震災2日目に神戸に入りました。ある病院の医療支援として京都から神戸に入りました。京都の同僚の中にも被災地に家族を持っている人が多くおられました。同じ関西人として、じっとしていられない気持ちでした。
震災前の神戸と後の神戸はやはり違うと感じます。長田区の商店街は原状回復はできませんでしたし、仮設住宅で孤独に苦しむ高齢者がいつまでも残されました。
クリエイターとして、制作上「震災もの」とだけ評価されるのに拒否感があるのかも知れませんが、一見華やかに立ち直ったかに見える神戸にも、現在復興困難な福島をはじめとする東日本大震災被災地同様な「生きにくさ」があることを真正面から描いてほしいです。表現力にはただ拍手するのみです。

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あるいとう 2 (マーガレットコミックス) コミック – 2012/11/22
ななじ 眺
(著)
主人公・くこの笑顔の理由。強がって、無理やり笑わなきゃいけない理由。それはくこが生まれた年に起きた出来事の中に。日常が崩れて動き出す、恋と成長の物語。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2012/11/22
- ISBN-104088468538
- ISBN-13978-4088468532
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年7月20日に日本でレビュー済み
2巻目からは、主人公のくこが生まれた年、そう、あの阪神淡路大震災の話に遡ります。
地震で家が全壊してしまい、家族が潰れた家に挟まって出られない状態になります。その時に火が・・・・・!!!!
きっと、同じ目に遭った人が何人もいるのではないでしょうか・・・・
見ているだけで、涙が出て来ます。
ななじ先生には申し訳ないのですが、被災者の方は、このコミックの前半は見ない方がいいのではないでしょうか・・・・
辛い事を思い出してしまいますしね。
さて!後半は、恋愛が中心になります!!
※ネタバレ有りです。
くこは、寂しそうに笑う、ミステリアスな桜太に恋します。
だけど、桜太は、何か悩みを抱えている様子で・・・・
しかも、ロングヘアの美人と抱き合ったりしていて・・・・
そんな、傷心のくこに、可愛い系男子、キヨ君が告白します!!
今まで、幼なじみとしか思ってなかったのに・・・・
これから、どうするのでしょう・・・?
だけど、
地震で家が全壊してしまい、家族が潰れた家に挟まって出られない状態になります。その時に火が・・・・・!!!!
きっと、同じ目に遭った人が何人もいるのではないでしょうか・・・・
見ているだけで、涙が出て来ます。
ななじ先生には申し訳ないのですが、被災者の方は、このコミックの前半は見ない方がいいのではないでしょうか・・・・
辛い事を思い出してしまいますしね。
さて!後半は、恋愛が中心になります!!
※ネタバレ有りです。
くこは、寂しそうに笑う、ミステリアスな桜太に恋します。
だけど、桜太は、何か悩みを抱えている様子で・・・・
しかも、ロングヘアの美人と抱き合ったりしていて・・・・
そんな、傷心のくこに、可愛い系男子、キヨ君が告白します!!
今まで、幼なじみとしか思ってなかったのに・・・・
これから、どうするのでしょう・・・?
だけど、
2014年7月27日に日本でレビュー済み
この作品の主人公はある出来事が遠因となり常に自分が明るく笑顔でいることで周囲の人たちに明るさや楽しさを振りまくことが大切であると思っているようだった。
それが主人公の思う強さでもありそれが発揮できているときはおそらく主人公自身も安心していられるのだなと思った。
しかし、ストーリーが進展するにつれてその価値観がだんだん通用しなくなっていく。
自分が好きな相手に振りまいた笑顔は結果として相手を傷つけることとなった。
自分を好きな幼馴染に笑顔を振りまき続けた結果、常に笑顔であるという外面しか見てもらえず、そのことに違和感を覚え苦しんだ。
というかなり抽象化して要約した感じの展開が2巻までの内容であると思う。
今後主人公の内面がどう変化するのか楽しみであるし、それが他の登場人物との絡みの中でどう描かれるかが楽しみだ。
ちなみに主人公の人格に大きな影響を与えた「ある出来事」とは阪神大震災である。
主人公は幼児期に阪神大震災に遭い母を亡くしている。
そのことは2巻の冒頭で描かれており、読んで涙が出たほど悲しい出来事として描かれている。
この作品で主人公が笑顔や強さを求めるのはある意味当然であるとも思った。
阪神大震災という自然の驚異の前に人間が無力であることはどうしようもないことでそれは今後もおそらく変わりはないだろうと思う。
笑顔も強さも失い動揺し不安に陥った主人公は安心を得るためもがき苦しんだに違いない。しかし、ようやく笑顔と強さを取り戻した主人公がそのことで再度混乱していくのは読んでいて面白くもあり悲しくもあるところなのかなとも思った。
それが主人公の思う強さでもありそれが発揮できているときはおそらく主人公自身も安心していられるのだなと思った。
しかし、ストーリーが進展するにつれてその価値観がだんだん通用しなくなっていく。
自分が好きな相手に振りまいた笑顔は結果として相手を傷つけることとなった。
自分を好きな幼馴染に笑顔を振りまき続けた結果、常に笑顔であるという外面しか見てもらえず、そのことに違和感を覚え苦しんだ。
というかなり抽象化して要約した感じの展開が2巻までの内容であると思う。
今後主人公の内面がどう変化するのか楽しみであるし、それが他の登場人物との絡みの中でどう描かれるかが楽しみだ。
ちなみに主人公の人格に大きな影響を与えた「ある出来事」とは阪神大震災である。
主人公は幼児期に阪神大震災に遭い母を亡くしている。
そのことは2巻の冒頭で描かれており、読んで涙が出たほど悲しい出来事として描かれている。
この作品で主人公が笑顔や強さを求めるのはある意味当然であるとも思った。
阪神大震災という自然の驚異の前に人間が無力であることはどうしようもないことでそれは今後もおそらく変わりはないだろうと思う。
笑顔も強さも失い動揺し不安に陥った主人公は安心を得るためもがき苦しんだに違いない。しかし、ようやく笑顔と強さを取り戻した主人公がそのことで再度混乱していくのは読んでいて面白くもあり悲しくもあるところなのかなとも思った。