戦術的な考え方よりも、ザッケローニの人生を中心にかかれた自伝です。
それはそうと、私はザッケローニではなく、ザックローニと今まで勘違いしておりました。
この本に出会えた事で、自己の誤りにも気づくことができました。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ザッケローニの哲学 単行本 – 2010/12/28
アルベルト・ザッケローニ
(著),
久保 耕司
(翻訳)
サッカー日本代表監督ザッケローニ初の自著。 16歳の春、バイクに乗っていて重度の肺の病気を患い選手生命を頓挫させてしまう著者。そ の後、実家のペンション手伝い、 保険代理店業などを営みながら、サッカーの情熱を失わずに8~10歳の下部組織の監督に辿り着く。 その後、プロ監督の受験資格を得られないなどの苦難を経ながら、ウディネーゼで好成績を残し、ACミランで優勝。 そして名門クラブの監督を歴任し、日本代表監督に就任する。 幼少時代、サッカー選手のカードをサン・シーロに 見立てた毛布の上に並べて戦術を夢想していた少年が、 サッカー監督として成功していくまでが熱く語られる。 1998年にイタリアで出版された本であるが、今も色褪せない著者の考える普遍的な哲学が明らかになる。 今後、日本サッカーを導いてく著者が、どのような生い立ちで、何を考え、 サッカーにいかに取り組んできたのかを知る必読の一冊である。
- 本の長さ117ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2010/12/28
- ISBN-104569794769
- ISBN-13978-4569794761
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2010/12/28)
- 発売日 : 2010/12/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 117ページ
- ISBN-10 : 4569794769
- ISBN-13 : 978-4569794761
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,417,007位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 33,120位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年6月9日に日本でレビュー済み
日本代表監督であるザッケローニさんの経歴書 100ページ弱の分量で
軽く知るには有効な本と思いました。
小さい頃のサッカーとの関わりから監督としての生い立ち
失敗を恐れないスタイルは、静かながらも今も感じられる哲学かもしれません
小さなクラブからのステップアップの過程は、サッカー文化の少ない
日本人として、欧州の深さを少しだけですが知る事が出来き
機会があれば欧州旅行と小さなクラブのサッカーも体験したいと思えました。
軽く知るには有効な本と思いました。
小さい頃のサッカーとの関わりから監督としての生い立ち
失敗を恐れないスタイルは、静かながらも今も感じられる哲学かもしれません
小さなクラブからのステップアップの過程は、サッカー文化の少ない
日本人として、欧州の深さを少しだけですが知る事が出来き
機会があれば欧州旅行と小さなクラブのサッカーも体験したいと思えました。
2011年1月30日に日本でレビュー済み
ACミランでのスクデット獲得と比較しても、今回の日本代表のアジア杯制覇は
ザック監督にとって意義深く、会心の勝利ではなかろうか?
チームは一致団結、起用した用兵がピタリとはまって何人ものサブが得点を挙げるわ、
DF岩政が効いて豪州を完封するわ、あの本田をして、良いチームだ、
まさかお前が点取るか!?と驚き、やっぱこのチームは持ってるな、と言わしめた内容
(試合を追うごとに成長し勝利していく様はある意味圧巻)の良さ etc etc。
今の日本代表のタレントのポテンシャルとザック監督の志向の相性の良さが
非常に好ましい形で結果を生んだと言えるかも知れない(8戦無敗!!)。
欧州では過去の人にされそうな状況下から種々のリスク覚悟で極東の島国の
代表監督という重責にチャレンジし、今や2年後の日本との契約更新時を狙い
中東諸国らが自国の代表監督に!と熱烈Love Callを送る確かな手腕。
そんな名将の軌跡を(少し前までにはなるが)辿って理解を深めるのに
もってこいの著作ではないかと。今後の采配次第、その結果次第では
オシムさんばりに詳細な半生記が後々出版されそうな予感がするけれど。
ザック監督にとって意義深く、会心の勝利ではなかろうか?
チームは一致団結、起用した用兵がピタリとはまって何人ものサブが得点を挙げるわ、
DF岩政が効いて豪州を完封するわ、あの本田をして、良いチームだ、
まさかお前が点取るか!?と驚き、やっぱこのチームは持ってるな、と言わしめた内容
(試合を追うごとに成長し勝利していく様はある意味圧巻)の良さ etc etc。
今の日本代表のタレントのポテンシャルとザック監督の志向の相性の良さが
非常に好ましい形で結果を生んだと言えるかも知れない(8戦無敗!!)。
欧州では過去の人にされそうな状況下から種々のリスク覚悟で極東の島国の
代表監督という重責にチャレンジし、今や2年後の日本との契約更新時を狙い
中東諸国らが自国の代表監督に!と熱烈Love Callを送る確かな手腕。
そんな名将の軌跡を(少し前までにはなるが)辿って理解を深めるのに
もってこいの著作ではないかと。今後の采配次第、その結果次第では
オシムさんばりに詳細な半生記が後々出版されそうな予感がするけれど。
2013年2月6日に日本でレビュー済み
ザッケローニ氏がイタリアで監督として名声を築くまでの半生を語った自伝。
サッカー選手としての挫折、プロ監督ライセンスが取得する機会が与えられない壁、斬新な戦略(ゾーンディフェンス)が受け入れられない葛藤など、あまりにも多くの困難を乗り越え、ウディネーゼ(イタリアの代表的なクラブではなく、地方色を色濃く残すチーム)でセリエAで3位、UEFAカップ出場(オランダの名門アヤックスに勝利)という美酒を得るまでを自ら語る。その中で、いかに誠実にチームと接し、チームの選手を育て鼓舞してきたかが感じられる。
次のW杯で日本代表が上位に進出できるかはもちろん神のみぞ知るだが、今の日本代表が飛躍していくのにまさに適材を得たという幸せを改めて感じた。
文中には、イタリアのサッカー選手の名前が山のように出てきて、さすがにイメージできないところはあるが、イタリア各地独特の地域性をイタリア人である著者が論じているので面白い。
サッカー選手としての挫折、プロ監督ライセンスが取得する機会が与えられない壁、斬新な戦略(ゾーンディフェンス)が受け入れられない葛藤など、あまりにも多くの困難を乗り越え、ウディネーゼ(イタリアの代表的なクラブではなく、地方色を色濃く残すチーム)でセリエAで3位、UEFAカップ出場(オランダの名門アヤックスに勝利)という美酒を得るまでを自ら語る。その中で、いかに誠実にチームと接し、チームの選手を育て鼓舞してきたかが感じられる。
次のW杯で日本代表が上位に進出できるかはもちろん神のみぞ知るだが、今の日本代表が飛躍していくのにまさに適材を得たという幸せを改めて感じた。
文中には、イタリアのサッカー選手の名前が山のように出てきて、さすがにイメージできないところはあるが、イタリア各地独特の地域性をイタリア人である著者が論じているので面白い。
2011年2月14日に日本でレビュー済み
これほどに原点の物語を読むのは初めてだ。なんにしろ、彼を一気にメインストリームに押し上げたACミランでのスクデット獲得直前で話が終わってるんだもの(笑)
とはいえ、サッカー選手生命を断たれ保険代行業をしていたというエピソードには、冒険しながらもリスクを冒さないという落ち着きが表れてるようだし、
もっと子どもの頃、「魔法の時間」と呼んだ夜にはベッドにサッカー選手カードを並べて、夢の対決をさせていたなど監督業のエピソードとしては上出来すぎる。
何より下部組織の監督からスタートして、なかなかプロチームの監督資格が得られなくってもあきらめない、そこに言わずもがなのサッカーへの情熱を見た。
また選手についても細かくひとりひとりではないが、愛情をもってるのが分かり人柄の良さを感じた。
とはいえ、サッカー選手生命を断たれ保険代行業をしていたというエピソードには、冒険しながらもリスクを冒さないという落ち着きが表れてるようだし、
もっと子どもの頃、「魔法の時間」と呼んだ夜にはベッドにサッカー選手カードを並べて、夢の対決をさせていたなど監督業のエピソードとしては上出来すぎる。
何より下部組織の監督からスタートして、なかなかプロチームの監督資格が得られなくってもあきらめない、そこに言わずもがなのサッカーへの情熱を見た。
また選手についても細かくひとりひとりではないが、愛情をもってるのが分かり人柄の良さを感じた。
2011年1月2日に日本でレビュー済み
子どもの時のサッカーとの出会いから、ウディネーゼでチャンピオンズリーグでアヤックスと戦った時までが書いてあります。ザッケローニの代名詞となった3−4−3を独自に生み出した経緯や選手生命が断たれたもののセリエC2からチャンピオンズリーグを戦う監督になるまでの彼の冒険は興味深いです。ザッケローニの紳士的な態度や彼の考えうるサッカー観の背景など楽しく読めました。彼のサッカー観が構築されたのは、ウディネーゼというイタリアの地方クラブをセリア3位まで躍進させたこの頃までにあるのだろう、と最近の日本代表への3−4−3の導入などを見ていると分かります。