世代なのだがリアルタイムで観たことがなかったのでレンタルしてみた。
スターウォーズのパクリという立ち位置の作品と思うけれど、スタッフはまだ日本に入って来ていないスターウォーズをそれなりに理解してたんじゃないかと思わせる造りだった。スターウォーズの1作目もいま観ると人の行動が雑だなって感じがするけれど、近いノリがある。宇宙からのメッセージのほうがさらに雑なんだけど。
同時期に作られた惑星大戦争に比べると、特撮のレベルが高く、映画としても面白かった。
宇宙からのメッセージ [DVD]
フォーマット | 色 |
コントリビュータ | 真田広之, 岡部正純, 志穂美悦子, 深作欣二, ヴィック・モロー, 松田寛夫, 千葉真一 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 45 分 |
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商品の説明
レビュー
監督: 深作欣二 出演: 真田広之/千葉真一/ビック・モロ-
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988101104215
- 監督 : 深作欣二
- メディア形式 : 色
- 時間 : 1 時間 45 分
- 発売日 : 2003/6/21
- 出演 : ヴィック・モロー, 志穂美悦子, 真田広之, 千葉真一, 岡部正純
- 販売元 : 東映ビデオ
- ASIN : B000095YHD
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 183,922位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 466位日本のSF映画
- - 590位日本の特撮映画
- - 3,339位特撮・戦隊・ヒーロー
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『宇宙からのメッセージ』(Message from Space)('78)
出演∶ビック・モロー、志穂美悦子、フィリップ・カズノフ、ペギー・リー・ブレナン、真田広之、岡部正純、清水イサム、天本英世、織本順吉、三谷昇、サンダー杉山、曽根晴美、ジェリー伊藤、丹波哲郎、小林稔侍、成瀬正、ウィリアム・ロス、中田博久、林彰太郎、唐沢民賢、曽我町子(声)、成田三樹夫、佐藤允、芥川隆行(ナレーター)、千葉真一、若山弦蔵(声)
監督∶深作欣二
SF映画には、色んな楽しみ方があると教えられた(?)作品だ。昔('78)、初めて見た時は当時の日本としてはトップレヴェルの特撮に感心·感動し、今となってはハリウッドSF大作の最先端特撮技術とのギャップが生む(何と言うか)一種キッチュな雰囲気を楽しませてくれる、そんな作品だ。
1977年は、SF映画にとって記念すべき年となる。『スター·ウォーズ』(のちに"episodeⅣ"と呼ばれる第1作目)と『未知との遭遇』が全米で大ヒットした年だ。それにあやかろうと東映で企画されたSF大作が、この『宇宙からのメッセージ』だったのです。便乗企画……悪く言えばマネです。(安易な"便乗"とは言えないぐらい、製作費はかかってますが……)
前記『スター·ウォーズ』の日本公開は、アメリカより1年遅れの翌'78年の夏でした。その結果、便乗企画はめでたく本家より先に、日本公開に漕ぎつけました(笑) 幼少期から中学生ぐらいまで、TVの特撮番組大好きっ子で、'78年当時大学生だった私は、日本の特撮映画のレヴェルでは上出来の『宇宙からのメッセージ』に狂喜しました(←というほどでもないか…)
[物語] 惑星ジルーシアは、皇帝ロクセイア12世(成田)のガバナス帝国の侵略で絶滅寸前だった。(イスカンダルと、デスラー総統のガミラス帝国か!?) 長老キド(織本)は、祖国を救う8人の勇士を招くという伝説の"リアベの実"を宇宙に放ち、孫娘エメラリーダ(志穂美)に後を追わせる。(『南総里見八犬伝』!?『ドラゴンボール』!?)
地球連邦に到達したリアべの実が選んだ勇士は、地球連邦軍をドロップアウトした元将軍ガルダ(モロー)、宇宙暴走族の若者シロー(真田)とアロン(カズノフ)、チンピラのジャック(岡部)、富豪のじゃじゃ馬娘メイア(ブレナン)ら奇妙な面々。さらに、ガバナス帝国を追われた正統の王子ハンス(千葉)も加わる。
その頃、美しい緑の地球に目をつけたロクセイア皇帝は、圧倒的武力で新たな侵略の魔手を伸ばしてくる。地球連邦軍の宇宙戦艦3隻が迎撃するが蟷螂の斧、まるで歯が立たない。(ヤマトはいないのか!?) 勇士が8人そろうまで待ってはいられない(って『七人の侍』か!?)。いざジルーシアヘ……!
こうして、あらすじを振り返ってみると、いろんな映画、小説、マンガ、アニメが頭に浮かんできます……と言っても、その程度のイタダキは、エンターテインメントの世界ではよくあること。ただ、クライマックスの、小型戦闘機で敵巨大要塞の動力源を攻撃するシーンなど、"本家"からのイタダキは、ちょっとやり過ぎかも……。
ハリウッドに比べ、資金力に乏しい日本映画、アラを探せばキリがない。『スター·ウォーズ』『スター·トレック(映画版)』などと比べてはいけません。『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』などを身の丈に合った製作費で実写化したようなモンと考えれば「上出来でしょう!」と思えます。または、仮面ライダーやウルトラマンなど特撮ヒーローものの延長と見れば、かなり楽しめます。(同じ内容でも、アニメはチープに見えないのはナゼ?)
そこで思い出されたのは『フラッシュ·ゴードン』('80)。『スター·ウォーズ』や『スター·トレック(映画版)』('79)より後に作られたSF大作で、壮大なセットや国際的豪華キャストに相当の製作費をかけながら、(ワザと!?)チープでアナログな特撮シーンを繰り広げる"ウドの大作"でした。贅沢さとチープ感が同居するギャップが、なんとも言えないキッチュな雰囲気を醸し出す快作(怪作 ?)でした。
'70年代・東映・深作欣二と言えば、『仁義なき戦い』『県警対組織暴力』『仁義の墓場』など、当時の日本映画の一大戦力だった"実録やくざ路線"。それが、180°大転換のスペース·オペラ! 地球連邦軍の軍人やガバナス帝国の兵士、宇宙パトロール隊員などその他大勢の中にも、ヤクザ役でお馴染みの顔ぶれが揃っていて、その違和感·ギャップから来るキッチュな雰囲気は『フラッシュ·ゴードン』に負けてません!!
出演∶ビック・モロー、志穂美悦子、フィリップ・カズノフ、ペギー・リー・ブレナン、真田広之、岡部正純、清水イサム、天本英世、織本順吉、三谷昇、サンダー杉山、曽根晴美、ジェリー伊藤、丹波哲郎、小林稔侍、成瀬正、ウィリアム・ロス、中田博久、林彰太郎、唐沢民賢、曽我町子(声)、成田三樹夫、佐藤允、芥川隆行(ナレーター)、千葉真一、若山弦蔵(声)
監督∶深作欣二
SF映画には、色んな楽しみ方があると教えられた(?)作品だ。昔('78)、初めて見た時は当時の日本としてはトップレヴェルの特撮に感心·感動し、今となってはハリウッドSF大作の最先端特撮技術とのギャップが生む(何と言うか)一種キッチュな雰囲気を楽しませてくれる、そんな作品だ。
1977年は、SF映画にとって記念すべき年となる。『スター·ウォーズ』(のちに"episodeⅣ"と呼ばれる第1作目)と『未知との遭遇』が全米で大ヒットした年だ。それにあやかろうと東映で企画されたSF大作が、この『宇宙からのメッセージ』だったのです。便乗企画……悪く言えばマネです。(安易な"便乗"とは言えないぐらい、製作費はかかってますが……)
前記『スター·ウォーズ』の日本公開は、アメリカより1年遅れの翌'78年の夏でした。その結果、便乗企画はめでたく本家より先に、日本公開に漕ぎつけました(笑) 幼少期から中学生ぐらいまで、TVの特撮番組大好きっ子で、'78年当時大学生だった私は、日本の特撮映画のレヴェルでは上出来の『宇宙からのメッセージ』に狂喜しました(←というほどでもないか…)
[物語] 惑星ジルーシアは、皇帝ロクセイア12世(成田)のガバナス帝国の侵略で絶滅寸前だった。(イスカンダルと、デスラー総統のガミラス帝国か!?) 長老キド(織本)は、祖国を救う8人の勇士を招くという伝説の"リアベの実"を宇宙に放ち、孫娘エメラリーダ(志穂美)に後を追わせる。(『南総里見八犬伝』!?『ドラゴンボール』!?)
地球連邦に到達したリアべの実が選んだ勇士は、地球連邦軍をドロップアウトした元将軍ガルダ(モロー)、宇宙暴走族の若者シロー(真田)とアロン(カズノフ)、チンピラのジャック(岡部)、富豪のじゃじゃ馬娘メイア(ブレナン)ら奇妙な面々。さらに、ガバナス帝国を追われた正統の王子ハンス(千葉)も加わる。
その頃、美しい緑の地球に目をつけたロクセイア皇帝は、圧倒的武力で新たな侵略の魔手を伸ばしてくる。地球連邦軍の宇宙戦艦3隻が迎撃するが蟷螂の斧、まるで歯が立たない。(ヤマトはいないのか!?) 勇士が8人そろうまで待ってはいられない(って『七人の侍』か!?)。いざジルーシアヘ……!
こうして、あらすじを振り返ってみると、いろんな映画、小説、マンガ、アニメが頭に浮かんできます……と言っても、その程度のイタダキは、エンターテインメントの世界ではよくあること。ただ、クライマックスの、小型戦闘機で敵巨大要塞の動力源を攻撃するシーンなど、"本家"からのイタダキは、ちょっとやり過ぎかも……。
ハリウッドに比べ、資金力に乏しい日本映画、アラを探せばキリがない。『スター·ウォーズ』『スター·トレック(映画版)』などと比べてはいけません。『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』などを身の丈に合った製作費で実写化したようなモンと考えれば「上出来でしょう!」と思えます。または、仮面ライダーやウルトラマンなど特撮ヒーローものの延長と見れば、かなり楽しめます。(同じ内容でも、アニメはチープに見えないのはナゼ?)
そこで思い出されたのは『フラッシュ·ゴードン』('80)。『スター·ウォーズ』や『スター·トレック(映画版)』('79)より後に作られたSF大作で、壮大なセットや国際的豪華キャストに相当の製作費をかけながら、(ワザと!?)チープでアナログな特撮シーンを繰り広げる"ウドの大作"でした。贅沢さとチープ感が同居するギャップが、なんとも言えないキッチュな雰囲気を醸し出す快作(怪作 ?)でした。
'70年代・東映・深作欣二と言えば、『仁義なき戦い』『県警対組織暴力』『仁義の墓場』など、当時の日本映画の一大戦力だった"実録やくざ路線"。それが、180°大転換のスペース·オペラ! 地球連邦軍の軍人やガバナス帝国の兵士、宇宙パトロール隊員などその他大勢の中にも、ヤクザ役でお馴染みの顔ぶれが揃っていて、その違和感·ギャップから来るキッチュな雰囲気は『フラッシュ·ゴードン』に負けてません!!
2020年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学校になる前の幼い子供の頃
見た時の記憶がよみがえりました。
そして、結構な値段のする
リアベ号の超合金を持っていました。
千葉真一、志穂美悦子、真田広之
その他の俳優も動きが素晴らしい。
スターウォーズのパクリという
事前情報に基づいて見ると、
「これは、これで良い作品」
というギャップが発生しますね。
スターウォーズもどきの作品群の中で
最高傑作という評価です。
無茶苦茶なストーリーであり、
美術も奇妙な感じを受けますが、
なぜか感動してしまう。
俳優たちの見せ場があり、
特撮のクライマックスもあり、
パクリとは言え、
制作陣の気合と勢いを感じます。
唯一、この映画の惜しい所は
特殊効果音の残念さです。
映像は相当がんばっていますが、
レーザー音や効果音が
その時代のチープすぎる音でした。
スターウォーズの場合、
初めて聞くような
カッコいい音が新鮮だったので、
(ライトセーバーやレーザー)
やはりパクリ企画の限界なのでしょう。
しかし、小学校入学前の
幼少の頃の記憶には
スターウォーズよりも
こちらの映画の方が面白かったです。
レイア姫より志穂美悦子の方が
ずっと魅力的であり、ヒロインらしい。
私の幼少の思い出には
この映画の志穂美悦子と、
惑星大戦争の浅野ゆう子が
キッチリと刻み込まれています。
見た時の記憶がよみがえりました。
そして、結構な値段のする
リアベ号の超合金を持っていました。
千葉真一、志穂美悦子、真田広之
その他の俳優も動きが素晴らしい。
スターウォーズのパクリという
事前情報に基づいて見ると、
「これは、これで良い作品」
というギャップが発生しますね。
スターウォーズもどきの作品群の中で
最高傑作という評価です。
無茶苦茶なストーリーであり、
美術も奇妙な感じを受けますが、
なぜか感動してしまう。
俳優たちの見せ場があり、
特撮のクライマックスもあり、
パクリとは言え、
制作陣の気合と勢いを感じます。
唯一、この映画の惜しい所は
特殊効果音の残念さです。
映像は相当がんばっていますが、
レーザー音や効果音が
その時代のチープすぎる音でした。
スターウォーズの場合、
初めて聞くような
カッコいい音が新鮮だったので、
(ライトセーバーやレーザー)
やはりパクリ企画の限界なのでしょう。
しかし、小学校入学前の
幼少の頃の記憶には
スターウォーズよりも
こちらの映画の方が面白かったです。
レイア姫より志穂美悦子の方が
ずっと魅力的であり、ヒロインらしい。
私の幼少の思い出には
この映画の志穂美悦子と、
惑星大戦争の浅野ゆう子が
キッチリと刻み込まれています。
2016年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
俳優陣が無駄に豪華な分、
脱力感も大きいが、割り切ってみる分にはいいのかもしれない
ビックモローで声若山弦蔵さんが声当ててるからね
これだけでも自分的には満足だけど、
天本英世さんをはじめサニー千葉まであのメイクだし
化けっぷりには感服です。
リアベ号のデザインはやっぱ東映かなーって感じ
空飛ぶ幽霊船ってやっぱ偉大だ
理にはかなってんだよね、巨大な帆でエネルギーをキャプチャーして変換して使用しているってのは
実際に必要な帆のサイズはあんなもんじゃないけど、ディフレクター兼エネルギー収集ってのは
高速で航行する場合は必須なシステムだし、発想としては悪くはないと思うけどね。
他の方が言ってるように確かに南総里見八犬伝なんだよね
確かに真田広之にサニー千葉出てるし
けど角川の里見八犬伝だと八犬士中7名死亡だもん
あれに比べれば希望のある終わり方かな。こっちのほうがいいや
丹波哲郎ってやっぱ指導者役似合うね
古い特撮楽しみたいときは見るのも良いかも
脱力感も大きいが、割り切ってみる分にはいいのかもしれない
ビックモローで声若山弦蔵さんが声当ててるからね
これだけでも自分的には満足だけど、
天本英世さんをはじめサニー千葉まであのメイクだし
化けっぷりには感服です。
リアベ号のデザインはやっぱ東映かなーって感じ
空飛ぶ幽霊船ってやっぱ偉大だ
理にはかなってんだよね、巨大な帆でエネルギーをキャプチャーして変換して使用しているってのは
実際に必要な帆のサイズはあんなもんじゃないけど、ディフレクター兼エネルギー収集ってのは
高速で航行する場合は必須なシステムだし、発想としては悪くはないと思うけどね。
他の方が言ってるように確かに南総里見八犬伝なんだよね
確かに真田広之にサニー千葉出てるし
けど角川の里見八犬伝だと八犬士中7名死亡だもん
あれに比べれば希望のある終わり方かな。こっちのほうがいいや
丹波哲郎ってやっぱ指導者役似合うね
古い特撮楽しみたいときは見るのも良いかも
2023年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
噂に違わぬ名作…
時間に凄く余裕のある方
向け。。
キャストは好きなんだけどなぁ…
時間に凄く余裕のある方
向け。。
キャストは好きなんだけどなぁ…
2022年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画館で腰を抜かしてからおよそ40年ぶりに見直すと、これはこれで大したパッションで作られたと感じる。海外に一部の熱狂的ファンが居るも頷ける。一体どこに10億円もの製作費がかけられたかは不明だが、トワイライトゾーン事故5年前のビッグモーローが若山弦蔵の吹き替えで、東洋のヤクザ映画専門の撮影所で酔っ払い将軍を演じるはそれだけで一見の価値あり。有名な宇宙を"泳ぐ"シーンや、意味不明な決闘、よく見えない志保美悦子のアクションなども逆に楽しめる。絵過ぎる宇宙/弾着のゴミ映り込みはご愛嬌としても、月が爆破される場面は何度見直しても暗幕が完全に映り込んでいる。これでスターウォーズに対抗しようというのだから、東映は大した度胸だ。色んな意味で日本特撮映画史重要な一本
2016年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誰が主役なのだろう? と考えてしまうが、私は「成田三樹夫」を推したい。
烏丸少将文麿のキャラをそのまま銀塗りメイクにした、ロクセイア12世をノリノリで演じている。
やっぱり千葉真一とチャンバラ死闘の末、やっぱり負けてしまうのだが、終始全く臆していない(臆するワケがない)ところが好き。
ガバナスのババァを天本英世、地球人のババァを三谷昇が演じていて、因みに三谷昇は宇宙刑事ギャバンでもサンドルバ西田健のかあちゃんをやっていた。ババア役は男性の方がリアルなのかもしれない。
東映はよほど里見八犬伝が好きなようで、5年後にまた同じ監督、同じ特撮監督、同じようなキャストで作ってしまう。「宇宙からの」が配収6億円なのに、「里見」が23億円だって。
東通ecgシステムを最初に導入した映画ということで、懐かしのザラザラの画面を見ることが出来る。
衣装とかはTV版銀河大戦に使い回せたろうけど、ガバナス戦艦は本当に火を付けて燃やしちゃったのね。
烏丸少将文麿のキャラをそのまま銀塗りメイクにした、ロクセイア12世をノリノリで演じている。
やっぱり千葉真一とチャンバラ死闘の末、やっぱり負けてしまうのだが、終始全く臆していない(臆するワケがない)ところが好き。
ガバナスのババァを天本英世、地球人のババァを三谷昇が演じていて、因みに三谷昇は宇宙刑事ギャバンでもサンドルバ西田健のかあちゃんをやっていた。ババア役は男性の方がリアルなのかもしれない。
東映はよほど里見八犬伝が好きなようで、5年後にまた同じ監督、同じ特撮監督、同じようなキャストで作ってしまう。「宇宙からの」が配収6億円なのに、「里見」が23億円だって。
東通ecgシステムを最初に導入した映画ということで、懐かしのザラザラの画面を見ることが出来る。
衣装とかはTV版銀河大戦に使い回せたろうけど、ガバナス戦艦は本当に火を付けて燃やしちゃったのね。
2023年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1978年、「スターウォーズ」や「未知との遭遇」に対抗して製作された国産SF映画の一作であるが、当時の映画評論誌によると「轟天号を宇宙に飛ばした」と評された東宝の「惑星大戦争」に比べ、駄作の一言で片付けられてしまった不遇の作品。キャストも豪華で大作映画扱いだったのに、製作準備期間の短さが仇となりセットのカキワリのおおざっぱさや、萬画的なセリフ回しが足を引っ張っているように思える。しかし、それらを差し引いても特撮シーンは見所があり、メガ好きなら見て損はない。再評価が待たれる。なお元ネタの南総里見八犬伝は後にほぼキャストが重なる形で角川より映画化されているので、見比べてみるのも一考。