竹取物語にこんなにも深い意味合いが込められていたいうの驚きである。
作者だと考えられている紀貫之(または紀氏)の創作力は相当なものだと思う。
それにしても最近の日本古代学はなんという進歩というか、新しい考え方を提示しているのだろうか?
蘇我氏の渡来人説、中臣鎌足は百済の豊璋だったとか... 。だとすると天皇家には確実に韓半島の血が入っていることになる。
「万世一系」なんてなんのこっちゃということだ。それにヤマトの一豪族であった天皇家の血で血を洗う内部抗争...
人の歴史の開闢以来、権力闘争・武力闘争は果てし無く、現在の世界の状況もまさにその真っ只中という感じだ。
因果応報・諸行無常といったところで、キリストさんやマホメットさんには通じそうもないし...
まさに中将姫の気分だ。

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竹取物語と中将姫伝説 単行本 – 1998/8/1
梅澤 恵美子
(著)
- 本の長さ233ページ
- 言語日本語
- 出版社三一書房
- 発売日1998/8/1
- ISBN-10438098270X
- ISBN-13978-4380982705
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「竹取物語」のかぐや姫と、中将姫伝説の中将姫。ふたりの女人を結ぶ歴史の闇とは。正史には残らなかった敗者たちが、権政の頂点にたつ藤原氏を糾弾する声を伝承のなかからすくい上げる試み。
登録情報
- 出版社 : 三一書房 (1998/8/1)
- 発売日 : 1998/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 233ページ
- ISBN-10 : 438098270X
- ISBN-13 : 978-4380982705
- Amazon 売れ筋ランキング: - 882,800位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2020年3月2日に日本でレビュー済み
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梅沢恵美子さんの発想力や直感力にはいつも感嘆させられます 歴史の謎を解くのは梅沢恵美子さんのような柔軟な思考を持った女性だと思います
2012年10月24日に日本でレビュー済み
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日本には本格的な王朝交代が無かったので 時代の歴史を第三者的な冷静名目で書き残すことが無かった 常に権力者に阿ることが権力を継続してゆくことになる 従って権力から落ち毀れたものたちが権力を恐れながらも何らかの真実もしくは自分らの言い分の痕跡を残すので無いのだろうか 同一権力の継続は歴史を捻じ曲げる事は簡単なことだ しかしながらどんな権力も明らかな不正義を書き残せない 民衆を謀ることが権力の継続に絶対に必要だと思っているから歴史を改竄するのだろう 民衆を明らかな敵としない為の様々な虚構を正史としていると思う 積善の藤氏を唱えた光明子は祟りに怯えたのではなく不比等の路線を積善の名の元に浸透させたもっと大きな役割を果たしたのではないだろうか
2023年5月8日に日本でレビュー済み
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