「悟り」の境地という言葉がありますが、自分には「悟り」なんて
遥か彼方の話だと思っていました。
仕事や日々のことに追われて、ゆっくりする時間もままならず、
いろいろな感情に揺さぶられている自分とは違う世界の人たちの話だと。
本を開くと「はじめに」にはこう書いてありました。
『しかし、著者である私たち３人は、日常の一般的な社会生活の中で、
その境地をふつうに体験できることを知っています。
「悟り」は、とても静かで安らかで、そこには争いも不安も悩みもなく、
暖かい光に照らされているかのごとく、心地よい場所です。
そこでただ呼吸をしているだけで、幸せな気分に満たされていきます」
〜中略〜
ですから「悟り」は特別なことでも、限られた人だけのものでもありません」』
ただ、日々を他の人にも自分にも優しく、
柔らかな澄んだ平和な気持ちで関わって生きたい。
自分の持っている才能や強みを最大限に発揮して、
ただ、ありのままの自分で生きてゆきたい。
人生を豊かに生きてゆきたい。
こんな願いが本当の自分を発見する地図である「意識の多重構造マップ」と
５つの鍵を使うことによって、日常生活で実践していけるように書かれて
います。
ハートを思い出すエクササイズもあり、ハート瞑想ＣＤも素敵な音楽です。
エピローグにはこんな言葉もありました。
『ハートを思い出す／旅はハートから始まります。ハートは道々の一歩ごとを
愛、慈愛、理解で照らしてくれます。ハートは、一つ、ひとつの経験を貴重な
財産に変容してくれます』
ハートを思い出すことで、そこに何が起きてこようとＯＫなんだと
感じていけるようになるのかもしれません。
何度も読み返し、エクササイズを味わいながら、ハートを思い出して
ゆきたいと思います。
ハートから「内なる引き寄せの法則」が機能してゆくように。
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