美徳の価値を批判して真に強いものは何か?という話が悪徳側から語られる痛快小説。
現代の規則や常識に違和感を覚える全ての日本人が今すぐに読むべき本。
自分は20代に入って初めて読みましたが10代の内に読むべきだったと大変後悔しました。
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悪徳の栄え 上: マルキ・ド・サド選集 (河出文庫 516E マルキ・ド・サド選集) 文庫 – 2010/8/3
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美徳を信じたがゆえに身を滅ぼす妹ジュスティーヌと対をなす姉ジュリエットの物語。悪の哲学を高らかに宣言するサドの長篇幻想奇譚!
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2010/8/3
- 寸法10.8 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-104309460771
- ISBN-13978-4309460772
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商品の説明
著者について
1928~87年。東京生まれ。東大仏文科卒。マルキ・ド・サドの著作を紹介する一方、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを数多く発表。晩年は『高丘親王航海記』など小説に独自の世界を展開した。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2010/8/3)
- 発売日 : 2010/8/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 352ページ
- ISBN-10 : 4309460771
- ISBN-13 : 978-4309460772
- 寸法 : 10.8 x 1.5 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 56,208位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 57位フランス文学研究
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2013年9月15日に日本でレビュー済み
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2014年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ただの変人ではありません。博識と正義感が、見て取れます。なんだかんだ書きながらも、どこかで葛藤しているサドに親近感をおぼえます。これまでのサド概念を捨てて読んでみると面白いと思います。
2008年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語として、大いに楽しめました。
何しろ、悪徳に向かっての成長過程を描いた小説はあまりありませんから。
ところどころにサドの「美徳と悪徳の哲学」が描かれており、それも興味深かったですが、個人的にはその内容には疑問があります。
でも、それを除いても、ジュリエットがどんどん悪徳の道に深く突き進んでいく様子は読んでいて痛快なものがあるし、ところところに登場する個性豊かな登場人物も、悪なりの魅力たっぷりで、飽きさせません。
私が好きなのは、アペニンの隠者ミンスキー(常に人肉を食べている)と、貴族という身分を捨てて世界へ武者修行に出かけ、大稼ぎしている盗賊になったブリザ・テスタの物語です。
この作品は、澁澤訳での完訳をぜひ読みたかったです。
ところどころ省略されているようなので。
何しろ、悪徳に向かっての成長過程を描いた小説はあまりありませんから。
ところどころにサドの「美徳と悪徳の哲学」が描かれており、それも興味深かったですが、個人的にはその内容には疑問があります。
でも、それを除いても、ジュリエットがどんどん悪徳の道に深く突き進んでいく様子は読んでいて痛快なものがあるし、ところところに登場する個性豊かな登場人物も、悪なりの魅力たっぷりで、飽きさせません。
私が好きなのは、アペニンの隠者ミンスキー(常に人肉を食べている)と、貴族という身分を捨てて世界へ武者修行に出かけ、大稼ぎしている盗賊になったブリザ・テスタの物語です。
この作品は、澁澤訳での完訳をぜひ読みたかったです。
ところどころ省略されているようなので。
2020年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本著は、サディストで有名なサド侯爵による著作です。この本が原因でサド侯爵はナポレオンに投獄され、1960年代に和訳した方は罰金刑になったという曰く付きの本です。 現代の感覚では、行き過ぎのエログロという感じですかね。確かに、フランス革命期の時代気分は出ていると思います。 ただ、驚くのは19世紀初頭にイタリア旅行を著述したのは日本とはずいぶんと違うなぁということです。
2020年1月21日に日本でレビュー済み
著者が登場人物に語らせる、悪の哲学は真理だと思います。
歴史上の人物に、お人好しなんて、1人も出てこないですし。
お坊さんみたいなことを言っていると、それこそ貧乏すると思います。
歴史上の人物に、お人好しなんて、1人も出てこないですし。
お坊さんみたいなことを言っていると、それこそ貧乏すると思います。
2012年4月12日に日本でレビュー済み
マルキ・ド・サドは、今から198年前の1814年12月2日、74歳で天寿を全うしたフランスの作家。
人類史上最大の淫乱放逸な性倒錯の実践者にしてその記述者。黙って密かに楽しめばよいものを、公然と大ぴらに侯爵という地位を笠に着てやったものだから、反社会的というレッテルで見られて、合計およそ30年と1か月投獄され、パン1本を盗んで19年牢獄にいれられたジャン・バルジャンより過酷な人生を実際に送った人。
でも、その監獄生活のおかげで著作を書けたというのですから、容認というか、彼を牢屋に入れてくれた人に感謝状を。
というより、サディズムという言葉を現代にまで残したというか、人間の崇高で野蛮な根源的性行を現代に根づかした偉大な預言者。
サドを知れば知るほど、人間がこれほどまでに性的欲望に狂気・執着するのだということを思い知らされて、私たちのレベルではお話にもならないことを、否応なしに自覚させられます。
それから、何といっても、このサドをあの澁澤龍彦訳で読める幸せ。
ただし残念ながら、彼がしたことと書いたことの正確なその実体は、あからさまにここに書き写すことを私たちの市民社会は拒否するというか、つまりあまりにも公序良俗から逸脱することがらなので躊躇せざるを得ませんので、どうか興味と関心のある方は原典にあたって密かにお愉しみ下さいませ。
人類史上最大の淫乱放逸な性倒錯の実践者にしてその記述者。黙って密かに楽しめばよいものを、公然と大ぴらに侯爵という地位を笠に着てやったものだから、反社会的というレッテルで見られて、合計およそ30年と1か月投獄され、パン1本を盗んで19年牢獄にいれられたジャン・バルジャンより過酷な人生を実際に送った人。
でも、その監獄生活のおかげで著作を書けたというのですから、容認というか、彼を牢屋に入れてくれた人に感謝状を。
というより、サディズムという言葉を現代にまで残したというか、人間の崇高で野蛮な根源的性行を現代に根づかした偉大な預言者。
サドを知れば知るほど、人間がこれほどまでに性的欲望に狂気・執着するのだということを思い知らされて、私たちのレベルではお話にもならないことを、否応なしに自覚させられます。
それから、何といっても、このサドをあの澁澤龍彦訳で読める幸せ。
ただし残念ながら、彼がしたことと書いたことの正確なその実体は、あからさまにここに書き写すことを私たちの市民社会は拒否するというか、つまりあまりにも公序良俗から逸脱することがらなので躊躇せざるを得ませんので、どうか興味と関心のある方は原典にあたって密かにお愉しみ下さいませ。
2016年8月18日に日本でレビュー済み
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気分が悪くなり読むのを途中でやめました。
10人殺したあたりかな。
1日1冊古典を読もうと、シェイクスピア、ラディゲ、ニーチェときて今日は未読のこれにしました。
エロではなくグロ、というか完全にただの虐待描写。
到底受け入れられません。
気持ち悪くて口直しが必要です。
同じエゴイズムを描くにしても、ラディゲは(これも相当ゲスですが)透明な文学性が感じられましたが、こちらは延々と虐待内容を微に入り細に入り書いていて、そのインパクトが強すぎて他が頭に入りません。
まあ、美徳と悪徳の定義については成る程と思う部分もありましたが……。
「悪徳が自然」ったって、拷問殺人をしたいと自然の発露で思う人って相当レアだと思うのですが。
とりあえずこれはKindleから削除します。
10人殺したあたりかな。
1日1冊古典を読もうと、シェイクスピア、ラディゲ、ニーチェときて今日は未読のこれにしました。
エロではなくグロ、というか完全にただの虐待描写。
到底受け入れられません。
気持ち悪くて口直しが必要です。
同じエゴイズムを描くにしても、ラディゲは(これも相当ゲスですが)透明な文学性が感じられましたが、こちらは延々と虐待内容を微に入り細に入り書いていて、そのインパクトが強すぎて他が頭に入りません。
まあ、美徳と悪徳の定義については成る程と思う部分もありましたが……。
「悪徳が自然」ったって、拷問殺人をしたいと自然の発露で思う人って相当レアだと思うのですが。
とりあえずこれはKindleから削除します。
2009年8月10日に日本でレビュー済み
アメリカ軍はなぜ、日本に核爆弾を落としたんだろうか。この戦争はたぶん
ちょいとやりすぎのくらいじゃないと終わらないと思ったんじゃないかと思う。
そういうわけで、サド伯爵も、ほんとうにどうしようもない人間に彼の核爆弾、
いや、糞を投げつけたのだ。
ぼくらは、糞の味なんか知らないし、食べてみたら本当はおいしいかもしれない
じゃないか。これはヒューマニズムの本かもしれない、もしかしたら。
やっぱ、違うかも
ちょいとやりすぎのくらいじゃないと終わらないと思ったんじゃないかと思う。
そういうわけで、サド伯爵も、ほんとうにどうしようもない人間に彼の核爆弾、
いや、糞を投げつけたのだ。
ぼくらは、糞の味なんか知らないし、食べてみたら本当はおいしいかもしれない
じゃないか。これはヒューマニズムの本かもしれない、もしかしたら。
やっぱ、違うかも