今の政治を変えようとするムジカしい本です
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大阪維新 角川SSC新書 橋下改革が日本を変える (角川SSC新書 108) 新書 – 2010/9/10
上山 信一
(著)
「これは平成の倒幕運動である!」。橋下徹知事のブレーンとして大阪府改革を推し進めている大阪府特別顧問の著者が、なぜ「大阪維新」が日本を救うのか。橋下知事が見据える“中央集権打破”の戦略を大胆に語る。
- ISBN-104047315311
- ISBN-13978-4047315310
- 出版社角川SSコミュニケーションズ
- 発売日2010/9/10
- 言語日本語
- 本の長さ203ページ
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登録情報
- 出版社 : 角川SSコミュニケーションズ (2010/9/10)
- 発売日 : 2010/9/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 203ページ
- ISBN-10 : 4047315311
- ISBN-13 : 978-4047315310
- Amazon 売れ筋ランキング: - 759,564位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,601位角川新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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慶應義塾大学総合政策学部教授。専門は、企業の経営改革、行政評価、行政経営。京都大学法学部卒業、プリンストン大学大学院(公共経営学修士)修了。運輸省(現・国土交通省)、マッキンゼー(共同経営者)、米ジョージタウン大学研究教授、慶應義塾大学特別研究教授等を経て2007年より現職。大阪府・市特別顧問、愛知県政策顧問、新潟市都市政策研究所長、国土交通省政策評価会座長等を兼務。主要著作に、『「政策連携」の時代』(日本評論社、2002年、第1回日本NPO学会賞受賞)など(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『公共の経済・経営学―市場と組織からのアプローチ (ISBN-10: 4766419634)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大阪が「ただの地方都市」に落ちぶれて、半世紀が過ぎた。
その間、共産党知事、官僚知事、ノック府政、平岡の乱を経て太田官僚府政、そして、現在の橋下府政に至った。
大阪市のほうは、中馬市政以降、労働組合・極左・団体・ヤクザ、そして、自己保身のみの市会議員により、大阪市はもっとも活力のない大都市となり、全国生活保護ナンバーワンに輝いている。
そんな大阪を立て直す大阪維新が進行している。
支持率80%を突破する、待望のやんちゃ坊主橋下知事による大阪市役所解体、大阪・関西・日本再生の指南役である上山信一による「理論本」がこの本である。
そのエッセンスを一言で言えば:
1940年・国家総動員体制という名前でつくられた、「社会主義体制」を、関が原・大阪夏の陣から400年の眠りを覚まし、大阪から解体突破すること。具体的には、産業政策・社会政策・福祉政策・労働政策など、この国を蝕んでいる「経済統制」「国家統制」に終止符を打つことである。
大阪維新に興味ある方の必読の書!
なお、脱社会主義には、次の本の併読をお勧めする。
・野口悠紀雄「 1940年体制―さらば戦時経済 」
・中川八洋「 民主党大不況(カタストロフィ)―ハイパー・インフレと大増税の到来 」
その間、共産党知事、官僚知事、ノック府政、平岡の乱を経て太田官僚府政、そして、現在の橋下府政に至った。
大阪市のほうは、中馬市政以降、労働組合・極左・団体・ヤクザ、そして、自己保身のみの市会議員により、大阪市はもっとも活力のない大都市となり、全国生活保護ナンバーワンに輝いている。
そんな大阪を立て直す大阪維新が進行している。
支持率80%を突破する、待望のやんちゃ坊主橋下知事による大阪市役所解体、大阪・関西・日本再生の指南役である上山信一による「理論本」がこの本である。
そのエッセンスを一言で言えば:
1940年・国家総動員体制という名前でつくられた、「社会主義体制」を、関が原・大阪夏の陣から400年の眠りを覚まし、大阪から解体突破すること。具体的には、産業政策・社会政策・福祉政策・労働政策など、この国を蝕んでいる「経済統制」「国家統制」に終止符を打つことである。
大阪維新に興味ある方の必読の書!
なお、脱社会主義には、次の本の併読をお勧めする。
・野口悠紀雄「 1940年体制―さらば戦時経済 」
・中川八洋「 民主党大不況(カタストロフィ)―ハイパー・インフレと大増税の到来 」
2010年9月15日に日本でレビュー済み
この本はあたかも大阪から日本の国のあり方を変えれるような錯覚に陥る。
霞ヶ関は機能不全だともいわれている。
しかし、これがホントによい改革案なのだろうか。
私には疑問におもえてしかたがない。
one大阪は、中央集権のシステムであり、道州制はアメリカの統治システムであって、日本本来の統治システムではない。
現在の日本の統治システムでさえ、明治維新、敗戦後の中で築かれてきた西欧型の統治システムである。
だから今、日本人が目覚めなければならないのは、自分たちの足元にある歴史の中にある統治システムを学ぶことである。
江戸時代には、享保の改革、寛政の改革、天保の改革などの改革が実施されたから、江戸時代は260年ほど続いたのである。
今こそ、ハンチントンが述べるように世界文明の一つである日本文明としての新しい国のカタチをつくる時なのである。
その手法は、西欧社会から受け継いだ洋才ではなく、自分たちの足元にある文化文明から学ぶべき手法として、和魂和才の時代へ移行しなければならい。この本の欠陥は、西洋的洋才に屁だった改革案でしかないことである。
それと、少々自画自賛くささが鼻につく新書である。
日本人は、もっと、謙虚に物事を進めなければならない。
改革を急ぐと、足元をすくわれるだけである。
大阪問題の改革点を暴きだした処は、評価できるだろう。
<追記>
この上山試論のもう一つの欠陥は、時代錯誤も甚だしい中央主権型の改革案であること。
今、行おうとしている改革は、地方分権から地域主権の時代へ移行することである。
先進国はどの国も少子化高齢化社会へと移行していく。
その中で肥大化しすぎた都市は、縮小都市を目指さなければ生き残っていけないのである。
それに、都市が縮小していけば、足らない部分は他の都市間ネットワークによって補完されていくのである。
自前で全てを賄うフルセット型の都市計画(one大阪)は、40年前に破綻したことが実証されている。
時代錯誤も甚だしいのが、one大阪の都市構想案である。
これからの時代は、分散型の都市間ネットワークにより、
互恵的戦略の経済政策として機能していかなければ、都市は生き残っていけないのである。
それが、縮小都市であり、都市縮小の時代への始まりである。
one大阪は、愚策として過去に一部の業者だけが儲かったシクミである。
都市縮小の時代は、地域間ネットワークによる新しい経済政策への移行をビジョンとする。
また、一部の報道機関から流される情報、体勢内から発信された書籍を鵜呑みにして賛同することは、ソヤソヤと付和雷同することを意味する。
この点、要注意。
霞ヶ関は機能不全だともいわれている。
しかし、これがホントによい改革案なのだろうか。
私には疑問におもえてしかたがない。
one大阪は、中央集権のシステムであり、道州制はアメリカの統治システムであって、日本本来の統治システムではない。
現在の日本の統治システムでさえ、明治維新、敗戦後の中で築かれてきた西欧型の統治システムである。
だから今、日本人が目覚めなければならないのは、自分たちの足元にある歴史の中にある統治システムを学ぶことである。
江戸時代には、享保の改革、寛政の改革、天保の改革などの改革が実施されたから、江戸時代は260年ほど続いたのである。
今こそ、ハンチントンが述べるように世界文明の一つである日本文明としての新しい国のカタチをつくる時なのである。
その手法は、西欧社会から受け継いだ洋才ではなく、自分たちの足元にある文化文明から学ぶべき手法として、和魂和才の時代へ移行しなければならい。この本の欠陥は、西洋的洋才に屁だった改革案でしかないことである。
それと、少々自画自賛くささが鼻につく新書である。
日本人は、もっと、謙虚に物事を進めなければならない。
改革を急ぐと、足元をすくわれるだけである。
大阪問題の改革点を暴きだした処は、評価できるだろう。
<追記>
この上山試論のもう一つの欠陥は、時代錯誤も甚だしい中央主権型の改革案であること。
今、行おうとしている改革は、地方分権から地域主権の時代へ移行することである。
先進国はどの国も少子化高齢化社会へと移行していく。
その中で肥大化しすぎた都市は、縮小都市を目指さなければ生き残っていけないのである。
それに、都市が縮小していけば、足らない部分は他の都市間ネットワークによって補完されていくのである。
自前で全てを賄うフルセット型の都市計画(one大阪)は、40年前に破綻したことが実証されている。
時代錯誤も甚だしいのが、one大阪の都市構想案である。
これからの時代は、分散型の都市間ネットワークにより、
互恵的戦略の経済政策として機能していかなければ、都市は生き残っていけないのである。
それが、縮小都市であり、都市縮小の時代への始まりである。
one大阪は、愚策として過去に一部の業者だけが儲かったシクミである。
都市縮小の時代は、地域間ネットワークによる新しい経済政策への移行をビジョンとする。
また、一部の報道機関から流される情報、体勢内から発信された書籍を鵜呑みにして賛同することは、ソヤソヤと付和雷同することを意味する。
この点、要注意。
2011年10月31日に日本でレビュー済み
日本の改革を中央から行うのは不可能。自民党でも駄目
民主党でも駄目、この16年間の歴史を見れば明らかとしています。
そこで地方から改革を進めなければならない。
次いで大阪の問題点を取り上げています。大阪府の中で大阪市の
占める割合が大きい。GDPの6割を占め人口の3割が大阪市で
予算も半分を占めます。それなのに大阪市は市内の目先の問題に
対応することに終始し大阪全体のあり方から考える視点に
欠けている。
大阪府と大阪市を再編するOne大阪の戦略を3つ上げております。
1.グローバル化対応。(国際空港の充実や研究機能の充実)
2.知的ワーカーの業務環境作り。(交通網の正常化や職住近接型の拠点整備)
3.医療、教育、福祉などのサービス産業の育成。(老人用住宅や老人ホームの充実、託児所の建設)
道州制を採用して一国多制度の導入を提案しています。各省庁の動きを官邸がうまく束ね
国家として一貫した外交や軍事、金融・財政赤字の問題を処理していく。一方で、産業支援や行政サービスは
各地域に任せ集権化と分散化の両方を行う。
大阪維新をEU統合になぞらえており、危機に直面した都市経営の現場、草の根から湧き出てきた
決死の戦略としております。
著者は大阪市役所と大阪府の改革の両方に関与しており、大阪市では市政改革推進会議の委員長、
大阪府では特別顧問及び改革評価委員を勤めており大阪市と大阪府の両方に詳しい。
内容は納得できるものでした。問題は大阪府と大阪市の範囲を超えて全国規模の革命を
起こそうというものです。
民主党でも駄目、この16年間の歴史を見れば明らかとしています。
そこで地方から改革を進めなければならない。
次いで大阪の問題点を取り上げています。大阪府の中で大阪市の
占める割合が大きい。GDPの6割を占め人口の3割が大阪市で
予算も半分を占めます。それなのに大阪市は市内の目先の問題に
対応することに終始し大阪全体のあり方から考える視点に
欠けている。
大阪府と大阪市を再編するOne大阪の戦略を3つ上げております。
1.グローバル化対応。(国際空港の充実や研究機能の充実)
2.知的ワーカーの業務環境作り。(交通網の正常化や職住近接型の拠点整備)
3.医療、教育、福祉などのサービス産業の育成。(老人用住宅や老人ホームの充実、託児所の建設)
道州制を採用して一国多制度の導入を提案しています。各省庁の動きを官邸がうまく束ね
国家として一貫した外交や軍事、金融・財政赤字の問題を処理していく。一方で、産業支援や行政サービスは
各地域に任せ集権化と分散化の両方を行う。
大阪維新をEU統合になぞらえており、危機に直面した都市経営の現場、草の根から湧き出てきた
決死の戦略としております。
著者は大阪市役所と大阪府の改革の両方に関与しており、大阪市では市政改革推進会議の委員長、
大阪府では特別顧問及び改革評価委員を勤めており大阪市と大阪府の両方に詳しい。
内容は納得できるものでした。問題は大阪府と大阪市の範囲を超えて全国規模の革命を
起こそうというものです。
2010年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
民主党に政権が交代して1年、国民に失望感が広がっている。政権が代わっても日本政府はほとんど変わらなかった。日本国が抱える諸問題が、政権交代によって目覚ましく解決されるかも、という期待感は幻想に終わった。「顔」を変えても「身体」は変わらなかったのである。
この事実は、 日本の統治構造 を全体として抜本的に見直さないとダメなのだ、ということを再認識させた。つまり、日本の政府システムは抜本的に改められなければならない。しかしこれは当の政府自身には不可能なことだ。自分自身の襟首を掴んで自分を持ち上げることが不可能なように、インサイダーには抜本的改革は不可能だからである
かつて明治維新は薩長という辺境諸藩が変革の担い手となった。
本書で語られるのは、「大阪がその担い手となる!」という決意である。
そういう形でしか、日本の統治構造の改革はできない。同感である。
大阪頑張れ!
この事実は、 日本の統治構造 を全体として抜本的に見直さないとダメなのだ、ということを再認識させた。つまり、日本の政府システムは抜本的に改められなければならない。しかしこれは当の政府自身には不可能なことだ。自分自身の襟首を掴んで自分を持ち上げることが不可能なように、インサイダーには抜本的改革は不可能だからである
かつて明治維新は薩長という辺境諸藩が変革の担い手となった。
本書で語られるのは、「大阪がその担い手となる!」という決意である。
そういう形でしか、日本の統治構造の改革はできない。同感である。
大阪頑張れ!
2019年8月29日に日本でレビュー済み
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大阪都構想は絶対に呪われている。だから、実現させてはいけない。
2013年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
橋下さんを知りたくて買ったのですが、勉強になりました。これからも見守り続けていきたいと思います。
2011年9月6日に日本でレビュー済み
3.11以後、誰の目にも明らかになった政府の機能不全。
筆者は、そんな中央政府のオンボロバスに乗るより、
車やバイクで地方各自の目的地に行こうと訴える。
この本を読めば、いま制度大改革が必要で、そのチャンスが大阪にあることが分かるはず。
このままズブズブ沈むか、日本を変えるマグマになるか?
ダイナミックなうねりを起こす中心地。
大阪人なら市長・知事W選挙の前にぜひ一読を!
筆者は、そんな中央政府のオンボロバスに乗るより、
車やバイクで地方各自の目的地に行こうと訴える。
この本を読めば、いま制度大改革が必要で、そのチャンスが大阪にあることが分かるはず。
このままズブズブ沈むか、日本を変えるマグマになるか?
ダイナミックなうねりを起こす中心地。
大阪人なら市長・知事W選挙の前にぜひ一読を!