ファンはもちろん、「アニメはちょっと・・・」と敬遠していた人にも是非読んで欲しい1冊だ。
内容は筆者が最初からシナリオに参加されていただけあって、アニメ本編に忠実で全くブレが無く安心して読むことができる。
それでいて文章として表現されることで広がる幅と奥行きには圧倒されるほどだ。
アニメではわずかな目の動きで表現されていた人物の心情。
美しいが背景でしかなかった船団や海。
そういったものが文章で補足されることにより、質感や立体となってよりリアルに迫ってくる。
特に3話の海賊との戦闘ついては賛否両論、激論がネットを騒がせたが、これについても少しづつではあるが各所に補足があり
実際納得出来ずにいた自分もなるほどと思わせる内容となっている。
(1クールという尺の関係だろうが)描ききれなかったこれらの細かい部分が本編に入っていればと悔しいくらいだ。
アニメには出てこない地球人側の対応。
ベローズの説教をなぜレドがあっさり受け入れたか。
リジット側との交渉。首脳陣の反応。
そしてなぜあのような作戦をとったのか。
それらいくつもの疑問に対しこの本は答えてくれた。それだけでも十分お釣りが来る!
個人的には海賊を攻撃する時、複数の小型標的に瞬時にポインティングするやり方が感動した。
さすが超ハイテク。(実際問題戦闘中に操作なんてしてられるわけない)
アニメを何度も見返しているにも関わらず、読み終えた瞬間から続きが読みたくてたまらない。
2巻が出るのが待ち遠しい・・・・。

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翠星のガルガンティア(1) (ファミ通文庫) 文庫 – 2013/5/30
大人気アニメ待望の公式ノベライズ登場!
はるか宇宙の深淵、人類は種の存亡を懸け、宇宙生物ヒディアーズと闘争を繰り広げていた。
異形の天敵を前に敗戦を重ねる人類銀河同盟は、乾坤一擲の反撃を試みる。
その作戦中、少年兵士レドは人型機動兵器チェインバーとともに不測のワープ事故に巻き込まれてしまう。
辿り付いたのは翠の海に覆われた辺境の惑星、地球。滅びたはずの世界に暮らす人々との出会いは、戦いしか知らない少年に何をもたらすのか――。
大人気アニメ待望の公式ノベライズ登場!
はるか宇宙の深淵、人類は種の存亡を懸け、宇宙生物ヒディアーズと闘争を繰り広げていた。
異形の天敵を前に敗戦を重ねる人類銀河同盟は、乾坤一擲の反撃を試みる。
その作戦中、少年兵士レドは人型機動兵器チェインバーとともに不測のワープ事故に巻き込まれてしまう。
辿り付いたのは翠の海に覆われた辺境の惑星、地球。滅びたはずの世界に暮らす人々との出会いは、戦いしか知らない少年に何をもたらすのか――。
大人気アニメ待望の公式ノベライズ登場!
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2013/5/30
- 寸法10.7 x 1.4 x 14.9 cm
- ISBN-104047289183
- ISBN-13978-4047289185
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2013/5/30)
- 発売日 : 2013/5/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 264ページ
- ISBN-10 : 4047289183
- ISBN-13 : 978-4047289185
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,120,806位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本のレビュー、というよりアニメの感想になってしまうかも知れませんが、この作品は、いままさに放映中であるにも関わらず、見ていて非常に「懐かしい」感じに包まれるような気がします。
何が懐かしいんだろう、この作品の何が俺の心に響くんだろう……と、しばらく悩んでいたのですが、これを見ていると私は、30年と少し前に「ザブングル」を見ていた時と同じ気持ちになっているんだ、と、ある時、急に気が付きました。あ、ザブングルはお笑いコンビのことじゃなくて、その名前の元ネタになった「戦闘メカ ザブングル」のことです。(なお、私は当時小学生、今は40代のオッサン。)
気が付いてから思い返してみれば、世界観も似ています。
ザブングルは、海が干上がった世界の乾いた荒野を「ランド・シップ」で行き来しながら、家族的な集団が、ある時はケンカ別れし、ある時は集って砂漠の海賊と戦ったりしつつ逞しく生きていく、そうした姿がイキイキと描かれており、そのついでに過去の地球の高度文明の謎にちょっと迫ったりもしてみる?といった物語でした。乾いた海と、海面が上昇した海との違いはあれど、雰囲気がとても近い。
ロボットも最初のうち出てくるのは鉱工業用の作業メカか、それを改造して武装した程度のものがほとんどで、2本脚に2本腕は付いているものの、人型とは言いにくいプロポーションのものばかり。その中で主人公ロボだけ次元の違う洗練されたデザインの戦闘用で、初登場からしばらく無敵を誇ります。(ただし話が進むうちに、同レベルの敵メカが登場。)そうした展開も同じ。
うんうん、考えるほど共通点が思い浮かびます。でも、焼き直しとかパクリといった印象は全然ない。素直に楽しめます。それはやはり、ストーリーが無理なく、そして必要十分、懲りすぎない程度に深く練られており、キャラクターも画面からあふれ出しそうなくらい魅力的だから、だと思います。
そんなこんなで毎週の放送が楽しみな作品ですが、この小説版も「きちんとしたノベライズ」になっており、十分に高く評価できます。
ただし……!
小説版のイラストは、どうも頂けませんでした。可愛く描こうとしているのかな、だけどなんか違う。
ここは無理をしてでも鳴子ハナハルさんに描いて欲しかった。一応健全ラインの内側なのに微妙に漂う色気、そういうものが、このイラストにはありません!
もしかしてあれは、エロ漫画作家が全年齢向けに描くときにしか出せない味わいなんだろうか……。
そこが残念なので星1つ減の4つです。
何が懐かしいんだろう、この作品の何が俺の心に響くんだろう……と、しばらく悩んでいたのですが、これを見ていると私は、30年と少し前に「ザブングル」を見ていた時と同じ気持ちになっているんだ、と、ある時、急に気が付きました。あ、ザブングルはお笑いコンビのことじゃなくて、その名前の元ネタになった「戦闘メカ ザブングル」のことです。(なお、私は当時小学生、今は40代のオッサン。)
気が付いてから思い返してみれば、世界観も似ています。
ザブングルは、海が干上がった世界の乾いた荒野を「ランド・シップ」で行き来しながら、家族的な集団が、ある時はケンカ別れし、ある時は集って砂漠の海賊と戦ったりしつつ逞しく生きていく、そうした姿がイキイキと描かれており、そのついでに過去の地球の高度文明の謎にちょっと迫ったりもしてみる?といった物語でした。乾いた海と、海面が上昇した海との違いはあれど、雰囲気がとても近い。
ロボットも最初のうち出てくるのは鉱工業用の作業メカか、それを改造して武装した程度のものがほとんどで、2本脚に2本腕は付いているものの、人型とは言いにくいプロポーションのものばかり。その中で主人公ロボだけ次元の違う洗練されたデザインの戦闘用で、初登場からしばらく無敵を誇ります。(ただし話が進むうちに、同レベルの敵メカが登場。)そうした展開も同じ。
うんうん、考えるほど共通点が思い浮かびます。でも、焼き直しとかパクリといった印象は全然ない。素直に楽しめます。それはやはり、ストーリーが無理なく、そして必要十分、懲りすぎない程度に深く練られており、キャラクターも画面からあふれ出しそうなくらい魅力的だから、だと思います。
そんなこんなで毎週の放送が楽しみな作品ですが、この小説版も「きちんとしたノベライズ」になっており、十分に高く評価できます。
ただし……!
小説版のイラストは、どうも頂けませんでした。可愛く描こうとしているのかな、だけどなんか違う。
ここは無理をしてでも鳴子ハナハルさんに描いて欲しかった。一応健全ラインの内側なのに微妙に漂う色気、そういうものが、このイラストにはありません!
もしかしてあれは、エロ漫画作家が全年齢向けに描くときにしか出せない味わいなんだろうか……。
そこが残念なので星1つ減の4つです。
2014年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメーションのノベライズである。
それは分かっている。
それにしても、何だか物足りないんだなぁ。
もうちょっと科学考証を突っ込んでみるとか、心理描写に踏み込んでみるとか出来たのではないか。
でないと、あえて活字化した意義無くない?
まぁ、それほど原作に忠実に書かれていると言うことか。脱線は微塵も無い。
その上、場面や人物を活写しているとは言い難い文章力なので、アニメーションを観た後でないと情景が浮かびにくいのでは無いかという気がする。
残念ながらこの本単体では原作に忠実なあまり、大人し過ぎてアニメーションで感じた作品本来の魅力があまり伝わって来ない。
次巻以降読み進めれば印象が変わってくるのかな??
上げ足取りっぽいが、ひとつ気になったのがレドがクーゲル中佐を兄のように慕っているという描写。
人類銀河同盟には兄弟という概念が無かったハズなんだけど。。 でも、そこってストーリーに深く関わる設定な気がするんだなー。
と、原作に忠実であるが故に細かい所で引っかかってしまった。。
それは分かっている。
それにしても、何だか物足りないんだなぁ。
もうちょっと科学考証を突っ込んでみるとか、心理描写に踏み込んでみるとか出来たのではないか。
でないと、あえて活字化した意義無くない?
まぁ、それほど原作に忠実に書かれていると言うことか。脱線は微塵も無い。
その上、場面や人物を活写しているとは言い難い文章力なので、アニメーションを観た後でないと情景が浮かびにくいのでは無いかという気がする。
残念ながらこの本単体では原作に忠実なあまり、大人し過ぎてアニメーションで感じた作品本来の魅力があまり伝わって来ない。
次巻以降読み進めれば印象が変わってくるのかな??
上げ足取りっぽいが、ひとつ気になったのがレドがクーゲル中佐を兄のように慕っているという描写。
人類銀河同盟には兄弟という概念が無かったハズなんだけど。。 でも、そこってストーリーに深く関わる設定な気がするんだなー。
と、原作に忠実であるが故に細かい所で引っかかってしまった。。
2013年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容はアニメと全く同じでした。オリジナルのストーリーを加えてもいんじゃないかな~と私は思いました。まあ詳しくキャラクターの心情が書かれているのでそこはいいと思います^^
2013年6月14日に日本でレビュー済み
冒頭のアジテーションにどの視点で書いてるか首を傾げつつ読んでみました。
パイロット達は自分達が扇動されてる自覚あったのか……。
宇宙空間での死闘は文学的かつ抽象的でSF?というよりは、厨二病バトルのようなフワッとした
必殺技の応酬というイメージ。基本的に専門用語(説明が後回しとか有る)とルビで書かれております。
超高密度回転球、量子インテークで真空からエネルギーとか訳ワカメ。相転移エンジンみたいだけど解説なし。
エロゲやラノベの読者だとこれで問題ないって事なのかな?もう少し説明とかないの?
アニメを見てから読むのが前提のせいか、いきなり連結アームとか書かれていて面食らう事も。次ページ
で説明はされてるけど、連結アーム言うのは少し早い。会話の部分になると台本チックな書き方になって
るような気もします。エイミーのくれたアレの匂いについての言及もない。「むにむに」とか「もにもに」
とか擬音もヘンで笑ってしまった。台本なら良いけど、作者視点で「むにむに」はちょっと(ーдー;)
まあ、いろいろ書きましたがアニメじゃ表現しきれていない部分が書かれているので面白いと思います。
アニメが好きな方には間違いなくお勧めです。キャラの心情が書かれているので。
自分の好みで言うと「レドの主観でどう感じた?」をもっと書いてくれた方が良いと思いました。
PS.ちょっと疑問。単結晶と多結晶を間違えているような気がするけど問題ないのかな。
それともガルガンティアの建材は超科学で鉄の単結晶が使われてるんでしょうか?
パイロット達は自分達が扇動されてる自覚あったのか……。
宇宙空間での死闘は文学的かつ抽象的でSF?というよりは、厨二病バトルのようなフワッとした
必殺技の応酬というイメージ。基本的に専門用語(説明が後回しとか有る)とルビで書かれております。
超高密度回転球、量子インテークで真空からエネルギーとか訳ワカメ。相転移エンジンみたいだけど解説なし。
エロゲやラノベの読者だとこれで問題ないって事なのかな?もう少し説明とかないの?
アニメを見てから読むのが前提のせいか、いきなり連結アームとか書かれていて面食らう事も。次ページ
で説明はされてるけど、連結アーム言うのは少し早い。会話の部分になると台本チックな書き方になって
るような気もします。エイミーのくれたアレの匂いについての言及もない。「むにむに」とか「もにもに」
とか擬音もヘンで笑ってしまった。台本なら良いけど、作者視点で「むにむに」はちょっと(ーдー;)
まあ、いろいろ書きましたがアニメじゃ表現しきれていない部分が書かれているので面白いと思います。
アニメが好きな方には間違いなくお勧めです。キャラの心情が書かれているので。
自分の好みで言うと「レドの主観でどう感じた?」をもっと書いてくれた方が良いと思いました。
PS.ちょっと疑問。単結晶と多結晶を間違えているような気がするけど問題ないのかな。
それともガルガンティアの建材は超科学で鉄の単結晶が使われてるんでしょうか?
2013年6月1日に日本でレビュー済み
2013年春期の大本命アニメーション『翠星のガルガンティア』。
本作はその初期段階から参画しているメインシナリオライターによるノベライズだ。
全くと言っていい程、映像作品そのままだ。だが、それでいいと本心で思う。
後書きを読むと、本作が東日本大震災以前に企画発足され、その影響を得てもなお、基本プロットが力を失わず、そのままロールアウトされた作品である事が分る。
要は「世界(社会)」と「個人(特に若年層)」の接触(リジット=連結器と言い換えてもいい)基本概念『仕事』の再定義を、SFという枠を使って世に問うというチャレンジングなのだ。
だから揺るがない。
大震災を経たからと言って軌道修正させる必要がないほど根源的なテーマだからだ。
(私自身、ボランティアと業務事務応援で現地入りしたが、誰かの役に立ち、ちゃんと眠れて、ちゃんと食えるって基本が問い直される感覚を覚えた)
本当に、アニメのまんまなので、付加価値を求める人は敬遠するのも手だろう。
しかし、正に「連結屋」のジョー(アームサイズのスパナを片手にチェインバーをも使役するあのオトコマエ)がヒロインであるエイミーに向けて語るシーンの追加など、『核心』の補強はされている。
ファンならば買いたまえ。決して損はない。
片言の「アリガトウ」が主人公の口の端にのぼるシーンまで忠実に描かれている。
問題は、続きが読みたくて仕方がないという思い、その持って行きようがないという事くらいだ。
「映像原作に忠実なノベライズ」として、『ロボコップ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に迫る秀作だと個人的には思っている。
DVD&Blu-rayのCMのセリフを借りるなら、「地球の言葉が分かる人(まぁ、コアなファンはって事だな)は手に入れて欲しい」ってところだ。
本作はその初期段階から参画しているメインシナリオライターによるノベライズだ。
全くと言っていい程、映像作品そのままだ。だが、それでいいと本心で思う。
後書きを読むと、本作が東日本大震災以前に企画発足され、その影響を得てもなお、基本プロットが力を失わず、そのままロールアウトされた作品である事が分る。
要は「世界(社会)」と「個人(特に若年層)」の接触(リジット=連結器と言い換えてもいい)基本概念『仕事』の再定義を、SFという枠を使って世に問うというチャレンジングなのだ。
だから揺るがない。
大震災を経たからと言って軌道修正させる必要がないほど根源的なテーマだからだ。
(私自身、ボランティアと業務事務応援で現地入りしたが、誰かの役に立ち、ちゃんと眠れて、ちゃんと食えるって基本が問い直される感覚を覚えた)
本当に、アニメのまんまなので、付加価値を求める人は敬遠するのも手だろう。
しかし、正に「連結屋」のジョー(アームサイズのスパナを片手にチェインバーをも使役するあのオトコマエ)がヒロインであるエイミーに向けて語るシーンの追加など、『核心』の補強はされている。
ファンならば買いたまえ。決して損はない。
片言の「アリガトウ」が主人公の口の端にのぼるシーンまで忠実に描かれている。
問題は、続きが読みたくて仕方がないという思い、その持って行きようがないという事くらいだ。
「映像原作に忠実なノベライズ」として、『ロボコップ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に迫る秀作だと個人的には思っている。
DVD&Blu-rayのCMのセリフを借りるなら、「地球の言葉が分かる人(まぁ、コアなファンはって事だな)は手に入れて欲しい」ってところだ。
2013年7月1日に日本でレビュー済み
TVアニメ「翠星のガルガンティア」の小説版の一巻目です。 この巻はアニメで言う1〜4話を収録しており、小説を読むことによってアニメと違った見方が出来ると思います。 原作に忠実ではありますが、尺の都合でカットされた部分もあります。 個人的に一番良かった部分は銀河同盟の状態が分かりやすかった事やレドにとって中佐はどんな存在であったのかと言う点です。 少しですがガルガンティアの資料も載っています。
2013年5月30日に日本でレビュー済み
アニメで一度見た物をわざわざ小説で・・・だってもうストーリー知ってるし。
と思って躊躇している方は、多分買ったほうがいいと思います。
展開は当然ながらアニメをそのままなぞるものとなっているのですが、キャラクターの人物像、心理描写が細かく描かれていました。
これを読んでから、もう一度アニメを見直せば、より違った味わいになると思います。
特に、冒頭のヒディアーズとの戦闘シーンについては、「この本買ってよかった!」と思わせてくれました。
レドがクーゲル中佐を普段からどう思っていたかが、短い文章の中からよく分かりました。
ただ、その肝心の冒頭の戦闘シーンの読みにくさったら・・・私がこの手の小説に慣れていないせいかもしれませんが。
分かりにくい言葉(主に漢字)が多すぎて、何度も読み返しました。
SFなのに漢字が多くて妙に和風。というか一部漢文に見えたほど。
というわけで、独断と偏見で星をひとつ減らしました。
しかし一番好きなのもこの冒頭のシーンなわけで・・・。
アニメでもここだけ何回も何回も見てるくらいなので。
ガルガンティアに入ってからは、普通に読み進めて行くことができました。
ガルガンティアに存在する様々な物質の質感や空気感が、逐一文章で表現されているので、アニメ以上の臨場感がありました。
あと、レドがあの「アジの開き」をどのくらい大変な思いをして食べていたかも、さりげなく書かれていて笑いました。
この巻は、レドがラケージに無血勝利し、初めての「アリガトウ」を言うまでが収録されています。
アニメをより深く楽しむためにも、2巻が待ち遠しい限りです。
と思って躊躇している方は、多分買ったほうがいいと思います。
展開は当然ながらアニメをそのままなぞるものとなっているのですが、キャラクターの人物像、心理描写が細かく描かれていました。
これを読んでから、もう一度アニメを見直せば、より違った味わいになると思います。
特に、冒頭のヒディアーズとの戦闘シーンについては、「この本買ってよかった!」と思わせてくれました。
レドがクーゲル中佐を普段からどう思っていたかが、短い文章の中からよく分かりました。
ただ、その肝心の冒頭の戦闘シーンの読みにくさったら・・・私がこの手の小説に慣れていないせいかもしれませんが。
分かりにくい言葉(主に漢字)が多すぎて、何度も読み返しました。
SFなのに漢字が多くて妙に和風。というか一部漢文に見えたほど。
というわけで、独断と偏見で星をひとつ減らしました。
しかし一番好きなのもこの冒頭のシーンなわけで・・・。
アニメでもここだけ何回も何回も見てるくらいなので。
ガルガンティアに入ってからは、普通に読み進めて行くことができました。
ガルガンティアに存在する様々な物質の質感や空気感が、逐一文章で表現されているので、アニメ以上の臨場感がありました。
あと、レドがあの「アジの開き」をどのくらい大変な思いをして食べていたかも、さりげなく書かれていて笑いました。
この巻は、レドがラケージに無血勝利し、初めての「アリガトウ」を言うまでが収録されています。
アニメをより深く楽しむためにも、2巻が待ち遠しい限りです。