多くの企業は「安定成長」と「さらなる飛躍にはイノベーションが必要」と考えているが、この二つは矛盾する考え方である。
安定成長は基盤となっている分野に集中することになり、そこでは確実で洗練された手法が確立していく。
しかし革新的なイノベーションとは、失敗や手探りの試行錯誤の途中で偶発的に見つかるものであり、それは安定成長に求める手法とは相いれない。
企業はこの矛盾に気づかないまま真逆の物を求め、結局どちらも手にできず自滅していく。
そういうことがわかる本でした。
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ヤバい経営学―世界のビジネスで行われている不都合な真実 単行本 – 2013/3/1
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- 本の長さ308ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2013/3/1
- ISBN-104492502467
- ISBN-13978-4492502464
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登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2013/3/1)
- 発売日 : 2013/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 308ページ
- ISBN-10 : 4492502467
- ISBN-13 : 978-4492502464
- Amazon 売れ筋ランキング: - 191,545位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 214位経済思想・経済学説 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月18日に日本でレビュー済み
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2013年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「裸の王様がいる」と言ったのは、子供だけではないようだ。著者も言った、と言ってもビジネスの世界での話である。
実践では、ビジネス書で書かれていない非合理なことが、随所に現れる。だが、声に出すと“愚か者”と言われそうで、つい口をつぐむ。そこを本書は、付いてきた。
例えば、インテルはMPCの活用がわからないのに、事業を立ち上げた。その後、IBMから「PCと呼ばれるものに使うことができる」と教えてもらって、MPCが革新的商品に化けた。「この重要な偶然」は、合理的と言われる米国企業でも見られる。ただ、初めから計画されたかのような合理的説明を、後付しようとしているだけである。
「裸の王様」は、ビジネス界の随所にいる。だから、まずは“裸であること”を認め、「これじゃぁ、風邪ひくか」と考えればいいのかもしれない。そういう意味で、本書は“うわべ”のビジネスを暴いてくれる実用書と言えよう。
実践では、ビジネス書で書かれていない非合理なことが、随所に現れる。だが、声に出すと“愚か者”と言われそうで、つい口をつぐむ。そこを本書は、付いてきた。
例えば、インテルはMPCの活用がわからないのに、事業を立ち上げた。その後、IBMから「PCと呼ばれるものに使うことができる」と教えてもらって、MPCが革新的商品に化けた。「この重要な偶然」は、合理的と言われる米国企業でも見られる。ただ、初めから計画されたかのような合理的説明を、後付しようとしているだけである。
「裸の王様」は、ビジネス界の随所にいる。だから、まずは“裸であること”を認め、「これじゃぁ、風邪ひくか」と考えればいいのかもしれない。そういう意味で、本書は“うわべ”のビジネスを暴いてくれる実用書と言えよう。
2024年3月12日に日本でレビュー済み
もう10年も前になりますが、この本を読んで眼から鱗が落ちまくりすぎました。
管理職になって疲弊し切っていた時、この本に出会えて良かったです。
ちょうおすすめです📕
メディアを読み込めませんでした。
管理職になって疲弊し切っていた時、この本に出会えて良かったです。
ちょうおすすめです📕
2019年12月23日に日本でレビュー済み
学問的なことを分かりやすいエピソードで書かれていたり、これまでに読んできていい本だと思っていた本の内容もズバリと否定していたり、読みやすくて刺激的な内容でした。久しぶりに邦題がしっくりくる翻訳書に出会った気がします。
最近の経営学の傾向なのか、心理学的な内容が多いような気がしました。「影響力の武器」や「選択の科学」など、個人の意思決定に焦点を当てている気がします。
ただ、用いている統計が若干恣意的な気がします。アンケートに答えてくれる人のバイアスなどは考慮されていないのではと。
最近の経営学の傾向なのか、心理学的な内容が多いような気がしました。「影響力の武器」や「選択の科学」など、個人の意思決定に焦点を当てている気がします。
ただ、用いている統計が若干恣意的な気がします。アンケートに答えてくれる人のバイアスなどは考慮されていないのではと。
2015年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
経営学を批判しているようで、実際は経営学に関する本。MBAおさめた人なら、特に違和感はないはず。
ビジネス書ってわかった気にさせて数日で忘れさせ、また別の本を買わせる、っていうビジネスモデルだから、そういう意味ではこの本も同じじゃないかな。
ビジネス書ってわかった気にさせて数日で忘れさせ、また別の本を買わせる、っていうビジネスモデルだから、そういう意味ではこの本も同じじゃないかな。
2016年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ビジネスマンが日々直面している一般的なIssueについて、その戦略・ディシジョン・経営手法、はたまたビジネス常識って本当に正しいの!?・・という疑問に対する、最新の経営学研究からの考察。今まで何となく、それ違うんじゃぁねーの!? と感じていたことについても示唆的で参考になる。
と同時に副題が「世界のビジネスで行われている不都合な真実」とある通り、経営というものを通じて見た、人間のしょーもない性(サガ)について書かれた本、という読み方も出来、なかなか痛快で楽しくもある。
例えば90年代から耳タコになった「選択と集中」。自社の得意とする事業分野を明確にして、そこに経営資源を集中的に投下する戦略。これジャックウェルチ時代のGEをBest Practiceとしてよく語られますよね。優良企業を調べるとコアビジネスへの集約が進んでおり、逆にイマイチの企業は弱い事業をいくつも抱えこんでいる・・という企業研究に基づいて、誰かが(ドラッカーですか?)が言い出して未だに日本の経営管理者の頭に染みついているコンセプト。経営資源には限りがあるんだからアレコレ手出したらダメよ、ってことなのだが、ただ、これは因果がすり替わっているのだと著者は言う。事業基盤が弱い企業はコアビジネスを創造するためにどうしても多方面に事業機会を求め、またコアビジネスの確立した企業は効率化のためにコアへの集約を行う、そして集約を行えば財務的には優良になる。つまりそれをやったからこうなった、のではなく、こうなったからそれをやったんだ、ということ。少なくとも事業環境もポジションも異なる企業を単純化してステレオタイプに論じるのは間違いだと。実際コアビジネスだと思って集中したら、実はそれほど強い優位性が無かったり、事業環境が急変する中でゲームのルールが変わってしまって強みが逆に弱みに転じてしまう、というようなこともよくあるわけで、つまり、選択と集中すべき時もあるし、そうでない時もある、ということ。ましてや昨今はかの国の強い事業基盤を持った企業は「選択と集中」とは真逆のことをやっている(アップルは最近EVの開発やってるし)。未だに「選択と集中」なんて言っていると、ちょっと周回遅れのような気もしてくる。
「正しいから成功した」のか、「成功したから、正しいということにされた」のか検証してみると、むしろ後者の場合も多い、という事例が他の章でも語られている。
【結局、戦略なんて存在しない?】という章。
戦略というものは徹底的な分析や革新的な思考プロセス・・つまり合理的なプロセスの結果として生まれるものという常識がある。戦略というものは極めてロジカルなプロセスで立案され、そして確固とした数字的根拠があって採用される、だから、一度こう決めたらブレずに直線的に実行すべきという・・これって一般的には揺るぎない「ビジネス常識」ではないだろうか。
でも実際は「革新的な戦略」というものは結構、偶然や幸運な発見により生み出されているのだ、ということ。例えば、インテルは70年代CPUの活用がわからないのに事業を立ち上げた。その後、IBMから「PCと呼ばれるものに使うことができる」と教えてもらって、CPUが革新的商品に化けた。
CNNのテッドターナーはキューバのカストロがアメリカの通信衛星経由でCNNを受信していることを偶然知り、海外でもアメリカのニュース番組の視聴ニーズがあるのではないかと初めて気が付いた・・等々。
ここから得られる知見は「戦略」を余りにRigidに扱うと、幸運な発見や偶然を得るための余地、余裕がなくなってしまうということ。「戦略は未完成、発展途上の仮説である。」(清水勝彦)・・・仮説であるから絶えず現実からフィードバックを受け調整や修正を続けていく必要がある、そうした中で初めて革新的な戦略は生まれるのだ・・と。
その他、この本で取り上げられている「不都合な真実」の数々;
・企業がISO9000を導入すると、既存分野の発明が急激に増える。しかし、新しい革新的なイノベーションが出てこなくなる傾向がある。これはISOの導入により、企業が物事を進める適切な方法からの逸脱を最小限にしてしまい、偶然に発見されるイノベーションの機会を逃しているからである。
・統計的には企業買収の2/3は失敗する。それでも企業買収の案件(それも大型の案件)が減らないのは、企業を買収する理由が統合された企業の価値を高めることよりも、誰かのキャリア(またはストックオプション)を高めることの比重が高いから。
・給与格差があると、優秀な人も、優秀でない人も、仕事のレベルは落ちる。(ある経営学者が大リーグのチームの選手間の年俸格差と勝率に高い負の相関があることを突き止めた。読売ジャイアンツの体たらくはこれで説明がつくか・・)
そして極め付け、「対応バイアス」と云うらしいが、経営者は上手くいっていると自分の手柄にし、上手くいかないと他人のせいにする。業績好調の時は自分の努力の結果とし、不調の時は外部環境やスタッフのせいにする傾向がある・・と!
この経験知(?)をきっちり統計的に分析して証明した経営学者がいるらしい。ホントこの本読んでスッキリした!
と同時に副題が「世界のビジネスで行われている不都合な真実」とある通り、経営というものを通じて見た、人間のしょーもない性(サガ)について書かれた本、という読み方も出来、なかなか痛快で楽しくもある。
例えば90年代から耳タコになった「選択と集中」。自社の得意とする事業分野を明確にして、そこに経営資源を集中的に投下する戦略。これジャックウェルチ時代のGEをBest Practiceとしてよく語られますよね。優良企業を調べるとコアビジネスへの集約が進んでおり、逆にイマイチの企業は弱い事業をいくつも抱えこんでいる・・という企業研究に基づいて、誰かが(ドラッカーですか?)が言い出して未だに日本の経営管理者の頭に染みついているコンセプト。経営資源には限りがあるんだからアレコレ手出したらダメよ、ってことなのだが、ただ、これは因果がすり替わっているのだと著者は言う。事業基盤が弱い企業はコアビジネスを創造するためにどうしても多方面に事業機会を求め、またコアビジネスの確立した企業は効率化のためにコアへの集約を行う、そして集約を行えば財務的には優良になる。つまりそれをやったからこうなった、のではなく、こうなったからそれをやったんだ、ということ。少なくとも事業環境もポジションも異なる企業を単純化してステレオタイプに論じるのは間違いだと。実際コアビジネスだと思って集中したら、実はそれほど強い優位性が無かったり、事業環境が急変する中でゲームのルールが変わってしまって強みが逆に弱みに転じてしまう、というようなこともよくあるわけで、つまり、選択と集中すべき時もあるし、そうでない時もある、ということ。ましてや昨今はかの国の強い事業基盤を持った企業は「選択と集中」とは真逆のことをやっている(アップルは最近EVの開発やってるし)。未だに「選択と集中」なんて言っていると、ちょっと周回遅れのような気もしてくる。
「正しいから成功した」のか、「成功したから、正しいということにされた」のか検証してみると、むしろ後者の場合も多い、という事例が他の章でも語られている。
【結局、戦略なんて存在しない?】という章。
戦略というものは徹底的な分析や革新的な思考プロセス・・つまり合理的なプロセスの結果として生まれるものという常識がある。戦略というものは極めてロジカルなプロセスで立案され、そして確固とした数字的根拠があって採用される、だから、一度こう決めたらブレずに直線的に実行すべきという・・これって一般的には揺るぎない「ビジネス常識」ではないだろうか。
でも実際は「革新的な戦略」というものは結構、偶然や幸運な発見により生み出されているのだ、ということ。例えば、インテルは70年代CPUの活用がわからないのに事業を立ち上げた。その後、IBMから「PCと呼ばれるものに使うことができる」と教えてもらって、CPUが革新的商品に化けた。
CNNのテッドターナーはキューバのカストロがアメリカの通信衛星経由でCNNを受信していることを偶然知り、海外でもアメリカのニュース番組の視聴ニーズがあるのではないかと初めて気が付いた・・等々。
ここから得られる知見は「戦略」を余りにRigidに扱うと、幸運な発見や偶然を得るための余地、余裕がなくなってしまうということ。「戦略は未完成、発展途上の仮説である。」(清水勝彦)・・・仮説であるから絶えず現実からフィードバックを受け調整や修正を続けていく必要がある、そうした中で初めて革新的な戦略は生まれるのだ・・と。
その他、この本で取り上げられている「不都合な真実」の数々;
・企業がISO9000を導入すると、既存分野の発明が急激に増える。しかし、新しい革新的なイノベーションが出てこなくなる傾向がある。これはISOの導入により、企業が物事を進める適切な方法からの逸脱を最小限にしてしまい、偶然に発見されるイノベーションの機会を逃しているからである。
・統計的には企業買収の2/3は失敗する。それでも企業買収の案件(それも大型の案件)が減らないのは、企業を買収する理由が統合された企業の価値を高めることよりも、誰かのキャリア(またはストックオプション)を高めることの比重が高いから。
・給与格差があると、優秀な人も、優秀でない人も、仕事のレベルは落ちる。(ある経営学者が大リーグのチームの選手間の年俸格差と勝率に高い負の相関があることを突き止めた。読売ジャイアンツの体たらくはこれで説明がつくか・・)
そして極め付け、「対応バイアス」と云うらしいが、経営者は上手くいっていると自分の手柄にし、上手くいかないと他人のせいにする。業績好調の時は自分の努力の結果とし、不調の時は外部環境やスタッフのせいにする傾向がある・・と!
この経験知(?)をきっちり統計的に分析して証明した経営学者がいるらしい。ホントこの本読んでスッキリした!
2014年12月5日に日本でレビュー済み
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実務経験のある読者は、日ごろ実感していることが述べられているだけ、という印象を受け、不足感もあるでしょう。しかし、これからビジネスに接する若い学生諸君には一読をお勧めしたい。経営には、サイエンスの部分とアートの部分があるのだが、教室で教えている素材の大部分は、サイエンスまたはサイエンス風を装った一断面にすぎません。サイエンスを無視してはいけないが、経営者を含め人間は、最も決定的な決断や行動おいてサイエンスを拠り所にしないものです。その結果について、一見サイエンティフィックな説明が後付が行われるのです。本書に通底する著者のメッセージは「結局、戦略なんて存在しない」(pp.40-42)という指摘に込められています。訳書タイトルは『ヤバい経営学』だが、英文タイトルは“Business Exposed”である。『素顔の経営』とでも訳すと、著者の意図が伝わるでしょう。「ヤバい」は、若い読者にアピールしようという編集者の工夫でしょうが、悪趣味にすぎます。編集者の知性を疑いたくもなります。
2017年12月25日に日本でレビュー済み
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欧州No.1ビジネススクールの人気若手教授による初の著書。
所謂カリスマ経営者に関するトピックスがあり、私的にはその部分と、イノベーションの価値に関する部分が一番面白かったです。カリスマ経営者と呼ばれている人の価値とは一体なんなのか?どこが一般の人と違うのか?どこが優れているのか?実はある点が【優れていないから】カリスマ経営者なのでは?リスク管理という視点から小気味良く解説しています。
イノベーションの価値に関してダンスカンパニーの例を用いて解説する部分は、美術やデザイン関連の業界で働いる人達には特に腹落ちする内容だと思います。
所謂カリスマ経営者に関するトピックスがあり、私的にはその部分と、イノベーションの価値に関する部分が一番面白かったです。カリスマ経営者と呼ばれている人の価値とは一体なんなのか?どこが一般の人と違うのか?どこが優れているのか?実はある点が【優れていないから】カリスマ経営者なのでは?リスク管理という視点から小気味良く解説しています。
イノベーションの価値に関してダンスカンパニーの例を用いて解説する部分は、美術やデザイン関連の業界で働いる人達には特に腹落ちする内容だと思います。