本書は新古書店で見つけて購入しました。本書にはうつ病を取り巻く現在の状況が解説されています。本書は精神科医ではなく、新聞記者により記述されています。そのためうつ病の解説は深く狭くではなく、浅く広く書かれています。言い換えれば主観的な視点ではなく客観的な視点で書かれています。
本書を読めばうつ病の最新情報が把握できます。うつ病に苦しんでいる人、あるいは身近にうつ病の人がいる人は本書を読めばうつ病の全体的な現況を理解できて意義があると思います。
私個人としては次の情報が参考になりました。
・抗うつ薬の種類と開発の歴史の説明
・脳の血流や血液検査での診断、投薬以外の電気けいれん療法や磁気刺激療法による治療
うつ病の現在を広く知りたい方には有用と思います。
新品:
¥836¥836 税込
お届け日 (配送料: ¥460
):
3月30日 - 4月2日
発送元: 金沢ビーンズ 明文堂書店金沢県庁前本店 販売者: 金沢ビーンズ 明文堂書店金沢県庁前本店
新品:
¥836¥836 税込
お届け日 (配送料: ¥460
):
3月30日 - 4月2日
発送元: 金沢ビーンズ 明文堂書店金沢県庁前本店
販売者: 金沢ビーンズ 明文堂書店金沢県庁前本店
中古品: ¥1
中古品:
¥1

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
うつ病の現在 (講談社現代新書) 新書 – 2013/6/18
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥836","priceAmount":836.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"836","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"8ZJXFFvste%2Bg7owpNxWahPeaWmw4yGnNnAauAviJlwWnrzASBd7EcFtmFnSOTTmbfgmdlk7pJxUJtOvFqb4TtYAUvOTnpBdEyJ6QuP0uCP97Spi%2BDwq52rSQDYPhSFNReJe9fVOC63lXSmLo1OK3lh9ew3RvlccE6mK3h92eXuG%2Fw6OIqKHmECcB8LgOoxF9","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"8ZJXFFvste%2Bg7owpNxWahPeaWmw4yGnNs9C9Q5NuH1J2vx1LAOb%2BJv4sivSYDUIvc1NBG7zyXDBVjUR24J9b%2B74e4ivCR9%2Bpa%2BB%2BZ8vZHS1EsJ7jgK8m25edao5qT6SmlUYW5TnMQ%2BDcNx2ZMGtL5Zz4CALrykzaHNKTKDwZ083qKp0qySKQUQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
うつ病は患者数100万人の国民病。誰がかかってもおかしくないこのこころの病とどうつきあうか、何を知っておくべきか。
現代型うつ病や、従来型のうつ病。そして周辺の病気・双極性障害(そううつ病)についても、信濃毎日新聞の医療記者が丹念に取材、うつ病に関して知っておきたいことを読みやすく解説。
巻末には野村総一郎氏&鷲塚伸介氏の専門家対談。
現代型うつ病や、従来型のうつ病。そして周辺の病気・双極性障害(そううつ病)についても、信濃毎日新聞の医療記者が丹念に取材、うつ病に関して知っておきたいことを読みやすく解説。
巻末には野村総一郎氏&鷲塚伸介氏の専門家対談。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2013/6/18
- ISBN-104062882116
- ISBN-13978-4062882118
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2013/6/18)
- 発売日 : 2013/6/18
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4062882116
- ISBN-13 : 978-4062882118
- Amazon 売れ筋ランキング: - 961,907位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年1月8日に日本でレビュー済み
現代型うつ・従来型うつ、その治療法や適応障害等について手堅くまとまった一冊。
やや記載が断片的で読みづらく、また、社会復帰や治療法に関する記載がやや手薄になっている感はあるが、
うつ病患者やその関係者が入門編として読むには適していると思われる。
患者本人であれば、本書を入り口として、2冊目以降は自分が治すための本を探すのがよいのではないだろうか。
やや記載が断片的で読みづらく、また、社会復帰や治療法に関する記載がやや手薄になっている感はあるが、
うつ病患者やその関係者が入門編として読むには適していると思われる。
患者本人であれば、本書を入り口として、2冊目以降は自分が治すための本を探すのがよいのではないだろうか。
2016年9月22日に日本でレビュー済み
「従来型のうつ病」と異なる「うつ病になっているのに、遊びに行ったり、好きなことができる」そのようなタイプの「現代型うつ病」の存在が大きくなってきた「うつ病の現在」について扱ったものである。
著者は臨床の医師でもなく、研究者でもなく、信濃毎日新聞の記者である。良くも悪くも新聞記者によって書かれた書籍という感じが出ている。
良い点としては専門的な知識を持たない一般的な読者に対しても過度に専門的にならずにさまざまな情報を網羅して説明しようとしている点があげられる。
しかし、これは見方によっては、(他のレビューアーの指摘にもあるように)内容は薄く、すでにマスコミなどで指摘されていることばかりになってしまっているともいえるともいえる。新聞記事ではなく新書という媒体の性質を考えてももう少し突っ込みのある情報が欲しかったと思う。
著者は記者である以上、病気の専門的な内容に関しては、ほとんどが専門的な医師や研究者の言葉を引用するだけに終わってしまっている。せっかくの新聞記者であるのであれば、そのような医学的な専門的内容は軽く扱うにとどめて、この病気の社会的な側面について大きく取り扱ってほしかった。
たとえば、「うつ病になっているのに、遊びに行ったり、好きなことができる」そのようなタイプの現代型うつ病は「誤解や反発などを招」きがちであることが指摘されているが、この問題に関して深い説明などがほとんど見られない。現代型うつ病が、ほんとうに病気といっていいのか、というのは多くの人が疑問に思っていることでもあると思われる。これが労働環境、家庭環境においてどのような問題を引き起こしているか、どのような解決方法が可能なのか、そのような面での探求は可能だったのではないだろうか。
第六章で「家族と患者を支える」として元患者や家族の取り組みが扱われている。このような内容こそが新聞記者の本領発揮できる内容ではないかとおもうのだが、僅か10ページ程度で扱われているのみであり、内容も薄い。
うつ病に関してそれなりに専門的な知識を得ようと思うのであれば、本書の内容薄すぎであるし、社会的な側面に関しての説明は非常に軽くしか扱われていない。よって、積極的に本書をすすめる理由は見当たらない。
著者は臨床の医師でもなく、研究者でもなく、信濃毎日新聞の記者である。良くも悪くも新聞記者によって書かれた書籍という感じが出ている。
良い点としては専門的な知識を持たない一般的な読者に対しても過度に専門的にならずにさまざまな情報を網羅して説明しようとしている点があげられる。
しかし、これは見方によっては、(他のレビューアーの指摘にもあるように)内容は薄く、すでにマスコミなどで指摘されていることばかりになってしまっているともいえるともいえる。新聞記事ではなく新書という媒体の性質を考えてももう少し突っ込みのある情報が欲しかったと思う。
著者は記者である以上、病気の専門的な内容に関しては、ほとんどが専門的な医師や研究者の言葉を引用するだけに終わってしまっている。せっかくの新聞記者であるのであれば、そのような医学的な専門的内容は軽く扱うにとどめて、この病気の社会的な側面について大きく取り扱ってほしかった。
たとえば、「うつ病になっているのに、遊びに行ったり、好きなことができる」そのようなタイプの現代型うつ病は「誤解や反発などを招」きがちであることが指摘されているが、この問題に関して深い説明などがほとんど見られない。現代型うつ病が、ほんとうに病気といっていいのか、というのは多くの人が疑問に思っていることでもあると思われる。これが労働環境、家庭環境においてどのような問題を引き起こしているか、どのような解決方法が可能なのか、そのような面での探求は可能だったのではないだろうか。
第六章で「家族と患者を支える」として元患者や家族の取り組みが扱われている。このような内容こそが新聞記者の本領発揮できる内容ではないかとおもうのだが、僅か10ページ程度で扱われているのみであり、内容も薄い。
うつ病に関してそれなりに専門的な知識を得ようと思うのであれば、本書の内容薄すぎであるし、社会的な側面に関しての説明は非常に軽くしか扱われていない。よって、積極的に本書をすすめる理由は見当たらない。