私(カイロプラクティック)は鍼灸の免許を持つ身でありませんが、この本に書いて有ることを鍼は使いませんが実践してみると大いに患者さんの改善を実現することが出来ました。
気を巡らせるとどのように改善が見られるか、すぐに臨床で活かせ実践出来る内容なので東洋医学に興味のある人や臨床で壁にぶつかっている人などにはおすすめの一冊です。といって簡単な内容というわけではないのでそれなりの覚悟でとりかかるべし。
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積聚治療―気を動かし冷えを取る 単行本 – 2001/2/1
小林 詔司
(著)
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「治療とは気を動かし、病の根源的原因である冷えを解消することである」。気の概念、陰陽観に基づいた本格的な鍼灸治療法である積聚治療を小林氏が伝授する。積聚治療は再現性があって実際に役立つ治療法として小林氏が発案した治療法で、腹部に現れた全身の異常を見つけて病証を決め、それに対応する背部兪穴を治療するというものだ。その根底には、人体を気の集合体ととらえる深遠な東洋の思想が横たわっている。
【目次】
【前篇】積聚治療の基礎概念
1. 積聚治療について
2. 疾病観の基礎
(1)気について
(2)虚実補瀉
(3)治療手段
3. 人体観の基礎
(1)人体の構造
(2)人体の生理機能
4. 病因
(1)先天的病因
(2)後天的病因
5. 病症の診方
(1)証について
(2)5種の病症
【後篇】積聚治療の実際
6. 病態把握と治療 1
(1)腹診 1
(2)接触鍼
(3)脈の調整
7. 病態把握と治療 2
(1)腹診 2
(2)項背腰部診
(3)背部の治療
(4)深い積
8. 病態把握と治療 3
(1)補助治療
(2)治療の終了
9. 臨床の実際
(1)下半身の病症
(2)上半身の病症
(3)全身の病症
【付記】鍼灸の基本技術
(1)鍼の基本
(2)鍼の操作
(3)灸の仕方
【目次】
【前篇】積聚治療の基礎概念
1. 積聚治療について
2. 疾病観の基礎
(1)気について
(2)虚実補瀉
(3)治療手段
3. 人体観の基礎
(1)人体の構造
(2)人体の生理機能
4. 病因
(1)先天的病因
(2)後天的病因
5. 病症の診方
(1)証について
(2)5種の病症
【後篇】積聚治療の実際
6. 病態把握と治療 1
(1)腹診 1
(2)接触鍼
(3)脈の調整
7. 病態把握と治療 2
(1)腹診 2
(2)項背腰部診
(3)背部の治療
(4)深い積
8. 病態把握と治療 3
(1)補助治療
(2)治療の終了
9. 臨床の実際
(1)下半身の病症
(2)上半身の病症
(3)全身の病症
【付記】鍼灸の基本技術
(1)鍼の基本
(2)鍼の操作
(3)灸の仕方
- 本の長さ390ページ
- 言語日本語
- 出版社医道の日本社
- 発売日2001/2/1
- ISBN-10475291087X
- ISBN-13978-4752910879
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
鍼灸による治療法の根底にある気の概念と陰陽観に着目して考案された積聚治療を紹介する。その疾病観、人体観、病因などの基礎概念から、病態把握と治療、臨床の実際まで解説。鍼灸の基本技術も付す。
登録情報
- 出版社 : 医道の日本社 (2001/2/1)
- 発売日 : 2001/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 390ページ
- ISBN-10 : 475291087X
- ISBN-13 : 978-4752910879
- Amazon 売れ筋ランキング: - 426,616位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年9月27日に日本でレビュー済み
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著者は鍼灸治療家の小林詔司(しょうじ)氏です。
本書は腹診を基本とした診断・治療をまとめたものです。
小林氏は、鍼灸学校で臨床教育に携わっていました。
伝統鍼灸を教える際に、核となる脈診を3年で習得するのは困難だと考えました。
そこで注目したのが「腹診」です。
繊細な感覚と経験を必要とする脈診と異なり、腹診は触診で大まかに把握できる点が有用と考えて体系化しました。
本書はその長い試行錯誤が結晶化したもので、「積聚治療」と名付けられました。
前後編に分かれ、前編では「概要」を記していました。
名称の「積聚(しゃくじゅ)」とは「積=積み上がったもの」と「聚=集まったもの」という意味で、腹部に生じた「気の滞り」を表す言葉です。
病理観は、「太極、陰・陽」を用いて説明していました。
これらは中国哲学の用語で、「太極」とは「生命の根元」、「陰・陽」とは「気滞=積聚の位置」のことで、「陰」とは内部や下部、「陽」とは外部や上部にあることを示します。
積聚治療の病因論としては、人は「太極」が変化した「精気(=元気、腎気)」を持ち、これが衰えると「冷え」が生じて気の不調和が現れるというものです。
その兆候は顔面、脈、腹、背中などの全身で見られますが、著者はこの中で腹部を診断対象としました。
具体的には古典をヒントに、腹部に5臓を当てはめます。
心窩部は心、ヘソを含む正中は脾、ヘソの右側は肺、ヘソの左側は肝、ヘソ下の小腹は腎です。
こうした領域に痛み・緊張・拍動があれば、該当する五臓に異常があると判断していました。
治療は腹診で反応があった臓を、背部兪穴、腹部墓穴、手足の要穴を駆使して行います。
理論の支柱は経絡治療で使われている69難と75難で、このルールに沿って全身バランスを整えます。
たとえば肝虚なら、母経の腎と自経の肝を補い、相克関係にある脾とその子の肺を瀉します。
実際の治療では、次の要領で反応点を選びます。
背部では縦横のラインを座標とし、五臓の領域を定義します。
横のラインではT3あたりを肺、T5を心、T9を肝、T11を脾、L2を腎とし、縦のラインでは督脈、脊柱の際、膀胱経1行線、膀胱経2行線の4つのラインをとります。
重症度の目安としては陽→陰、外→内に向かうほど悪化だと考えます。
つまり背側2行線→督脈→大包→任脈の順に病が深く、深刻化していきます。
頻用する経穴は、項部、肩井、鳩尾、曲骨、孔最、委中、委陽、曲泉、崑崙、照海、三陰交、女膝、失眠、井穴などです。
道具は陰虚には豪鍼、陽虚には鍉鍼、慢性疾患には督脈灸を用います。
後半では実際の臨床例を挙げて、治療を解説していました。
積聚治療では、次のような流れをルーティンとします。
・患者さんを仰向けにする。
・腹部反応点を調べ、鍉鍼などで軽めに刺激する。
(こうすると反応がよくなるため)
・脈診で大まかな状態を把握する。
・腹部の積を調べ、五臓の虚実を判断する。
・患者さんをうつ伏せにする。
・腹診に従って、督脈・兪穴など背部治療点を使う。
・患者さんを再び仰向けにする。
・腹診で積の状態を調べ、治療効果を確認する。
・必要に応じて手足の要穴を使い、季肋部の緊張をとる。
・脈診で治療効果を把握する。
・患者さんを坐位にする。
・補助治療を行い、治療効果の最終確認を行う。
本書はこのように、著者が到達した気の鍼灸治療を体系化したものです。
現代医学や鍼灸の技術にも論が及んで、完成度の高い理論となっていました。
教育を意識しているために「型」のように細かく規定していましたが、熟練すれば体表の反応を観察しながら自在に治療できる自由度の高さを感じました。
他にも「鍼力」という熟練者が持つ独特の力や、「患部に向けた意識の力」などにも言及していて興味深く読みました。
本書は腹診を基本とした診断・治療をまとめたものです。
小林氏は、鍼灸学校で臨床教育に携わっていました。
伝統鍼灸を教える際に、核となる脈診を3年で習得するのは困難だと考えました。
そこで注目したのが「腹診」です。
繊細な感覚と経験を必要とする脈診と異なり、腹診は触診で大まかに把握できる点が有用と考えて体系化しました。
本書はその長い試行錯誤が結晶化したもので、「積聚治療」と名付けられました。
前後編に分かれ、前編では「概要」を記していました。
名称の「積聚(しゃくじゅ)」とは「積=積み上がったもの」と「聚=集まったもの」という意味で、腹部に生じた「気の滞り」を表す言葉です。
病理観は、「太極、陰・陽」を用いて説明していました。
これらは中国哲学の用語で、「太極」とは「生命の根元」、「陰・陽」とは「気滞=積聚の位置」のことで、「陰」とは内部や下部、「陽」とは外部や上部にあることを示します。
積聚治療の病因論としては、人は「太極」が変化した「精気(=元気、腎気)」を持ち、これが衰えると「冷え」が生じて気の不調和が現れるというものです。
その兆候は顔面、脈、腹、背中などの全身で見られますが、著者はこの中で腹部を診断対象としました。
具体的には古典をヒントに、腹部に5臓を当てはめます。
心窩部は心、ヘソを含む正中は脾、ヘソの右側は肺、ヘソの左側は肝、ヘソ下の小腹は腎です。
こうした領域に痛み・緊張・拍動があれば、該当する五臓に異常があると判断していました。
治療は腹診で反応があった臓を、背部兪穴、腹部墓穴、手足の要穴を駆使して行います。
理論の支柱は経絡治療で使われている69難と75難で、このルールに沿って全身バランスを整えます。
たとえば肝虚なら、母経の腎と自経の肝を補い、相克関係にある脾とその子の肺を瀉します。
実際の治療では、次の要領で反応点を選びます。
背部では縦横のラインを座標とし、五臓の領域を定義します。
横のラインではT3あたりを肺、T5を心、T9を肝、T11を脾、L2を腎とし、縦のラインでは督脈、脊柱の際、膀胱経1行線、膀胱経2行線の4つのラインをとります。
重症度の目安としては陽→陰、外→内に向かうほど悪化だと考えます。
つまり背側2行線→督脈→大包→任脈の順に病が深く、深刻化していきます。
頻用する経穴は、項部、肩井、鳩尾、曲骨、孔最、委中、委陽、曲泉、崑崙、照海、三陰交、女膝、失眠、井穴などです。
道具は陰虚には豪鍼、陽虚には鍉鍼、慢性疾患には督脈灸を用います。
後半では実際の臨床例を挙げて、治療を解説していました。
積聚治療では、次のような流れをルーティンとします。
・患者さんを仰向けにする。
・腹部反応点を調べ、鍉鍼などで軽めに刺激する。
(こうすると反応がよくなるため)
・脈診で大まかな状態を把握する。
・腹部の積を調べ、五臓の虚実を判断する。
・患者さんをうつ伏せにする。
・腹診に従って、督脈・兪穴など背部治療点を使う。
・患者さんを再び仰向けにする。
・腹診で積の状態を調べ、治療効果を確認する。
・必要に応じて手足の要穴を使い、季肋部の緊張をとる。
・脈診で治療効果を把握する。
・患者さんを坐位にする。
・補助治療を行い、治療効果の最終確認を行う。
本書はこのように、著者が到達した気の鍼灸治療を体系化したものです。
現代医学や鍼灸の技術にも論が及んで、完成度の高い理論となっていました。
教育を意識しているために「型」のように細かく規定していましたが、熟練すれば体表の反応を観察しながら自在に治療できる自由度の高さを感じました。
他にも「鍼力」という熟練者が持つ独特の力や、「患部に向けた意識の力」などにも言及していて興味深く読みました。
2014年3月19日に日本でレビュー済み
腹診を重視する積聚治療は、
腹診というわかりやすい指標を使うので、
鍼灸を学び初めの人にとっても導入しやすいやり方です。
古典的な考え方がベースになっているので、
東洋医学らしい鍼灸を勉強したい人の、はじめの一歩として入りやすいのではないかと思います。
腹診というわかりやすい指標を使うので、
鍼灸を学び初めの人にとっても導入しやすいやり方です。
古典的な考え方がベースになっているので、
東洋医学らしい鍼灸を勉強したい人の、はじめの一歩として入りやすいのではないかと思います。