睡眠している理由は?
八洲と何処が戦争してどっちが勝ったのか? それとも停戦中?
東京側が尽天や蜻蛉の事を把握していないとは考えにくい
このあたりは正直あまり練り込まれていない、という印象を受けました。
蜻蛉様が何がしたかったのか、私にはよくわかりませんでした。物語のラストにボスとして倒される役割を果たした、というだけにしか見えず残念です。
最後に、ラストバトルで蜂が勝利するギミックですが個人的にはあまり納得のいくものではありませんでした。
綺麗で簡潔な文体から薫るエレガントな中二病的雰囲気がとても魅力的です。
機械と人間の違い、自らの意志で運命を選択する事、未来を切り拓く事の出来る人の素晴らしさというテーマの盛り込み方が自然でグッと来ます、さすが大賞を受賞した作品だなぁ、と感じました。
日常描写を丁寧に描写する事で、廃墟の中で探索をしている場面がイメージし易く物語世界に没入できるのも良かったです。
主人公はかっこよく嫌味もなく、読後感も大変爽やかで素直に買って良かった、読んで良かったと思わせてくれます。続刊でどういう話になるのか期待がもてるシリーズです。いずれ2巻以降も読んでみたいと思います。
悪い点
映像媒体を意識して書かれているのかわかりませんが唐突な視点変更や時系列の前後があまりにも頻繁に行われるので多少読むのが辛かったです。唐突な回想も含めての構成なので手直しするのは難しそうなのが残念です。
漫画やアニメーションならば映像で補完してくれるので映像化前提ならばこういう演出も欠点にはならないかも知れません。
また、おおまかな構成や描写は良いのですが背景設定は正直わかりにくく、受け入れにくいものでした。
蜻蛉様を倒さないと人間が外に出られないのは何故?
臣民が20年前後冷凍睡眠している理由は?
八洲と何処が戦争してどっちが勝ったのか? それとも停戦中?
東京側が尽天や蜻蛉の事を把握していないとは考えにくい
このあたりは正直あまり練り込まれていない、という印象を受けました。
蜻蛉様が何がしたかったのか、私にはよくわかりませんでした。物語のラストにボスとして倒される役割を果たした、というだけにしか見えず残念です。
最後に、ラストバトルで蜂が勝利するギミックですが個人的にはあまり納得のいくものではありませんでした。
獅童
全巻持っていて、既に何度も読み返しています。
要素としてはSF・昭和レトロ・バトル・廃墟と言った所でしょうか。
1巻の舞台である地方都市「尽天」は戦後・廃墟・暴走兵器に加え資源も食糧も底を尽きかけてるというギリギリの環境ですが、人々の暮らしや活気、そして主人公・叶葉の元気さからあまり悲壮感は無く、誰もが希望を持ち、しかし都市の入り口に陣取り入る事も出る事も許さない最強の兵器「鬼虫」の一機をどうにかしない限り望みは無いという不思議な気分になる作品です。
言葉や言い回しは独特ですが読みやすく、シリアスな場面、熱い展開、コミカルな場面等の切り替え方が抜群に上手い。
読めば読む程に引き込まれ、戦闘シーン、特に作中終盤では文字の羅列とは考えられない程に高密度で鬼気迫る迫力があります。
人物も、その行動原理や言動等で一人一人に「芯」が通っており、肉体的な成長というよりは精神的な成長、それによる行動の変化がはっきりしている作品でもあります。
色々なジャンルの小説を読んで来ましたが、九岡望氏程戦闘描写で引き込まれる文を書ける人や作品に出会った事はありません。
要素としてはSF・昭和レトロ・バトル・廃墟と言った所でしょうか。
1巻の舞台である地方都市「尽天」は戦後・廃墟・暴走兵器に加え資源も食糧も底を尽きかけてるというギリギリの環境ですが、人々の暮らしや活気、そして主人公・叶葉の元気さからあまり悲壮感は無く、誰もが希望を持ち、しかし都市の入り口に陣取り入る事も出る事も許さない最強の兵器「鬼虫」の一機をどうにかしない限り望みは無いという不思議な気分になる作品です。
言葉や言い回しは独特ですが読みやすく、シリアスな場面、熱い展開、コミカルな場面等の切り替え方が抜群に上手い。
読めば読む程に引き込まれ、戦闘シーン、特に作中終盤では文字の羅列とは考えられない程に高密度で鬼気迫る迫力があります。
人物も、その行動原理や言動等で一人一人に「芯」が通っており、肉体的な成長というよりは精神的な成長、それによる行動の変化がはっきりしている作品でもあります。
色々なジャンルの小説を読んで来ましたが、九岡望氏程戦闘描写で引き込まれる文を書ける人や作品に出会った事はありません。
Amazonのお客様
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「過去との決別」がシリーズ全体を通してのテーマで、物語作りの基礎となる要素がハイレベルかつ濃密に積み込まれた作品になっています。
一見硬派な作品で事実硬派なのだが、個性的で魅力的な登場人物達のやり取りが清涼剤の役目を果たしている。
純粋に「良い作品が読みたい」と思っている方には間違いなくオススメです。
一見硬派な作品で事実硬派なのだが、個性的で魅力的な登場人物達のやり取りが清涼剤の役目を果たしている。
純粋に「良い作品が読みたい」と思っている方には間違いなくオススメです。
夢は何処だ。希望はもう無い
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シュワちゃんとT1000をイケメンに、ジョン・コナーを女の子に変えて日本版「ターミネーター2」作ったらまあ多分こんな感じ、と言う作品。
私の勝手なイメージですが、電撃の大賞というのはブラックロッドの昔からトンガった作品が多く、最近ではただ世界観が奇抜なだけだったり珍妙なアホキャラが出てくるだけだったり流行に乗ってちょっとSF要素入れただけのラブコメ紛いが横行したりという、インパクト第一主義というか、色物というか、面白いけど読むのにカロリーを使う、そんな作品が多かったのですが・・・。
この作品は読みやすくて良いですねぇ。
確かに他のレビュワーの方々が仰るとおりで独創性に欠け、凡庸といった感もありますが、逆に露骨なギャグキャラや安易な超展開に頼らず、丁寧な文章で誠実に書き上げられており「まさかそんなことが」というどんでん返しはない代わりに、「こうなってほしいな」と私が思った結末にしっかりと導かれました。物足りなさは確かにありますが、心地よい満足感も確かにあるのです。
ライトノベルがメインターゲットとする少年少女には、読後にやはり「ひと味足りない」と思われるのでしょうが、奇抜なだけで地力の足りない作家を使い潰すのではなく、電撃さんにはこういう堅実な文章力のある作家を育てていって欲しいと思う次第であります。
但し、ブラックロッドは私の心のバイブルです。
私の勝手なイメージですが、電撃の大賞というのはブラックロッドの昔からトンガった作品が多く、最近ではただ世界観が奇抜なだけだったり珍妙なアホキャラが出てくるだけだったり流行に乗ってちょっとSF要素入れただけのラブコメ紛いが横行したりという、インパクト第一主義というか、色物というか、面白いけど読むのにカロリーを使う、そんな作品が多かったのですが・・・。
この作品は読みやすくて良いですねぇ。
確かに他のレビュワーの方々が仰るとおりで独創性に欠け、凡庸といった感もありますが、逆に露骨なギャグキャラや安易な超展開に頼らず、丁寧な文章で誠実に書き上げられており「まさかそんなことが」というどんでん返しはない代わりに、「こうなってほしいな」と私が思った結末にしっかりと導かれました。物足りなさは確かにありますが、心地よい満足感も確かにあるのです。
ライトノベルがメインターゲットとする少年少女には、読後にやはり「ひと味足りない」と思われるのでしょうが、奇抜なだけで地力の足りない作家を使い潰すのではなく、電撃さんにはこういう堅実な文章力のある作家を育てていって欲しいと思う次第であります。
但し、ブラックロッドは私の心のバイブルです。