過去の歴史を踏まえた上でデフレが日本に与える悪影響を示し、具体的な解決方法を提案した上で売国的な政策を主張する人物を名指しで批判する一冊。
東日本大震災が発生してからも、復興のための予算を出し渋っている政府には、本当に嫌気がさす。
復興増税などというデフレを加速させ、結果的に税収が減るようなことを行おうとする者には、腹が立つばかりである。
過去に日本を奇跡の復活へと導いた高橋是清の話には、感心させられた。
正しい歴史観、国家観を持ち売国経済論に騙されないようにしなければなるまい。

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日本再生を妨げる 売国経済論の正体 単行本(ソフトカバー) – 2011/11/26
上念 司
(著)
日本経済は復興どころか、「ひとり勝ち」になる可能性を秘めている! 世界が財政のデフォルト・インフレに怯えるなか、震災復興によりデフレ脱出すれば、日本経済は世界最強になるのである。それを妨げているのが財務官僚と日銀、御用マスコミと御用学者である。日本財政破綻を言いつのり、震災後の増税路線へとひた走ろうとしている。米国・欧州の惨状、それに比べて健全な日本財政を明らかにし、正しい政策により日本が世界最強経済となる道を描く。
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2011/11/26
- ISBN-104198632952
- ISBN-13978-4198632953
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商品の説明
著者について
1969年東京生まれ。中央大学法学部卒業。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年より勝間和代氏と共に「監査と分析」を創立。著書に『デフレと円高の何が「悪」か』『日本は破産しない!』など。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2011/11/26)
- 発売日 : 2011/11/26
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 238ページ
- ISBN-10 : 4198632952
- ISBN-13 : 978-4198632953
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,271,738位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,559位経済学・経済事情
- カスタマーレビュー:
著者について
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1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は創立1901年の日本最古の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代氏と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一教授に師事し、薫陶を受ける。金融、財政、外交、防衛問題に精通し、積極的な評論、著述活動を展開している。
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5 星
正しい歴史観、国家観を持たなければならない物であります。
過去の歴史を踏まえた上でデフレが日本に与える悪影響を示し、具体的な解決方法を提案した上で売国的な政策を主張する人物を名指しで批判する一冊。東日本大震災が発生してからも、復興のための予算を出し渋っている政府には、本当に嫌気がさす。復興増税などというデフレを加速させ、結果的に税収が減るようなことを行おうとする者には、腹が立つばかりである。過去に日本を奇跡の復活へと導いた高橋是清の話には、感心させられた。正しい歴史観、国家観を持ち売国経済論に騙されないようにしなければなるまい。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2017年10月18日に日本でレビュー済み

過去の歴史を踏まえた上でデフレが日本に与える悪影響を示し、具体的な解決方法を提案した上で売国的な政策を主張する人物を名指しで批判する一冊。
東日本大震災が発生してからも、復興のための予算を出し渋っている政府には、本当に嫌気がさす。
復興増税などというデフレを加速させ、結果的に税収が減るようなことを行おうとする者には、腹が立つばかりである。
過去に日本を奇跡の復活へと導いた高橋是清の話には、感心させられた。
正しい歴史観、国家観を持ち売国経済論に騙されないようにしなければなるまい。
東日本大震災が発生してからも、復興のための予算を出し渋っている政府には、本当に嫌気がさす。
復興増税などというデフレを加速させ、結果的に税収が減るようなことを行おうとする者には、腹が立つばかりである。
過去に日本を奇跡の復活へと導いた高橋是清の話には、感心させられた。
正しい歴史観、国家観を持ち売国経済論に騙されないようにしなければなるまい。
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2011年12月12日に日本でレビュー済み
リフレ派として、ツイッタ―でも有名な上念司氏の著書。
書かれている内容としては、経済学的な側面は高橋洋一先生とほぼ同じ(まったく同じ?)である。違いといえば、歴史的な部分にも高橋先生よりもやや多く触れている点であろうか。そういう面では、岩田規久男先生の「震災復興 大震災から立ち上がる」と重なる部分もある。
上念さんの特徴としては、言葉遣いにあると思う。タイトルにもある「売国経済」や「『教養としての経済学』」「日本衰退論」など強烈に印象に残る言葉を使う点は、高橋先生や岩田先生にはあまり見られない点だろう。そういう意味で、、
売国経済論の正体≒高橋洋一先生+岩田規久男「震災復興」+上念節
という近似式が成り立つであろう。ただ、高橋さんの著書を読んでいる人など、“教養としての”経済学を学んでいる人にとっては当たり前の内容である。けれども、あまり経済を知らない人という人には、是非ともこの本をおすすめしたい。
また、経済を勉強してくると、中学や高校で習った歴史について、ここは違うのではないかという疑問が湧いてくる部分がある。例えば、荻原重秀は貨幣を改悪した悪い人、新井白石は正徳の治を行い、貨幣の質を戻した良い人というようなイメージで教わる。少なくとも私はそう教わった。しかし、きちんとした経済学を勉強していると、それは違うのではないかという疑問が湧いてくる。私は、なんとなく、そう思っていただけで、検証はしてないし、他人に説得できるほど、荻原重秀は江戸時代の経済を良くした人だとは言えなかった。しかし、この本では、きちんと荻原のデフレを脱却した経済政策を検証し、歴史家には評価の高い新井白石の経済音痴ぶりを説明している。
教養としての経済学を学ぶにはすばらしくよくまとまった良い本である。中学生や高校生に日本の歴史を学んだあとでもいいので、是非とも読んでいただきたい!
書かれている内容としては、経済学的な側面は高橋洋一先生とほぼ同じ(まったく同じ?)である。違いといえば、歴史的な部分にも高橋先生よりもやや多く触れている点であろうか。そういう面では、岩田規久男先生の「震災復興 大震災から立ち上がる」と重なる部分もある。
上念さんの特徴としては、言葉遣いにあると思う。タイトルにもある「売国経済」や「『教養としての経済学』」「日本衰退論」など強烈に印象に残る言葉を使う点は、高橋先生や岩田先生にはあまり見られない点だろう。そういう意味で、、
売国経済論の正体≒高橋洋一先生+岩田規久男「震災復興」+上念節
という近似式が成り立つであろう。ただ、高橋さんの著書を読んでいる人など、“教養としての”経済学を学んでいる人にとっては当たり前の内容である。けれども、あまり経済を知らない人という人には、是非ともこの本をおすすめしたい。
また、経済を勉強してくると、中学や高校で習った歴史について、ここは違うのではないかという疑問が湧いてくる部分がある。例えば、荻原重秀は貨幣を改悪した悪い人、新井白石は正徳の治を行い、貨幣の質を戻した良い人というようなイメージで教わる。少なくとも私はそう教わった。しかし、きちんとした経済学を勉強していると、それは違うのではないかという疑問が湧いてくる。私は、なんとなく、そう思っていただけで、検証はしてないし、他人に説得できるほど、荻原重秀は江戸時代の経済を良くした人だとは言えなかった。しかし、この本では、きちんと荻原のデフレを脱却した経済政策を検証し、歴史家には評価の高い新井白石の経済音痴ぶりを説明している。
教養としての経済学を学ぶにはすばらしくよくまとまった良い本である。中学生や高校生に日本の歴史を学んだあとでもいいので、是非とも読んでいただきたい!
2013年9月20日に日本でレビュー済み
素晴らしいの一言につきます。繰り返してでも読みたい本です。過激なタイトルがついているようにも見えますが、事実を述べているだけです。
徹頭徹尾、「世の中は経済で動く」「日本経済の停滞は人災」「歴史に学べば自ずと解決策は掴める」と論陣を張られています。
何より面白いのは、日本の歴史を経済の視点で繙き直している点です。
上念氏によると、アベノミクスは特別な政策ではないようです。300年も前に荻原重秀によって似たような政策が行われています。そして江戸時代のアベノミクスを徹底的に邪魔したのは、どんな歴史教科書にも載っている新井白石です。インテリ様が経世済民の邪魔をするのは江戸中期も現代も同じですね。
今の反アベノミクスの急先鋒は東大法学出身の木下康司財務事務次官です。絶対に邪魔させてはなりません。
徹頭徹尾、「世の中は経済で動く」「日本経済の停滞は人災」「歴史に学べば自ずと解決策は掴める」と論陣を張られています。
何より面白いのは、日本の歴史を経済の視点で繙き直している点です。
上念氏によると、アベノミクスは特別な政策ではないようです。300年も前に荻原重秀によって似たような政策が行われています。そして江戸時代のアベノミクスを徹底的に邪魔したのは、どんな歴史教科書にも載っている新井白石です。インテリ様が経世済民の邪魔をするのは江戸中期も現代も同じですね。
今の反アベノミクスの急先鋒は東大法学出身の木下康司財務事務次官です。絶対に邪魔させてはなりません。
2012年4月22日に日本でレビュー済み
いろいろな感想があるようですが、私は一読することをおすすめします。