民族植物学者であるマッケナが幻覚性物質と社会の関わりを著した本です。世界各地の古代文明が幻覚性植物をどのように扱ってきたかという民俗学的な話から始まり、現代でも馴染み深い中毒物質の話に続きます。その中には違法薬物だけではなく、砂糖や酒、タバコなど簡単に手に入るものまで含まれており、人に対する悪影響を無視して社会に流通されていることがわかります。特に砂糖が奴隷売買の下地になっていたと言うことは大変なショックを受けました。更には、現代で最も手軽で依存性の高いものはテレビだと言う事に異論はないはずです。
カンナビスが合法となった今のアメリカを天国の著者は嬉しく思っているのではないでしょうか。この本は、大麻等の合法化が進む世界各国の事情を法律や産業でなく、歴史文化から読み取る助けになると思います。

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神々の糧(ドラッグ) 単行本 – 2003/12/1
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社電子本ピコ第三書館販売
- 発売日2003/12/1
- ISBN-104807403249
- ISBN-13978-4807403240
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
人類が二足歩行動物となり急速な脳の発達がみられるようになったのは、ある植物の幻覚誘発作用であった…。アルコール・コーヒー・タバコから大麻・ヘロインまで、人類史をドラッグを通して読み解く。93年刊の新版。
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