非常に面白く読んだのですが賛否両論、しかも否の方が多いみたいですね。
ミステリーとして犯人は誰でトリックはどうで動機はみたいな読み方をすれば確かに肩透かしを食らうかも知れません。
この小説には殺人事件を犯した(かも知れない)父親の苦悩がこれでもかと描かれているんだと思います。
その先どの様な展開になってもバッドエンド。
後味の悪さでは一級品ではないでしょうか。
そして結局は振り出しに戻って終わるところも個人的には好きでした。
何も解決せずこの先どうなったかは読者が考えてと言われているような感じがして、実際にそれを考えるのも面白いと思います。
自分は殺人事件が起きて犯人は誰だみたいなありきたりなミステリーには食傷気味になっていたので楽しめたのかも知れません。
ちなみにミステリー四大奇書なんかも読んでいますよ。
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世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫) 文庫 – 2006/10/22
歌野 晶午
(著)
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既存のミステリを超越した、衝撃の問題作!
東京近郊で連続する誘拐殺人事件。事件が起きた町内に住む富樫修は、ある疑惑に取り憑かれる。小学六年生の息子・雄介が事件に関わりを持っているのではないか。そのとき父のとった行動は……衝撃の問題作。
東京近郊で連続する誘拐殺人事件。事件が起きた町内に住む富樫修は、ある疑惑に取り憑かれる。小学六年生の息子・雄介が事件に関わりを持っているのではないか。そのとき父のとった行動は……衝撃の問題作。
- 本の長さ528ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2006/10/22
- ISBN-104043595042
- ISBN-13978-4043595044
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商品の説明
著者について
●歌野 晶午:1961年生まれ。福岡県出身。東京農工大学卒業。88年「長い家の殺人」でデビュー。04年「葉桜の季節に君を想うということ」で日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞をW受賞。著書に「女王様と私」「ブードゥー・チャイルド」など。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 一般文庫版 (2006/10/22)
- 発売日 : 2006/10/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 528ページ
- ISBN-10 : 4043595042
- ISBN-13 : 978-4043595044
- Amazon 売れ筋ランキング: - 141,055位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2014年10月13日に日本でレビュー済み
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一度目の妄想が終わった段階で、作品の方向は見え、
そこから先は読んでいても疲れるだけ。
最後こそは何らかのまともな結末を示してくれるのかと思えば、は? という終わり方。
妄想による分岐、人生の螺旋、選択肢という意味では、
“ 世界の終わり ”
は100万譲って、頷ける。
けれど、“ あるいは始まり ” はどこにもなかった。
あの最後でそれを表した積りでいるなら、勘違いも甚だしい。
そこから先は読んでいても疲れるだけ。
最後こそは何らかのまともな結末を示してくれるのかと思えば、は? という終わり方。
妄想による分岐、人生の螺旋、選択肢という意味では、
“ 世界の終わり ”
は100万譲って、頷ける。
けれど、“ あるいは始まり ” はどこにもなかった。
あの最後でそれを表した積りでいるなら、勘違いも甚だしい。
2011年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミステリーという作品に 真実 オチ たねあかしを求めるものだと
思っていた自分には さっぱり。
子供が犯罪加害者 しかも殺人に加担した証拠を見せ付けられた親の
心情はこんなものかもしれないと共感はできる。
だから妄想一つ目は引き込まれて 面白く読めた。が
次から どうせ妄想・・と思えて読み続ける労力がつらい。
妄想 又妄想・・の結果 真実が見えないまま最後の文章は
ポエム?のような?
面白さを読みとれる力がないのかもしれない。
結局息子が殺したの?実は父親が自分で事件を起こして息子になすりつけてる?
この父は二重人格?読者が更に妄想を加えて何でもありと思った。
思っていた自分には さっぱり。
子供が犯罪加害者 しかも殺人に加担した証拠を見せ付けられた親の
心情はこんなものかもしれないと共感はできる。
だから妄想一つ目は引き込まれて 面白く読めた。が
次から どうせ妄想・・と思えて読み続ける労力がつらい。
妄想 又妄想・・の結果 真実が見えないまま最後の文章は
ポエム?のような?
面白さを読みとれる力がないのかもしれない。
結局息子が殺したの?実は父親が自分で事件を起こして息子になすりつけてる?
この父は二重人格?読者が更に妄想を加えて何でもありと思った。
2010年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミステリーに分類されるのかもしれないが,実態は他のレビュアーの方も書かれている通り
妄想小説というのがふさわしい作品.最初の妄想が終わったところで,この作品の狙いはわかってしまうだろう.
不消化感のある結末ではあるが,そもそものメインテーマが
少年犯罪の加害者の親の心理,などという難しい命題を描ききることにはないのだから
それを指摘しても仕方がない,
この小説の楽しみ方は,
子供の誘拐殺人という同じ筋立てと,それに関わる小道具,つまり拳銃,PHS,自転車,トレーディングカード,
パソコン,ホームレス・・・といったファクターをいじり回して
どれだけ別な話を膨らませられるかという点にあるのではないか.
TVゲームの「かまいたちの夜」の複数のストーリー,エンディングに似ている.
同じ素材から,これだけ別なストーリーを作れるという実験的作品と位置づけるべきなのかもしれない.
ただ,ミステリーとして読んだ場合,致命的なことに,だまされても,ちっとも楽しくないのだ.
単に妄想を並べるだけでない意外性とか,妄想部分をそれと気付かせない演出が必要ではないか.
試みは面白いと思うが,それだけではいいミステリーを読んだというカタルシスが得られない.
妄想小説というのがふさわしい作品.最初の妄想が終わったところで,この作品の狙いはわかってしまうだろう.
不消化感のある結末ではあるが,そもそものメインテーマが
少年犯罪の加害者の親の心理,などという難しい命題を描ききることにはないのだから
それを指摘しても仕方がない,
この小説の楽しみ方は,
子供の誘拐殺人という同じ筋立てと,それに関わる小道具,つまり拳銃,PHS,自転車,トレーディングカード,
パソコン,ホームレス・・・といったファクターをいじり回して
どれだけ別な話を膨らませられるかという点にあるのではないか.
TVゲームの「かまいたちの夜」の複数のストーリー,エンディングに似ている.
同じ素材から,これだけ別なストーリーを作れるという実験的作品と位置づけるべきなのかもしれない.
ただ,ミステリーとして読んだ場合,致命的なことに,だまされても,ちっとも楽しくないのだ.
単に妄想を並べるだけでない意外性とか,妄想部分をそれと気付かせない演出が必要ではないか.
試みは面白いと思うが,それだけではいいミステリーを読んだというカタルシスが得られない.
2010年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
謎解きよりも、年頃になる子供をどう育てるべきか、
どう接していくべきか、を考えさせられました。
ミステリーとしては異色かもしれませんが、斬新で
おもしろかった。
どう接していくべきか、を考えさせられました。
ミステリーとしては異色かもしれませんが、斬新で
おもしろかった。
2018年11月21日に日本でレビュー済み
連続殺人が起こり、息子が犯人なのか…?という前半の緊張感ある展開はとても面白かった。
が、一度目の長い妄想の後はひたすらたらればの妄想が続くだけで、実は連続殺人が起きてから時間軸は全く動いていない。し、何も解決しない。
特にオチが最低で、完全に丸投げだった。だが、嘘がバレるかも…という箇所の心理描写は凄くリアルで経験談か?と思ってしまったほど。笑
妄想が一度きりで終わりか、もしくは妄想と現実を繰り返しながら徐々に確信に近いていけばかなり名作になったのではと思う。
ドグラ・マグラのような夢中夢が好きな、体力ある人にはハマるかもしれない。
が、一度目の長い妄想の後はひたすらたらればの妄想が続くだけで、実は連続殺人が起きてから時間軸は全く動いていない。し、何も解決しない。
特にオチが最低で、完全に丸投げだった。だが、嘘がバレるかも…という箇所の心理描写は凄くリアルで経験談か?と思ってしまったほど。笑
妄想が一度きりで終わりか、もしくは妄想と現実を繰り返しながら徐々に確信に近いていけばかなり名作になったのではと思う。
ドグラ・マグラのような夢中夢が好きな、体力ある人にはハマるかもしれない。
2007年7月22日に日本でレビュー済み
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少年による幼児連続誘拐殺人を扱った作品。だが、そこには現行の少年法に対する考察や少年の犯罪心理の分析と言ったものは何もなく、ただグロテスクな言動を延々と描くだけの胸クソが悪くなるもの。
少年の犯行に気付いた父親の夢想を繰り返し織り込むと言う趣向もあるが、こちらも父親の身勝手さが鼻に突いて、胸クソの悪さが倍加されるだけ。
このような救いの無い物語を書いておいて、結末で"パンドラの箱"に残された「希望」を語るとは呆れて開いた口が塞がらない。刊行されたのが不思議な程、醜悪極まりない本。
少年の犯行に気付いた父親の夢想を繰り返し織り込むと言う趣向もあるが、こちらも父親の身勝手さが鼻に突いて、胸クソの悪さが倍加されるだけ。
このような救いの無い物語を書いておいて、結末で"パンドラの箱"に残された「希望」を語るとは呆れて開いた口が塞がらない。刊行されたのが不思議な程、醜悪極まりない本。
2002年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の子供が犯罪を犯してしまったら、という話は、二児の父としてはけっこう切実なテーマであるなー、と思いながら読みはじめました。でもこの小説は一種のロールプレイングゲームのような構成で読者の感情をもてあそぶので、あまりのめりこめなかったです。賛否別れるであろう結末は、私は嫌いではありませんが、審判によってはボールにとる
かもしれないストライクゾーンギリギリの変化球ですね。
かもしれないストライクゾーンギリギリの変化球ですね。