社員第一主義を実践している姿に感銘を受けました。
人は会社のために働いてるのではなく、お客様の役に立つため。売上や昇進などで管理するのではなく、社員がお客様に余計なことを気にせずに向き合える環境づくりこそ経営者の仕事だと痛感しました。
そんな優秀な経営者は少ないですが、社員は経営サイドからのアメとムチに左右されるのではなく、お客様のために仕事をすれば良いと思います。それが働くことの楽しさだと思います。
そんなことを考えさせられる本でした。

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会社の目的は利益じゃない 誰もやらない「いちばん大切なことを大切にする経営」とは 単行本(ソフトカバー) – 2013/7/25
横田 英毅
(著)
【著者のコメント】
ここに書かせていただいたことは、私にとってどれも当たり前のことで、真新しいことなど何一つないような気がしています。
私はただ、質追求というブレない考え方、価値観をもち続けてきただけなのです。
経営の世界では、20年、30年はあっという間に経過してしまいます。
ですから地道にこつこつと、「人の幸せ」を本気で考え、実践し続けることこそ、経営の王道なのだろうと思います。
そのような信念で、30年余り、世の中と逆行した経営をしてきましたが、日本経営品質賞の受賞や、全国のトヨタ販売会社の中で顧客満足度ナンバーワンの評価を長くいただいていることを考えると、私の考え方、価値観は間違っていなかったと思えてくるのです。
本書が少しでも読者の皆さんのご参考になればと思います。
ここに書かせていただいたことは、私にとってどれも当たり前のことで、真新しいことなど何一つないような気がしています。
私はただ、質追求というブレない考え方、価値観をもち続けてきただけなのです。
経営の世界では、20年、30年はあっという間に経過してしまいます。
ですから地道にこつこつと、「人の幸せ」を本気で考え、実践し続けることこそ、経営の王道なのだろうと思います。
そのような信念で、30年余り、世の中と逆行した経営をしてきましたが、日本経営品質賞の受賞や、全国のトヨタ販売会社の中で顧客満足度ナンバーワンの評価を長くいただいていることを考えると、私の考え方、価値観は間違っていなかったと思えてくるのです。
本書が少しでも読者の皆さんのご参考になればと思います。
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社あさ出版
- 発売日2013/7/25
- ISBN-104860635930
- ISBN-13978-4860635930
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出版社より

商品の説明
出版社からのコメント
【担当編集者のコメント】
本書の著者であるネッツトヨタ南国の横田英毅会長(現・相談役)とは、『日本でいちばん大切にしたい会社2』(坂本光司著)の本づくりを進める過程でお会いしました。
坂本先生の原稿を読み、横田会長とお話しする過程で、できれば横田会長ご自身の本をつくりたいな、と思ったのがそもそものきっかけでした。
もう3年近く前のことです。
ネッツトヨタ南国は、リーマンショック以降の極端な自動車不況の中でも着実に業績を伸ばし、一方ではもう何年も続けてオールトヨタ顧客満足度NO.1となっていました。
それらのことだけを見ても驚くべき経営ですが、横田相談役のお話を聞くうちに、経営についての深い洞察を感じたのです。
本書の「はじめに」にあるとおり、すでに横田相談役には、何度も書籍執筆のオファーが来ていました。
3度の試みがありましたが、内容に今一つ納得がいかないとの理由で、3度とも出版を断念したとのことでした。
ですからなおのこと、本書の出版には嬉しさを感じます。
横田相談役は理系の人です。
ですからネッツトヨタ南国がやっていることは、精神論でも情の経営でもなく、理詰めです。
理詰めで、働く人々にやりがいと一体感をつくりだし、顧客の強い支持を得て、企業を成長させてきています。
最良の経営書の1冊であると自負しています。
本書の著者であるネッツトヨタ南国の横田英毅会長(現・相談役)とは、『日本でいちばん大切にしたい会社2』(坂本光司著)の本づくりを進める過程でお会いしました。
坂本先生の原稿を読み、横田会長とお話しする過程で、できれば横田会長ご自身の本をつくりたいな、と思ったのがそもそものきっかけでした。
もう3年近く前のことです。
ネッツトヨタ南国は、リーマンショック以降の極端な自動車不況の中でも着実に業績を伸ばし、一方ではもう何年も続けてオールトヨタ顧客満足度NO.1となっていました。
それらのことだけを見ても驚くべき経営ですが、横田相談役のお話を聞くうちに、経営についての深い洞察を感じたのです。
本書の「はじめに」にあるとおり、すでに横田相談役には、何度も書籍執筆のオファーが来ていました。
3度の試みがありましたが、内容に今一つ納得がいかないとの理由で、3度とも出版を断念したとのことでした。
ですからなおのこと、本書の出版には嬉しさを感じます。
横田相談役は理系の人です。
ですからネッツトヨタ南国がやっていることは、精神論でも情の経営でもなく、理詰めです。
理詰めで、働く人々にやりがいと一体感をつくりだし、顧客の強い支持を得て、企業を成長させてきています。
最良の経営書の1冊であると自負しています。
著者について
1943年生まれ。日本大学理工学部卒業後、カリフォルニアシティカレッジに留学。宇治電化学工業㈱(西山グループ系列)、四国車体工業㈱(同グループ系列)を経て、1980年、トヨタビスタ高知株式会社(同グループ系列・現ネッツトヨタ南国株式会社)発足と同時に副社長に就任。1987年、同社代表取締役社長。2007年、同社代表取締役会長。2010年、同社取締役相談役に就任して現在に至る。 ネッツトヨタ南国は、全国のトヨタ販売会社300社中、12年連続顧客満足度NO.1. 1917 年より続く西山グループ(系列企業32 社1 財団法人、総資本金14 億円、総資本600 億円)の資本家の一員として、愛媛トヨタ自動車㈱、㈱トヨタレンタリース西四国、四国車体工業㈱などの代表取締役も務める。 ネッツトヨタ南国では、同社を設立して以来、経営における重要テーマと考えた「人材」の問題に取り組むべく、発足からの10 年は自ら採用担当として数多くの学生と面談、現在の経営幹部の採用実務に携わった。以降、同社、同グループにおける人材問題のみならず、高知県産業界の人材にまつわる問題解決にあたるべく、「土佐経済同友会(2000年~2004 年)」「高知県パワーカンパニー会議」「高知県経営品質協議会(KQN)」などの代表幹事、高知県教育委員会が主導する「土佐の教育改革」委員などを務めながら、「人づくり」に関するさまざまな提言を行っている。2009 年より高知工科大学客員教授。
登録情報
- 出版社 : あさ出版 (2013/7/25)
- 発売日 : 2013/7/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 223ページ
- ISBN-10 : 4860635930
- ISBN-13 : 978-4860635930
- Amazon 売れ筋ランキング: - 243,781位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
組織マネージメントに大変役立つ本質的な内容で、早速意識して始めようと思いました
2018年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今の時代そんな目新しい内容ではないと思いました。
ただこれを、金もうけ至上主義的な時代から行っていたというのはすごいと思います。
人生の勝利者、って言われるとちょっと時代のセンスを感じますが、人生を豊かに生きると考えるなら、ぜひこういう会社が増えてほしいと思います。
でもいきなり真似しろっていっても難しい。そういう意味で「ほえーいい会社もあるもんだ」としか。
ただこれを、金もうけ至上主義的な時代から行っていたというのはすごいと思います。
人生の勝利者、って言われるとちょっと時代のセンスを感じますが、人生を豊かに生きると考えるなら、ぜひこういう会社が増えてほしいと思います。
でもいきなり真似しろっていっても難しい。そういう意味で「ほえーいい会社もあるもんだ」としか。
2021年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎日何のために働くんだろう?
やってもやっても、報われない。
そんな先の見えない日々を奮闘する世のサラリーマンにこそ読んで欲しいと思える良書。
目からウロコ。
働くって楽しい。
そんな当たり前だけど中々ない職場と、そんな環境がいかにして生み出されているかが書かれています。
やってもやっても、報われない。
そんな先の見えない日々を奮闘する世のサラリーマンにこそ読んで欲しいと思える良書。
目からウロコ。
働くって楽しい。
そんな当たり前だけど中々ない職場と、そんな環境がいかにして生み出されているかが書かれています。
2019年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
難しく書かれていなくて、読みやすく心と頭に入ってきます。苦労されたことや失敗談など聞いてみたいですが、そこは書かれていません。
2013年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「会社の目的は利益じゃない」
よくありがちな「気を引くタイトルに対して、内容はイマイチ。」
とは、正反対です。
「日本でいちばん大切にしたい会社2」で紹介された、
ネッツトヨタ南国'鰍フオーナー、横田英毅さんの初めての本。
「会社の目的は利益じゃない」
じゃあなんだ? と聞きたくなりますが、
単純明快、「いちばん大切なこと」を大切にすること。
当社にとっていちばん大切なことは、「全社員を勝利者にする」
であり、勝利者とは、「自分の可能性を最大限に発揮できる人」
であり、主体的に「やりがい」をもって生きることを言っています。
目次の一部をあげても、魅力的なタイトルが並んでいます。
どれも、単純、明瞭、具体的で、説得力があります。
・結果ではなく、プロセスこそ評価に値する
・当たり前のことを、人並み外れた熱心さで続ける
・重要なのは真の原因を解決すること(◎問題解決×問題対処)
・目標より目的が大切
・人を動かすことができない経営理念はにせもの
・待遇が悪いから、いい社員を採用できる
・働く人の幸せはやりがい(給与ではない)
・会社の「質」はぜんぶ「人」から
・「鬼と金棒」が人材の条件
・知っていることを「できることに変える」
・リーダーシップとは主体性のこと
・「誰かのために」がエネルギーになる
・喜ばれることを喜びとする
・社員のやりがいがすべて
・お客様は最良のパートナー
・問題解決が最良サービスにつながる
・「問題解決」だけをしている会社になりたい
特に印象的であったのが、
働く目的とは、仕事を通じて自分を成長させる、
まわりに認められて信頼される、社会や人々の役に立つ、
などのことでしょう。これらの目的のためであれば、
人は意欲をもって、喜んで、惜しみなく働きます。
ですから経営者は、
社員全員が「自分はなんのために働くのか」という目的をもち、
この会社で一生懸命働くことがいちばんだ」と
思ってもらえるような会社にすれば良いのです。
要するに、仕事が大好きな集団をつくろうということです。
サービス精神とは、
マニュアルもない、やらされている感がない。
内側から湧き上がってくるサービス精神でやりがいをもって働く
人々がお客様を感動させる。
社員がやりがいをもつことを会社の目的とすることで
顧客満足度が上がり、結果、業績を上げている。
経営者の言葉だけに説得力があります。
目先の小さな利益を求めず、真の目的を人並み外れた熱心さで続ける
ことが大切なことを実践を通じてみせてくれています。
よくありがちな「気を引くタイトルに対して、内容はイマイチ。」
とは、正反対です。
「日本でいちばん大切にしたい会社2」で紹介された、
ネッツトヨタ南国'鰍フオーナー、横田英毅さんの初めての本。
「会社の目的は利益じゃない」
じゃあなんだ? と聞きたくなりますが、
単純明快、「いちばん大切なこと」を大切にすること。
当社にとっていちばん大切なことは、「全社員を勝利者にする」
であり、勝利者とは、「自分の可能性を最大限に発揮できる人」
であり、主体的に「やりがい」をもって生きることを言っています。
目次の一部をあげても、魅力的なタイトルが並んでいます。
どれも、単純、明瞭、具体的で、説得力があります。
・結果ではなく、プロセスこそ評価に値する
・当たり前のことを、人並み外れた熱心さで続ける
・重要なのは真の原因を解決すること(◎問題解決×問題対処)
・目標より目的が大切
・人を動かすことができない経営理念はにせもの
・待遇が悪いから、いい社員を採用できる
・働く人の幸せはやりがい(給与ではない)
・会社の「質」はぜんぶ「人」から
・「鬼と金棒」が人材の条件
・知っていることを「できることに変える」
・リーダーシップとは主体性のこと
・「誰かのために」がエネルギーになる
・喜ばれることを喜びとする
・社員のやりがいがすべて
・お客様は最良のパートナー
・問題解決が最良サービスにつながる
・「問題解決」だけをしている会社になりたい
特に印象的であったのが、
働く目的とは、仕事を通じて自分を成長させる、
まわりに認められて信頼される、社会や人々の役に立つ、
などのことでしょう。これらの目的のためであれば、
人は意欲をもって、喜んで、惜しみなく働きます。
ですから経営者は、
社員全員が「自分はなんのために働くのか」という目的をもち、
この会社で一生懸命働くことがいちばんだ」と
思ってもらえるような会社にすれば良いのです。
要するに、仕事が大好きな集団をつくろうということです。
サービス精神とは、
マニュアルもない、やらされている感がない。
内側から湧き上がってくるサービス精神でやりがいをもって働く
人々がお客様を感動させる。
社員がやりがいをもつことを会社の目的とすることで
顧客満足度が上がり、結果、業績を上げている。
経営者の言葉だけに説得力があります。
目先の小さな利益を求めず、真の目的を人並み外れた熱心さで続ける
ことが大切なことを実践を通じてみせてくれています。
2018年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何のために働くのか?何のために生きるのか?何のための会社なのか?この答えを常に考え、意識している人は、とても少ないと思います。しかし、このことを意識している人は、必ず幸せな人であると思います。自分もその一人でありたいと、日々精進しています。
2014年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「全社員を人生の勝利者にする」という理念をブレずに突き詰めていく
姿勢に感銘を受けました。
文中でも触れられていますが、
社員が一番という旗を掲げていても
それによって業績アップを期待してるのであれば、
その時点で業績アップが一番ということになってしまう
企業が多い中、
決してブレないことの
大切さを知りました。
姿勢に感銘を受けました。
文中でも触れられていますが、
社員が一番という旗を掲げていても
それによって業績アップを期待してるのであれば、
その時点で業績アップが一番ということになってしまう
企業が多い中、
決してブレないことの
大切さを知りました。