このレビューは後編も読んだ上で書くのであしからず。
このものか渡の主人公加藤文太郎は読んでいるうちに精神的な面で私と多くの共通点があるように感じられとても感情移入できたので読んでいて面白かった。
登山を通し人との関わり方を彼独自に学び人との関わりが増え結婚までして、幸せを掴みそれでも山に登り最後は家族の元までたどり着くことを夢見て眠りにつくという人間としての成長とその終わりの呆気なさがすごく印象に残っている。
登山に興味がなくとも彼の生きていた時代に生きていた人々がどのような時代背景でどう翻弄されどういう心情の変化をするのかが描かれており面白い。
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孤高の人(上) (新潮文庫) 文庫 – 1973/3/1
新田 次郎
(著)
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昭和初期、ヒマラヤ征服の夢を秘め、限られた裕福な人々だけのものであった登山界に、社会人登山家としての道を開拓しながら日本アルプスの山々を、ひとり疾風のように踏破していった“単独行の加藤文太郎"。その強烈な意志と個性により、仕事においても独力で道を切り開き、高等小学校卒業の学歴で造船技師にまで昇格した加藤文太郎の、交錯する愛と孤独の青春を描く長編。
- 本の長さ512ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1973/3/1
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101122032
- ISBN-13978-4101122038
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出版社より
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縦走路 | 強力伝・孤島 | 孤高の人〔上〕 | 孤高の人〔下〕 | 蒼氷・神々の岩壁 | チンネの裁き | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.1
48
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5つ星のうち3.9
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5つ星のうち4.3
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価格 | ¥539¥539 | ¥737¥737 | ¥935¥935 | ¥935¥935 | ¥781¥781 | ¥605¥605 |
【新潮文庫】新田次郎 作品 | 冬の八ヶ岳を舞台に、四人の登山家の男女をめぐる恋愛感情のもつれと、自然と対峙する人間の緊迫したドラマを描く山岳長編小説。 | 直木賞受賞の処女作「強力伝」ほか、「八甲田山」「凍傷」「おとし穴」「山犬物語」など、山岳小説に新風を開いた著者の初期の代表作。〈直木賞受賞〉 | ヒマラヤ征服の夢を秘め、日本アルプスの山々をひとり疾風の如く踏破した”単独行の加藤文太郎”の劇的な生涯。山岳小説の傑作。 | 富士山頂の苛烈な自然を背景に、若い気象観測所員達の友情と死を描く「蒼氷」。谷川岳衝立岩に挑む男達を描く「神々の岩壁」など。 | 北アルプス剣岳の雪渓。雪山という密室で起きた惨劇は、事故なのか、殺人なのか。予想が次々と覆される山岳ミステリの金字塔。 |
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栄光の岩壁〔上〕 | 栄光の岩壁〔下〕 | 八甲田山死の彷徨 | アイガー北壁・気象遭難 | アルプスの谷 アルプスの村 | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.2
147
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5つ星のうち4.3
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5つ星のうち4.4
728
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5つ星のうち3.9
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5つ星のうち4.3
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価格 | ¥880¥880 | ¥825¥825 | ¥825¥825 | ¥693¥693 | ¥132¥132 |
凍傷で両足先の大半を失いながら、次々に岩壁に挑戦し、遂に日本人として初めてマッターホルン北壁を征服した竹井岳彦を描く長編。 | 全行程を踏破した弘前三十一聯隊と、一九九名の死者を出した青森五聯隊──日露戦争前夜、厳寒の八甲田山中での自然と人間の闘い。 | 千八百メートルの巨大な垂直の壁に挑んだ二人の日本人登山家を実名小説として描く「アイガー北壁」をはじめ、山岳短編 14 編を収録。 | チューリッヒを出発した汽車は、いよいよ憧れのアイガー、マッターホルンへ……ヨーロッパの自然の美しさを爽やかに綴る紀行文。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1973/3/1)
- 発売日 : 1973/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 512ページ
- ISBN-10 : 4101122032
- ISBN-13 : 978-4101122038
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 31,357位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1912-1980)1912(明治45)年、長野県上諏訪生れ。無線電信講習所を卒業後、中央気象台に就職し、富士山測候所勤務等を経験する。1956(昭和31)年『強力伝』で直木賞を受賞。『縦走路』『孤高の人』『八甲田山死の彷徨』など山岳小説の分野を拓く。次いで歴史小説にも力を注ぎ、1974年『武田信玄』等で吉川英治賞を受ける。1980年、心筋梗塞で急逝。没後、その遺志により新田次郎文学賞が設けられた。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なつかしさで改めて読んでみました。
この本が私を山に没頭させるきっかけになりました。新田次郎の本を読み漁りました。山にも登り詰めて、山の無い生活が考えられなくて、今に至ります。
この本が私を山に没頭させるきっかけになりました。新田次郎の本を読み漁りました。山にも登り詰めて、山の無い生活が考えられなくて、今に至ります。
2023年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先日、兵庫県の浜坂駅に立ち寄った時、待合室に掲示されていた「加藤文太郎」に関する資料。学生時代の山岳部で先輩から聞いたレジェンドの話を思い出しました。それが購入の動機づけになりました。
新田次郎著「孤高の人」のストーリーにも引き込まれます。再度、彼が踏破したルートを行ってみたくなりました。
新田次郎著「孤高の人」のストーリーにも引き込まれます。再度、彼が踏破したルートを行ってみたくなりました。
2016年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「日本の登山界の大物、代表する人物。」「物凄いことをやった奴だ。」
こういう物差しが大正から昭和初期にあったんですねえ。
私は10代の頃から少々、山を齧っているのですが、大物とか代表する人物
というフレーズに違和感を覚えました。個人的に行う登山をどうしてそういう
冠や尾ヒレを付けなきゃいけないんだ?批判や賞賛の対象になることが理解に苦しむ。
確かに登山については技術的にも考え方も後進国だった日本だったので
欧州をはじめ諸外国を過大に意識していたが故に、多くの封建的な
山岳会などが躍起になっていたからかもしれませんが、主人公の加藤と
同じでそんなことには興味も関心も湧かない。
最近では、冒険家と自称する人達が未開、未踏の地に出掛けてその艱難辛苦の
話を書籍としてまとめていたりしているけれど、どうもそのへんが利益追求の色が濃く
あざといハプニングなどが沢山出てきてげんなりしてしまう。
さて本書は、そんな好奇の目をもつ周囲と、山に登りたいから登山をしているだけの純粋な
登山家の加藤との戦いだったような気がしました。
自分の気持ちをうまく話すことができない口下手が故に、異様な愛想笑いで人と接する加藤。
誤解や反感を買われ本意ではない方向に物事が進んでいく。
不本意に自分を追い込んでしまい悶々と苦しむ不器用な加藤。
山に逃げ込み自分を取り戻し、そしてまた苦しむ下界に帰っていく。
そんな話をず~っと読んでいるとだんだん苦しくなってくる。
なんか、暗くて辛くて浮かばれない話だねえ(-_-;)
そして最後は予想通りの結末を迎える加藤。
加藤のこの辛くて苦しい人生はなんだったんだ?(ー_ー;)
後読感は決して心地いいものではありませんでしたねえ。
こういう物差しが大正から昭和初期にあったんですねえ。
私は10代の頃から少々、山を齧っているのですが、大物とか代表する人物
というフレーズに違和感を覚えました。個人的に行う登山をどうしてそういう
冠や尾ヒレを付けなきゃいけないんだ?批判や賞賛の対象になることが理解に苦しむ。
確かに登山については技術的にも考え方も後進国だった日本だったので
欧州をはじめ諸外国を過大に意識していたが故に、多くの封建的な
山岳会などが躍起になっていたからかもしれませんが、主人公の加藤と
同じでそんなことには興味も関心も湧かない。
最近では、冒険家と自称する人達が未開、未踏の地に出掛けてその艱難辛苦の
話を書籍としてまとめていたりしているけれど、どうもそのへんが利益追求の色が濃く
あざといハプニングなどが沢山出てきてげんなりしてしまう。
さて本書は、そんな好奇の目をもつ周囲と、山に登りたいから登山をしているだけの純粋な
登山家の加藤との戦いだったような気がしました。
自分の気持ちをうまく話すことができない口下手が故に、異様な愛想笑いで人と接する加藤。
誤解や反感を買われ本意ではない方向に物事が進んでいく。
不本意に自分を追い込んでしまい悶々と苦しむ不器用な加藤。
山に逃げ込み自分を取り戻し、そしてまた苦しむ下界に帰っていく。
そんな話をず~っと読んでいるとだんだん苦しくなってくる。
なんか、暗くて辛くて浮かばれない話だねえ(-_-;)
そして最後は予想通りの結末を迎える加藤。
加藤のこの辛くて苦しい人生はなんだったんだ?(ー_ー;)
後読感は決して心地いいものではありませんでしたねえ。
2023年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
登山家や山登りに興味がない人でも、すぐにこの作品の世界に浸れ、読後は新田次郎のファンになるだけでなく、自分も主人公に倣って山にのぞんでみたくなるはずです。
2023年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
綺麗な本でした
2016年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
登山小説を初めて読みました。
不器用な主人公をどんどん好きになってしまいます。
人間関係と山への魅力。読んじゃうと自分も地図を広げたりしたくなります。
不器用な主人公をどんどん好きになってしまいます。
人間関係と山への魅力。読んじゃうと自分も地図を広げたりしたくなります。
2023年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、20代の頃、企業の山岳部でロッククライミングを主に、冬山を好んで出掛けていました。そんなことで、新田次郎の小説が大好きで良く読みあさりました。彼の筆運びは、私の頭に浮かんだ情景が身体全体にうずうずしてきます。「孤独の人」は先を読みたい感じと、大事に読みたい感情が入り混じってワクワクしながら読んでいます。今、上巻を読んでいますが、下巻を読むのが楽しみです。