古くは角川文庫の名訳で三部作が邦訳発売された、フェアエーカー村の学校連作第一作。
最初は第二次大戦後の、原子力発電所が作られつつも、まだ上下水道すら整っていない、田園地帯の美しい村を背景に始まります。その学校長、ミス・リードの一人称で語られる、胡椒の効いた楽しく妙味のある、学校教師のフェアエーカー村年代記です。
赤毛のアンブックスのように認知されていないのが不思議なくらいの名作、この日向房のハードカバーですら絶版状態なのが、惜しくて仕方ありません。
英国では人気高く長く書き継がれたために、サザエさんのような設備のずれなどが出てきますが、それもまた一興。ゆきすぎない美しい村の美の描写、学校生活の四季、難物ミセス・プリングルをはじめとする個性豊かな村の人々。
幸か不幸か、原作ペーパーパックはいつでも入手可能です。せめて古本でも、一人でも多くの手に、このフェアエーカー村ブックスが届くことを願っています。

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村の学校 単行本 – 2000/8/1
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社日向房
- 発売日2000/8/1
- ISBN-104795297800
- ISBN-13978-4795297807
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
南イングランドの丘陵地の片田舎フェアエーカー村。女校長ミス・リードの教える全校児童数40人の小学校に3人の新入生が入学した。新入生と村の人々の暮らしの一年を、女教師の眼を通して、暖かくときに辛辣にユーモアとペーソス溢れる筆致で描く。第二次大戦直後の英国の田園生活が、季節の移ろいの中で鮮やかに描き出される。小さな村の小さな学校の小宇宙。なつかしい記憶。そこには豊かな時間が流れ、私たちは永遠なるものに触れる。著者の筆は、的確な写実により、典型を描いて普遍に至る。
内容(「MARC」データベースより)
南イングランドの丘陵地の片田舎フェアエーカー村。女校長ミス・リードの教える全校生徒児童数40人の小学校に3人の新入生が入学した。豊かな自然に抱かれた村の学校の1年間をユーモアとペーソス溢れる筆致で描く。
登録情報
- 出版社 : 日向房 (2000/8/1)
- 発売日 : 2000/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 368ページ
- ISBN-10 : 4795297800
- ISBN-13 : 978-4795297807
- Amazon 売れ筋ランキング: - 220,384位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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