太陽光発電を巡る環境が大きく動く中、本書を手にする。
根本的に「電気とは何か」、「太陽とは何か」といったことから問うところが、大学の研究者らしい執筆だ。
私事、最も印象に残ったのは、5章の「太陽光発電世界各国の取り組み」である。ここでは、日本が原発処理に翻弄されている間にも各国が太陽光発電を伸ばしている現状が伺える。また、日本の製造業が強みを発揮できなくなっていることを感じさせられる一冊でもある。
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