ニュージーランドの語学学校で、この映画を見ました。英語はあまり聞き取れなかったけど、でもとても感動して、日本に帰国してから即行、本を購入しました!!
ページ数としてはそんなに量は多くないし、文字も比較的大きくて見やすいです。映画と本とちょっと視点が違っているので、映画を見た方でも楽しめると思います。本の英語は、特に難しくはありません。
ラストはもう涙が止まりませんっ!!!

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クジラの島の少女 (BOOK PLUS) 単行本 – 2003/7/31
数奇な運命を背負った孤独な少女と一族の、愛と勇気の感動物語。
クジラ乗りのパイキアの血を受継ぐマオリ族。代々男を族長としてきたが、不幸にも生まれたのは女の子パイ。けれど彼女には不思議な力があった……壮大な自然の力に導かれ、少女はパイキアとなるべき運命をたどる――
「小さな勇気が世界を変え、女の子でもと一口ーになれる」
----ウィティ・イヒマエラ
ニュージーランドのファンガラの地で、一人の少女が生まれたその名はカフ。クジラ乗りの先祖をもち、代々男を長としてきたマオリの一族に、初めて娘が授けられたのだ。しかし跡継ぎを切望していた、長である祖父は、カフをどうしても受け入れられない。頼もしく優しい祖母や叔父、そしてニュージーランドの自然に囲まれ成長するカフ。やがて彼女に不思議な力が備わっていることに、二人は気づく。一方、頑な祖父は跡取りの男の子を探し続けるが、上手くゆかない。そんな時、いつもそばには笑顔のカフがいたそして運命の時は、突然、やってくる。クジラの異常な大群が浜に押し寄せた。かつてないマオリの危機に、一族全員が結集する。もはや為す術もない状況の中、クジラの声に導かれるかのように、少女は-人、海へと向かった…‥。マオリの少女が起こす寄跡が、国境を超えて感動の涙をもたらす。ニュージーランドの国民的作家が描く、愛と奇跡の物語。
クジラ乗りのパイキアの血を受継ぐマオリ族。代々男を族長としてきたが、不幸にも生まれたのは女の子パイ。けれど彼女には不思議な力があった……壮大な自然の力に導かれ、少女はパイキアとなるべき運命をたどる――
「小さな勇気が世界を変え、女の子でもと一口ーになれる」
----ウィティ・イヒマエラ
ニュージーランドのファンガラの地で、一人の少女が生まれたその名はカフ。クジラ乗りの先祖をもち、代々男を長としてきたマオリの一族に、初めて娘が授けられたのだ。しかし跡継ぎを切望していた、長である祖父は、カフをどうしても受け入れられない。頼もしく優しい祖母や叔父、そしてニュージーランドの自然に囲まれ成長するカフ。やがて彼女に不思議な力が備わっていることに、二人は気づく。一方、頑な祖父は跡取りの男の子を探し続けるが、上手くゆかない。そんな時、いつもそばには笑顔のカフがいたそして運命の時は、突然、やってくる。クジラの異常な大群が浜に押し寄せた。かつてないマオリの危機に、一族全員が結集する。もはや為す術もない状況の中、クジラの声に導かれるかのように、少女は-人、海へと向かった…‥。マオリの少女が起こす寄跡が、国境を超えて感動の涙をもたらす。ニュージーランドの国民的作家が描く、愛と奇跡の物語。
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2003/7/31
- ISBN-104048970399
- ISBN-13978-4048970396
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
クジラ乗りの先祖をもち、代々男を長としてきたマオリ一族に、初めての娘・カフがさずけられた。しかし、跡継ぎを切望していた長である祖父はカフを受け入れられない。そんなとき、クジラの異常な大群が浜に押し寄せ…。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2003/7/31)
- 発売日 : 2003/7/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 255ページ
- ISBN-10 : 4048970399
- ISBN-13 : 978-4048970396
- Amazon 売れ筋ランキング: - 716,100位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
NZにあそびに行きたいので、友人から薦められました。
マオリの生活がよく著わされており、ますます、NZに行きたくなりました。
マオリの生活がよく著わされており、ますます、NZに行きたくなりました。
2014年2月13日に日本でレビュー済み
縁あって、この舞台となったファンガラやギズボーン、イーストコーストには、何度も行っています。
マオリの知人もいます。
やはり学校卒業後、シドニーで働いていたそうですが、地元に戻って、地元の人と家庭を築いて‥‥。
誇り高い人たちですが、決して上から目線ではなく、とても温かいかたたちです。
以下は、レビューを書いておられる『さっち』さんとほぼ同じなので、割愛させて頂きますが、
ニュージーランドのこと、マオリの人々のこと、そこで生きていくということ‥‥
日本のテレビなどでは、美しい大自然、マオリのハカ、マヌカハニー、オールブラックス‥‥
いいことばかり紹介されるニュージーランドとは少し違う、本当のニュージーランドの日常に、少しは触れることができたように思います。
特に、ニュージーランドファンのかたには、是非読んで頂きたい本です。
マオリの知人もいます。
やはり学校卒業後、シドニーで働いていたそうですが、地元に戻って、地元の人と家庭を築いて‥‥。
誇り高い人たちですが、決して上から目線ではなく、とても温かいかたたちです。
以下は、レビューを書いておられる『さっち』さんとほぼ同じなので、割愛させて頂きますが、
ニュージーランドのこと、マオリの人々のこと、そこで生きていくということ‥‥
日本のテレビなどでは、美しい大自然、マオリのハカ、マヌカハニー、オールブラックス‥‥
いいことばかり紹介されるニュージーランドとは少し違う、本当のニュージーランドの日常に、少しは触れることができたように思います。
特に、ニュージーランドファンのかたには、是非読んで頂きたい本です。
2006年7月12日に日本でレビュー済み
皆さんが書いているように、涙無くしては読めない作品です。
この作品は、非常に臨場感があります。あの辺りに住んでいる人は、本当にそういう行動するだろうなっていう臨場感です。出てくる人たちは、全員、イーストコーストっぽい行動を取っているんです。例えば、ラウィリが海外に出たいと思うのって、イーストコーストでは自然なんですね。あの辺の人と話をすると、「20過ぎの頃はシドニーに行ってたんだけど、やっぱり地元に戻ってきて、牧場をやってる」って人、本当に多いですよ。そんなふうに、地に足が着いた小説です。
また、ファンガラ村やギスボーン市周辺の描写は、実際に行ったことのある人には涙ものです。そういう意味では、宮崎アニメに近いと思いますね。知っている人には臨場感があります。
ただ、残念なのは、日本語訳がいけてないことでしょうか。
日本語からイメージする意味合いと、実際に作者が意図したであろう意味合いが違って翻訳されている文章が多く見受けられます。
例えば、文中に出てくる「ハイウェイ」って高速道路ではないですよ。。。ニュージーランドでは普通の国道を指します。日本語でハイウェイと書かれると、片側2車線で防音壁が続いていて路肩に止まれない、いわゆる高速道路を想像してしまいます。しかし、ニュージーランドのハイウェイって、イメージ的には北海道の平野を走る国道って感じなんです。これだけでも文章のイメージは結構変わると思うのですが、翻訳者がその辺をきちんと考えて翻訳したのかが気になります。
この作品は、非常に臨場感があります。あの辺りに住んでいる人は、本当にそういう行動するだろうなっていう臨場感です。出てくる人たちは、全員、イーストコーストっぽい行動を取っているんです。例えば、ラウィリが海外に出たいと思うのって、イーストコーストでは自然なんですね。あの辺の人と話をすると、「20過ぎの頃はシドニーに行ってたんだけど、やっぱり地元に戻ってきて、牧場をやってる」って人、本当に多いですよ。そんなふうに、地に足が着いた小説です。
また、ファンガラ村やギスボーン市周辺の描写は、実際に行ったことのある人には涙ものです。そういう意味では、宮崎アニメに近いと思いますね。知っている人には臨場感があります。
ただ、残念なのは、日本語訳がいけてないことでしょうか。
日本語からイメージする意味合いと、実際に作者が意図したであろう意味合いが違って翻訳されている文章が多く見受けられます。
例えば、文中に出てくる「ハイウェイ」って高速道路ではないですよ。。。ニュージーランドでは普通の国道を指します。日本語でハイウェイと書かれると、片側2車線で防音壁が続いていて路肩に止まれない、いわゆる高速道路を想像してしまいます。しかし、ニュージーランドのハイウェイって、イメージ的には北海道の平野を走る国道って感じなんです。これだけでも文章のイメージは結構変わると思うのですが、翻訳者がその辺をきちんと考えて翻訳したのかが気になります。
2014年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品は、ニュージーランドのマオリ族の話ですが、ちょっと文化の厚みが感じられません。文化の表面をなでているような感じです。危機に晒されているマオリ文化をどうにかしようと躍起になっているマオリ人と白人文化に完全に侵されてしまっているマオリ人の葛藤表現が緩いし迫真感がありません。恋愛も人間関係も描写がさっぱりしすぎています。
2007年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔々、クジラの背中に乗ってニュージーランドにやって来たという伝説を持つ、マオリ族のとある長老の家にクジラと話ができる少女がいた。ある日、世の中に絶望した多数のクジラが村の砂浜にみずから乗り上げて自殺未遂をはかる。少女はクジラを助けるために、ご先祖様のようにクジラの背中に乗ってクジラを海へ返す。 こう書くと単純な寓話だが、その中にはマオリ族の歴史、ニュージーランド白人社会の中での現状、エコロジー、ナショナリズム、フェミニズム等がちりばめられていて興味深い。ちなみに映画化をきっかけに日本語訳された本書は、青い海の映像がとても美しい映画とともに味わうと相乗効果大です。
2009年7月19日に日本でレビュー済み
最初はマオリ族の言葉が分かりにくくて
何度も読み直さなくてはいけなかったが
読み進むうちに、変に翻訳しすぎていないところが
返って物語を盛り上げているんだと理解した。
何度も読み直さなくてはいけなかったが
読み進むうちに、変に翻訳しすぎていないところが
返って物語を盛り上げているんだと理解した。
2006年5月22日に日本でレビュー済み
ラジオで浜村淳さんが(例のごとく)この映画の話をしていて、見たくなった
でも、いかんせん住んでる場所が田舎なので、まずはと本書を読むことにしました。
映画とは細かいトコで違いはありましたが、少女の成長、人種差別の問題、感じる部分が本書にはたくさんあります。
が、一つ不満が
クジラの描写のトコで文字がナナメになってて読みにくいっす。
ですが子供から大人まで楽しく読める作品だと思います
ただ、映画も含めてですが
なんやかんやで浜村淳さんの批評(あらすじ?)が一番面白かった。
でも、いかんせん住んでる場所が田舎なので、まずはと本書を読むことにしました。
映画とは細かいトコで違いはありましたが、少女の成長、人種差別の問題、感じる部分が本書にはたくさんあります。
が、一つ不満が
クジラの描写のトコで文字がナナメになってて読みにくいっす。
ですが子供から大人まで楽しく読める作品だと思います
ただ、映画も含めてですが
なんやかんやで浜村淳さんの批評(あらすじ?)が一番面白かった。
他の国からのトップレビュー

Jasmine Clark
5つ星のうち5.0
Like new
2023年11月15日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
On time. Great condition. My favorite story. Native poetry. Second time reading it. Its a movie too. Read the book first :)

KTS Reviews
5つ星のうち5.0
You've got to read this book!
2019年4月11日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
The Whale Rider is definitely in my top ten list of all-time favorite books. I absolutely adore everything about it, and really do think there’s something everyone can relate to in this story. If you’ve ever felt discriminated against because of your gender, this is the book for you. If you feel like you’re losing your cultural identity in the informational age, this is the book for you. If you’ve tasted the sting of racism, this is the book for you. If you come from a dysfunctional family, or know what it’s like to love someone who doesn’t love you back, this is the book for you.
Or if you’re like me, and felt like you could relate to most if not all of these topics, then you really need to read this! I felt like I could relate to the narrator, Rawiri, as he travels throughout the world to find himself. I love his relationship with Kahu, and how he and Nanny Flowers try so hard to fill the gap her negligent grandfather has left in her life. And of course Kahu’s unfailing tenacity makes her a protagonist you really want to cheer for.
Or if you’re like me, and felt like you could relate to most if not all of these topics, then you really need to read this! I felt like I could relate to the narrator, Rawiri, as he travels throughout the world to find himself. I love his relationship with Kahu, and how he and Nanny Flowers try so hard to fill the gap her negligent grandfather has left in her life. And of course Kahu’s unfailing tenacity makes her a protagonist you really want to cheer for.


KTS Reviews
2019年4月11日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Or if you’re like me, and felt like you could relate to most if not all of these topics, then you really need to read this! I felt like I could relate to the narrator, Rawiri, as he travels throughout the world to find himself. I love his relationship with Kahu, and how he and Nanny Flowers try so hard to fill the gap her negligent grandfather has left in her life. And of course Kahu’s unfailing tenacity makes her a protagonist you really want to cheer for.
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Shopper2013
5つ星のうち5.0
A breath of fresh air
2018年10月19日にインドでレビュー済みAmazonで購入
Exciting and kind. A book for the soul.

Beetham Valerie
5つ星のうち5.0
Poetic and emotional
2017年6月15日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Beautiful legend of natural wonders brought back to the modern reality of New Zealand. I liked the simple, strong, effective, musical writing.

StefanieFrei
5つ星のうち5.0
Let it be done!
2017年2月12日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
An unexpected gem with a unique combination of cultural background on Maori-tradition, (Maori) myth, modern fairy tale and many more is what „The Whale Rider“ turned out to be for me. There was not much I had knowingly perceived about New Zealand, so when a book club challenge came along to read such a small book of only 144 pages – what might I lose? And that decision was made despite some profound aversion of mine to anything getting even close to „fantasy fiction“.
The story does include lots of myth along with lots of mythological elements which I rather really liked – I can go with myth, to me that has nothing to do with fantasy, I just mention as some readers might have different „no-go areas“. And 144 pages turned out to be no small task to read in this context – simply because the whole story is so rich I felt compelled to stop reading many times, literally stand back and consider. No wonder the book is often read at schools given the broad variety of tasks for interpretation on various levels. Still, even for the grown-up reader, those tasks come easily, rather force themselves upon you while reading: the story is about gender and family roles, traditions vs. modern life; cultural differences, clashes, prejudice and expectations; personal integrity and roots; family, society and individuals. The language is rich, but not hard to decipher like when the mythological founder Kahutia throws his spears which represent his live-giving sources or the heart-wrenching comment that „Under these conditions, the love which Kahu received from [her grandfather] Koro Apirana was the sort that dropped off the edge of the table, like breadcrumbs after everybody else has had a big meal.“ P 36f.
There is a constant change between first-person narrator – little Kahu’s uncle telling her story – and the third person usage for the portions of myth and about the whales which, again, demands for consideration about parallels and symbols in a very tantalising way. Author Witi Ihimaera uses Maori language in abundance – the translation follows in the next sentence (I had not been sure at first, so I checked some phrases). This and the proper names force the non-Maori experienced reader to both plunge into the culture and keeps the concentration high to not get lost – so in a whole, I ended up having been given the rare experience of interpreting myself through the text without that back-to-school feeling of having been forced to do it, the immersion comes rather natural. Go with the waves! Let it be done!
The story does include lots of myth along with lots of mythological elements which I rather really liked – I can go with myth, to me that has nothing to do with fantasy, I just mention as some readers might have different „no-go areas“. And 144 pages turned out to be no small task to read in this context – simply because the whole story is so rich I felt compelled to stop reading many times, literally stand back and consider. No wonder the book is often read at schools given the broad variety of tasks for interpretation on various levels. Still, even for the grown-up reader, those tasks come easily, rather force themselves upon you while reading: the story is about gender and family roles, traditions vs. modern life; cultural differences, clashes, prejudice and expectations; personal integrity and roots; family, society and individuals. The language is rich, but not hard to decipher like when the mythological founder Kahutia throws his spears which represent his live-giving sources or the heart-wrenching comment that „Under these conditions, the love which Kahu received from [her grandfather] Koro Apirana was the sort that dropped off the edge of the table, like breadcrumbs after everybody else has had a big meal.“ P 36f.
There is a constant change between first-person narrator – little Kahu’s uncle telling her story – and the third person usage for the portions of myth and about the whales which, again, demands for consideration about parallels and symbols in a very tantalising way. Author Witi Ihimaera uses Maori language in abundance – the translation follows in the next sentence (I had not been sure at first, so I checked some phrases). This and the proper names force the non-Maori experienced reader to both plunge into the culture and keeps the concentration high to not get lost – so in a whole, I ended up having been given the rare experience of interpreting myself through the text without that back-to-school feeling of having been forced to do it, the immersion comes rather natural. Go with the waves! Let it be done!